このレビューはネタバレを含みます
とある休憩所でたった独り取り残されてしまったニコールに巻き起こる謎めいた惨劇の数々。同じく被害者と思われるトレイシーという女性や、パトロールの最中重傷を負った保安官?は一体どこへ消えたのか・・・>>続きを読む
アクション俳優…屈強な男…という肩書を武器にVSエイリアンというジャンルに挑んだあたかもジャン=クロード・ヴァン・ダム主演に見せかけた「UFO 侵略」(2011)という作品があったけど、あちらよりも>>続きを読む
「ブレードランナー」よりこっちの時代の到来の方が早いんじゃないかな・・・
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決して真実を追求する事が目的ではなくただ遊び散らかしたいだけのスクープ競争が過激化する週刊誌を1つ題材とし、事実の順序を入れ替えたり、とある部分だけを切り取ってみたりすることで、そこから見えてくる真>>続きを読む
時に、いや頻繁に名前だけが独り歩き(暴走)し放浪の旅に出かけてくけど・・・
おかえり、リュック・ベッソン。
突如舞台(演劇)パートへと切り替わるのに違和感が付き纏ってしまうのだが、戦争という“動”をただ語るだけで済ませるのではなく、てつさんの心象風景として閉ざされた記憶を示唆させながら、人間の身体の動きに>>続きを読む
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車で男に連れれら都市部から逃れる様に郊外(砂漠道?)を爆走する主人公。ひょんなことから車も男も使い物にならなくなり、安全?な国外へと脱出するために飛行場へと独り歩みを進める。
飛行場に向け広大な>>続きを読む
父は亡くなっており母子家庭。夫を亡くしたことでの経済的な面か精神的な面かで母は働きづめで家を空けがち。家にいても活動の時間帯が異なる様で、家の中において家族水入らずで顔を突き合わせることはほとんどな>>続きを読む
人間の感情というのは表情や言葉や声色…等々に出ることから判断ができるわけだけど、バニーマンは終始着ぐるみで表情を一切変えることはないし、しかも一言も喋らない。
バニーマンがとある3人組と行動を共>>続きを読む
アリシア・ヴィキャンデルの悶えたり喘いだり踏ん張ったり息んだりと絞り出す声に、息を荒げ吐息と共に漏れ出てしまう声にそれはそれはもう堪らないモノがあるのだが・・・
作品としてもそうなんだけど…何よ>>続きを読む
アンナ本人はSNSでベビーシッターのアピールをしていた様で、もしこれを確認していれば事件を未然に防げた節がある。しかし父親はSNSに疎く、母親もまた躾の一環で長男の携帯を取り上げている。
SNS>>続きを読む
もっとこうテンポというか抑揚はつかないもんかね・・・
やたらと歩いている画が多く、これは街並みを魅せたいとする意志が大きくあるのだろうが、彼らの歩いている道はどこかに誰かに通じており、その通じた>>続きを読む
劇中の世界の補完としてか特典が豊富。最近だとテラスハウスなんてのが流行ったけど、テレビ番組を主体として(この作品は映画という媒体だけど)、他の媒体で裏側や別の視点を補完するってな形式はいつから流行っ>>続きを読む
事件としては仲介者に位置付けられるのだが、松坂桃李演じる宇相吹正の死へと向かわせる現象(マイナス感情)を思い込ませることで対象を死に至らしめる能力を起点に、依頼人が自分に都合の良い(もしくは悪い)思>>続きを読む
ゾンビに一方的に追われる襲われる母娘を描き出すことで人間とゾンビとの絶対的な隔たりを印象付ける導入は見事。逃げなければ殺られる、殺らなければ殺られる。ここでゾンビは恐怖の対象であり忌むべき対象である>>続きを読む
暗雲立ち込めていたところに晴れ間が差し込もうとする…不調停滞している事態が上向きかける…といった好転する兆しやきっかけがそこかしこに散りばめられていながら、タイミング等々合わずそんな雰囲気を毎度毎度>>続きを読む
1人称視点による前作同様の導入は“続編だよ”とする心の準備として親切。そして前作もそうだったのだが、マイケルと彼を追いかける者とのニアミスによって伴う焦れったさが絶妙。続編として時間的にも同じ夜であ>>続きを読む
とある女性を殺すに至るまでの場面が1人称視点において展開される事から作品は始まる。家を外から捉える画、覗き込む画、家に侵入する画として外部犯を匂わせる。凶器を手にし、落ちていたマスクを被り…典型的な>>続きを読む
