しろくま兄サキスさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

トリプルX(2002年製作の映画)

3.5

【男の子の憧れ全部のせ映画】

ハリウッド3大アクションハゲの1人ヴィン・ディーゼル。体と顔はごついが優しい目。犯罪者がヒーローってのも『ピッチ・ブラック』の時を彷彿とさせる。サミュエル・L・
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

【㊗️完結。超豪華オールスターの競演。ヒーロー、ヴィラン側合わせてあと出てないのはトム・クルーズとジョニデぐらい?】

インフィニティウォー終了時点で、こっから起死回生するとしたら、もうアレしかな
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

【原作の熱烈なファンとしては「うむ、キャメロン君ロバート君、君らはよく頑張った!」】

吹き替え版鑑賞。ヒロインアリータは上白石萌香。バトル系少女といえば!お馴染み石川由依さんにやってもらいたかっ
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.0

【あんたら騒々しすぎ!どっかよそいってやって!】

思い出して欲しい。そもそもT1ってのは未来から来た殺人サイボーグが、主人公ねらって銃は撃つわ、カーチェイスするわ、建物どっかんどっかんぶっこわす
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HERO(2002年製作の映画)

4.0

【様式美で魅せる超人達の黄昏。ストーリーはかなりウェットでメロウ。アクション映画と期待して観てはいけない。デート映画に好適】

ストーリーの落としどころに監督のイデオロギーがかいま見えたりして。ハ
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

【ストーリーがあるのかないのか、なにかのメタファーなのかそうでないのか、意味があるのかないのか、そもそも今観たものが映画なのかそうでないのか】

 つくづくくえねぇオッサンだね、リンチ監督。きっと褒め
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

4.0

【デート映画に好適。シャーリズ・セロンいい女】

でも思ったんだが、オリジナル版では何故逃走車両がミニでなくてはいけないか、その必然性もあったしこだわりもあった。何よりプロットがミニを必要としたの
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スパイキッズ3-D:ゲームオーバー(2003年製作の映画)

3.0

【昔ながらの赤青式3Dシステムでなんだかアタマがくらくら】

自分が子どもの頃にこれ観たらたぶん熱狂しただろうね。これにケチつけるのは野暮ってもんだが、残念なことに面白くない。

仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS(2003年製作の映画)

2.0

【なんだこれ?プロデューサーは、このシリーズは失敗と見て、さっさと終わらせたかったに違いねぇ】

登場人物多すぎ、話込み入りすぎ。なんでこの人たち戦ってんの??動機付けが結局最期まで弱いまま。「先
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スノー・ドッグ(2002年製作の映画)

3.0

【ならば北海道式話の付け方を教えよう】

 コテコテのストーリー、全編に流れるお気楽なムードはもちろん大好きだが、冬は厳しいし、熊は怖いゾ。冬の寒さにマジでヒトジニの出る地域にすんでいる身としてこれだ
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ピーター・パン2/ネバーランドの秘密(2002年製作の映画)

2.0

【ディズニーはん、こんな事しとったらフォックスやジブリにお客とられまっせ】
あちゃー…ってか、全然ネバーランドの秘密明らかになってないじゃん!

 作画や演出は悪くないと思う。だが、そもそもプロッ
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パワーパフ ガールズ ムービー(2002年製作の映画)

3.5

【パワーパフガールズ エピソード1~誕生~】
ってカンジ。このスピードとドライヴ感はジャパニメーションなんぞメじゃないぜ。ナメてかかると以外とヘビーなそのテーマ。
目が回ってついでに光過敏性痙
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.5

【ひたすら己の不勉強を恥じ入るのみ】
儂にどうのこうのと語る資格ナシ。前言撤回、ルーシー・リュー は絶対美人だ(断言)!!

 それにしてもこの映画のソースとなっているモロモロ、儂ゃほとんどナニも
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アリーテ姫(2000年製作の映画)

4.0

【ガチのSFアニメ】
おっさんのくせにアニメを観ることに全く抵抗はないつもりだったが、この作品に限ってはやや気恥ずかしいモノがあったわさ。
宮崎アニメのようなドキドキ感やワクワク感を期待するに
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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.0

【イイ映画を観たというより、イイスポーツ観戦をしたという感じ】
コントラストを強調した画面が、行ったことないけどスペインてこんななんだろうなっていう気にさせる。ゴール前のモガキに、こっちの脚ま
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

4.0

【う〜ん、我ながら示唆に富んだ感想だなぁ(笑)】
※以下は2002年公開当時観た時の感想です。

映画好き、SF好きとしてこの才能との出会いを素直にスゴがりたい。このインディーズ作品レベルにも達し
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.0

