全編手話のみ。字幕も音楽も一切なし!
トライヴとは「部族」の意。
主人公が転校した聾唖学校は、強盗や売春で荒れ果てていました。
そんな半グレ達のヒエラルキーの中で自身も悪者になることで信頼を勝ち>>続きを読む
韓国映画をもっと観たくなるほど素晴らしい作品でした。
この映画に出てくる卵と壁の例えは、村上春樹さんのエルサレム賞受賞時のスピーチを思い出しました。
刑事界のジャッキー・ロビンソンことロン・ストールワースの実話を基にした映画。
差別はイカンぜよ。
お互いに自立している夫婦とまだ小さな子供。
女性も活躍するようになった現代社会において、同じような家族構成の夫婦で離婚を考えたことのある人は少なくないのではないでしょうか?
小さい子供のいるすれ違>>続きを読む
声帯手術後で声が出せないティルダ・スウィントンの演技と、美しいシチリアの映像が素晴らしかったです。
渇いた心にじんわりと広がる心地良さ。
素晴らしいセンスをお持ちの監督だと思います。
いろいろと意味の隠された映画だというのを観た後に知りましたが、急に得体の知れない生物がストーリーの進行とは関係なく急に出てくるのは、監督的にとても大切な意味があったとしても個人的にはあまり好きではあり>>続きを読む
一人の男によるリアルな復讐劇。
90分とコンパクトな中にも、じっくり時間をかけたカットも多くあって、そこが主人公のキャラともマッチしています。
さして強くもなく、要領も良い方でもない主人公がとても>>続きを読む
1980年代の韓国で実際にあった光州事件を題材にした社会派映画。
やんやかんやと言われている韓国ですが、過去の過ちを認めることができている点は日本よりも遥かにマシ。
音楽はアイスランドの作曲家ヨハン・ヨハンソンが担当。
ストーリー重視で、あらゆるサスペンス映画を観てる方でも展開が推測しづらく楽しめる良作だと思います。
ライナー ・ヴェルナー・ファスビンダーによって73年にドイツで作られた素晴らしいSF傑作。
後の更に有名なSF傑作と呼ばれているような作品も、この映画から大きな影響を受けてるでしょう。
仮想世界理>>続きを読む
高機能自閉症を患った会計士兼殺し屋の話。
レオナルド・ダヴィンチやトーマス・エジソン、アインシュタインなどの天才も発達障害を抱えていたとされています。
日本は海外に比べてそういった障害を持った人達>>続きを読む
幼少期の複雑な家庭環境による少女の感情の葛藤がリアルに描かれています。
繰り返される所業は無情。
バスキアというより、ノーウェーヴがアンダーグラウンドシーンを席巻してた当時のニューヨークの空気が感じられて良かった。
邦画はほとんど観ないが、この監督の撮る作品なら次も観たいと思いました。
素晴らしい映画監督だと思います。
PTA流ラブコメは、やっぱりクセが強かった。
どこかモノクロ時代の古き良きロマンス映画のようなロマンティックさが漂っていました。
松本人志さんはこの映画を酷評したらしいですが、彼のお笑いの感性は当>>続きを読む
確かに映像は美しいが魅せにきてる感が強く感じてしまいました。
個人的にはカラックスのような映像美の方が断然好きです。
この映画に出てくるような登場は、人生の勝ち組と言って相応しい人達ばかりなのでしょ>>続きを読む
カラフルな画はキレイですが、非道徳なことを平気でする主人公や子供たちにはなかなか共感できませんでした。
しかし、それがアメリカの今の社会が持っている現実の一部なんでしょう。
観てる側に、時に嫌悪感を>>続きを読む
イーサン・ホークはデビューの頃から好きな役者で、「ガタカ」は特に好きな作品の一つでしたが、さらに素晴らしい役者になっていました。
映画は簡素なカット割がストーリーや歌声を引き立たせていました。
今>>続きを読む
何げない日常を美しく照らす、ある一週間の物語。
円熟味を増したジム・ジャームッシュは、こんな素朴な作品をかくも美しく描けるのか…
ハビエル・バルデムの演技がとても素晴らしい。
厳しく残り僅かと宣告された人生でも、最後まで子供達や自分がいないと困る人達の為に、できることを不器用ながらも必死でやり続ける姿は、観ていてとても重たくも>>続きを読む
ワンシチュエーション系は好きだし、この映画も面白そうだったので行けそうなら映画館で観に行こうと思ってましたが機会を逃してレンタル解禁と共に観ました。
感想は、映画館で観るほどではなかった。
まず、>>続きを読む
ノーランにはやはり未来を描いて欲しいが、この映画の映像と音はIMAXで体験してみたかった。
宇宙の果てと生命の神秘、それらは美しくも禍々しい。
齢70歳越えのフランスを代表する女性映画監督クレール・ドニによるSFスリラー作品。
序盤から重力を度外視した描写があるなど、サイエンスの最先端で>>続きを読む
第二次世界大戦時、アメリカの沖縄上陸作戦に従事したある衛生兵の実話をもとにした話。
良心的兵役拒否という制度が当時のアメリカにはあったらしい。
主人公は武器を持つことを拒否しつつも、みんなを助けたい>>続きを読む
知的障害を抱える弟と、弟想いの兄の話。と書くと、優しいお兄ちゃんとなりますが、主人公である兄は弟想いであること以外はクズ人間。
弟に手伝わせた銀行強盗は半ば失敗に終わり、弟だけ逮捕される。
それを>>続きを読む
6つの物語で構成されている映画。
どれもコーエン兄弟らしい味の出し方で面白い。
この映画を観たタイミングのすぐ後にタランティーノの新作〝ワンス・アポン・アタイム・イン・ハリウッド〟を観たもんだから>>続きを読む
本編は僅か30分足らず。
モノクロ写真の静止画と共に語られるSF作品という独創的な発想だけでも観る価値がある。
ストーリーも面白い。こんなアナログな作りのSFの世界観も素晴らしい。
静止画の写真>>続きを読む
これぞタランティーノ映画と言わしめる作品でした。
この映画を観る前には、シャロン・テート殺害事件のことを調べておいた方が絶対に良いです。
ディカプリオ、ブラピの両雄の役どころもとても良い。
悪趣味>>続きを読む
当時のイギリスの政治家や国民の愛国心の強さがよくわかります。
イギリス国民の声を聞き入れるチャーチルの行動は政治家とはこうあるべきと思わせるものでした。
日本の政治家も私腹を肥やす為に行動するので>>続きを読む