ピヨ彦さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

これも中学生の頃に見たけど、モナムールモナムールってずっと歌ってるなぁー、くらいの記憶
若き日の美しいカトリーヌ・ドヌーブとオシャレな60年代フランス映画の雰囲気を楽しめる作品。

ひまわり(1970年製作の映画)

3.5

中学生のときに視聴したので、今見たらまた違った感想を持つと思います。
戦争で大切な家族や恋人と離れ離れになる悲しさは世界共通なんだな、と子供心に思った作品。

高校生になり、ロサンゼルスに旅行したとき
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スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー自体は他のスター•トレックのリブート作品と同じくおもしろかったのですが、後半のエンタープライズ号の動力である原子力エネルギーの制御室に、カーク船長が防護服も何も身につけず、生身で入っていった>>続きを読む

冒険者たち(1967年製作の映画)

4.0

『太陽がいっぱい』に続くアラン・ドロンの代表作。
ひょんなことから出会った男女3人が旅に出るロードムービー的な作品なのですが、ラストの展開含め、現代ではもうあんなピュアな作品は作れないよなぁ…と、しん
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.0

日本でのアラン・ドロンの人気を決定付けた作品。
ほんと、どのシーン、どの角度から見ても美男子。
そしてこのイケメンには爽やかな地中海の青い海がとても良く似合う。
ストーリーはサスペンスなんですけどね。
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少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999年製作の映画)

5.0

おそらくテレビアニメ版のウテナとアンシーの関係と、この劇場版の二人の関係は解釈が異なる気がする。
でも私は、劇場版の二人の関係も好きです。
ストーリー後半、よく分からなくて???な演出が多いけれど、そ
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

心の中のどろどろした部分を容赦なく抉ってくる作品。
ツラァ…。

告白(2010年製作の映画)

4.0

原作の小説も映画も、どちらもおもしろい、メディアミックスとして成功したパターンの作品。

シャイニング(1980年製作の映画)

2.0

過去記録。
監督のキューブリックはリアルさを追求するために、奥さん役のシェリー・デュヴァルをわざとスタッフや共演者たちの中で孤立させて精神的に追い詰めた状態で撮影したらしい。
たとえ撮影のためとは言え
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分のリアルな人生がエンターテイメントショーとして消費されていく恐ろしさ。
ジム•キャリーだから明るい雰囲気に仕上がっているが、演じる俳優によってはホラー映画にもなり得る。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

-

記録。
中学生の頃に見たんだけど内容忘れちゃったな。

慕情(1955年製作の映画)

-

NetflixとかAmazonプライムビデオなど動画配信サービスでこの作品を見られないのはなぜなんでしょう…?
一昨年、暴動が鎮静化したタイミングを狙って香港を旅行しましたが、本当に良いところでした。
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心の旅路(1942年製作の映画)

4.0

恋愛映画の王道のような作品。
戦争で記憶を無くした主人公の男性と偶然出会った踊り子の女性はやがて結婚し、子供も生まれるが、男性が交通事故に遭い、無くしていた記憶を取り戻した代わりに、踊り子の女性との記
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

2.5

映画の雑誌やランキングとかで何かと話題に上る作品なので、いつか見よう見ようと思っていて、ようやく見る気になったので見た。

…こういうのって、男性にはおもしろいと感じるんでしょうか。
上裸の男性たちが
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.0

これぞ大人の恋愛映画って感じ。
観客の望む結末とはおそらく異なるのかもしれないけれど、本人たちの胸の中にいつまでも残る恋愛だったのだろうなと思えるから、大切な思い出を共有してくれてありがとうって感じで
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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

4.0

一時期、職に就かずフラフラしてた時期があったので、あっちゃんに自分を重ね合わせて見ていた。
彼女はああいう、ゆるい役がほんと似合う。
自分の場合は、あんなふうに顔見知りの近所の中学生なんていなかったけ
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.5

