「アウトレイジ 」シリーズ完結編。やっぱり大好きなシリーズが終わってしまうのは寂しいなあ。ただ、これ以上ないほど良い終わり方だったと思う。
相変わらず今作も、強面のおっさんたちの怒号が飛び交い、次々>>続きを読む
そこまで福田雄一の作品は好きではないし、原作もそこまで好きな作品ではない。ただ、キャラクタービジュアルのあまりの原作再現度に感動して、この作品を観ることを決めた。
ある意味、期待通りの作品で、キャス>>続きを読む
「GAGA☆秋の上映会」にて。あらゆるところから絶賛の声は聞いていたものの、なんだかんだずっと観れずにいただけに、念願の鑑賞。
偉大なジャズ・ドラマーを目指す主人公が、鬼教官のスパルタ指導のもと成長>>続きを読む
今年の6月に、「牯嶺街少年殺人事件」を観て以来、気になっていたエドワード・ヤン監督のこちらの作品を鑑賞。「牯嶺街〜」同様、淡々としたストーリー展開、やけに俯瞰で撮られた長回しの映像、光と影の演出が印象>>続きを読む
記念すべき劇場版クレヨンしんちゃん第1作。もちろん思い出補正もあるが、百点満点の作品。
「嵐を呼ぶジャングル」といい、アクション仮面が出てくる作品にハズレなし。全編通して演出や構図がかっこいい。敵キャ>>続きを読む
PFFアワード2016 準グランプリを受賞した作品。モキュメンタリー(擬似ドキュメンタリー)という表現手法で撮られた本作。監督は発表当時、なんとまだ23歳。映像から若い才能が燦然たる輝きを放っていた。>>続きを読む
冒頭のカーアクションから、もうこの映画は最高だと確信した。まさしく極上のクライム・アクション映画。アクションと音楽が見事に融合し、スタイリッシュかつエキサイティング、最高以外の言葉が見つからないほどの>>続きを読む
なんの前情報もなしに、ただノーラン監督作というだけで観に行ったのだが、こりゃまたとんでもない映画だ。
第二次世界大戦における“ダンケルク大撤退”という出来事を描いた作品。
ただの戦争映画なのかといえ>>続きを読む
名作アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」の実写化作品。はっきり言って観る前はあまり期待していなかったが、いざ観てみればびっくり、かなり良かった。ここまで丁寧、かつ完璧な実写化作品は稀じゃないか。ほと>>続きを読む
岩井俊二の代表作のひとつ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のアニメ映画化作品。監督を新房昭之が、脚本を大根仁が務め、主演は今をときめく菅田将暉と広瀬すず、脇を固めるキャストは、宮野真守や花>>続きを読む
スタジオジブリを退社した米林宏昌監督が新たに立ち上げた“スタジオポノック”の記念すべき1作目の作品。評判があまり良くなく、前々から楽しみにしていた作品なだけに心配だったものの、いざ観てみればなんと、け>>続きを読む
「日活ロマンポルノ」リブートシリーズ、「ジムノペディに乱れる」、「アンチポルノ」に続いて鑑賞。ほとんど吉村界人目当てで観て、やっぱり彼は素晴らしかったのだけど、作品としてはいまいち良さがわからなかった>>続きを読む
とある地方都市を舞台に、決して爽やかではない少年少女の青春群像劇。暴走族、ヤクザ、ヤク、不正受給、風俗、新興宗教などなど、なんとも“黒い”エッセンスが詰まった映画。伊藤沙莉や吉村界人をはじめとする、若>>続きを読む
久しぶりに「午前十時の映画祭」で鑑賞。
類稀なる才能を持つ若者・ウィルに、その才能を世の中のために活かしてほしいと大学教授・ランボーは強く勧めるものの、ウィルは幼いころの家庭内のトラウマにより心を閉>>続きを読む
スティーブン・セガールやリーアム・ニーソンばりに1人で敵を次々に倒していく、その爽快さ、容赦無さ、スタイリッシュさ、もう最高。
矢口蘭堂よりも香坂真一郎よりも、WILD RYO。やっぱり長谷川博己が好き。
あまりにファンタジックな内容なだけにキツい部分はあるものの、長谷川博己のおかげで観ていられる。
