今をときめく同世代の俳優たちが、熱心に役作りして、心底惚れ込んで、全ての力を出し切ってる。お互いに刺激しあって、わちゃわちゃしながら作品作りを楽しんでる。
そんな雰囲気が伝わってきて、顔が綻んできま>>続きを読む
仕事柄、このコンペはどうしたら勝てるのか?を一年中考えてる。経験では、相手にエモーショナルに響いたものは勝率がいい。そんな実感を、歴史的な誕生秘話でリアルに感じることができるなんて。
80年代に生ま>>続きを読む
オスカーにノミネートされたビル・ナイ爺と、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロの脚本で、期待度マックスでした。
末期がんを宣告された初老の公務員が、短い残りの人生をどう生きるかのお話。
子供の頃TVで観>>続きを読む
ワイルドアットハートやリービングインラスベガスの危なく切ない雰囲気で、すっかりファンになったニコラスケイジ。その後はメジャースタジオの作品が続いて大スターに。ゴーストライダーのようなB級を愛してる姿勢>>続きを読む
ガキの頃ジム・ジャームッシュ監督のミステリートレインを観て、日本の俳優で初めて、ROCKを感じた永瀬正敏さん。ロカビリーな佇まいもカッコよくてずっとファンなんだけど、なんと伝説のパンクバンドアナーキー>>続きを読む
石ノ森章太郎先生の原作は、少年誌の掲載でありながら、読者を子供扱いしない作家性に溢れてましたね。だから初代のTV版は、もしかしたらご本人の意に反していたのかもしれない。
だからこのリブート版仮面ライ>>続きを読む
エブエブもそうだし、最近多いマルチバースものは苦手なのでちょっと敬遠してました(笑)けどアベンジャーズのフェイズ5の幕開けだから、やっぱ観ないとね。
粒子世界が舞台なんだけど、クリーチャーがたくさん>>続きを読む
米アカデミー賞でも作品賞をはじめ、各部門を総なめしたので、いろいろ確認のため2回目の観賞です。なんでもアリになりがちなマルチバースものは大の苦手なのだけど、この作品は異次元世界が今までになく無数に絡ま>>続きを読む
出来るだけ脚色しないようにしたとスピルバーグ本人が語る通り、映画好き少年が映画監督を目指すまでを描いた、ごく普通の家族のお話です。処女作の激突!を撮るあたりまでの話だと思ってたので、ちょっとがっかり。>>続きを読む
池井戸原作だし、クセのあるキャストの面々なんで、ハードルを上げすぎました。実話が元ネタでストーリーは分かりやすいけど、映画としてのカタルシスはなく、TVドラマな感じが否めませんね。
そんなことないで>>続きを読む
チャゼル監督の新作は、期待通りの快作でした!1930年代のハリウッドを舞台に、サイレントからトーキーに変わっていく映画産業の栄枯盛衰が切ない。キラキラした黄金期の裏側で、狂乱と苦悩に満ちたカオスな世界>>続きを読む
原作コミックスは誌面からJAZZが響いてくるような迫力だったけど、素晴らしい音楽で見事に具現化しましたね。JAZZって大人っぽいイメージだけど、ど迫力で熱い音楽なんだ。
山田裕貴さん、間宮祥太朗さん>>続きを読む
訳ありの荷物(逃亡者)を、理由も聞かず逃すクールな凄腕ドライバー。70年代ウォルターヒルの名作ザ・ドライバーから、映画では使い古されたフォーマットだけど、ヒロインが魅力的なのがよきでした。パクソダムは>>続きを読む
試合を軸にしながら、各キャラクターのバックボーンを描く構成が素晴しかった。
すっかり大人になったファンに向けて、宮城リョータに焦点を当てた切ないストーリーも良かった。個性がぶつかり共鳴するアンサンブ>>続きを読む
日本史で学び、小説で読んだシベリア勾留。たくさんの日本人が、祖国に残した家族を想いながら理不尽に亡くなったのを知っています。その当時の実話なのだから、やるせない感情が押し寄せて涙が止まらない。
そん>>続きを読む
青春の甘い恋のほろ苦さや孤独感。永遠と思いたかった季節が、美しい情景と音楽で満たされる素敵な作品でした。
カメラマンや女優になりたい、そんな若者たちの等身大な思惑が切なかった。あの夏、何者かになりた>>続きを読む
あゝ荒野.あの頃君を追いかけた.から東京リベンジャーズまで、多彩な演技力の山田裕貴さん。彼の主演作は期待通りの秀作でした。
どん底ダメ作家の再生物語だけど、衝動的な狂気と深い優しさのシンメトリーが凄>>続きを読む
marvelもいいけど、DCも大好き!ということで、期待してたけど、いやぁ面白かった!手抜きなしノンストップのアクションに、ダークヒーロー的な設定が物語をディープにしてる。
無双刑事役が飽きてきたザ>>続きを読む