第一次世界大戦のヨーロッパを舞台にした作品。
日本で「戦争」と言ったら、まず太平洋戦争を思い浮かべるように、ヨーロッパの人々にとって「戦争」と言ったら、まず第一次世界大戦を思い浮かべるらしい。
教科書
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私の男(2013年製作の映画)

3.0

原作の小説から読んだのだけど、これはかなり好き嫌いが分かれる…むしろ嫌悪感を抱く人が多い気がする。
だけど、個人的には小説のほうが好きだし、自分が想像していた淳悟と花のイメージと違ったので、1回見れば
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

オードリー・ヘップバーンの魅力がたくさん詰まった作品。
相手役のジョージ・ペパードがまるでバービーのボーイフレンドの人形みたいだと思いました。昔ながらの、典型的な白人の二枚目俳優みたい。
そして、おそ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

主人公フォレスト・ガンプの波乱万丈の人生を、アメリカの1950〜80年代の実際に起きた出来事と重ねながら追っていく名作。
フォレスト・ガンプを取り巻く人々や、それぞれの時代に起きた出来事は、シリアスな
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.5

池脇千鶴ってなんであんなに陰のある色気が滲み出てるんだろう。

個人的に犬童一心監督の作品は、これが初めてでした。
以来、なんかこの作品の映像の撮り方好きだなーと思うと、犬童監督の作品であることが多い
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

BSプレミアムでやってたのを視聴。
タイトルの「バニー•レーク」という幼稚園児の女の子が行方不明になり、母親は必死に手がかりを探すが、女の子の目撃者は母親と伯父以外に誰もおらず、そもそもそんな女の子は
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思えば遠くへ来たもんだ(1980年製作の映画)

4.0

同名の楽曲は有名ですが、映画も作られてたんですね。
1970〜80年代の秋田県角館の街並みが見れるのも良いです。

武田鉄矢の教師役といえば圧倒的に金八先生のほうが知名度がありますが、こちらの青田先生
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.0

原作はコンラッドの『闇の奥』。
この『地獄の黙示録』は、原作の舞台である19世紀末のアフリカ大陸から、20世紀のベトナム戦争に場所を移しています。

19世紀末ヨーロッパの人々にとってアフリカ大陸は、
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ビー・バップ・ハイスクール(1985年製作の映画)

3.0

こういう80年代っぽい、いろいろとゆるい作品良いですね。

モー娘。走る!ピンチランナー(2000年製作の映画)

5.0

今でもオタクを続けています。
映画のポスターも大切に保管しています。

当時まだ小学生で映画館に見に行けなかったので、テレビ用にカットされた版を見て、その後やっとDVDで完全版を見れました。
ロケ地が
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

4.5

主人公の目が見えないというハンディキャップを持った中で繰り広げられるサスペンススリラー。
普通に考えたら圧倒的に不利な状況なのですが、手に汗握るラストシーンが秀逸です。

Wの悲劇(1984年製作の映画)

5.0

この作品が角川映画で、薬師丸ひろ子が新人女優の役で、三田佳子がベテラン女優の役っていうのが時代を感じさせる。
世良公則ってお芝居もしてたんですね。しかもけっこう上手…笑
そして、若き日の高木美保が出て
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白痴(1951年製作の映画)

4.0

ドストエフスキーの19世紀ロシア文学を戦後の北海道に置き換えてつくられた作品。
若き日の三船敏郎の、ギラギラした目が印象的。野性的で生命力にあふれている。
あんなに男くさい俳優さんって、今ではもう見ら
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.0

京マチ子、田中絹代、森雅之、と出演者の名前を見ただけで「まさに1950年代の映画ですねぇ」と思う。
最近、邦画でマンガやアニメを実写化しまくっているように、1940〜50年代はこの『雨月物語』のように
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蝿男の呪い(1965年製作の映画)

2.0

ほんとは『蝿男の恐怖』のほうを見たかったけどYouTubeにこちらしかなかったので視聴。
映画評論家の高橋ヨシキさんが「ホラー映画はその時代を映す鏡」と言ってたけど、ほんとにそうだなと思った。
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