ハンコ課長さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ハンコ課長

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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

クリント•イーストウッドによる
想像はしてたけど、これでもかというほど、やっぱり期待を裏切らない、いつも通りの良作!

しかし何と完成度の高い脚本だろうか。
構成に一ミリも隙が無さ過ぎて、悔しい。
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

手堅く重厚な作品。どっしりたした演出で楽しめた。

舞台は新聞社で、他のライバル新聞社が国家を揺るがす特ダネ記事をスクープする。
しかしその記事は政府の圧力により封印されようとする。

主人公たちの新
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サンダーボルト(1974年製作の映画)

3.8

古き良き映画!

オープニングがまず良い。
説教をしている牧師にいきなり拳銃をブッ放す。偶然通りかかった若者がその危機を救って、共に旅に出る。

今の時代から見るとマンガみたいに滑稽だけど、将来のこと
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キングダム(2019年製作の映画)

3.3

映画というか日朝の特撮モノとしては楽しめた。
ジャイアントなハリボテ怪人など、仮面ライダー的な敵としては見られるけど、正直これは邦画としては恥ずかしいので、外国の人には見て欲しくないなぁ。

CGを使
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

2.8

見る前からストーリーに対しては、全く期待していなかった。そして予想通り酷かった。

そう、アクションを期待して見たのに、大したこと無さすぎてガッカリだ。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.8

えーやん、かっこいい!

アニメによる表現は日本の方が数段上だと思っていたけど、アメリカもやるやん!
ちゃっかり萌要素である日本のJKキャラを入れてくるのが、抜け目ない。

一瞬画面が切り替わる"シャ
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.0

社会に対する不満はあるけど、それをどこにぶつければ良いのか分からない10代の映画。

途中に出てきたオバサンたちの、
「でもそこそこ幸せ!」
に、共感してしまう自分がイヤになってしまう。

はちどり(2018年製作の映画)

3.4

良い話なんだけど、長い…

ザ中流階級のリアルな話。
主人公の家が狭くて汚いのが、とても好感が持てる。
親とも友達とも恋人ともすれ違ったり、ぶつかり合ったりするんだけど、それを受け止めて成長していく。
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

作りがとてもしっかりしてて、手堅く面白かった。

見る前は、中の下くらいの生活が中の上に向上するイメージだったけど、
餓死寸前の下の下から下の中に這い上がるというキワキワなストーリーで驚いた。
「この
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.2

独りぼっちになった少年が辿る悲惨な旅路。
いい人ばかりではないし、極悪人も出てくる。

悪い人に囲まれてコテンパンにされて行くうちに、自身も悪いことに躊躇いが無くなっていくという足立区な展開が良かった
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大学での出来事(2020年製作の映画)

3.5

これぞ低予算のお手本というような映画。

女優さんの演技がピカイチで、このキャスティングが成功の最も大きな要因だろう。
電話をかけても相手は事情を知らず、無碍に切られてしまうところは主人公に感情移入し
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.3

今までに無いシチュエーションが新しい。

野球場が舞台なのに、野球のシーンは一切でてこず、観客席だけで物語が進んでいく。
決して陽の当たる生活をしている訳ではない隅っこの人たちが主人公。

男の子が頑
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.6

ポスターのビジュアルとは裏腹に濃い作品だった。

もともと石井監督の『ガール•スパークス』が大好きで、久々にそのテイストが見られたので大満足です。

しかし前田敦子がでてきたときは
「何でオバサンがJ
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天気の子(2019年製作の映画)

4.2

夏らしさと恋と若さがありったけ詰まった柑橘系映画!

とにかく驚いたけど、ワンカットワンカットの作画が素晴らしくて額に入れて飾っておきたいほどだ。この美術があるからこそ、信仰的な突拍子もないストーリー
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ロベレ将軍(1959年製作の映画)

1.9

えっ、これで終わり…と、思ってしまった。

主人公が何かアクションを起こして事態が好転していくということが無く、どこに感動していいやら全く分からない。

前半の小物詐欺師っぷりが全く払拭されないグダグ
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ウンベルトD(1952年製作の映画)

2.4

『鬼火』のようにロードムービーを想像したが、全然違った…
前半アパートで無駄にウダウダしていて全く話が進まないのがもったいない。
映画全体ものんべんだらりとしていて、メリハリがないので飽きてしまう。
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ライブ・フレッシュ(1997年製作の映画)

4.3

二十年ぶりくらいに見たけど、やっぱり凄い映画だなぁ。

めくるめく愛憎の物語。
最初のアパートのシーンからいきなり全然違うバスケのショットになったのは驚いた!
まさかこんな飛び方するなんて予想の遥か上
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.8

モノづくり楽しいぞーーー!
という映画。

原作は既読だけど、とても上手く映像化していたと思う。特にポンポさんが動きや声でより躍動的に活躍している!

