彗星が地球に傷跡を残す前の世界と後の世界…
彗星による災厄を前後して息子を失った主人公がいるが、彼は家族を失い何がため生きるのか?…とするところが1つテーマだろうか・・・
そして地下と地上…>>続きを読む
閉鎖空間において人間の本性を露わにしようとする作品は数多くあるが、この作品はその多くが素っ飛ばす段階に焦点を当てているのが見どころか・・・
最近スタンフォード監獄実験をやらせだとする新しい証拠が>>続きを読む
直接的な関わりは目では見えないけれど、現状の人間社会で構築したシステムが支えられているのは全てが全て同じ思想の持ち主によってのみで為し得ているか?…と。
生態系を眺めてみても、異なる種の関連がそ>>続きを読む
パラレルワールドが存在するからタイムトラベルが可能となるのか?
タイムトラベルが可能となった結果パラレルワールドが存在するのか?
鶏が先か卵が先か・・・という因果性のジレンマの話があるが、こ>>続きを読む
警察VSヤクザの抗争を中心に据え、それを取り巻く別段ユニークでもない方々を交え繰り広げられるゾンビパニック。何を優先とすべきか、最重要課題は明確ながらもそれを余所に衝突する人間模様が見どころか・・・>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人間本来の弱さを軸に見るべきか。彼の殺傷能力は無意識にある人間の罪(sin)の象徴。数々の女性を殺めてしまったのはそれを具現化してしまったことでの罪(crime)というお話。
男を中心に半径を定>>続きを読む
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清掃員の存在を描いた意味があまり感じられなかったのだが、彼女もまた闇を抱えており刑務所帰りというところが、プールに閉じ込められた姉妹との対比なのだろう。では、刑務所とはどんな場所なのか?
彼女>>続きを読む
この手のジャンルの作品は、悪魔が入り込む余地のある人間の心の隙間を如何に描き出すかってな話が1つ根幹にあると思うんだけど・・・
憑りつかれた人間に対して外から能書き垂れる系が流行る中、これはエク>>続きを読む
理論的には可能…という件が飛躍というより破綻してないだろうか・・・
これでは将来的なものとしての夢ではなく単なるファンタジーだよ・・・
まぁいいさ、これは広瀬すずを観る映画なんだ。彼女の眼光>>続きを読む
夫に先立たれたアメリアは、朝夕家事と育児に追われ、日中は返事の返ってこない老人の介護に日々生気を奪われている。自室はあるものの息子は何かと母の部屋を訪れ、母は息子を寝付かせようと不安を解消し本を読ん>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
互いに互いの母国語をほとんど理解できず話すことができないボスニア人の彼女とドイツ人の彼氏。そんな言語の壁が立ち塞がる2人を英語が結び付けている。彼女は英語と発音が同じだから(世界共通だから?)と唯一>>続きを読む
ガルグとベルベの区別が全くつなかいどうでもよさの反面、マイナとミアナという双子の見分けがつくという萌えが堪らなかった。邪魔者もいなくなった様なので、もっともっと彼女らをフィーチャーしてくださいよろし>>続きを読む
国外(国際)問題及び自国の利益のために活動するCIAが豪語する。
「どんな人間だろうとアメリカ人であれば助ける!!」
ん? どっかで聞いたことあるぞ?
