ino7010さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

よくあるドンデン返しのはずなのに全く気付かなかった。彼らが犠牲になったことも、彼らを守れなかった事実もただひたすらに悲しく切ない。何気ない風景の映像も美しかった。

ガルヴェストン(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

想像以上に救いがない悲劇だった。
心が通じたダンスシーンから一転して泣ける別れのシーンもないままに死体になってしまうのは容赦がなさすぎた。
不治の病でもない展開は驚いたがさらに虚しくなるし、妹でなく娘
>>続きを読む

アラジン(1992年製作の映画)

3.6

実写版を先に観てから金ローの録画を視聴。30年近く前とは思えない演出が楽しく、楽曲もやはり素晴らしかった。個人的にはジャスミンはアニメ版の方が魅力的だったが、尺が短いせいか、かなり展開が早く感じた。

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.4

武器や乗り物の小道具は相変わらず個性的でワクワクするし、舞台がコロコロ変わるのも楽しいが、特に印象に残るエージェントの掛け合いやエイリアンのキャラはなく、ストーリーは普通のSF的展開でスパイの正体も普>>続きを読む

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

宗教的知識をかけらも持っていないので、ほとんど深く理解できていないと思う。
環境問題についてのストレート過ぎる描写も少し合わなかったが、マイケルの自殺と自身の病気からか、少しずつおかしくなっていく主人
>>続きを読む

108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

2.4

意外にクスクス笑えるシーンがいくつかあったが、もっもエロとくだらなさを突き詰めて欲しかった。
ここで終わり?って感じで個人的には消化不良すぎた。。。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

奇跡の脱出劇にしてはあまりにも犠牲が多すぎて、正直単純に感動は出来なかった。
緊張感と恐怖感が全般通じて凄まじく、亡くなった人があの時こうしていればと物語が進むにつれ虚しくなるばかりだった。
特に犠牲
>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.4

ストーリーは正直イマイチ盛り上がりもなく、クローンの設定もありきたりで、爽快感もあまりないままに終わってしまった。
ただ、3DinHFRは映像が滑らかに動き、自然な立体感もありつつ、アクションシーンで
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.3

アニメ版を観た事なかったが、王道エンタメ過ぎてとても面白かった!
ウィルスミスのスター的存在感と山ちゃんの吹替でジニーが本当に圧巻で、登場してから一気に作品の格が上がった気がする。笑
映像もテンポも楽
>>続きを読む

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.3

オブビートで独特なノリで、ブラックコメディ的で思ったよりも群像劇チックな不思議な映画だった。リアームニーソンのいつものノリの復讐アクションを期待したので、退屈になりかけることもあったが、その度に物語が>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

世界観、キャラ、セリフが胸焼けするほどクセが強くてスゴい!笑
アクションにしても質・量・バリエーション全てが期待以上でしばらくはアクション映画観なくて済むレベルでお腹いっぱいになる!特にラストバトルは
>>続きを読む

ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.3

美しい川の風景や何気ない日々を描きつつも何か起きそうな不穏な雰囲気が常に流れていた前半は惹きつけられたが、ぶつ切り的な豪華俳優の登場、幻想的な表現や物事の本質を描かない部分については個人的にはイマイチ>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.4

泣いて怒鳴って叫んで喚いて暴れて、感情むき出しの2人は痛々しくて、画面を見るのが苦痛で仕方なかった。
でも観てる間は身体中に力が入りっぱなしで、こっちの体温がドンドン上がってく熱量を持つ映画なのは間違
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

音楽映画的な側面的もあるけども、心温まる本当に面白いラブコメディだった。
ラブコメの鉄則である、超かわいいヒロイン、バカな友人、頼りないけど等身大な主人公が完璧に配役されており、ジョークを交えながら進
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

無音の時間にも意味があり、緊張感も終始ある特異なワンシチュエーション映画だったが、エンタメとしてはサーチほどではなかった。
被害者から加害者に切り替わる展開は確かに驚いたが、伏線がなくいきなりの自白だ
>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.2

独創的な映像表現もなく、盛り上がるクライマックスも特になく、感動的な別れもなく、淡々と予想の範囲内の物語が進み、シリーズ集大成感もないままに終わってしまった印象。
事前の低評価からハードル下げてみたが
>>続きを読む

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.3

何が起きるか分からない前半の掴みから、既視感ありの中弛みはまあB級映画として、予想の範囲だったけど、後半のハード描写と各キャラの活躍(主役が一番地味)は十分に楽しめた。パッケージのキャラがまさかのあい>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

3.6

ジョークを交えながらナレーションがテンポよく物語を進めていくので飽きることなく楽しめた。(語り手のオチにはビックリした!)
イラク戦争がメインかと思いきや、チェイニーの人生の振り返りから始まるとは思わ
>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

