koumeiさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ビフォア・サンセットを観ました。
ネタバレしますので悪しからず。

■あらすじ
ビフォア・サンライズのその後を描いたもの。

■感想
ビフォア・サンライズの、男女二人の再会の約束をしてから9年後の
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ビフォア・サンセットを観ました。
ネタバレしますので悪しからず。

■あらすじ
ビフォア・サンライズのその後を描いたもの。

■感想
ビフォア・サンライズの、男女二人の再会の約束をしてから9年後の
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ビフォア・サンライズを観ました。
ネタバレしますので悪しからず。

■あらすじ
列車の中で偶然出会った男女が恋に落ちていく話。

■感想
物語序盤で男性が女性にこんなことを話します。
「今は誰でも
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セッション(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

セッションの感想。
ネタバレ含みます。

■あらすじ
ジャズ・ドラマーに憧れる主人公ニーマンと、鬼教師フレッチャーとの、音楽を介した壮絶なバトル。

■感想
冒頭主人公が映画館で親父とポップコーンを食
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リメンバー・ミーの感想。
例によってネタバレ全開、悪しからず。

■あらすじ
主人公がふとしたきっかけで死後の世界に迷い込み、そこから脱出しようとする話。

■感想
当初、タイトルを見て、これはディズ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初に断っておきますね。ネタバレ全開です。しかも説明にどうしてもグレイテストショーマンとスリービルボードという補助線、対立軸を持ってきたいので、途中からネタバレします。すいません。

■あらすじ
言葉
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es [エス](2001年製作の映画)

3.5

看守と囚人のロープレゲーム実験を始めたらマジになっちゃう話
人間は演技する動物だし演技がマジになるこたもある、なぜなら人間は嘘をつくし見た目でしか判断されないから、という身も蓋もない部分を露呈させた作
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

評判通り、表層上は音楽最高、ストーリー最低、で合ってる。
観客の「感動!」「音楽最高!」の紋切り型感想を聞いて、1,800円払ってそれだけならYoutubeでも見とけや!と思ったあなた、半分正解で半分
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.0

ゾッとした。古いな、という価値観がある一方、より現在の方がこの世界に近づいている部分があった。

話としては、エリートビジネスマンが資本主義や消費社会に疲れ、空虚な人間関係や見栄の張り合いのはけ口とし
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ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ケイゾク好きにとって堤幸彦はドラマは面白い、映画はつまらないのは耳タコだけど、批評的には面白いけどな。
最後アサクラとの最終決戦や過去の死者との再会は、もちろん妄想なんだけど、この妄想は、視聴者がケイ
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サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS(2000年製作の映画)

3.0

いつ観たかは忘れたけど、これって結構現代社会を予見してたよね。
思考が悟られるって、SNSの自意識の比喩で、自分のSNSが行動履歴化してしまいある種の監視社会化を誘発するのって、自意識が悟られる状況と
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DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

3.3

これ観てポテチがうすしお派からコンソメパンチ派に寝返り、さらにチョコ好きになった記憶がある
実写化の数少ない成功と、ゼロ年代のダークヒーローの流行が懐かしい

セブン(1995年製作の映画)

3.8

ラストの衝撃。タイトルが既にアレなのでああそうなるよね、という感じだけど、ラストが違ってたら満点
90年代のアメリカンサイコサスペンスの中でトップクラスの作品

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.5

君の名は。の元ネタ
しかも君の名は。より網羅されたラストだったりして、日本のサブカルチャーで流行り始めていたタイムリープモノがやっと海外に波及したか、と当時感激した
君の名は。観てなくて観ようとしてる
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.1

犯罪者やバカをどう治療したらいいのか?に対して、精神分析的アプローチへのアンチテーゼとして爽快に作った作品。物議を呼ぶ治療だが、このアプローチが正しいことは脳科学者でサイコパス研究者の中野信子、作家の>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

精神異常とは何なのか、精神病院とは何なのか、管理システムとはどうあるべきなのか、学生時代に観て心理学や哲学に興味を持つ決定的な影響を与えてくれた作品。現代のネット的監視社会分析で必須であろうジェレミー>>続きを読む

40歳の童貞男(2005年製作の映画)

