TakuyaKorokuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

TakuyaKoroku

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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.6

物語を楽しむというよりも、情報量マシマシのド派手演出を浴びまくって脳内麻痺になる感覚を楽しむ映画。

それにしてもオースティン・バトラー、むちゃくちゃかっこええな…トム・ハンクスの悪徳感もすごいしあん
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

全然共感できねえ。という気持ちが最初に観た後の感想だったので、後半のユリアとアクセルが再会して話している時に客席からすすり泣く声(おそらく女性)が聞こえた時は驚いた。

なぜ共感できないかということを
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犬王(2021年製作の映画)

3.4

犬王を演じるアヴちゃん、そして友有演じる森山未來さんのキャスティング、素晴らしかった。バチッとキャラクターと本人のイメージが合致してたし、歌がいい。

チェイサー(2008年製作の映画)

3.7

冒頭からしんどかった…。
とても面白かったんだけど、いまの韓国映画見すぎて細かいところが結構粗くみえてしまう節はあった。ミジンとジュンホの関係そこまで深いのかとか、元警察の設定もっと活かせたやろとか。
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.7

大人と子ども。大人と大人。二つの関係性を通して、大人も子どもも身勝手であると、人間の自分勝手さがうまく表現されていた。

子を持つ親なら、少なく見積もってジェシーの10倍は感情の振れ幅があると思ったの
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.0

にわかに信じがたい、リアルスパイの映像。盗撮機がバレそうになるところとかすごい生々しいしスリルあった。ヨルダンの要人の名前ピー入ってるのが一番怖い。

ともかく、貴重な資料。

我々の父親(2022年製作の映画)

3.4

自分の父親が実は別にいて、それが不妊治療医だったところですでに怖いのに、94人(それ以上の可能性あり)も兄弟出てきたら引く。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.7

会話のテンポの良さとカメラアングルの引き出しの多さに終始圧倒された。俺たちのまさみがいいようにされまくっていてけしからん。

マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.2

ジェニファーロペスがかわいい映画。全編を通してとてもオーソドックスな、気を衒わないストーリー展開で気楽に観ることができた。

ジェニファーの歌のうまさ、かわいさはとても評価。記者会見での二人のやりとり
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

菅田くん演じる主人公が、「そうなっていたかもしれないもう一つの世界の自分」のように思えて仕方がなかったし、今の自分が「彼のようにワナビーで終わらなかった世界線」を生きていると実感できているから、とても>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

トイレに立つ人続出の長尺映画。

一本で2本分の物語が構成されていると思って観た方がいい。その分期待値も当然上がるが、その期待に応えてくれるのがバットマンシリーズだ。今回も、ファルコーネを捕まえる物語
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

就職先が決まることは、シャブ打ったみたいに気持ちいいんや。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

2022年の暫定一位。聾唖の両親と兄と暮らすルビーが、「家族の通訳者」としての人生と「自分の夢を実現する」人生の狭間で揺れる中、それと等しく父と兄が葛藤している姿がグッと来た。オカンの自分のことしか考>>続きを読む

アシュラ(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

市長の悪事に手を貸し、それがバレて検察から市長逮捕に向けて利用され、弟分からも疎まれ、挙句の果てに妻は重病……韓国映画は救いのなさを描かせると上手い。窮鼠猫を噛む、という言葉が寸分の狂いなく当てはまる>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ下北沢。僕の憧れていた下北沢でもあるし、たしかにこの狭い世界に集まる人種の特性上こうした物語は生まれてしまうよなと思うし。

正直、結構な雰囲気映画だと思ってたら後半の展開で輪郭がはっきり
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.8

韓国の工作員が北の核保有の確認のために北とのビジネスを展開。北からの信頼を獲得するためにさまざまな困難を乗り越え、最終的には金日成との謁見まで実現するも、韓国政府の意向に翻弄され……。韓国版プロジェク>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった。言い知れぬ緊張感と二人の間に存在するかすかなズレが笑いになり、攻守が急に入れ替わり、最後に思わぬ結末が待っている。

場面が大きく変わらない会話劇なのに、最後まで惹きつけられる
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかった。いままであまり見たことないストーリー展開で、佐藤二朗さんはもちろんのこと、娘役の伊東蒼さんの演技が素晴らしく、感情の抑えが効かず涙が出てしまった。

展開が読めなくて、特に最初の方は時
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

パトリツィアがあのまま実権を握っていたら、GUCCIは沈みゆく船とはならなかったのかもしれない…と思わされるような映画だった。パトリツィアがいようがいまいが遅かれ早かれ沈むんやろうなぁと、それも家族経>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

MAPPAさんの作画、これを神作画というのかな。ストーリーは原作を読んでいるので物語は置いといて、ななみん、冥冥さん、東堂のバトルは見応えしかなかった。呪いのイラストが少し昔の絵巻物に描かれた妖のよう>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

やるべき予習をせぬまま映画観に行ったことが主な減点のポイントであり、逆に予習をしていけば然るべきツボを押されてより一層グッと物語にのめり込めるのだろう。それでも、めちゃくちゃおもしろく、とにかくあっと>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

元暗殺部隊vs殺し屋の殺し合い。めちゃくちゃ好きなヤクザ映画だった。韓国ヤクザ映画のナイフの登場頻度の高さは相変わらずやったけど、アクションもかっこいい(クリティカルヒットしたときの少し早くなるやつ最>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

林遷都さんの演技、大泉洋さんの演技、とても素晴らしかった。土屋さんもいい味出ていた。たけしのスターダムへの登り方に比例して師匠が芸の道を諦めるというのは、最近見た『アリー スター誕生』に近いものを感じ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

男がひたすらくそで、主人公がなんのために復讐しているのかが最初はわからず、少しずつ明らかになっていく構成とか、一人一人に違った復讐を丁寧に仕込んでいく形とか、観ていて飽きさせない工夫が色々なされていた>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

捕虜に自由を与えるということの象徴(見せしめ)としてタップダンスチームをつくり、クリスマス会での発表に向けて練習に励む…という物語だが、朝鮮戦争下の捕虜収容所での話ということで、さまざまな難しい問題が>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.9

ヤクザと警察が連続殺人犯を捕まえるために共闘するって、めちゃくちゃエンタメやなと思わず感心してしまった。

警察とヤクザの癒着は描いても、ちゃんとタッグを組んで、ちゃんと歪みあって、最後にお互いの目標
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リスペクト(2021年製作の映画)

3.2

ジェニファーハドソンのアレサ、完全にアレサだった。疲労とホットドッグ食べてお腹膨れたのとアレサの歌声に副交感神経が働きすぎて、アレサがヒットに恵まれない時から脱皮する瞬間を見逃すという失態。仕事の後に>>続きを読む