ひれんじゃくさんの映画レビュー・感想・評価

ひれんじゃく

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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.4

終始チャニングテイタムが情けなくて良かった。もっとこういう中年の女性がバリバリ主人公の映画が増えて欲しいな。しかし欲を言うなら「仕事が好きなので別に恋人がいなくてもこれはこれで幸せでいいか!」というメ>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.9

ぼーっとオープニングを見てたら監督名で二度見した。スコセッシか〜〜〜〜〜い!!!!キングオブコメディとかタクシードライバーとか沈黙とか最近だと(見られてないけど)キラーズオブザフラワームーンの印象が強>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

エルヴィス・プレスリーのことはほぼミリしらなので恐縮だけど、本当じゃなかったら大佐の名誉毀損も著しい作品だと思うんですがガチなんですかこれ?????

このときのロックスターあるあるの、「プライベート
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

 見てきた。色々な要素が絡み合っていて感想をひりだすのがまず難しい。全部ネタバレ。
























 まず「『原爆』を作った人の映画だ」と思って臨むと全く違うので肩透か
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.0

何が面白いのかわからないまま終わる。よくこれから始めてデスロードが撮れたなあ。成長に感嘆した。偉そうで恐縮だけど。走る車のスピード感の演出とかにデスロードを感じてここから来たんだなあと納得はできた。ヤ>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.3

私の読解力がないのもあるのだろうけど、最後まで「羊」は一体なんなのか、クラリスの耳に響き続けた羊の悲鳴はなぜ事件を解決することで止んだのかがわからずもやもやしてしまった。バッファロービルの犠牲になった>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

最初から最後まで圧倒されっぱなしだった。とにかく映像美と細部までこだわった宇宙船等のビジュアルが鬼気迫っていてものすごい。それに役者の演技と大迫力の音楽が上乗せされてもはや映像作品を見ているというより>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.9

致死量のサムロックウェルを容赦なく断りもなく全力で浴びせかけられぶっ倒れて呻いている。ジョジョラビットもバッド・バディのサムロックウェルも相当好きだったけどこれマジでやばい。ガチ恋しそうになった。マジ>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.3

法廷を見上げるようなカメラワークからの、中に入って下へとレンズを向ける動きで渦中の12人が部屋へと入っていく様子を映してるところでもう痺れた。流れがあまりに美しくて無駄がない。以下ネタバレ。>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

裁定人のお姉さんとハルベリーの犬を使った殺人がメチャクチャよくてそれ以外は逆に覚えてない。
…いや、日本人設定のキャラクターを日本人ではない/日本語が母語ではない人に演じさせるのはどうなんだ?という疑
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.4

モーフィアス!!モーフィアスじゃないか!!!!しかもまたネオに選択を迫っている!!!!!と勝手に嬉しくなった。やってることは1作目とほぼおなじ、仇討ち開始までの時間が長いだけで。ルビーローズ演じる殺し>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

とにかく全ての無駄を省き一切を奪われた男の復讐譚に徹しててよかった。クソかっこいいウィレムデフォーが拝めて大満足。みんな殺し屋だからドライかと思いきやジョンとその友達付近はやはり情があるんだなあ。そこ>>続きを読む

「A」(1998年製作の映画)

4.0

非常に興味深かった。オウム内部にカメラを入れて、関係者に張り付いて撮るとこんな感じになるのか。たしかにいささか信者寄りの立場を表明しているようにも見えるけど、オウムが可哀想ということではなく信者の人た>>続きを読む

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

4.0

自称宇宙人の謎おじさんが突如として現れ…というワクワクする冒頭に始まりずっと画面に釘付けになった。とにかく画面作りが美しい。そして凝っている。マークが仕事にかまけていることを「娘がピアノを弾いていると>>続きを読む

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.2

タイトルに釣られてみたけどむ、難しいよ〜〜〜〜〜テリーギリアムは12モンキーズが好きなので行けるかと思ったけどどちらかというと途中で挫折したブラジルみが強い。

ベトナム戦争とヒッピー文化で何かしたか
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.4

メイントリオ全員好きピで助かった。他のキャストも映画オタクが考えたんか?みたいな豪華メンツですごい。

だけど何が悪かったのか今ひとつ盛り上がりに欠ける。何がダメだったんだろ………………緩急があんまり
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

盛り上がるまでが長いのとやたらオーバーな演技、登場人物が多く散らかった印象を受けるのと演者の眼力に頼ったアップが多用されどうも飽きるのとであまり刺さらなかった。半沢直樹の撮り方をずっと引きずっている感>>続きを読む

ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

3.5

実名で有名な人たちがバカスコ出てきて一体この映画を撮るのにいくら積んだんだ………とどうでもいいことに思いを馳せるなど。ジェフ・ゴールドブラムとかマルコム・マクダウェルとか私でも知ってる人たちがちらほら>>続きを読む

