ikumatsuさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.8

バチバチにキマッた映像にガツっと外した音楽。その音楽の入り方。

これだけで観る価値ありでした。

セリフが少ないので、ストーリーは映像から汲み取るしかなく、観ている側が能動的にならないと成り立ちませ
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.4

プリプリお尻のかわい子ちゃん、覚醒!
クズ男どもをぶっ飛ばせー!

目を細めないと直視できないようなグロ描写、溢れんばかりのB級感。良いですね。そこらじゅうが血だらけです。

無防備な土日だと凌辱シー
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.8

スピルバーグ×トムハンクス、そして極め付けにコーエン兄弟。もうこれは観るしかないでしょう。…と思いつつ、ダラダラと先延ばしにしていたもの。

世界史の知識が壊滅的なわたしについていけるのか…と若干不安
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心と体と(2017年製作の映画)

5.0

自分の恋の始まりをなぞるように、胸の奥がちりちりと焼けた。いい大人がいつのまにか少女のようにソファに体育座りで観ていた。そんな映画です。

感動なのか、共感なのか、思い出なのかわからない。何度も流れた
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.8

飛び方!笑

そして何より、終わり方の潔さ!
カッコいいぃぃ!

マーベルはどこから手をつけていいやらで、完全にタイミングを逃しておりました。フォロワーさん方のおススメでやっと鑑賞にこぎ着けました。あ
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

2.9

ジム・ジャームッシュ復習。
気怠さに酔いしれる2時間。

山のようなヴィンテージの弦楽器。たくさんのレコード。淡々と進んでいくヴァンパイアの生活。

人間のことをゾンビと呼び小間使いにしているが、ちゃ
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希望の灯り(2018年製作の映画)

4.2

有休消化?そんなの木曜日に決まっているでしょう。だって木曜日は…レディースデイ!

リニューアルしてからやっと行けた映画館。平日おやつ時の上映。ガラガラだと思いきや、結構混んでるんですね。

お上品な
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まぼろし(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

食べるのも、働くのも、不貞行為さえも。全てはあなたを感じるため。

わたしは、悲しみと一緒に生きていくことを選んだ女性の物語だと思いました。一緒に生きていくことを決めた時点で、もうそれは悲しみではなく
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笑う故郷(2016年製作の映画)

3.2

事実は小説よりも奇なり。

ノーベル賞作家が、40年ぶりに帰省することを決意。小さな町をあげての大歓迎コメディ!かと思いきや。

クスッと笑えるところはあれど、じわじわとのしかかってくる不快感。途中脱
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.4

「やり場のない感情にお困りのお客様、バニシングコーヒーはいかがですか〜?」
フォロワーさんのレビューで拝読したのですが、東京にはこんな粋なサービスがあったみたいですね。名古屋には…予想通りなかったです
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.7

現代的な映像が観たくなり、なんとなく手に取った。そういえば上映時に気になっていたものの、スタイリッシュな恋愛モノかな?と思い見送ったなぁと。

こ、これは…

グロいもエロいも美しいも、ねっとりと詰め
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パターソン(2016年製作の映画)

5.0

日常こそが宝物。

淡々と進んでいく1週間。
お互いを尊重している夫婦。

全てがとても好きな温度です。

ゆったりとした主人公の目線の先は詩的な世界。彼の感覚が艶やかな言葉で紡がれていきます。

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桜桃の味(1997年製作の映画)

4.6

また素晴らしい作品に出会ってしまった。

自殺を手伝ってくれる人を探す主人公を、土埃を感じながら悶々とした気持ちで観ておりました。…ところに、突然ぶわっと立ち込める温度。そこからはもう、転がるように魅
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.1

人を傷付ければ自分も傷付き、人を救うことで自分も救われる。自分の行動の全ては自分に返ってくる。

もちろん“人のために”というのも素晴らしいと思う。でも、“誰かのためにしたい自分の欲”だということを認
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.0

ひどい…ひどいよおじいちゃん…

孫の身代金はケチるのに、美術品にはいとめもつけずポンポン購入。しかも事件中にまで。ドキドキハラハラもしましたが、あまりのケチさに、ため息しか出ませんでした。

実際、
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.6

ファンキーな凄腕おじさま達、セクシー過ぎます。

あれよあれよという間に集まっていったので、イマイチ過去やキャラがしっかりと掴めないキャラもいましたが、戦闘シーンがカッコよすぎて、細かいことは一瞬でど
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.3

アランドロンの美しさよ…

愚かにも罪を重ねてしまう青年。でも、あの美貌で全てを許しそうになってしまう。洋服もお屋敷も自然までも、彼のために存在しているのでは?と思ってしまいた。それくらいに“旬”を拝
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.9

どうしよう…好きでした…感動すら覚えてしまった…

この監督とは合わないかもしれないと思っていた。観終わって「あーワケわかんなかった!」と言うつもりだった。ところがどっこい。頷くしかありませんでした。
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.4

キャピッキャピの小学生男子かと思いきや、スイッチONでキレッキレの警察官。

小型カメラで臨場感はマックス。ドキュメンタリー風ですね。わたしも一目撃者になっていました。

しかしロス怖いな!

