かの有名なシャーロック・ホームズの晩年を描く映画。晩年も聡明に華麗に事件解決!とお思いなら、ちょっと違いますから注意です。しかし、これは本当にイアン・マッケランの演技が良いです。田舎に引っ込み養蜂をし>>続きを読む
ボストン南部で暗躍した犯罪組織の実話を元にした映画。ジョニー・デップの役に依っての変貌ぶりには、相変わらず目を見張ります。これだけ雰囲気も容姿も変えられるのは役者として素晴らしい事ですね。ベネディクト>>続きを読む
ぽっちゃり女子が繰り広げる痛快スパイアクション映画だ!CIAでスパイのサポート役のメリッサ・マーカー演じるスーザン・クーパー。サポートするは、イケメンで腕の立つエージェント、ジュード・ロウ演じるブラッ>>続きを読む
へいとふる、ってのは忌々しいとかそういう意味だそうで。まさにその通り。タランティーノ作品は相変わらずぶっ飛んでいますね。誰が本当は何者で、誰が正直者で、誰が本当の事を言っているのか。この辺りの掛け合い>>続きを読む
47と呼ばれる暗殺者のお話し。
いやー、いいB級映画って感じで楽しめました。きっと午後のロードショーでピッタリ。でもA級足り得ないのは、A級とは何がそう足らしめるのかと思いますが、何か足りていないので>>続きを読む
ボーンシリーズ四作目。
ジェレミーレナーのスピンオフを含めて四作目ですが、マット・デイモンの人気当たり役に成りましたね。しかし乍ら、今作どうにも盛り上がりに欠けた印象です。ボーンの過去に迫る内容で有る>>続きを読む
魅力的な悪役が、世界を救うお話し。原作のキャラクター感が解らないのでその魅力が存分に発揮されているかはわかりませんが、それぞれが立ったキャラクターでした。特にマーゴットロビーは素敵な配役だったのでは無>>続きを読む
銀行強盗のお話し。
ある種の閉鎖空間で時間を共有すると、不思議な関係が築かれるというのはたまに耳にする話です。この作品のように、監禁された人質と犯人との奇妙な連帯感が生じるのだとか。そんな閉鎖空間で、>>続きを読む
功績も実績も残してきた人達の悩める姿。望遠鏡を覗く、若いときは山が近くに見え、歳をとればその望遠鏡を反対から覗いたように遠く感じる。これはきっとそうな気もします。誰かも同じことを言っていたなと。時間に>>続きを読む
この昭和最後の一週間という、元号の感覚は日本人にしかわからないのではと思いますが、どうなのでしょう。昭和天皇崩御の知らせは私も幼いながらに感覚として、時代がひとつ変わるのかという不思議な感じがありまし>>続きを読む
良い国産サスペンスでした。
後半に謎を残しつつ、原作横山秀夫の特色をしっかり拾った良い脚本と、役者さん方の丁寧な姿勢が、観ていてとてもしっくりくる物でした。泥臭い感じが少しくどい気もしますが、それも持>>続きを読む
フルCG映画と聞いて観賞しました。
なかなかに映画らしい流れ、CGは瞬間本物かと見間違う出来映え。これはしかし他の日本映画はしっかり見習うべきかと思われます。たまに観られるCGを使った日本映画はCG部>>続きを読む
冒頭の描写は、色も構図もとても西洋絵画的で引き込まれます。特に、振り子を持って、一筋の涙を流す少女の姿は大変に名ワンカットだと思います。中、後半は映画としてのシーンがとても魅力に溢れます。
「ミツバチ>>続きを読む
とても普通の映画でした。
前作より20年。早いもので、巨大宇宙船から発射されるビーム一発で街が吹き飛ぶ映像は当時とても注目され、代名詞でも有りました。大統領の演説もとてもかっこ良かった。今回残念なのは>>続きを読む
原作やこの映画を観たことのない人でも、題名は色々に知れわたり、この作品に由来したものも沢山有りますね。
内容も有名ですし、どこかで既に結末がバレしていたとしても一見の価値あり。セット、衣装、そして役者>>続きを読む
前作とは全く別物と思った方がよろしいかと。
なかなか面白かったです。映画や小説など物語に慣れている人はやはり結末をなんとなく想像、先を読んでしまうものだと思いますが、この手の始まり方はサスペンスであり>>続きを読む
クーデターによりその座を追われた大統領とその孫の逃亡譚。
冒頭の行いでは独裁の全貌は見えませんが、贅沢を尽くし、反逆に怯え、家族は大切に思い、国民の為を思ってはいない訳ではない独裁者。端々の話で、何>>続きを読む
原題「Sicario」スペイン語で「殺し屋」の意味だそうです。
いつものことながら、邦題との差を感じますね。殺し屋目線はあの彼であり、それらの行為のボーダーラインを問うのは主人公のFBIの女性隊員。ア>>続きを読む
割と評価が低いですが、この手のものは見飽きた感じでしょうか?
