みさきさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

みさき

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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.1

新宿バルト9にてトークショー付きの回を鑑賞。本作はいい意味で、とにかく阿部サダヲ演じる、連続殺人犯の榛村に振り回され続けた128分だった。

さすが白石監督と思わせる振り切ったグロイシーンもあり、事件
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ソウ(2004年製作の映画)

4.0

ようやくNetflixでの配信が始まり早速鑑賞。映画「CUBE」のように閉ざされた環境で繰り広げられる物語かと思っていたが、実際には外での物語も並行して描かれており、期待よりも楽しむことが出来た。>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.3

Filmarksに招待していただいた試写会で鑑賞。本当にどストライクな作品だった...音楽も雰囲気もとにかく心地の良い映画。嫌な奴がいないのもこの映画にのめり込む一つの理由なんだろうな。そしてふとした>>続きを読む

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.2

ユナイテッドシネマ豊洲にてトークショー付きの回を鑑賞。
さすが蜷川監督というような圧倒的な映像美、俳優と女優の美しさはとても素晴らしかったものの、物語が全く理解できなかった。

原作もドラマ版も未視聴
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

かつて実在した詐欺師と彼を追うFBI捜査官の物語。女なら1度はタイタニックでディカプリオに惚れるけど、この映画のディカプリオもめっちゃかっこいい。

本作は華麗に相手を騙す天才詐欺師の姿と、孤独に脅え
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

第一印象としては水原希子が貴族側なのでは?と思ったが、もう見終わった今となっては逆は考えられない。そのくらい2人の演技は素晴らしかった。

伝統的な家で生きることの窮屈さ、貧乏の家で生きることの苦悩。
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オールド(2021年製作の映画)

3.7

予告編を見た時にとても気になっていた作品。ビーチに入ってからの展開がとても早くて飽きることなく楽しむことが出来た。主要な登場人物が多いはずなのに、それぞれにしっかりとキャラクターがあることで全員を理解>>続きを読む

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.7

ポスターや予告を見ただけだとかなりごりごりのコメディに思えるが、内容的に色々なことを考えさせられる映画だった。

この映画の大きなテーマとなっている老後の資金に関して、母のみが奮闘して家族の財布は緩い
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.7

今起きていることは現実なのか小説の中の出来事なのかという新しい視線で楽しむことが出来る作品だった。複数の事柄が最後につながっていくというストーリー構成がおもしろかった。また、伏線回収も楽しむことができ>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.2

スティーヴン・ホーキングという実在する物理学者の半生を描いた作品。お恥ずかしながらこの映画を見るまでその方のことは知らなかったのですが、壮絶な闘病生活のなかで偉大な研究を残した人が本当にいると考えると>>続きを読む

劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

4.0

ドラマはどちらのシーズンもしっかり見ていたので公開をとても楽しみにしていました。ドラマの映画化はキャラクターの個性を最大限に生かし、視聴者が待ち望んでいるラストになることが多いから、ドラマが好きならハ>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.8

本当におもしろすぎた。感動した。心の底から映画館で見たかった…映画好きであれば映画好きであるほど楽しめる作品だと思う。

映画がとにかく大好きな映画アシスタントジーンが、敏腕映画プロデューサーポンポさ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

あらすじを読んだだけだと本当に変わった趣味を持った主人公なんだと思っていたが、実際に異食症という病気があることを知った。今作では異物を飲み込むことへの快感を抱いてしまう場面がひしひしと伝わってきた。>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

3.8

ずっと見たいと思ってた映画。卓球の青春をどスレートに描いた作品で、卓球が好きな人も不得意な人もみんなが楽しめるスポーツ映画。

最強だと思っていた自分が叶わぬ相手に出会い葛藤するペコ、かつての恩人に対
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シンデレラ(1950年製作の映画)

3.9

誰もがストーリーを知っている映画だけれど、いざ見てみると、みんなが知っているのは後半のほんのひと場面で、前半はほとんど見た事ないシーンが続いて驚いた。

特に印象的だったのが、前半では動物を主体に物語
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.8

久しぶりに胸に突き刺さる映画を見た。物語は、今まで観た映画の中で1番と言っていいほど終始心が苦しかったが、画はとても美しい。素晴らしい映画だった。

2人とも画家として働くアイナーとゲルダ。ゲルダがア
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.0

子供向けの映画だからといって舐めてはいけないとはまさにこのこと。本作はミステリーとして成り立っている上に、問題提起もしていて素晴らしかった。

AIが生徒たちの素行に基づいて点数をつけ、その点数に応じ
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

4.3

前作では少し物足りなさを感じていたが、今作はかなりおもしろかった。口コミ通り非現実的な場面は多いものの、ストーリーがミステリーとして濃厚であった。(最初に怪しいと思った人が犯人ではありましたが…😅)>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

