鰹よろしさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

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REC【レック】(2000年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

 もう二転三転するのかと期待したけど・・・

 ナイフが本物だと気付かないって有り得るの? この一点がでかすぎるよ・・・ ドッキリという体ならまずその仕掛けの要であるナイフの確認をするだろうが・・・ 
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サイバー・リベンジャー(2016年製作の映画)

3.0

 割とセキュリティに関して無頓着というか脆弱というか、何がどう危険なのか具体的な問題がわからないが故のものもあるが、TwitterなりFacebookなりで隠すどころかむしろ見てほしい見つけてほしいと>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

2.9

 スピンオフではあるが前作となる「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)にてレイア姫へと繋がれた“HOPE”が、時系列における隔たりはあれど今度はレイア姫から託されるという繋がりを見>>続きを読む

天使のいる図書館(2017年製作の映画)

3.6

 あらゆる(…といっても割と偏っているんだけど)知識が豊富であるにも関わらずいやそれ故に現実主義で人と接することが苦手な主人公。他人に共感する、相手の感情を理解する事が不得手でそれ故に見せる一方的に暴>>続きを読む

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.5

 彼氏(婚約者?夫?)からは“逃げ出す”と表現されていたが、パートナーってのは見方を変えればしがらみや束縛ってものでしかなく、恋人との別れってのはある種の解放であってね。

 そんな解放の矢先のまた監
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爆発感染 レベル5(2007年製作の映画)

3.1

 感染の始まりとして、身体的接触を受けての車なり飛行機なりの移動手段を映し出しているのはうまい。感染拡大の経路とウィルスの媒介とを一手に担っている。

 そして空中を彷徨う幽霊視点のようなウィルスの視
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海底47m(2017年製作の映画)

2.9

 海中(海底)という陸上との絶対的な違いによる制限の演出は見事に利いているが、そもそも彼女らが見舞われた危険…シャークケージダイビングをしようと思わないし、したいと思ったこともないというハードルが高す>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

2.4

 トム・クルーズという名前からしてイメージが先行しちゃう役者を使ってしまうところから悪手だよ。そのくせシリーズを統括する気満々のラッセル・クロウも出しゃばるという・・・

 〇〇ユニバースにあやかり、
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 死んだ妻のことを過去形で話す男(容疑者)と、妻の死を今でも受け入れられないとする男(刑事)との対立において、とある女性の死と生が混在する曖昧な状態を構築し、妻に死んでいてほしい男が妻の死を受け入れら>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

3.6

 このトーンなら菜々緒に全く違和感は無いんだけど・・・佐藤二朗、堂本剛ときたら水川あさみがほしかった。

ザ・ケイヴ(2005年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

 やたら性的な話題を提供するので気がかりだったのだが・・・

 洞窟への入り口を際立てつつ、その内部にさらに穴を描いていることからもおそらく洞窟は子宮の象徴。

 死体等血みどろにグロテスクに描いてい
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

2.7

 3部作の第1作目ということで何よりもゴジラという存在を印象付けたかったのだろうが、人類(人型種族)が地球を追われてからの20年、地球の経過時間2万年というところが最後の最後まで感じられにくいところが>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.4

 「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で無理くりねじ込んではいたけど、新キャラ続々登場がどうなることかと思えば、鑑賞者だけでなくヒーローそれぞれがほとんど互いに初対面であるという、それ故>>続きを読む

グレースフィールド・インシデント(2017年製作の映画)

2.5

 以前は登場人物全員馬鹿なPOV作品に違和感ばかりが先行していたけど、インスタ蠅やYouTuberなりの流行を見ると、馬鹿馬鹿しいと想えるほどの行動は満更でもないんだね、と考えるようになったよ。

 
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.6

 骨肉の争いって神話なり昔話なりのデフォで、それを描くってなるとドロドロと血生臭い感じが良くも悪くも先行するけど、このシリーズはよくここまでオモシロオカシク観せられるよ。なんだろうねあのロキの憎めなさ>>続きを読む

L change the WorLd(2008年製作の映画)

2.0

 「デスノート」と地続きの世界であるとする導入は、この作品はスピンオフでありLのファンムービーであるとする意気込み(いや開き直り)が伝わり、作品への入っていきやすさといった面での配慮を感じるが、Lに対>>続きを読む

感染源 BIOHAZARD(2004年製作の映画)

1.9

 とある男の証言による回想というカタチで、いったいラボで何が起こったのかという真相が明らかにされていく。その男は何かから逃れてきたと想われ、軍によって身柄を拘束されたことから、事態を如何に快方に向かわ>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.5

 実写とアニメという違いはもちろんなのだが、何よりも子ども[が]演じることと、子ども[を]演じることの違いを全く以て解消できなかった作品。これを各々どう感じたか・・・ 

 なぜ?なんで? 子どもがふ
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氷菓(2017年製作の映画)

2.5

 ホントに気になってる?