異国の地で言葉も通じず何も明かされ>>続きを読む
リブートブームで現代Ver.にする、現代に置き換えてみるってな話は「ジュマンジ」でもやられたけど、感染系伝染系のホラーだと最近「イット・フォローズ」なんて奇抜なのが出ちゃったし、SNSを題材にするの>>続きを読む
妻に先立たれ早々に?再婚した男(主人公)には一緒に暮らす娘たちとは別に放れて暮らす息子がいる様で何かと問題を抱えている。そんな息子との溝を埋めようと、男2人大自然の中でキャンプに勤しもうとする父親の>>続きを読む
バーナムに別段ヒューマニズムがどうだこうだという意志は無かったのね。商品・商業価値、ビジネスを見出したってだけで。この善意ではなかったというところに多少なりとも引っ掛かりを覚えるが、そもそも善意とい>>続きを読む
快楽殺人鬼からの銀行強盗からの攫われた人質からの・・・
とある事件の奇妙な巡り合わせをどこかコミカルでウエスタン(いや中華?)な感じでテンポ良く紐解いくのがウリなのかな・・・
それぞれの事情>>続きを読む
観せ方のベースは「ヒッチャー」(1986)と同じだよね。自分が見舞われている確かな恐怖があるにも関わらず誰も理解してくれない信じてくれないという孤独から通ずる不条理。
原題の「THEY」ってのは>>続きを読む
何もわからず死んだ事での最初のワチャワチャしたやかましい感じがツライのだが、その死の謎に始まり紐解かれていく人間関係が段々とまとまりを見る展開にはどこかほっこりする。
尾野真千子が堪らないんだけ>>続きを読む
宿主と寄生生物の様々な共生関係の在り方を、ある程度共通の意志を有する人間が集う学校という場に始まり、ある程度同じ目的を有した人間が乗り合わせるスクールバスに、姉のお節介により想い人と一緒に帰ることに>>続きを読む
「俺はガンダムで行く!」
え!? じゃあ私は・・・
自分だったら何で行くだろうか? どうするだろうか? 本気で考えたね。楽しかった。
撮影現場の視察か何かで訪れたその山奥という場が似つかわしくない男2人組が、如何にもな男たちに一方的に惨殺されるオープニング。
それに対し、サバイバル訓練を通して自然と触れ合い、ざっくりとは社会復>>続きを読む
終始二番煎じ感は否めないけど、ターゲットとする車を意識してなのだろうか?…一時代を築いた(築いている)男の血を受け継ぐスコット・イーストウッドのレトロな顔立ちが何とも言えない空気を醸し出す。これがこ>>続きを読む
勝てば官軍?
天定まって亦能く人に勝つ?
ヒトラーだって民衆が生み出したんだ・・・
若手の台頭を謳うなら、思春期特有の甘酸っぱさというか気恥ずかしさみたいなものを前面に押し出して欲しかったな。中心となる2人もそうなんだけど、どうもそれぞれのキャラの実戦(実践)へと向けた流れが唐突過>>続きを読む
観る前は…“ジェニファー・ローレンスの胸の中股の間で死ねるなら本望だろうが!”…とかテキトウなこと想っていたけど、そういった淫靡さだけがウリの作品ではなく、彼女に翻弄されたいとする意志よりも、彼女の>>続きを読む
不慮の事故により愛する娘を失ったことでの喪失感を抱えるとある夫婦と、家族(両親)のいない身寄りを求めるが孤児院を渡り歩くだけの孤児たちとの出会いは、一見互いの需要と供給を満たしそれぞれに心の隙間を埋>>続きを読む
“童貞”と聞いてどんなイメージを想い浮かべるだろうか?
“処女”と聞いてどんなイメージを想い浮かべるだろうか?
どちらも性行為に及んだことが無い者たちである。違いは男と女という性別だけ・・・>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
倉庫からの肉体的な脱出というのがメインであるが、本質とするところはおそらく鳥籠の中の鳥の処遇が何を意味するのかというところなのではないだろうか。
鳥籠からの解放もしくは鳥籠への束縛は何を意味する>>続きを読む
目の前にあった笑顔が次の瞬間血に塗れ消え失せる。1人目の犠牲者が出た直後から、逃げ場の無い空間に次は自分かもしれないとする死の恐怖が一気に充満する。
この1人目の犠牲者としてムードメーカーであり>>続きを読む
教官のツンデレ具合が堪らない。滅茶苦茶意地悪に想えた人間の最終テストでの助言(カンニング行為?)で私は彼に完全に堕ちたよ。
栗山緑のチョーカーってトレードマークじゃなくなったの? 残念だなぁ~、落胆が大きかったよ。
「ハロウィン」シリーズというホラー映画の系譜からは少し趣向を変えた、「ボディ・スナッチャー」,「ゼイリブ」(1988),「アライバル」(1996)といった侵略ものとしてのSFホラーテイストを楽しむ。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作で猛威を振るった黄色いトラックの運転手のルーツが明らかになる。原因が判明したところで後は解決を待つのみかと思いきや、その一方で一向に定まらない生と死の境界線。この終始付きまとうあやふやで曖昧な世>>続きを読む