ダイナーでオツムの足りない客たちの相手に嫌気が差すが、それに耐えられるのも(いや耐えてないけど)愛する息子のため。そんな息子が攫われた事での母親の奮闘追走劇。我が子のためなら余所様への迷惑など省みな>>続きを読む
初っ端に墜落したヘリを諦めていればいらない犠牲は出さずに済んだはず。しかしそれでもヘリに執着するのは、そのヘリがこれまでに多数の命を救ったモノであり、これからも多くの命を救うはずのモノであるからに他>>続きを読む
現状のSNSの普及を前面に押し出して作られた「パンデミック・サイト」(2013),「最/終/感/染 アンチソーシャル」(2015),「セル」(2016)といった作品に対し、サマーキャンプという人里離>>続きを読む
リゾートの意義を、ゾンビを憎しみや復讐の対象として位置付けることでのケアの一環としていたり、単なる金持ち連中のお遊戯ないし捌け口としての合法的な殺しの容認だったり、いやゾンビにもまた保障・配慮があっ>>続きを読む
全くネタがわからん・・・。「テッド2」(2015)でも味わったんだけど、昔話に花を咲かせる周りの人たちの反応を見ながら「あ~(それ知らねぇ(^^;)」と相槌打ちながら愛想笑い浮かべるあの気まずさとい>>続きを読む
昨今、「ボルケーノ」(1997)…「アルマゲドン」(1998)…「ザ・コア」(2003)…「デイ・アフター・トゥモロー」(2004)といった考証そっちのけハチャメチャディザスターパニック映画の系譜に>>続きを読む
何が事実で何が虚構なのかということを最終的に煙に巻いていることを重視するべきだろうか。イーダの存在しない写真に関する一連の出来事をその示唆だと汲み取る。噂が独り歩きを開始し、無いはずのものがあったこ>>続きを読む
「サラリーマンNEO」で堀内敬子の大ファンになったというか惚れたんだけど…、それとは別に監督がその「サラリーマンNEO」の人なのね。納得の緩さだわ。近からずとも遠からずと繋げて観せようとはしているも>>続きを読む
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人間の脱出へと向けた感情を寄生生物の目的へと昇華させる(逆転させる)ラストは見事。
寄生された兄貴(ジャック)が脱出へと導いていたということも踏まえ彼の自己犠牲を鑑みると、弟を守るため脱出させる>>続きを読む
今また温暖化ブームにテコ入れが入っているが果たして本当に温暖化は深刻な問題なのだろうか・・・
冷蔵庫はモノを冷やすためのものだという固定観念を逆手にとり、いや凍らせないためのものでもあるとして観>>続きを読む
その当時の流行や時事ネタを盛り込んでるのもそうだが、何より一方的に見知った顔馴染みのある顔があらゆるところにある様が心地良く、そのおかげでひたすらなる挫折と挑戦との繰り返しのテンポが持続するのはもち>>続きを読む
前作「マン・オブ・スティール」(2013)における被害を受けての今作での問題提起は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016)よりも作品(シリーズ)としても時系列としても直結している分断然し>>続きを読む
金木とリゼの関係において「喰種>人間」という捕食者と被食者の絶対的な差を見せられての、大泉洋と相田翔子桜田ひより親子の「人間>喰種」というマジョリティとマイノリティという関係性への逆転は良かったと思>>続きを読む
日本で言うかks…失礼、JASRACに当たる人間が描かれている。結婚披露宴に覆面で使用曲の調査に来たのだとか。何とも抜け目ない。彼は結婚披露宴という浮かれた空気を地獄へと叩き落したゾンビを余所に我々>>続きを読む
美的感覚や感性って人それぞれだと思うんだけど、この作品の致命的なところは、シェル(義体でいいのかな?)というメリットの1つである外見・容姿というところを初っ端から否定するところよね。滞納してまでも固>>続きを読む
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もう二転三転するのかと期待したけど・・・
ナイフが本物だと気付かないって有り得るの? この一点がでかすぎるよ・・・ ドッキリという体ならまずその仕掛けの要であるナイフの確認をするだろうが・・・ >>続きを読む
割とセキュリティに関して無頓着というか脆弱というか、何がどう危険なのか具体的な問題がわからないが故のものもあるが、TwitterなりFacebookなりで隠すどころかむしろ見てほしい見つけてほしいと>>続きを読む