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アクションとして期待していたわりには…それほどでもなかったかな。
「スポーン」もそうだったけど、全体的な話の導入ということもあってか、いまいち盛り上がる前に終わったような印象もある。
ただ、どちらか>>続きを読む
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普段目にしている風景の中を異形の怪物が闊歩するという異常な光景という点で、韓国人にとっての漢江は身近な存在で良い題材なんでしょう。
ストーリーは王道からかけ離れた展開で、なかなか面白い。
というのも、>>続きを読む
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オリジナルのドラマ版を見てないせいなのか、今ひとつ話に入りきれなかった。夜景や人物のアップの続く画はいかにもマイケル・マン監督らしくて良い感じなんだけど、どうもストーリーに精細を欠いているような気がす>>続きを読む
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社会派オリバー・ストーン監督が描く9.11事件。ではあるけど、彼らしい強烈な政治メッセージはなく、この悲劇の中で現れる人間の“善”をテーマにしているよう。何故事件は起こったのかという目線ではなく、その>>続きを読む
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“ピンクパンサー”はピーター・セラーズのクルーゾー警部があっての作品で、スティーヴ・マティンは頑張っているとは思うけど、やはりあのキャラは超えられないかな。それ以前に完全なおとぼけキャラではなくて、自>>続きを読む
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なかなか小気味良い小品だと思う。なんだか火曜サスペンスを見ているような、上手く話の転がる展開(特に終盤)も、そう言う種類の作品だと納得すれば面白い。
雰囲気で言えば、主役が彼で舞台がNY、相方が黒人な>>続きを読む
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色々と「ああ、デ・パルマの作品だなあ」と思える演出はあるものの、話の進行が唐突なところが多くてとまどいがち。この映画、噂では“原作に忠実な展開”ということなんだけど、作中の話の飛び方を見ると、本当か?>>続きを読む
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「ドーン・オブ・ザ・デッド」や「28日後...」もあり、走るゾンビは今でこそ珍しいものではなくなったけれど、米国やイスラエルの場面で繰り広げられる物量にモノを言わせた襲撃シーンは圧巻。
人がゴミの様に>>続きを読む
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クリント・イーストウッドは戦争映画も実に見事に撮るんだなと、改めて敬服した。島での戦いは「プライベート・ライアン」の上陸戦闘シーンにも似た光景ではあるけど、それにも増して臨場感があるが故に、戦闘の凄惨>>続きを読む
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ストーリーはハッキリ言ってどこかで聞いたようなお話だけど、撮り方が非常に巧い。何が巧いって、ひたすらに長回しにこだわったその演出! まずオープニングでの爆発シーン。中盤のドライブ~カーチェイスのシーン>>続きを読む
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お互いや自分すらも疑わざるを得なくなるシチュエーションというのは非常に面白んだけれど、残念ながらその“敵か見方か分からない緊張感”の部分が上手く生かせていなかった気がする。
最後にある2重のどんでん返>>続きを読む
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主演のジャック・ブラックが子供らと絡むストーリーは、多分に「スクール・オブ・ロック」を思い出すけど、この主人公に憎たらしさは感じないかなw
あくまでコメディなので堅苦しいことは抜きにして観たけど、バカ>>続きを読む
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スパイク・リー監督らしさといえる人種問題をさりげに匂わせながら、小気味良い小品に仕上がってます。細かいことを言えば、多少無茶なトリック、スッキリしない謎や結末はあるのかもしれないけど、それまでの状況を>>続きを読む
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香港ノワールの傑作「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク作。
マーティン・スコセッシ監督作ということもあってか、出演陣がひたすら豪華。主役を張れる人が次々に出てくるw それだけでも十分見応えの>>続きを読む
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ハリウッドが本気で怪獣映画を作ったら…とんでもない迫力!