私はなかなかに楽しめました。中盤以降のまとまり具合はとてもよく、通してファンタジーらしい雰囲気がよく出ていた印象です。配役もその役柄の雰囲>>続きを読む
ブレアウィッチプロジェクトから主流になった一人称視点式の映画。
この手法、何度か観ていますと共通するのは「肝心なところが映らない」ってやつです。今回の登場する悪魔達もフラフラする視点でちゃんと映らない>>続きを読む
下ネタ満載ヒーロー映画。
ノリは軽快で、流れも軽快。さらっと観るに良い映画でした。
和訳より日本語吹きかえの方が台詞のセンスが良かったように思います。
英語わかる方はもっと楽しいのかもしれませんね(笑>>続きを読む
前作と比べてはイケないと思いつつもどうしても比べてしまう、これはリメイクの宿命であると思います。前作は出演者の殆どが戦争を経験しておりますが、今作はほぼ戦争を知らない人たちの出演。そこに意味もあろうと>>続きを読む
原作知らない人は門前払いですか?というのも、登場人物の殆どがわかりません。唐突に色んなキャラクターが出てくるわ、何でそういう状況なのかも、殆ど解らずに観ていました。原作を知っている人はわかるのかと思う>>続きを読む
2014年のハリウッドのゴジラから、漸く日本もここはやらねばと撮った気概が伝わります。
効果音も昭和ゴジラから昔のもの、爆発の効果音はウルトラマンなどでも耳にする似た音ですね。鳴き声も初代1954年>>続きを読む
自分は3000mほどの登山経験くらいですが、エベレストはその倍以上ですから恐ろしい。興味が湧いて色々ネットで調べてみましたが、死体が転がっているエベレストの通称デスゾーン。映像はよく出来ておりました。>>続きを読む
いやいや、久しぶりに映画で大笑いさせてもらいました。
よいテンポのドタバタコメディー。
山茶花究とか益田喜頓なんて、いい役者揃ってますね。
ちょっと台詞が音声の具合で聞き取りづらいのが残念です。
が、>>続きを読む
東京に行くついでに鑑賞。
人工知能のお話。SFスリラーと銘打っていて、なかなかにスリラーでした。閉塞感たっぷりな舞台に、信用ならない存在ばかり。主人公含めて4人だけ。いや、4「人」でいいのかな。アカデ>>続きを読む
SF、特にこういった宇宙描写のリアル路線ものは劇場に限りますね。我が家の小さなスクリーンでは、役不足過ぎました。火星に一人取り残される。まず生存不可能な状況で力強く、知識、知恵を振り絞って生き延びて行>>続きを読む
冷戦下、スパイの交換に駆り出される一般弁護士。本当にあったというのだから、事実は小説より奇なり。弁護士とスパイの人間関係の不思議さというか、口の悪い感じとかテンポとか、何かどこかで…と思ったらコーエン>>続きを読む
まさにジャパニーズホラーというやつですね。
久しぶりにホラーを観ました。
なかなかに日本らしく、昔に遡れるというのは、日本の戸籍制度ならではの事。わっ!と驚くのではなく、ひんやり、怪談話といったところ>>続きを読む
評判が良い聞いて鑑賞。
評判が良いと聞くと、どうしても素直に観られなくなるのですが、それは無く良いSF作品でした。
劣等と優等が遺伝子レベルで文字通りの差別をされ、それに応じた人生が送られる。大変面白>>続きを読む
モンスター映画が観たい方は、注意です。モンスターと人類の闘いを中心には描かれません。
それなら「ロサンゼルス決戦」のほうを。前作の「モンスター」そして近作の「ゴジラ」もそうでしたが、「怪物=人類の敵」>>続きを読む
遠隔操作のドローンを使っての爆撃。
主人公は元戦闘機パイロット。
毎日遠隔操作で命の危険無く爆撃する事と、命を掛けて戦闘機で爆撃する事と結果は同じでも、その気概といいますか、気持ちの面での正統性が>>続きを読む
過去、レオーネの助監督をやっていたこの監督。レオーネに似た、それらしい構成と構図。なかなか面白かったです。 物語運びに工夫があって楽しかったです。今でもたまに見掛けるこの運び。前半が良くできた印象。後>>続きを読む
お洒落な感じ。お気に入りは漫画のコマのように進むシーン。
コミカルな流れなど、飽きずに観られましたが、なんというか、何か足りない…。内容が薄いんでしょうか。
スパイものとしての内容は王道で、それはいい>>続きを読む
荒野に全て飲み込まれる。こんな感じの台詞がありましたが、まさにそんな感じの映画でした。
とりあえず、あらすじを読むことをオススメします。でないと、この人達が何なのか、なんでここにいるのか、わからなくな>>続きを読む