 謎解きを終えて広瀬アリスに目をやると・・・、髪を指でくるくるしながらふ~ん…って言ってる画が浮かんでくる。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.6

 元となったジョン・ウェイン・ゲイシーって秩序型のシリアルキラーだよね? 秩序型といってもそこまでみっちり頑なにってな話ではないわけだけど、このピエロの不規則さは何なの?

 気になったのはピエロの殺
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.7

 スリとして極めて優秀で危険回避能力に長けている人間をすんなりと浸透させての、それを一瞬にして覆すテロへと巻き込まれるオープニングは見事。彼の能力(スリの手口)だけでなく、現状のテロの手口をも印象付け>>続きを読む

キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.1

 肝心なところをダイジェスト(早回し)で、肝心なところをスローモーションで観せるのは十八番というか・・・

 ガイ・リッチーって、話の展開の仕方が“こうしてこうしてこうこうこう!!”ってな強引に進めち
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にがくてあまい(2016年製作の映画)

3.5

 人間とはお腹の空く生き物である。外部から何かしらを摂取することでエネルギーや栄養を得て命(生命活動)を維持している。食とは生命維持に欠かせないものである。

 では、目の前に出されたその食はいったい
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スプリット(2017年製作の映画)

2.9

 えっ!? 次作ブルース・ウィリスに身体張らせんの? 大丈夫?? サミュエル・L・ジャクソンの方が動けるんじゃない???

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.5

 エイリアンを完璧と称したのがどこに掛かってくるのか・・・

 創造論は創造論自体を否定してしまうジレンマが存在するが、エイリアンのルーツを辿るのと人類のルーツを辿るのとで創造主の廻りを想わせることが
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

 父親として娘を助けられない手が届かないと悟ってしまったあの一瞬の絶望からのマ・ドンソクの超絶エルボーね。痺れたね。涙が出たよ・・・ これは惚れてまうのもわかるわぁ~。 

ドリームスケープ(1984年製作の映画)

3.0

 いつの世も人間は力に振り回されてきた。あらゆる力を手にしたことで、そしてそれを振るうことで過ちを犯してきた。そして何度過ちを犯そうともまた新たな過ちを繰り返している、繰り返そうとしている。

 足を
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2020(2017年製作の映画)

2.0

 無限の猿定理なる単語が出てくるが・・・

 こういったディザスターパニック作品は未曾有の空前の何千何万年に一度の・・・等々のオンパレードで。確率が0%ではないわけだから全ての事象現象は起こり得るとい
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リムジン(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

 アマンダが人生を変えた作品、一躍脚光を浴びることになった作品があったわけだが、その作品には実は別の役者が当初立てられていたと言う。アマンダという成功を手にした女優の裏でアマンダと瓜二つ故苦しんだイチ>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.5

 ラストのサイン会。ジェームズの「感想は?」との問いにとある男が「僕の人生そのものさ」との返しに違和感。ご本人でしたかぁ~…ほっこりした。

 ロンドンの街並みを路面清掃車が横切っていく。今当にゴミが
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シャッター(2008年製作の映画)

3.1

 夫ベンの仕事の関係で日本(東京?)に住むことになったジェーンが、夫の友人知人の紹介にてどこか疎外感を覚えるというのが1つ示唆だったのね。自分の知らない夫がいる、知らない相手と仲良くしている。複雑な感>>続きを読む

コールド・クリーク 過去を持つ家(2003年製作の映画)

2.6

 最初に聞こえてくるニュースにおける遺族の市を相手取った5億ドルの損害賠償請求は家族という繋がりにおける1つの価値観の示唆なのかな?

 妻は早朝独りで目覚め夫はその背中を見送ることをせずまた夢の中。
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タイムループ 7回殺された男(2016年製作の映画)

2.9

 自己同定という過程を経て過去及び罪からは逃れられない、受け入れなければ前に進めないとする着地点は良いんだけど、なんで自分を取り戻すヒントを残していたのかってところの解消が無いのよね。こういった粗がで>>続きを読む

神の一手(2014年製作の映画)

3.0

 プロ棋士の対面した人間同士が打つ囲碁というものを見せた後、打つ者とその裏で取り仕切る者とを隔てる賭け碁を印象付けている。碁は盤上におけるひたすらな先の読み合いなわけだが、プロ棋士の対面する者だけを相>>続きを読む

亜人(2017年製作の映画)

3.3

 「デスノート Light up the New world」を観てる時と同じ感覚だったんだよね。あちらはデスノートの位置づけを根本的にミスっていたけど・・・

 単純にテンポが良いし、そのテンポをう
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.1

 父親の失業(転落)を深く掘り下げないなど犬目線で人間の複雑な事情に介入しないとする姿勢はわかるのだが・・・

 犬を通してという最終的なイーサンとハンナの再会もわかる。しかしできれば転生先の人間たち
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