タイトルにある通り、ダンブルドアの秘密が明かされた本作。黒い魔法使いに対して寄せ集めメンバーで立ち向かうというあらすじだけでもう既にワクワクする。

もちろんダンブルドアとグリンデルバルドの物語でもあ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

今作は続編ありきな感じもするがダンブルドアVSグリンデルバルドという構図がかなり明白になってきて、しかも動機と目的もわかり易かったりとそこまで複雑な物語でもなくかなり楽しむことができた。

ただクリー
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.1

本作はハリポタファンからはあまり評価が高くないみたいだが、ハリポタシリーズが難解であまり楽しむことが出来なかった私には合っていて、とても面白かった。

今作は、若かりし頃のダンブルドアが出てくるという
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.8

シリーズを締めくくるとあってかなり楽しめた。ハリーが自分に隠された謎を知り向き合っていく姿はこちらも見ていて胸が苦しくなる。

やはりヒューマンドラマが好きなので、3人の友情や恋の行方にもとても感情移
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.6

今作からはもはや学生ということは全く関係なくなってくる。でも最後の二部作がハリー、ロン、ハーマイオニーを中心に描いてくれているのがかなり嬉しい。

この作品は絶対Part2ありきです。

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.6

(全作見終えてからまとめてレビューしているので正直話が頭の中で混ざっててレビュー雑ですみません😅)

確か恋愛模様もかなり描かれていた気がする。それにしてもハリポタシリーズってエマ・ワトソンが美しく成
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.7

ヴォルデモートの復活に対してダンブルドア集団を作り対抗するハリー達。まさかハリーが教える側になるとは驚いた。

またこの作品でも恋模様だったり友情だったりが描かれていてかなり好き。ただ魔法省のピンクの
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.6

今作は、ハリーポッターのことをあまりわからない人でも理解しやすいストーリーになっている一方で、ハリポタを詳しい人にとってもキーとなる作品という点で楽しむことが出来た。
今まではホグワーツしか出てこなか
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.6

この映画はほっんとうにむずかしかった。でも、(サイトの力を借りてしまったが)しっかり理解できるとおもしろい。

ハリーの両親を殺した犯人に関わる話なので、この先のハリポタシリーズでも重要な回なのではな
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.7

自分は1作目よりこちらの方が結構ドキドキして楽しめた。ストーリーもそこまで難しくはなく、私も理解しながら見ることが出来た。

余談だが、おじさんの家から物語が始まっていて、休暇で必ずあの居心地の悪い家
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.6

ファンタビを見るためにハリポタファンタビを一気見しようと思い立ちました。ハリポタ1作目はかなり前に見た事があったが結構忘れていた。

1作目はとにかく魔法学校という設定にワクワクする。賢者の石を理解す
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

知っている人1人も出てないし、Filmarksで見るまで全く知らない映画だったけど、絶妙におもしろい映画だった。
東大出身の主人公はアルバイトで生活を繋いでおり、風呂屋で働き始めた。しかし、その風呂屋
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.8

自分にとっては1よりも圧倒的に好きな内容だった。気になっていたこの世界の始まりも見れたし、それぞれのキャラの成長も見ることが出来た。

脚本もさることながらこの映画は演出がとても素晴らしかった。それぞ
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.6

すごく不思議な映画だった。ポスターとかから柔らかい映画をイメージしていたが見事に裏切られた。

前半にストーリーのなかで所々に感じる違和感が後半になって次第に明らかになっていく。人の優しさと憎しみの感
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ニワトリ☆フェニックス(2022年製作の映画)

3.3

初日舞台挨拶付きの回を鑑賞。自分的にはニワトリ☆スターの方が結構すきだったかもしれない。

今作は前作のバイオレンス的な作風から一変して、旅というテーマの元、緩やかに話が進んでいく。とにかく変なシーン
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.1

4時間という異例の上映時間の長さになかなか見るのを抵抗していたが、いざ見てみると素晴らしい作品で、全くその長さを感じさせない映画だった。

自分はこの作品は実に様々なエンターテインメント性を含んでいる
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おくりびと(2008年製作の映画)

3.8

「ドライブマイカーがおくりびと以来のアカデミー賞国際長編映画賞受賞」というニュースをよく見て、そういえばおくりびと見てなかったなと気が付き鑑賞。

亡くなった方を「おくる」仕事に携わる人々を描いたヒュ
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.9

特定の宗教を信仰している人が少ない日本に住んでいる私たちにとっては驚くような話だが、外国では宗教の対立によって家族同士でさえも揉め事が絶えない家庭もあるということを知って驚いた。子供のあだ名さえも定ま>>続きを読む