タイトル、「アタイたちに…」の方がいいと思うんだww。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.0

【士郎正宗の「絵」が好きな人々を確実に(何人か)失望させた】
と思う。少なくとも自分はそう。内容に関することと、その後のカルチャーに及ぼした影響はもはや言わずもがなだけど、漫画原作にあったギャグ要素と
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man-hole(2000年製作の映画)

3.0

【ナックス黎明期の知られざる一本】
さりとて、地元住民がロケ地を探す事以外にも観るべきところはある。あなたもわたしも、探し求めるマンホールはあるのだ。ミスター(鈴井貴之)、侮りがたし。

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

4.0

【この映画を犬好きに勧めるべきか?否か?】
奥さんにアゴで使われるイ・ソンジェを観ていると、自分を見ているようでとってもツライ。 でもちゃあんと夫のことを考えててくれてるあたり、さらにツライ。
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.0

「今年のハーマイオニー」Tシャツの裾がしっかりローライズジーンズに突っ込んであって残念(←ヨコシマな観客)。

シュレック2(2004年製作の映画)

3.0

【吹き替え版鑑賞。かなり猫の習性や所作を熟知しているその動き】
全編これ大爆笑...というほどのこともなかったが、その分手慣れた感じで安心感はある。やや毒が薄くなったのでは?
ダウンタウン浜ちゃ
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スクービー・ドゥー(2002年製作の映画)

3.0

【この作品をあえて実写化しようとした意図はよくわからないけれども、子ども達が喜んで観ていたのでまぁいいか】

実は自分も子どもの頃(昭和40年代)アニメ版を観ていました。当時は学校から帰った後、マ
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劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 裂空の訪問者デオキシス(2004年製作の映画)

3.0

【牧歌的怪獣映画】
ストーリー展開がなにげに正当派怪獣映画。ポケット”モンスターでもあるし。

デオキシスの所業によってハイテク都市の機能がダウンし、非常事態シークエンスが発動されるあたりと、
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.5

まぁいうなれば、愛することも愛されることも骨が折れる、って事です。極めて普遍的テーマ。

スウィングガールズ(2004年製作の映画)

4.0

【監督に次回作のネタを提案いたします】

・えっ!?平凡な主婦がバーゲンセールに向かう運転の腕前を買われてF1レーサーに?「サーキット・ママ」。
・なんですとぉ!?ウチのばぁちゃんがプリマドンナ
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.5

【巨匠がこしらえるフツーのラブロマンス】
....というふうに儂には思える。見終わったヒトからは、「あの宮崎駿監督なんだから、まさか見たまんまってこたぁないよな?きっとあのシーンにはこういうメッセージ
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マクロスプラス MOVIE EDITION(1995年製作の映画)

2.0

広げた風呂敷たたみきれず。広い大空を舞台にした、こぢんまりとしたテーマのアニメ。

ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)

3.0

B級アクションホラーにしてはなかなかにSFしててイイカンジ。でもカーペンター映画としてみればイマイチ。フツーな映画に。ポール・アンダーソンあたりでも作れそうな気が。

カーズ(2006年製作の映画)

4.0

【カーバトルシーンはイニシャルDを超えた(んだかどうだかなぁ)】
あまり誰も触れてないようなんで、クルマ好きの視点でもって感想を述べてみようと思う。

ピクサーブランドのCGアニメゆえ、もはや
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.0

【「こんな映画観るのは、スピーカーが1個だけの赤い14型TVで十分」】
....と、妻が申しておられます。とにかくがちゃがちゃうるさく、せわしない画面を大音響、大画面で観るのはツラいんだそうです。
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.0

【家族を守る事は使命であり、また究極のエゴでもある】
特に凝った撮影やら、ドドーンとしたBGMもなく、いわゆる映画的演出技法はごく控えめに、淡々と日常を切り取って物語は進む。日頃ハリウッドの大作映
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.0

【「ウチのハリーになにするっちゃー!」(byダンブルドア)】

よくも悪くも監督の作家性が薄まっていて、普通な仕上がり。家族で観にいったり、デート映画に、という向きには払った入場料分は十分に楽しめ
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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2006年製作の映画)

3.0

【するってぇと、今儂らが暮らすこの時代って、バブル崩壊を食い止められなかった、バッドエンディングってことでFA?】
設定、キャスト、脚本、美術と、なんかあらゆる面でユルい感じな映画だった。突っ込み
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

【幸せの黄色いミニバン】
あちこちで何度も書いてるけど、そもそもロードムービーとは、旅はするけれども目的地に到着することはさして重要なことではない。旅をしていく中で、登場人物たちがどう変容するのか
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