期待以上に面白かった。藤原竜也の作品では久々の当たり作ではないだろうか。
いかにも万人受けしそうなわかりやすいストーリー、綺麗に張られた伏線、程良い裏切り展開、なんといっても藤原竜也演じる・曽根崎と>>続きを読む
原作・三島由紀夫、監督・吉田大八、ポスターにはリリー・フランキーが奇妙なポーズで写っている。一体どんな映画なのかまったく想像つかないまま、劇場へ足を運んだ。観てみて仰天、なんとも奇想天外な映画だった。>>続きを読む
前々から気になっていて名古屋での劇場公開を待ち望んでいたのだけど、まさか普通にVimeoで観られるとは。そうだと知った瞬間飛びついて観た。
感動した。これこそが、僕が観たかった映画なんだ。たった27>>続きを読む
1960年代の台湾、ごく普通の少年が引き起こした殺人事件を描いた作品。しっかりと4時間という時間をかけて、1人の少年が1人の人間を殺すまでのプロセスを丁寧に描いていて、そのなかで少年・小四の葛藤や苦し>>続きを読む
今年の2月、名古屋の深夜に、あるドキュメンタリー番組が放送された。その名も、「シネマ狂想曲 〜名古屋映画館革命〜」。それは、名古屋の映画好きにとってのオアシスである“シネマスコーレ”という映画館の副支>>続きを読む
酷い。なにより脚本の詰めの甘さ、設定の一貫性の無さが目に余る。いかにも女性監督が作った映画という感じ。
前半のあまりにもバラバラなエピソードたちが、クライマックスに不自然すぎるほどすべて繋がるのだが>>続きを読む
開園100周年を迎える井の頭公園を舞台に繰り広げられる、青春音楽映画。この手の映画は、もちろん期待しないわけにはいかず。
50年前オープンリールに録音された“ある一曲”の続きを作るという、なんともロ>>続きを読む
待ってました!今年も例に漏れず1人で観に行って来ました。
今作は、劇場版シリーズ25周年という記念作品。そのためか今作は、公開に際し企業とのタイアップが例年より多く、春日部のイトーヨーカドーがサトー>>続きを読む
あの超有名な小説をアニメ映画化。どんな映画になるかと思って観てみれば、控えめに言っても最高の映画なんじゃないでしょうか。観ていて嬉しかった。
なんとも耳心地の良い諧謔たっぷりの台詞回しで送る、“大学>>続きを読む
一躍話題作となった本作が日本でも公開。受賞を逃した「ラ・ラ・ランド」とは対照的に、重く息苦しいテーマに、淡白なストーリー、華やかさのないビジュアル。しかし、どちらの作品に共通するのはその色彩・ライティ>>続きを読む
ただただ不快極まりない映画だった。キャラクターの言動、音、映像、役者の演技、すべてが。とてもじゃないが、自分はこれを不条理コメディだと笑っては観られない。
悲鳴、ドリルの轟音、物が壊れる音、そのどれも>>続きを読む
伊丹十三監督の送る、痛快なグルメ・コメディ映画。ラーメン、オムライス、北京ダックなどなど、美味しそうな料理が次々に登場し、観ていてお腹がすいてくる。途中、思わずカップ麺を作って食べている自分がいた。>>続きを読む
あの頃の僕らはただただ能天気で、女子たちがちょっぴり大人びて見えて、そして、なによりミステリアスで。
奥菜恵演じる・なずなの大人びた雰囲気と、主人公・典道たちの子供っぽさのアンバランスさがなんだかとて>>続きを読む
4時間にも及ぶ、純愛・超大作。最高。やっぱり園子温も満島ひかりも大好きだ。
むきだしの愛、感情と感情のぶつかりあいに、観ていてなんだかエネルギーをもらえる映画。
上映時間が長いゆえ、なかなか見直すこと>>続きを読む
「ええじゃないか とよはし映画祭」で舞台挨拶とともに。園子温監督、神楽坂恵、冨手麻妙、深水元基、そしてプロデューサーの鈴木剛が登壇。なんて豪華な舞台挨拶。
ストーリーは、テレビシリーズを(夏帆を除い>>続きを読む
「ええじゃないか とよはし映画祭」にて。山下敦弘監督ときだしゅんすけ氏(音楽)の舞台挨拶、そして、劇中歌の生演奏とともに。
松田龍平演じる・おじさんは、いつもの松田龍平よりちょっと年齢を重ねた、いか>>続きを読む