はしゃ
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

狼はただお腹が空いていただけだった。

この日は寒暖差が激しく、寒がりのわたしは薄めのコートの中に季節外れのインナーダウン。スクリーンの中には、雪の中、半袖のラザロ。

人間は大なり小なり欲望まみれ。
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.3

“トレーニング デイ”というタイトルのおかげで、え?どっち?これはトレーニングなの?マジなの?…と最後まで気が気ではありませんでした。

デンゼルワシントン=なんだかんだ善人、というわたしの勝手な方程
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12か月の未来図(2017年製作の映画)

3.8

フォロワーさんの高得点レビューで知り、上映館を調べてみると全国2ヶ所。名古屋はきっとやってな…

え?

や、や、やってるーーーーー!

しかも会社すぐ側!
おまけに今日はレディースデイ!
これはもう
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.7

仕事中、どうしてもどうしてもパッケージが頭から離れなくなり、どしゃ降りの雨の中TSUTAYAへ。こうも連日通っていると、もう家に帰るような感覚になってきました。

予想通りのなんじゃこりゃ!斬新なよう
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.5

男スワガー、狙い撃ち。

狙撃手はやっぱりかっこいい。
スパーーーーーン!と撃ち抜く度、憑き物が落ちたような気分になりました。

そしてメンフィス。
あなたすごいよ…いい仕事し過ぎだよ…

イコライザー2(2018年製作の映画)

4.5

マッコールさんと結婚したい 2。

今回はマッコールさんにとって、とても辛い現実が待っていました。観ているこちらまで気が重い。

でも、相変わらず強い…
強いよマッコールさん!

前作に比べ、ただ単に
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

4.7

また大好きな映画が増えてしまった。

100万ドル当選を信じ込み、ヨボヨボの身体で遥か彼方ネブラスカへ向かう父親。デタラメと知っていて気が済むまで付き合う息子。

なんだろう、このムズムズとした気持ち
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フォロウィング(1998年製作の映画)

3.2

クリストファーノーランのデビュー作ということで鑑賞。

ジャンキーな男2人。
容姿端麗なクズ女1人。
いいですね。
刺激ってものは人を魅了するんですよねぇ。

空き巣中のコップが偉そうに自論を語ってい
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複製された男(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この作品と一緒にレンタルしたのがファイトクラブ。

…自爆です。

設定同じだし!
そりゃわかるし!

それでもおもしろかったです。

ヒンヤリしていて曇った雰囲気。もそ〜っとしたジェイクが猫背で歩
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イコライザー(2014年製作の映画)

5.0

マッコールさんと結婚したい。

瞬間皆殺しシーンは気分爽快!どうしたってニヤニヤが止まりません。わたしもコルク抜きでぶっ刺したい!

あ。別に病んでないです。でも、ホームセンター店員とのギャップ、そし
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

オープニングでテンションぶち上がり。音楽もかっこよし!

ずっと観たいと思っていた作品。もっとバカみたいにただ殴り合う描写が多いかと思っていましたが、実は違うところに焦点が置かれていたんですね。

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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

-

週末夜の上映で、劇場中の小さなスクリーン。あれ?イーサンホークだよ?…と、そんな心配は無用でした。

渋い作品でした。これがポールシュレイダー監督なのですね。

作品から投げかけられたものの純度が高く
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.9

無線機のシーンを観ながら畳んだ洗濯物は、もう1度洗濯機への旅が決定。

きっと明朝「目どうしたの!?」攻撃にあうでしょう。

でも、いいんです。

あの時の息子の表情が観られただけで、そんな質問は笑っ
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ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

3.1

仕事をえいやっと片付け、途中のコンビニでパンを買い、会社の近くにある小さな小さな映画館へ。古びたテラスでパンを食べながら上映を待つ。お腹が鳴るといけないからね。

さて、映画ですが。
カフェのシーンだ
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.8

今週仕事が早く終わった日に現在上映中のザ・プレイスを観に行く予定なので、同監督のこちらを鑑賞。

わ。わ。わ…
軽い気持ちで観始めたけど、おもしろいよ、これ。

展開も速く、トントン拍子で爆弾が設置さ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.2

小気味良い会話劇。からの、なんてかっこいいオープニングなんでしょう!シックな黒スーツにあの音楽。無敵。

もっと派手な話を想像していましたが、とってもクラシカルでした。それもまた良い。

みんなカッコ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.7

最…っ強!!

息をつく間もないくらいでした。
わたしは一体どこにいるんだろう…

行って帰ってくるだけ。笑
なのに、なんでこんなに興奮するんだ!
一晩経ってもまだフガフガしています。

爆音絶叫上映
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