TomoHojoさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

TomoHojo

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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

昭和感満載!
東映の原点&王道を垣間見れる快作!

「仁義なき戦い」を彷彿とさせながらも韓流ノワール先品への挑戦状?的な製作陣の熱意を受け止めた。

そして感心すべきは、そのキャスト陣の配役。特に竹野
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

2.3

期待値高すぎたのか?とにかくなんだか腑に落ちない作品。社会派なのか?いや、それも違うな。。。主役の親子にも何一つシンパシーを感じなかった。自業自得だし、ガキ共のドンちゃん騒ぎも相まって、大人か子供目線>>続きを読む

ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

3.5

SMT会員フリーポイント鑑賞。

正直あまり期待していなかったが、心が捻くれ歪んでしまっている自分でも、勿論号泣などしなくても、サラッと楽しめた作品。

嫌いじゃないです、この類いのハリウッド物。と、
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.8

「Anthropoid」のメガホンを取ったショーン・エリス監督作品のデビュー作という事もあり、気になっていた作品。

なんと、気付いてみたら2018年初めての自宅鑑賞。既に今年128本劇場鑑賞している
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.2

ジェイク・ギレンホール大好きな俳優さんなんだが、、、、今回は実話ベースということもあり、、、セルフプロデュースも兼ねており、、、なんだか空回りしている感が否めなかったかな?

皮肉的な解釈になってしま
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.8

ギトギトの韓流ノワール感を期待して観にいくと肩透かしをくらいます。

本作はあくまでも、組織に翻弄された2人の男同士の「兄弟愛」?、「友情」?、いや「ラブストーリー」!に近い新感覚の作品。


それで
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.5

昨今の実録物としてはズバ抜けて完成度も高く、脚色では無く、「完全実話作品」、そのジャンルとしては一歩先へ前進させた傑作!

ナンシー・ケリガン襲撃事件等、トーニャ・ハーディングの悪態ぶりをリアルタイム
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

1.8

敷き詰められている地雷は「予測」出来たが完全に爆死してしまった珍品。落ち目のアクション監督の演出ということもあり、ミステリー感は全く無く、只々平凡に過ぎ去る116分。キャストも全く活かせてない。。。時>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.0

イスラム国(IS)が制圧したシリア北部の町ラッカで結成された市民ジャーナリスト集団「RBSS」の活動を追う貴重なドキュメンタリー。

なかなか日本には正確に伝わってこないシリア情勢、特にISの結成理由
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

北イタリアの美しい一夏の情景がとても印象的な作品。

LGBT🏳️‍🌈作品として括られるかもしれないが、自分としては純粋な恋愛映画として捉えたい。誰でも経験するであろう初恋による、自己の成長や葛藤や後
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

公開前日レイトショー鑑賞。

DC派を公言している自分ですが、やっぱりMCUの商業戦略には脱帽ですなー。初日最速で観に行ってしまう自分。すっかり良いカモにされている。笑。

案の定、相変わらずの「逝く
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

2.5

コーエン兄弟もいよいよ本格的に焼きが回ったかな?

ジョージ・クルーニー監督作品だし、若干の不安はある程度想定は出来たのだが。

アメリカ白人社会のサバービアンを皮肉った設定だが、余りにもありきたりの
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.5

実写だろうがストップモーション・アニメだろうが、ウェス・アンダーソンの「絵本の世界」に紛れ込んでしまったかのような独特のタッチは健在。

日本を完全にパロディ化しているところが、好き嫌いが分かれそうな
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.9

いかにもサンダンス映画祭で喝采を浴びそうな良質なアメリカン「ド」インディー作品。

非常に好みの作風で、アメリカ在住時には頻繁にこういう作品を観に行ってたなーと感慨もひとしお。日本公開を決断した配給会
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.1

韓国映画界の本気度が120%ストレートに伝わってくる力作。

完全に現在のハリウッドにも引けを取らない?いや、それすら凌ぐ「熱さ!」がこの作品には込められている気がします。邦画との差は開くばかりでさみ
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アメリカン・ヴァルハラ(2017年製作の映画)

3.7

イギー・ポップ信者としては見逃せないと思い劇場へ!

作品としては昨年公開のジャームッシュ監督作「ギミー・デンジャー」には遥かに及ばない。。。。それは自分がジョシュ・ホーミに全く思い入れがないからなの
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.7

ある一定のレベル迄達している韓流エンターテイメント作品。だが、何かがもの足りない。。。斧やナイフや包丁が乱れ飛ぶ「ノワール感」も醸し出されていたが、何かがもの足りない。。。

色々と考えてみたが、やっ
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.2

ごくごく普通な実録物のアメリカン戦争映画。

あまり馬が出て来ねーなと思ったら、原作本のタイトルが「Horse Soldier」だった。だったら納得。

かなり偏差値低めのミニタリー寄りの作風なので、
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いぬやしき(2018年製作の映画)

2.5

原作未読。

「漫画みてぇーな映画だなー」と思ったら、そうだ!これは漫画が原作なんだと思い返す始末。。。漫画だからこそ出せる世界観を映画にしてしまいズッコケてしまっている良い?サンプル例。

ノリさん
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.0

ロンドンの高級住宅街「Hampstead (原題)」で展開される、熟年版恋愛青春物語。

相変わらず邦題のセンスの無さには目を覆いたくなるが、今回は仕方ないのかなと?