圧倒的ビジュアル!ギレルモ・デル・トロ監督の怪獣映画愛がこれでもかとにじみ出ていて、その熱にすっかりあてられてしまいましたw
「怪獣の人形とロ>>続きを読む
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アメリカの視点で描いた「父親たちの星条旗」に対して、日本の視点に立って描かれた“硫黄島の戦い”。
ハリウッドが撮ったとは思えないほど、しっかりと日本側を描いた作品になっている。
イーストウッド監督には>>続きを読む
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個人的には微妙。確かにVFXの見応えはあるけども、あまりに王道な展開のストーリーには驚きが少ない。「ナルニア~」もそうだったけど、やはり巻き込まれ型の主人公が戦いですんなり英雄になってしまうというのが>>続きを読む
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主役を演じたウィル・スミスと彼の実の息子の競演が話題になってるけど、親子愛よりも主人公の成功するまでの体験を中心に描いている感じがする。なので子供は守るべき対象であって、主人公の頑張るための動機でしか>>続きを読む
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原作は未読。少しは墨家思想のことを知ってから観た方が良いだろうか。
前半の攻城戦は結構迫力があって見物。攻め込んでくる趙軍に対してあの手この手で防ぎきる革離の知略が良いね。だけどこの話の本質はそういっ>>続きを読む
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ミュージカルのキモはもちろん歌、音楽だけど、この映画は見事。歌唱力について主役のビヨンセは既知だけど、助演のジェニファー・ハドソンのパワーあふれる歌声には参った、凄い。あとエディー・マーフィーもかなり>>続きを読む
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いわゆるグランド・ホテル形式と呼ばれるスターを多用した群像劇だけど、総勢22人!多い!w その人数で話がブレているかと言えば、小粒だけども各人の日常や人生が描かれているから纏まりとしては悪くないと思う>>続きを読む
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劇作家と恋人である女優の2人の監視をするうちに、秘密警察官でありながら深く2人に肩入れしてしまう主人公の描き方が良い。冷血な尋問官だったのに、思いがけず“他人のため”に行動する主人公。でもそこは劇的な>>続きを読む
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序盤こそ民衆に歓迎されている大統領だけど次第にパラノイアな本性を現していく。その彼を演じるフォレスト・ウィテカーの演技は確かに見事だった。事実上の主人公であるスコットランド人医師は、実在の人物4人を纏>>続きを読む
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何より映像が素晴らしい。まるで実写と見まごう南極の景色とペンギンたち。でも歌に踊りという動きのそれはペンギン離れしたアニメにしかできない世界なわけで、“ペンギンが歌って踊ったら…”というファンタジーを>>続きを読む
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ジェット・リーの集大成的な作品だけあって、マーシャル・アーツを存分に堪能できます。でも単純なアクション映画ではなくて、報復の連鎖の虚しさ等を訴えているところなんかは結構今日的。主人公がその結論に至るま>>続きを読む
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一見するとサスペンスでありアクションである娯楽映画。しかし消費者の知らない“紛争ダイヤモンド”の出自をこれでもかと見せつけるそのストーリーは、先進国の人間としてショックを受ける。反政府軍に拉致され、兵>>続きを読む
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まず冒頭で観客にエイドリアンが亡くなったことが知らされる。あれだけ心の支えにしていたロッキーの心中や…というわけだけども、過去を引きずりまくりのロッキーが哀しい。でもそこから再び闘志を燃やすロッキーの>>続きを読む
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タイトルからも分かるとおり、旧約聖書のバベルの塔から着想を得て作られている。
だけど単純に言葉の隔たりだけではなく、国の隔たりであったり、心の隔たりであったりというようにテーマのバラエティはエピソード>>続きを読む
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国民に絶大な人気のあったダイアナ妃。彼女の死に対して弔意を示さなかった王室はバッシングを受けるわけだけど、その時の女王の苦悩がありありと描かれていて実に見応えのあるドラマでした。女王として、私を捨てて>>続きを読む
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何とも力強く骨太なドラマか。
もちろん事前にアイルランドの歴史をかじっておくことは必須の作品だけど、独立時の闘争や内戦を兄弟の物語と重ねたことで、単なる歴史物よりもグッと感情移入しやすくなっている。>>続きを読む
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自分が“ある作家の作品の主人公で、人生が創作されている”と気づくプロットは面白い。ただ、このあり得ないシチュエーションを生かしたドタバタコメディを想像して観たらちょっと違っていた。主人公を演じるウィル>>続きを読む
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ユダヤ系イギリス人のサシャ・バロン・コーエンがカザフスタンのTVレポーターに扮し、米国文化を学ぶという名目で大騒動を起こすコメディ。
ボラットが次々に一般人に取材を試み、一見ドキュメンタリーのように>>続きを読む
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なかなかに凝った作りで魅せてくれる映画だった。マジシャンとマジシャンの化かし合いというか、その駆け引きを描く展開が面白い。いくつかの時間軸を入れ子で見せることで、ラストのオチまでしっかりとストーリーが>>続きを読む
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デヴィッド・フィンチャー監督で連続殺人モノと言えば「セブン」を思い出さないわけにはいかないけど、この作品は最後まで警察や記者という追う側の姿を描いた作品。しかも未解決でもあるこの事件を追うことで人生を>>続きを読む
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とうとう家に入らなかった者にまで呪いの影響を出し始めてますね。それでも、今までのルールを極端に破っているというほどでもないので、この辺は米国映画らしく米国を舞台にしたかったからかなと思ってます。
全体>>続きを読む
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オリジナルとなる劇場版1作目(以降:呪怨1)と7割方筋は同じ。カメラワークや展開までも呪怨1をなぞってる。リメイクなので当たり前と言えばそうなんだけど、オリジナルが考えられた構成になっていることの表れ>>続きを読む