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.9

有名どころだけど未履修だったし幸運にも公開から30年以上を経ているのにも関わらず今までにネタバレを全く踏んでいなかったので勢い込んで見た。シンプルにメチャクチャ面白くて満足した。以下少しネタバレ。>>続きを読む

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.5

第二の自分に苦しむ系映画だと思ってたらまさかのお片づけ映画だったとは。してやられました。ウィリアム・ハートがいい感じの友達みたいでよかった。2人の掛け合いがすき。いなくならなくてよかった…………
ただ
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.3

どうみてもそこらへんにいたおじさんやらを引っ張ってきて撮ったような小汚い宇宙人、宇宙観皆無で圧倒的「ロシア」を感じる風景、よくわからない小道具の数々、おおこれこそはハリウッドが絶対に撮れないソ連産SF>>続きを読む

蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.5

井浦新目当てで見た。私にはちと難しい!

ルイは肉体的な痛みがないと生きている感触がしない、だからこそタトゥーを掘り終わった時やスプリットタンの完成を恐れるのは理解。アマとシバ両方に惹かれており、2人
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.4

OLの世界で力による覇権争いがあり、性別関係なく(とはいっても女装してる男性が出てるので厳密には違うが)ボコボコに殴り合って勝敗を決めるっていう世界観が興味深かった。女子が容赦なく腹を蹴られて吹っ飛ぶ>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.4

タランティーノに慣れていないせいか長い台詞回しが新鮮だった。なんだか映画というより漫画やアニメを見ているみたい。つらつらつらつらとみんなよく喋る。セリフ考えてるとき楽しそ〜〜〜!!!そして例の有名なオ>>続きを読む

終身犯(1962年製作の映画)

4.0

モノクロなのが却ってオシャレさを演出してるような画面がたくさんあってまず凄かった。無駄にカメラを動かさず、固定してじっくり人物を映すような感じとか。

実話だったことはさておき、鳥に自由を重ねる発想自
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劇場版 仮面ライダービルド Be The One(2018年製作の映画)

-

首→勝村政信さんにハマり追っかけで見た。本編を知らないと評価が出来なさそうだったので星はつけず。初心者には厳しい作りとなっていたが仲間の良さとか悩める主人公が再び立ち上がるまでの軌跡がわかりやすい。黒>>続きを読む

レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.9

撮り方や画面の切り替わり方がクッソオシャレだと思ったらマシュー・ヴォーンだったのか監督。なんか納得。みんなが一つの机を囲んで酒を飲んだり仕掛けのある本棚だったりところどころにキングスマンの波動を感じて>>続きを読む

大空港2013(2013年製作の映画)

3.4

長回しでとっているかのような演出、閉鎖空間で途切れなく何かが起きていく感じがすき。ここだけ見るとサスペンスっぽいけど起きてることはほんとしょうもないんよなあ………………このテーマのなさがいいのかも。画>>続きを読む

Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

3.9

適当に見ていたけど普通に所々面白くて笑ってた。職権濫用バトルがマジでそのまんまだし親友同士が今まで培ったスキルを使ってあの手この手で妨害するところとかもクソ好き。ただまあテーマがテーマなのでちょっと古>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.1

むむむ難しいぞ。ナポレオンに引き続き汚ねえ歴史シリーズ(そして両方とも首が吹っ飛ぶ)に恵まれて今年は締めくくることと相成りそうです。よかった。よいのか?
なんか私的には言葉にしがたい映画。トップガンマ
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

4.1

エンタメ性はそこそこだけどがいりち、ついに男二人に添え物のヒロインではなく男女混合団体戦スパイ映画を撮れるようになったのか………と感動していたらラストにぶっ込まれてひっくり返った。ネタバレ注意。>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

3.9

冒頭の過去と現在が交錯するような表現でいいぞいいぞとなった。以下ネタバレを含んでいる。


















しかしそこが良かった分、やはり犬王が物語るシーンのバックはギターではなく琵琶
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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.0

エンタメ系としては正直面白くないし水分制限しないと膀胱が限界を迎えそうになるほど長いので全集中の呼吸ができる映画館じゃないと観られない作品だと思った。配信だと飽きる気がする…………以下ネタバレ。
(世
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キャノンボール(1980年製作の映画)

3.2

スティールボールランの元ネタらしいと聞いてみた。あらすじはこんなに面白そうなのになぜ…………

80年代だから言っても仕方ないけど、やっぱ主人公チームのお医者さんの扱い(怪物みたいな扱いをするな💢)と
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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.1

プロメアというド迫力火消し映画を観たのでその流れで実写火消し映画を観たくなり。

ハンスジマーの音楽が安定的に良かったし王道のストーリー展開だとわかりつつも感動した。やっぱ火が生き物として描かれている
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

ブチブチ切りながら観ていたのもあり登場人物の把握がいまいち出来ず。しかしまあ後半に行くにつれヒリつきレベルが100倍単位で増していくので身を縮こませながら観た。

最初は自信たっぷりで実力もある指揮者
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