もっとガッチガチのクライムものかと、勝手に期待してしまったので肩透かし。
ワークショップに参加する中学生2人とそのワークショップでファシリテーターを務める大学生の三角関係を描いた青春映画。
なんて初々しくて素敵な映画なのだろう。中学生の初々しさに劇場が優しい笑いに包まれてい>>続きを読む
冒頭のグルートのダンスシーン、ヨンドゥとラヴェジャースの戦闘シーンが特に小気味良い。
冒頭からガチャガチャ動きまくるアニメーションが超ハイテンションで繰り広げられ、まさにボルテージMAX状態。いつだって単純な動機で動くポジティブは主人公も見ていて気持ちが良い。
ストーリーは意外にも環境>>続きを読む
舞台である1970年代の中国は、文化大革命や毛沢東の死など、激動の時代を迎えていた。物語は、人民解放軍の擁する芸能集団である“文工団”に主人公・シャオピンが入団するところから始まる。大きく世の中が変化>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズは、過去に『アイアンマン』、『アベンジャーズ 』、『キャプテン・アメリカ』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の各1作目しか観たことがなかったのだが>>続きを読む
この作品からキャップのことがあまり好きになれなくなってしまった。
原作者によるオリジナルストーリーとあって、しっかりと『賭ケグルイ』らしさのあるコンゲームが繰り広げられる。ただ、ドラマ版より頭脳戦的な要素は少なめで、よりライブ感を重視した展開となっているのが少し物足>>続きを読む
人生ナンバーワンの映画である『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』の原恵一監督の最新作ということで鑑賞したのだが、本作はおそらく年間ワーストワンの映画だろう。何の魅力もない、ただた>>続きを読む
前作『爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』が“マサオくん”を主軸にした友情物語だったのに対して、今作はこれまで意外と語れることの少なかった“ひろし”と“みさえ”の夫婦愛にスポットを当てた作品。“しんち>>続きを読む
伏見ミリオン座が新館に移りグランドオープン初日、今泉力哉監督と岸井ゆきのの舞台挨拶が行われたので早速観てきた。
今泉監督の前作『パンとバスと2度目のハツコイ』同様、こじらせた恋愛感が交錯するなんとも>>続きを読む
インディペンデント映画ながら、“人工知能は感情を持つのか”というハードなテーマを持つ作品。ただ、そんな哲学的な命題を背景にしながら、短い上映時間のなかでしっかりとエンタメしてて非常に楽しめた。
舞台>>続きを読む
足が悪く仕事を解雇され、自閉症の妹に売春させ生計を立てるという、あまりの不遇さが鮮烈だった。目を背けたくなるほど、残酷な境遇のなかで、もがき苦しみながら生きる。そこには、けっして希望は描かれていない。>>続きを読む
マーベル作品は昨年の『ヴェノム』以来。エンドクレジット後のあの映像が本作だったとは知らなかった。スパイダーマンはサム・ライミ版とアメイジングの1作目ぐらいは観たことがあり、昨今のMCUは一切追いかけて>>続きを読む
黒人ミュージシャン“シャーリー”と白人ドライバー“トニー”の交流をもとに黒人に対する差別問題を描いた作品。重く複雑な問題ながら、コメディ監督とあって軽いタッチで押し付けがましくなく描かれていてグッド。>>続きを読む
試写会にて。
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めるのは『グラン・トリノ』以来10年ぶり。久しぶりにスクリーンで見るクリント・イーストウッドは、さらに円熟味を増していてかっこよかった。「90歳の>>続きを読む
大好きで何度も観たことがある作品だが、今回“午前十時の映画祭”にて初めて劇場で観た。改めて大きなスクリーンで観てやっぱり最高にクールな名作だ。
かのデイミアン・チャゼル監督の新作は、まさかのアームストロング船長の伝記映画。製作総指揮にスティーブン・スピルバーグを迎えた超大作なのだが、『セッション』や『ラ・ラ・ランド』のチャゼル監督の作品として>>続きを読む
昨年映画化された『リバーズ・エッジ』に続く岡崎京子作品の映画化。それも短編『チワワちゃん』とは。どのような作品になるのか胸を弾ませ鑑賞。
もとが短編とあってストーリー性は薄いものの、それを補うように>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
堤幸彦監督というだけで地雷臭プンプンながら、密室サスペンスものと聞くとどうしても内なる中二心をくすぐられてしまい鑑賞。普段はあまり人の多くない地元のイオンシネマでも、若者の客を中心になかなかの盛況ぶり>>続きを読む
試写会にてひと足早く。
すべてを観てきたわけではないが、実に池井戸作品らしい社会派群像劇。日本企業の闇をここまでドラマチックなエンターテイメントに仕上げるのはさすが。また、挙げたらキリがないほど、過去>>続きを読む
主演がかの松本穂香ということもあり、YouTuberを題材としたアイドル映画的なものかと思ったら、まさかのダークでシニカルな作品だった。
舞台はパチンコぐらいしか娯楽のない群馬の片田舎。主人公は引き>>続きを読む
2015年、インドで歴史的大ヒットを記録した本作が、いよいよ日本に上陸すると公開前から話題となっていたが、その前評判通りの大傑作だった。笑いあり涙ありアクションあり、そしてインド映画らしく歌ありダンス>>続きを読む
インパクトのあるビジュアルに惹かれて鑑賞。2019年もまだ始まったばかりだが、すでに年間ベスト級の大傑作。
日本版『ゴーストワールド』といおうか、厭世的な少女を描いているなど、大好きなエッセンスの詰ま>>続きを読む
雪山で見つかった少女の遺体の謎を巡るクライム・サスペンス。107分間一切無駄のないストーリーに、圧倒的な緊張感が漂う。こういった無骨で理知的な作品は大好きだ。また、心に傷を負うハンターと新人FBI捜査>>続きを読む
1人の女性が思いがけずスターになっていく単純なサクセスストーリーかと思いきや、どちらかと言えばラブロマンス要素が強め。正直、一切響くものがなく、ジャックがアリーを舞台に上げるシーンを最後に、それ以降は>>続きを読む
中島哲也監督、実に5年ぶりの新作。中島監督もホラーも好きではないが、とりあえず観とこうかと。
相変わらず音楽の使い方や、映像センスはさすが。オープニングの気味の悪い映像にはぐいぐい引き込まれた。ただ、>>続きを読む