jellyfishさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)

3.4

駄目よミア、あなた男に振り回されすぎよ

あと、やる時はやる女よね

ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)

3.5

豪華でやたら着飾った監獄

彼女の悲しみ、辛さ、怒りを際立たせるためにこんなに豪華絢爛なセットにしたんだろうか…

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.4

それはそれは美しい“破滅”

満員の劇場で自分だけが拍手喝采してるなんて、ぞっとする…

かもめ(2018年製作の映画)

3.6

シアーシャ・ローナン
vs
アネット・ベニング

いや、映画内で2人がバチバチにやりあうことはないんだけど、“演技力”と言う火花を散らしているように見えましたね…。
ただ、この2人が主役かと言えばそう
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シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)

3.6

ある事件をきっかけに筆を折ったウィリアム・シェイクスピアが長年省みなかった家族の元に帰り晩年を過ごす…
と言うストーリー

女性に囲まれた明るいパッケージからは暖かさと華やかさが
邦題からはほっこりと
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

子供の視点で語られるのがすごくいい

冒頭、友人達と楽しく遊んでいたバディは突然物騒な騒動に巻き込まれる。
それは宗教の対立によって引き起こされた暴動で、恐らく日に日に街での緊張感は高まっていたのだろ
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愛と闇の物語(2015年製作の映画)

3.6

第二次世界大戦を経て建国に至るイスラエルを生きたある家族の物語
主人公は息子から見た母親(ナタリー・ポートマン)
このナタリー・ポートマンが美しいのなんの!
最近は良い意味で「年相応の女性だなー」「ナ
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ミュンヘン:戦火燃ゆる前に(2021年製作の映画)

3.6

その後の歴史を知っていると、イギリスはなんて日和見主義なんだろうともどかしくなってしまう
が、未来は誰にも分からないわけで、まさかヒトラーがあんな人物だとは誰が予測できただろうか

戦争で引き裂かれる
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.8

なんでこんなに評価が高いんだろうってずっと思ってて
理由が分かりました…

失敗しても成功しても死
それでもやり遂げる
祖国のために

暗殺計画を実行して終わり、じゃないんですよ
その後、実行した彼ら
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.8

いやはや、ゲイリー・オールドマン凄まじい…

世界大戦下、イギリス(政府)がこんなに弱腰だったとは知らなかった(脚本上の脚色だとしても)
それほど、ナチスドイツの軍事力は圧倒的だったのか
ヒトラーと和
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時の面影(2021年製作の映画)

3.7

第2次世界大戦前夜のイギリス
「きっと貴重なものが埋まっているはず」と買い取った丘を発掘するようある婦人が考古学者に依頼する
はたして埋蔵物はあるのか?
無駄骨なのか?
一方、発掘に関わる人々の思いと
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

今年始まったばかりだけど、今年のtop3に入るかもしれない…
それくらい強烈に私のストライクゾーンを撃ち抜かれました!

ネトフリで配信されている、「シェフのテーブル」を見るとより面白いですよ!
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

あらすじを読んでもイマイチどんな映画なのか分からなかった。
やたら弟の存在を気にするフィル
育ての親のことを嬉しそうに話すフィル
弟の奥さんを目の敵にするフィル
これはもしや…?フィルは同性愛者…?
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聖なる証(2022年製作の映画)

3.6

朝起きて夜眠る。
“1日”を生きるのにとてつもない労力がいる時代・土地のお話し
“生きる”こと自体が辛く厳しいとき、人は信仰に救いを求め、拠り所にする。
現代に生きる私たちには想像もできないくらい、生
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.6

そ、そんなに悪くないよ…?

北関東のど田舎にある私の実家は無駄に広く、部屋数の多い家だった。
ある時、叔父が数十年前に使っていた部屋にたまたま入ると、古びたポスターが1枚だけ貼られているのが目に入っ
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チャタレイ夫人の恋人(2022年製作の映画)

3.5

「ザ・クラウン」でダイアナ元妃の若い頃を演じたエマ・コリンがかなりハードな濡れ場をやっている!

全体的に青みがかった映像が多くて、まるで夢の中にいるような気持ちになる(逢瀬のシーンは特に青みが強い気
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ラブ&ジェラート(2022年製作の映画)

3.4

イタリア版「エミリー、パリへ行く」!

おしゃれ、展開早い、程よくホロリ
気軽に見られて後味すっきり!