実話ベースということだが、かな
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ラスト・ワルツ(1978年製作の映画)

4.5

不朽の名作、Rockumentary、スコセッシ監督の「The Last Waltz」が最大音量上映でやってるという事で劇場鑑賞。

The Bandのファンでもあり、既に何度も作品自体は観ているが、
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.5

大傑作である前作で表現されていた、独特の情緒ある「WabiSabi感」(日本へのリスペクト感) はすっかり影を潜め、あきらかに迷走してしまっている続編。

怪獣?ロボット?アクション?ものとして素直に
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.2

完全無欠の「ブラック」な作品。

個人的にはどストライクな展開。秀逸な脚本と演出がこのクソ長い150分という時間を有意義にさせてくれるから不思議だ。。。

利己的な思想とは?
偏見とは?
プライドとは
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

IMAX3D試写会鑑賞。

とにかく、80年代カルチャーがびっしりと詰まったスーパード派手なエンターテイメント作品。80年代を実体験してる身としては、感慨深いものがあるが、現代の若者達はどう捉えている
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.2

名脚本家=名演出家とは成らずというのが、鑑賞後の第1印象。

題材は素晴らしいのに、完全脚本家目線で、演出してしまっている為?、何だか目一杯詰め込み感が強過ぎで、目粉しい展開について行くのが大変。その
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きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

3.0

遠隔操作の片想いとストーキングの狭間を描いた作品。いや、やっぱり完全にストーキングだなありゃ。

失恋して意気消沈して、ハッパで気を紛らわす完全鬱状態の主人公が遠隔操作で見つけだす、モロッコの美少女。
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

2.8

全くスルー案件だった本作。
同日朝から既に3本鑑賞済だったので、疲労困憊だったが、急遽家族サービスでIMAX3Dレートショー鑑賞。

前作も公開当時に観てるが、あまり印象には残っておらず、「むっ?確か
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アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

2.2

豪華キャスト故の日本公開なのだろうが、あまりにもお粗末な展開に開いた口が塞がらない程の出来栄え。。。これぞ、未体験ゾーン枠で良いのではないだろうか?いや、それ以下かも。。。

憐れ過ぎるぜ、オーランド
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娼年(2018年製作の映画)

4.1

「普通の人間だから?」

賛否両論だと思うけど、ここまで、やり遂げた、俳優「松坂桃李」を先ずは賞賛したい。彼自身のキャリアでターニングポイントになる作品である事は間違いないと思う。というか、良く本人も
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.0

SMAPのファンでもなんでもないが、「新しい地図」で再スタートを切った、脱ジャニーズ感の確認と、製作陣に興味があり思わず初日初回鑑賞。

ストーリーとはズレてしまうが、
TOHO日比谷の1番シアター、
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

2.9

もう日本公開作品の邦題問題には嫌気がさしてしまう。何時も言っているが本作もそう!

なんで「さよなら、僕のマンハッタン」なのか?

全然さよならしないし、大した青春/恋愛映画でもない。どちらかと言うと
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.7

一皮剥けたダイアン・クルーガーに没頭する106分間。あんなに可愛いかった娘が初の母国ドイツ語で演じる、どちらかと言えば「汚れ」役は一見の価値有り。喜怒哀楽が良く醸し出ており、カンヌ映画祭主演女優賞もこ>>続きを読む

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.5

試写会を含めると2018年通算100本目の劇場鑑賞。

「The Post ペンタゴン・ペーパーズ」からの流れで完全スルー予定だった本作を滑り込みセーフで劇場鑑賞。上記作の影響か?満員御礼の場内。後日
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

TOHOシネマズ日比谷先行上映、IMAXで鑑賞。

アクションは抑え目で心理戦サスペンス要素に重点を置いたスパイもの。もう少しグロくて、エロイ感じの作品を期待していたが、若干予想とは違ってたかな?
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.3

TOHOシネマズ日比谷先行上映。
と言っても旧スカラ座の新装開店スクリーンでしたが。。。トイレが改装されてないのにはビックリしました。笑。

ストーリーは名匠、名優、スコアがジョン・ウィリアムズとくれ
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オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.3

舞台挨拶付完成披露試写会鑑賞。

うーむ評価が非常に難しい。。。
アメリカやフランスでは大好評のようだが。。。
陽気なアメリカンと内気な日本人の対比がウケていると思うのだが。これは海外からの目線で評価
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