3.0

自分が成人しても童貞のままだった頃観て救われた作品
非童貞の乗り物=自動車、童貞=自転車という描き分けが面白かった
つまり自動車というのは成人男性の乗り物で、成人男性=大人=脱童貞ではないといけないと
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白い。
ガゼルの曲の、努力もせず何かを得る者はいないとか、人生はアニメじゃない、歌を歌ってもくだらない夢は叶いやしない、とか、完全にアナ雪批判だし。
ディズニー自身がディズニー批判できるのは最強の戦
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仮面ライダー1号(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画館には子供がほとんどおらず、大きなお友達たちが集っていた。
ゴーストには興味なく、みな初代ライダーの変身シーンに声をあげ、初代のカッコよさにため息をつき、初代の死に涙し、初代の復活にまた涙した。
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ルーム(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

閉じ込められた「部屋」から脱出した母と息子の話
以下、人によってはネタバレだから注意。
ネットで自称評論家の評論を漁ったんだけど、当たり前すぎる見立てにも言及できてなくてショック。
評論するなら最低限
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

普通に面白かった
去年は銀魂実写版があったから霞んでるけど、ザ・日本映画な感じでよかった!
評価は金に換えてはいけないこと・評価経済が貨幣経済の上位概念であることがわかりやすく描かれていた(当たり前
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

圧倒的状況こそ全て。映画とはシチュエーションであり切迫した緊迫感だと、つまりダンケルクだと。
韓国版ダンケルクとして面白かった。
最後心が叫びたがってるんだみたいなオチでなるほどという感じ

殺人の告白(2012年製作の映画)

2.5

22年目の告白の元ネタ。
内容が真逆でミステリーというよりギャグアクションだしオチも最悪、演技力も酷い
これは日本のリメイク版の方が面白い

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.2

90年代的というか、90年代リバイバルな作品。
だから90年代のドラマ好きならキャスト見るだけで「真相」がわかってしまうという、最初からネタバレしてる感はあるけど、ベタなテーマより裏テーマの方がむしろ
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

クリストファーノーランぽい作品
言語が思考を作る、思考が未来を作る

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズシリーズは7以外は全シリーズ一応教養のために昔チェックしたことがあるけど、面白いと思ったことが1ミリもなかった。
なんでこんなつまんないのにヒットしてるのかは、70年代アメリカの暗黒期に
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ミックス。(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ガッキーが観たいから観るという人がほとんどで、そういう映画は得てしてつまらない、と思ってたけど、メチャメチャ面白い!
映画評論的視点でも面白く、映画としてのメッセージが、「過去の栄光に縛られず前向きに
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマンを知ってる人ほどああこれはこのシーンのパロディか、とわかる話になっている。
そしてアベンジャーズ好きにはたまらない、あらゆるヒーローが出てくるから、アイアンマンのトニー・スタークから直々
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銀魂(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

さすが福田雄一監督、期待を裏切らない!いや、いい意味で期待を裏切ってくれた!
シリアス100%、ギャグ100%、両方に振り切っている銀魂の世界観で溢れています!

人気漫画・アニメの実写化は失敗する、
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アマデウス(1984年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

モーツァルトの才能を潰すサリエリと、その音楽の才能に打ちひしがれるサリエリの葛藤が凄い。
最後の30分は壮絶。
天才のモーツァルトが頭に浮かぶ圧倒的な音楽を、秀才のサリエリが頑張って楽譜に落とそうとす
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

リベラルから保守回帰してたようにも見えるし、このロマンティックラブイデオロギー全開のフォーマット使っていかにそれを裏切るか、を、一見裏切ってないように見せて裏切ってるという深読みもできる作品で、考察し>>続きを読む

ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

3.0

環境破壊批判の話、急にエコ路線になった感じ
水と空気と光だけで食物を作り環境汚染防止にも気を遣ったシステムのアニマル惑星スゲー的な、人間がおらず動物だけなら完璧なエコシステムを構築できる動物のユートピ
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ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

のび太の日本誕生
当時のバブル批判なのか、不動産ネタ、土地ころがし批判が展開
家出がカジュアル化してるのに草
日本の歴史の勉強になる
ギガゾンビが無双な理由とオチは、個人的にはあまりしっくり来ず
ホラ
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ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

西遊記をのび太の人間関係に置き換えて展開
個性は人それぞれ、というセリフから個性教育浸透の時代を感じる
テレビゲームも導入されており、ロボットアニメからテレビゲームへ流行が移っていったのがわかる
リア
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ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

巨大ロボットの名前がジュドーなのはZZガンダムを意識しているからなのか
未来のロボットが人間を支配しようとしているのをこの映画見てる人以外信じてくれない、というメタいセリフは面白い
人類史をロボットに
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