愛は永遠というテーマで、素敵なラブファンタジーだなぁと観ていたら、後半からホラーな感じになりました(笑)原作に忠実なのかもしれないけど、映画は唐突すぎて感情移入ができないかな。あまりない、異色な感じ>>続きを読む
前作のブラックパンサーはアメコミヒーロー映画として異例のアカデミー作品賞ノミネートを果たし、圧倒的な存在感だった主役のチャドウィック・ボーズマン。
次作21ブリッジを撮り終えてすぐ、大腸がんで惜しく>>続きを読む
2016年「新感染 ファイナル・エクスプレス」で存在感をアピールしたマ・ドンソク。その翌年に製作された主演作の、早くも続編なんですねー
主人公の刑事マ・ソクトは、ムキムキな無双野郎で、まるで韓国版ザ>>続きを読む
「君の名は。」「天気の子」と自然災害を描いてきた新海監督だけど、今作にはとてつもない意思を感じました。3.11東日本大地震を忘れないために踏み出した、表現者としての覚悟がすごい。
日本の様々な土地を>>続きを読む
秋晴れの美しい日に、こんな美しい作品が観れて感謝です。
「亡くなった人は、いつまでも誰かの心の中で生きている」という普遍的なテーマを、重すぎることもなく、上質なファンタジーで描かれる清々しさ。震災か>>続きを読む
ストーリーとしては、よくあるサスペンスだけど、とにかくキャストが豪華でしたよ。
主役のクリスチャン・ベールとマーゴット・ロビー、デンゼル・ワシントンの息子ジョン・デビット・ワシントンに加え、レミ・マ>>続きを読む
振り切った、感情むき出しのやさぐれ永野芽郁が凄い。くわえタバコで、割れたスマホで悪態をつき、居酒屋で潰れ、着流しコートで疾走する。そんなヒロインが親友の骨壷を抱えて、約束の地に向かうロードムービー。>>続きを読む
「容疑者Xの献身」や「真夏の方程式」のようにシンプルではないけど、推理作品としてめちゃ楽しめました!
福山さんの検証していく様は大人の魅力があって、進化しているなぁと思いましたよ。つーかほとんど刑事>>続きを読む
ストーリーはお子ちゃま向けだけど、大人の遊び心が溢れてて素晴らしかった!こういう映画に出会うと嬉しくなりますね。
グールの子ども時代のストーリーだから、70年代から80年代の文化や音楽のディテールが>>続きを読む
まぁ楽しめました。A Robot in the Gardenという童話原作だから期待したけど、ほぼ違う話で(笑)ストーリーはお子さま設定。けどタングの可愛さとサイコーの演者たちで、よきエンタメでした>>続きを読む
若くして逝ってしまったhideちゃんが皆の中に生きていた!という切り口がサイコーでした。実話が丁寧に紡がれて、断片しか知らなかった事実が繋がって涙が止まらない。
マネージャーの弟にバンドメンバーに家>>続きを読む
アカデミー3部門にノミネートされてる話題作だし、鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督ってことで期待してみたけど、僕にはハマらなかったです(笑)
70年代、主人公の少年が年上の女の子に恋して突飛なエ>>続きを読む
子供の頃から憧れ続けたルーツロックのレジェンドエルヴィス 。今までさまざまな視点の映画がつくられてきたけど、こんなにも深く、ディテールに拘って、エンタメに仕上がった作品がなかったですよ!さすがムーラン>>続きを読む
是枝裕和監督にソン・ガンホが主演で、期待せずにいられなかったですよ。
「万引き家族」や「そして父になる」同様、疑似家族を題材に、家族の絆を描く。一度は自分の子どもをベイビーロッカーに捨てた女と、人身>>続きを読む
小学生の頃からコナンドイルの小説が好きで、シャーロックホームズの活躍に夢中でした。ドラマは観たことがなかったけど、ドイルの名作と同タイトルのなのが気になって鑑賞しましたよ。
原作にぜんぜん忠実ではな>>続きを読む
人口減少を先送りしてきた政策や社会に、問題提起をする衝撃作でしたよ。現在僕たちの国は世界トップレベルの少子高齢化で、年金制度の見直しが決定したばかり。決して絵空事ではないんですね。
78歳のヒロイン>>続きを読む
アニメ会社の派遣社員の話かと思ってたら、アニメで世の中を覇権する話でした(笑)いやぁとても良い映画でしたよ。直木賞作家・辻村深月さんのプロットが素晴らしい!
めちゃ熱いお仕事ムービーです。アニメ制作>>続きを読む
やっと観れましたね!2020年7/10の日本公開予定からコロナ禍で延期を繰り返し、ここまで長かったです😭
俳優が実際に戦闘機に乗って撮影している超リアルなドッグファイトと、亡くした親友グースの関係>>続きを読む