よかった。
男女どちらにも感情移入できた。
ディテールも丁寧でストレスなし!
「もっと理想を描きなさい!」というご年配の方の声が聞こえてきそうだけど、これが現代のリアルなイメージなのだからしょうがな>>続きを読む
いやはや、圧倒されました。しばらく夢うつつ。世界観をこれだけ丁寧に構築されれば、もう後は浸るだけ。撮影、照明、演技、音楽、そして美術!
セット、ロケ、小道具、衣裳、メイク、全て素晴らしい。
『エデン>>続きを読む
モーリー=バスティロのコンビ作なのに、シッチェスファンタの鬼っ子「恐怖ノ」シリーズに入れられてしまいなんだか不憫…。
ベアトリス・ダルでがっちり掴んだオープニングから一転、陽光も眩しい少年たちのお話>>続きを読む
あの入り組んだ原作(スーパー面白い)を手際よくまとめたら地味すぎたのでサービスシーンを最後に持ってきた、という印象。
原作と比べるのはご法度だけど、あまりに好きなので客観的に観れない(笑)。竹内結子>>続きを読む
なんでこんなに評価が低いんだろう(笑)。観る側の補完作業は必要となるけど、面白いじゃないですか!完全に理解できてないと思うけど、どうなってんのー?と目が離せなかったし、オチも切なく、さらにこちらの想像>>続きを読む
レンタル屋でずーっと働いてたので、懐かしい作品が次から次へと…。キャノンフィルムのB、C級作品はホントに愛されてて、いわゆる「名作」と言われる作品よりも遥かに回転していた。
この映画を観たい人は多少>>続きを読む
前作は本当に非の打ち所がない低脳コメディの傑作だった。いい大人がアホと下品を極めるのだから最高だ。おまけにファレリー兄弟は障害者も容赦しない。言い換えれば「特別扱い」しない。本能のままに動く二人を通し>>続きを読む
期待していたので少々辛いのかもしれないが、色々雑なような。そもそもPOVでやりたいのかそうじゃないのか、ルールが曖昧で興醒めしてしまった。
製作サイドのイーライ・ロスやタイ・ウエストに加え、監督とし>>続きを読む
今私たちが知っているアウシュヴィッツを、自国の人たちが知らない時期があったということに驚いた。
世間知らずの堅物主人公が事実を知るごとにトーンも重くシリアスになり、構成のうまさを感じる。きちんとエン>>続きを読む
最近のアンドリュー・ニコル作品は見逃していたけど、やはり淡白で清潔な画面が、らしさを醸し出していた。
姿なき実行者たちを通して現代の戦争を問う。爆撃場面は沢山でてくるけど、遠い空の向こうから送られて>>続きを読む
絶対に3Dで観てほしい作品。最近は、飛び出すだけじゃなく奥行きや広がりで楽しめるから幅広い年齢層が楽しめる。
本作は高低差でハラハラさせる。相当なもんです。人物関係描写はかなり雑なんだけど、そこを責>>続きを読む
面白かった!結果的に!
貧困度合いと不運度合いがハンパなく、本当に観ていて辛かったんだけど、最後に「あー、そっちかー!」と映画的快感に包まれる。
あと、主役の人がどぶろっくのギターの人。
毎度の眼福、ありがとうございました。
スカイフォールがシリアスの頂点だと思われるので、ほんの少しチャラいエンタメ感(好きです)が復活した感じ。
でも最近はスパイ組織も存続問題に苦しめられて、サラリ>>続きを読む
地味なんだろうな、と思ってたけど、やはりというか当然というか、きちんと素晴らしい俺たちのスピ映画。家族があり、ヒューマニズムがあり、ユーモアとハラハラがある。
落ち着いている分、細部をしっかりと堪能>>続きを読む
すーっごい楽しかった!何気にスルーされてるけどCGというかVFXというか、パディントン普通にそこにいた。凄い。
子供と見に行ったけど、同じ場面でも違う意味で笑ったり、どちらも等しく楽しめたはず。>>続きを読む
毎度のことだけど、イグレシアのテンションとストーリーテリングは本当に凄まじい。
何も考えずに観ても十分過ぎるほどの快作で怪作だけど、今回はスペイン内戦を背景にすると同時に、ピエロ二人の狂気の諍いその>>続きを読む
地味だけど、面白い。『ディアー・ディアー』でも思ったけど、長年助監督をやられてた監督たちの作品というのは、ホントにストレスなく観れるし、役者の熱量のバランスが絶妙。今回キレキレの岡田浩暉(新たなるフェ>>続きを読む
ゆっくり流れる悩める青春の時間。陽の光と波の音、木の葉のざわめき、全カットフィックスで海辺の町をさすらう青年。うーんモラトリアム!