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.5

学生時代に映画館で見た。
その頃は、自分は何にでもなれて、未来は自分の思うがまま。
だから、私も彼女のようにバリバリ働いて“満たされない”なんて思う女性になれるんだ!って思ってた。
現実はそんなに波乱
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トスカーナの休日(2003年製作の映画)

3.5

明るくて、温かくて、なにより美味しい料理!
イタリアが舞台で暗い雰囲気の映画って見たことない!笑

それにしてもアメリカ女性ってだけでモテるの?

コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.4

たった1杯のコーヒーを飲むのがこんなに大変だなんて!!

ぜひ三谷監督にリメイクしてもらいたい笑

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.7

登場人物がどこから来て、どこに去っていくのか、何故この店にきたのか
2人の関係は?待ち合わせ?偶然?
何も分からない。分からないからぼーっと聞き流す。たまに想像する。
特に意味はない。

卓上のカット
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

3.5

誠実に仕事する
ただひたすら極める

簡単に書いてしまうが、それを体現しているような人はほんとに一握りだと思う

料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命(2014年製作の映画)

3.4

料理にできること
料理人にできること

こんなアプローチで国に働きかけることができるのか、と驚いた
料理が持つ影響力
その影響力をどう使うのか

改めて料理が持つ力って凄いんだなって思った

エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン(2011年製作の映画)

3.5

食材を調理し食べる
当たり前過ぎて何も思わなかったことを、一つ一つ分解して再構築していく

彼のつくる料理はもはや食事ではなく、アートを鑑賞するような域に達している
確かに、「これは食事なのか?」と疑
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パリ・オペラ座のすべて(2009年製作の映画)

3.4

フレデリック・ワイズマン監督祭りだ笑

優雅な白鳥は、水面下で必死に足を動かしている。
舞台上でスポットライトを浴びるエトワールとその舞台を成立させるために駆けずり回る人々
この光と影が揃って、“一羽
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クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

3.5

エロティックで妖艶なショーを
めちゃくちゃ真剣な顔したくそ真面目な大人達がつくっている
当たり前なんだけど、華やかな舞台の裏には影の苦労がある

にしても!
ダンサー達の体が美しいこと!!
え、女性の
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ファイアbyルブタン(2012年製作の映画)

3.4

脚フェチですね~(^^;

靴がこんなにも官能的だとは思わなかった

ヘルムート・ニュートンと12人の女たち(2020年製作の映画)

3.6

今風に言うと“炎上”するのも分かるスタイルの写真

力強過ぎて凶器になりそうな女性の裸体
こんなに毒々しい体ってあるんだ…
女性を“まるで男性”のように撮影して強さを表現するのではなく、あくまで女性と
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

3.6

写真を撮ることが、世界と繋がる彼女の手段だったんだろうな…

ほんとに良い写真ばかり
“撮る”ことを意識してたらこんな写真にならない気がする
目の前の景色をただ“見る”
その“見る”ことが彼女にとって
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ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

3.3

カメラ片手に颯爽とNYの街中を自転車で疾走するスポーティーおじいちゃん!

すごいなって思ったのが
おそらく知らないおじいちゃんなのに、カメラを向けられたらポーズをとっちゃうニューヨーカー達
NYにい
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.2

すごく、ありきたりな感想になってしまうんですけど、
こんな元気でファンキーなおばあさんいる!?
びっっっくりした!

ティファニー ニューヨーク五番街の秘密(2016年製作の映画)

3.5

ティファニーブルーの袋を持ったカップルって、なんであんなに幸せそうなんですかね?
嬉しそうな女性、ちょっと誇らしげな顔をした男性

こう言ったドキュメンタリーを見ると、
ブランドが似合う人間になれる気
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

3.5

ホテル支配人からルーム係、バーテンダーまで、ほんとに全員がこのホテルで働くことを名誉に感じプライドを持って働いている。
いろんな著名人がこのホテルの素晴らしさを語っているけど、お客さんじゃなくて、従業
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ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート(2012年製作の映画)

3.5

老舗デパート物語
いや、ただの“老舗”じゃない
常に進化する、最先端の老舗

いいお店の条件って、スタッフがプライドを持って働いている、ことだと思うんですよね

メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

3.6

アート×ファッション=最高!!

荘厳な美術館で行われる最先端のファッションショー!
豪華絢爛なショーもさることながら、招待客の華やかさときたら!!

お客さんもショーの一部なんだな…