潜入映画としての緊張感もあり、バディ映画としてもそれぞれいいキャラだったのでシンプルに面白かった。
白人と黒人の強烈な主義思想を対比するシーンはやはり印象深かった。
舞台は過去だが劇中のセリフで現在に
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

よくありがちなエピソードや展開もある中で、こんなにも圧倒される映画は大人になったからは初めて観たかもしれないぐらいに衝撃的だった。
ホアキンは素晴らしい演技を魅せてくれたというより、ジョーカーの生き様
>>続きを読む

マイル22(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まさかのバッドエンドとは思わず、少し後味が悪いが、見事に騙されたので面白かった。テンポよく進む上に容赦無く犠牲が生まれるので緊張感もあり、アクションシーンは強烈!(ちょっと現実離れしてる面もあるが)

半世界(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

幼馴染、夫婦、親子それぞれの登場人物の距離感や会話の雰囲気が心地よく、炭を作るシーンもなぜか印象に残った。
何となくよくありそうなエピソードが続くストーリーは少し退屈だったが、最終的には再生の話かと思
>>続きを読む

ダンボ(2019年製作の映画)

3.7

確かに大ヒットするような映画ではなかったけど、地味なストーリーながらもビジュアル面は相変わらず奇抜だし、像と人間それぞれの親子の絆やサーカス団の仲間の活躍がしっかり描かれており、盛り上がりどころもあっ>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.5

プロットも展開もエンタメ大作要素が盛りだくさんだった。だけども単純には盛り上っていかず、敢えてトーンを抑えながら、まるでブラピの一人芝居かのように静かにドラマが進んでいく作品だった。映像は個性的だし、>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

3.0

期待しすぎていたからか少し自分には合わなかった。暴力に対する姿勢を描こうとしていたのかなと思ったが、自分にはちょっと難しかったかな。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ストーカーと盲目のフリをした老女を繋げた伏線回収と何より松たか子にビックリした!笑
本筋と絡まない小ネタが多いため少し長く感じだが、ホテル内の雰囲気も心地よく、長澤まさみとキムタクのキャラもハマってお
>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.3

舞台感バリバリの演技、原色ドバドバの演出、大きい音楽の全てが過剰だと感じられて、所々嫌気がさしたが、途中から全部が過剰だと逆にこれはこれでバランスがいいのかもしれないと思い始めた。笑
そう思い始めると
>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.5

80年代の雰囲気もまあまあよかったしチャーリーは魅力的な主人公だった。
家族の物語には悪役がいない分モヤモヤ感がリアルだったが、いい結末になってよかったし、飛び込みの伏線回収が一番感動したかなぁ!
>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.7

何よりもキャラ造形や背景の街並みのCGが想像よりも違和感なさすぎて驚いた。
ストーリーはすこしダイジェスト的に感じたところもあったが(特に序盤が少し退屈)、やはり映像で惹きつけられ、中盤以降は容赦ない
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画のいつもの緊張感とは違う種類の気持ちのわるーい緊張感が中盤まで続いて、とても疲れた。。。
中盤以降いわゆるホラー的展開で安心したのだが、世界中で事件になっていることが明らかになる過程で不思議
>>続きを読む

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ラストで明言はされてないが、まだ刑務所にいるという事でバッドエンドになってしまったのは辛い。
時系列を入れ替えることで、幸せな時間の先に悲劇が待っていることが際立つようになっているが、全体的に少し単調
>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

ポスターや予告から想像していたよりも分かりやすい盛り上がりや爽快さはなく、切なさがとやるせなさが強く印象に残った。
親目線だとどうしても両親を許せなく思う気持ちが強く、特に成功してからの父親との再会シ
>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

世界が終わらなくても世界が終わるとしても、2人の世界に囚われている彼らがやる事は決して変わらないのかなぁという感想。
ストーリーが進む中で2人の過去や関係性が明らかになるので、その度に2人への認識が少
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

まず常にディカプリオとブラピのどちらかが常に画面にいることの贅沢さに感動し、ただ2人のオーラに圧倒される。スターオーラだけでなく、それぞれのキャラクターが抜群に良く、ディカプリオの落ち目俳優の時代を超>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.5

原作既読だが、しっかりとした役者の演技が観ることができたので十分に楽しめた。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アメリカの潜水艦無双の映画かと思いきや、逃げる隠れる潜入するという展開で、本当に手に汗握る緊張感が続いていく。また陸の特殊部隊もスーバヒーローではないので容赦なく犠牲が出ていくので、全滅エンドも頭をよ>>続きを読む