レミ君は今は詩人にはなれないのかもしれない。でもこの数日間の彷徨が>>続きを読む
前半はとても怖い。謎が謎を呼んで興味を掻き立てられる。でも中盤、設定が何となく分かってからテイストが変わる。今まで漂っていた「不安」や「恐怖」は薄まり、敢えてこっちが求めてない「嫌悪感」「悲愴感」を植>>続きを読む
西洋人はこれで感動するのかも知れない。中国、フランス、そしてモンゴルの諸々の事情があるとは思うけど、何か薄いフィルターを通して観ているような。面白ければいいけど、終始厨二病の主人公にイライラしていまし>>続きを読む
お父さん、いい。
とても印象的な台詞もあった。
最後、普通ならもう少し盛り上げてからエンドロールだよな、と思わせるあのあっさり感が好きでした。こういうこともあるし、そして人生は続く、みたいな。
そ>>続きを読む
素晴らしい!笑った!
普通を装ってるがオーウェン・ウィルソンが一番ヤバい(笑)!
ニューヨークでセレブで男女の皮肉な群像劇で男がオロオロして、となるとウディ・アレンだろと思いきや、ボグダノさんがやっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作『アメリカン・スリープオーバー』で郊外の少年少女を暖かく描いたミッチェル監督がホラーを選んだと聞いて意外に思ったが、作品を観て納得。
やはり同じような少年少女が登場するが、今回は「大人になること>>続きを読む
前半、いや3分の2はストーリーを知ってれば、ふーんという感じで観るしかないのだけど、クライマックス以降の転調が良くも悪くも斬新。理解したつもりだけど説明しろと言われると無理かも。変な映画好きはとりあえ>>続きを読む
今泉監督の人生哲学が垣間見れる強気の着地が素晴らしいです。
韓流イケメンが全員今泉ワールドに上手くはまってるし、ミニマムなエレクトロニカも清潔で無機質な魅力を盛り上げます。そしてそんな中一人異物感を醸>>続きを読む
『ローリング』に続いての北関東映画。
斬新な手法や展開があるわけではなく、丁寧にかつ手際よく物語を紡いでいく姿勢に心地良く身を委ねました。役者も誰一人突出することなく、演出が行き届いている印象。
刑務所映画に父子ドラマを持ち込むというアイデアが凄くいいですね。しかも二人ともすぐキレるという(笑)。
脱獄や、成り上り伝ではなく、あくまで人としての成長を主題にしているのもいい。でも設定上終始緊張>>続きを読む
健康に気をつけて長生きしようと思いました。
後2作見届けるため。
竹葉リサのポップなぶっ飛び感と、カウリスマキのクスクス感が融合せずにひたすら同居している奇妙なワクワク。予告やチラシで「この映画観たいな」と思った人は全員満足するのではないでしょうか。途中ダレた気はし>>続きを読む
ドレーとアイス・キューブぐらいしか知らずN.W.A.と聞いてプロレス団体かと思ったぐらいの僕でも、一瞬も退屈することなく楽しめた。
美化してるだろうし、欲を言えばドレーの天才ゆえのトラック作りにもスポ>>続きを読む
未体験ゾーンの映画たち、面目躍如の未体験っぷり。低予算でもセンスがあれば面白くできるお手本。幕切も新鮮。ただ字幕が時折現代語調になるのがひっかかってしまった(100年くらい前の人でしょ?)。
前半ショボい感じになんのかなーと思ってたら血みどろにシフトして頂きありがとうございます。この監督は才能があると思います。撮影と編集のセンスもよかった。