主人公はボッチで生きる楽しみが映画だけの暗い少年
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シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

3.0

期待し過ぎだったけど、やはり満足は出来なかった。

TVシリーズは1期が超絶お気に入りで何度も見ている。映画館の音響で観たらさぞ凄いだろう、と思ったが、それ程でも無かった。

恐らくというか、根幹にあ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

ちょっと何言ってるのか、よく分からない。

分からないけど、一つ一つのアクションシーンはとても良く出来てるから、最後まで飽きる事なく見られる。
高速のおしくらまんじゅうは笑った!

透明人間(2019年製作の映画)

3.0

冒頭、屋敷での緊張感はたまらなく、これは期待出来るなと思ったが、結局尻つぼみに終わってしまった。

果たして透明人間がそこに居るのか、居ないのか分からない状況はとてもハラハラする。白い息が見えるところ
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.1

渋くて良かった!

当初メル・ギブソン主演ときいただけで、「あっ、これは悪いヤツらとドンパチやって、最後はスッキリ爽快エンドね」っと思ってましたが…誠に申し訳ありませんでした。
全然違いました。

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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

2.0

目指すアクションがあって、それの添え物としてストーリーがあるように思えた。

もちろんFPS風なアクションは迫力あるし見たことの無い世界を見せてくれたけど、それだけじゃダメなんだ。緊迫感が無いんだ。殺
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海外特派員(1940年製作の映画)

2.5

ヒッチコックにしては迫力が無かったなぁ。

陰謀の組織が替え玉用意したり、飛行機使ったり、規模がデカいことやらかしてる割に、ガバガバだし。

風車の逃げ隠れもコントみたい。
何より暗殺ジジイの怖くない
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

2.2

やっちゃったぜ!超絶劣化リメイク。

元作品のヒリヒリ感ゼロ。泥臭く這いつくばる生き様ゼロ。糖質ゼロの味わい全部カット!

ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.5

登場人物を極限まで削ったシンプルかつ力強い映画。

凄腕スナイパーに狙われた米兵2人が危機的状況におちいる。
外部との通信も遮断され、壁の影に隠れるだけしか出来ない。
近くにある死体に膝の銃創を発見す
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トブルク戦線(1966年製作の映画)

3.0

爆弾の量が凄いので戦闘シーンの迫力満点!

ストーリーは雑過ぎて、まさに劣化版『ナヴァロンの要塞 』。

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

3.8

乾いた銃撃戦が最高!

目まぐるしく状況が動くので、最後まで飽きさせない。
主人公の刑事がチョコレートプラネットに激似でまず驚く(笑)その他濃いキャラが目白押しだが、聾唖の兄弟が強すぎて笑った。

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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

手堅く面白かった。

アメリカ映画はブサ男をちゃんとブサ役者が演じるのが、当たり前だけど凄い。
日本だと何故かイケメンがブサメイクしてブサのフリをして嘘くさく底辺ぶり、興醒めしてしまう。
ハリウッドで
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劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(2018年製作の映画)

2.9

冒頭いきなりセリフ棒読みの妖怪が出てきて、芸能人を声優で起用するのは良くないというお手本になっている。
それもあって映画でやる必要があったのかは疑問。

ストーリー全体はほっこりとした良い話。

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.0

ポスターからの勝手なイメージでドラクエみたいなファンタジー世界の冒険モノかと思ってしまったけど、全然違ってました(笑)

女の子が祖父の意思を継ぐ海洋冒険モノ。
食堂の女将さんがとても好印象。この人と
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.4

かなりコメディー色が強いアクション映画。

悪役がグダグタでストーリーがかなり強引なところがあるが、勢いがあるので最後まで見られる。

ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(2021年製作の映画)

4.0

ドッカーン!!バーン!バーン!

「世界一ご飯が不味い国に負けてたまるか!」
は名言。
まさかの歩兵シモ・ヘイヘが蘇って、ミリタリーファンの心を鷲掴みにする演出が嬉しいなぁ。

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.2

物語冒頭、いつの時代か分からないような裏ぶれた真っ暗な路地裏に女が倒れていて、突如としてヘヴィメタがガツンと鳴り響く。なんというカッコいいオープニング!あー、これは並みの映画ではないな、という高揚感が>>続きを読む

マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

3.7

良い話だった。

しかし僕がダニエル・デイ・ルイスを知ったのは『ラスト・オブ・モヒカン』だったんだけど、それとこの作品から得る印象で彼がどんな素顔なのか全く分からん(笑)

ストーリーはエピソードが矢
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

王道な真っ直ぐなストーリーで好感が持てた。

正義感あふれる弁護士が、生活に疲れて擦れていく。ふと受け持った殺人事件によって、改めて自分のことを考え直す。

大体の展開は予想がつくけど、それでも納得で
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