じゅさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.3

救いがないなぁ…と思って観ていたから、終盤の展開はよかった。佳作。

強引な設定を、敢えて強硬な表現で博士に言わせて受け入れさせる感じだった。

原題の source code を「ミッション:8ミニ
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.0

派手な映画ではない。
ただのラブストーリーだった。
でも好きだ。

前半は少し退屈なくらい順調で幸せの絶頂。それが一変して愛情と不安、苦悩、焦燥。信じたい気持ちと、それでも疑ってしまう自分に気が気じゃ
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ポーカーナイト 監禁脱出(2014年製作の映画)

1.5

主人公の愚かさに終始苛々してしまった。
はじめの失敗3だかで「応援を呼ばなかった」と言っておきながら、いつまでも一人で行動しつづける。何がポーカーナイトだ!ポカしナイトか。

ポーカーナイトに参加する
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オートマタ(2014年製作の映画)

2.5

観ているひとに考えさせる映画。示唆に富むという意味ではなく、単純に「観ていれば分かる」ような映画ではなかったという意味で。悪い意味で観客を意識できていない作品。

SFと言うには大事な部分にサイエンス
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

ずっと気になっていた映画。
気合いを入れて観た。

真剣さが傲慢へと変わり、狂気を帯びて燃え上がり、はじけて消える。少しの平穏のあと、クライマックスを迎える。狂気と狂気のぶつかり合いこそがセッションに
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JOY(2015年製作の映画)

3.1

駄目な大人の見本市みたいな映画だった。

終盤まで「えええ…(どん引き)」が次から次へと出てくる。フィクションなら「ちょっとやり過ぎなのでは…」と思えるくらいだけど、ジョイ・マンガーノの半生に基づく作
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

語り部のいない映画だった。よく作り込まれた作品は、説明をしないで設定を理解させる。役者がそれを勝手に話していくから。でもそれで事足りるのは在り来たりな設定だけで、本質的に大切なところは、観客や読者に想>>続きを読む

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

3.0

原作を何周かした身としては、映画と原作は別物として観るべきだなという印象。実際、映画には珪素生物が出てこないから、設定的にはスッキリ再構成されている。本人は「人間だ」とか言ってるけどどう考えても霧亥は>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.4

映画館で観たかった。映画館で観てたら☆5にしてた。それくらいにナイスエンターテイメント。

ストーリーは子ども向け、あるいは童心を忘れない大人向けで、ただただ夢が詰まってて王道展開。キングコングにメカ
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

タイムトラベル系なんだけどSFと思って観ないほうが賢明かも。タイムパラドクスに繋がりそうなことはオールドジョーが"覚えていない"。毎日まいにち目を血走らせてハイになってたら覚えてないのも当然と言うもの>>続きを読む

トランセンデンス(2014年製作の映画)

2.7

近未来SFという立ち位置だけど、実際の実現はなかなか遠そうなSFだった。シュタインズゲートゼロのアマデウスみたいなAIの話と言えるのかな。

全体的に釈然としない。人類を超越したはずのウィルAIがウイ
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ライフ・オブ・クライム(2013年製作の映画)

3.0

古き良きドタバタ クライム・コメディ…かと思いきや2013年製作の映画だった。1978年アメリカが舞台だし、今の時代感覚で言えばストーリー展開もド定番すぎたから、てっきりふた昔ほど前の作品だと思って観>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.0

小松菜奈がかわいい以外の感情をなくした。



「青春してるなぁ」という言葉に全てが詰まっていて、もうそれだけで充分だと思う。小松菜奈かわいい。最後の「祭りのあと」感も、それもまた青春で。小松菜奈かわ
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.3

子どもに優しい湯川学が見れる映画。
今回は古典物理の範囲で過度な演出がなかった模様。白衣も着ない。産学連携なのか地元の意見交換会に呼ばれているのが謎ではある…完全に御用学者枠だと思うんだけど、湯川学が
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Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

4.5

とてもよかった。
情景描写が穏やかな時間の流れをよく表現してると思う。
もちろん派手なアクションもないし、美女とロマンスもないけど、こういう映画は好き。
色んな話が並行して進んで、徐々にそれらが絡まっ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

週末レンタル100円だったので。
以前に付き合っていた子が前作のファンで、彼女からDVDを借りて観た思い出。
本作が公開された頃が、別れて一番思い出したくない時期だったので観ずじまいだった。

前作の
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

-

ビンラディンをやっつけるまでの実話ベースの映画。3時間近くある。監督脚本がCIAに取材し続けて、ビ殺害報道を受けて公開されたとか。作中のテロは全て実際に起きた事件。タイトルのゼロダークサーティは軍事用>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.0

中高時代を思い出した。
この詰まらなさ、下らなさ。
もっと掛け合いがあったら面白くなったと思うけど、それは原作から離れちゃうんだろう。
カフカみたいなもんだよね、きっと。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

2.2

うーん。シリーズもので3作目だからこそ、こんな映画になったんだろうなって分かるんだけど、なかなかにツマラナイ。

たぶんわざとツマラナイと感じさせるように作ったんだろうけど、ツマラナイんだから仕方ない
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.0

原作小説は未読、漫画は既読。

ストーリーがアレンジされてて、これはこれでいいとは思うけど、ただのエンターテイメントに成り下がってしまっている。リアリティは映画の方が確かにあるとは思うけど、絶望感が足
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.9

高慢で欲深い鑑定士の話。きれいな音楽と裕福な界隈の裕福さが垣間見れる。メインは全くそこじゃないんだけど。ザ金持ちって感じ。

以前に一度観たのか覚えてないけど、ドンデン返し部分にデジャヴを感じた。綾瀬
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

山田孝之主演の『凶悪』と同じ監督だと見終わってから知った。原作も、元になった事件があったことも後から知った。

道警が愚かすぎると思ったけど、事実は小説よりも奇なりということなのかな。「悪い奴ら」が悪
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.3

最初からずっと竹内涼真があからさまな主人公役枠だったことに違和感があったんだけど、最後の展開で腑に落ちた。政治なんだなぁ。

いやはや大鷹弾かっこいいわ、マジで。なにあの爽やか青年ボーイ。どうせそれで
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オブリビオン(2013年製作の映画)

2.8

トムクルーズって、スクールカースト最上位みたいな役多いよね。「こうすりゃみんな喜ぶんだろ?」みたいなのを知ってる感じ。「手持ちの道具じゃ直せないから一旦戻ってきて」とか言われてるのに、噛んでるガムを機>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.1

安定感のあるコメディが全編を通してあって、そのなかにシリアスな展開もある感じ。ストーリーは、後から考えると1時間スペシャルのサスペンスドラマと同じ程度だけど。

ひとに勧められる。

ラ・ラ・ランドで
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ハードコア(2015年製作の映画)

-

酔った…途中から余裕なくなって、面白さとか考えなくなって、単純にどうすれば酔わずに観れるかという試みになってた。

アドレナリンシリーズに通じる、ただひたすらにバイオレンス。

あらゆるジミー役をシャ
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.1

Amazonビデオで100円だったので。

原題を直訳すると「会計士」になるところを邦題を「ザ・コンサルタント」にしたのは見栄えの問題なのか、それとも少しでも興味を持ってもらって中身で勝負したいという
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劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメシリーズを見てなくても(多分)楽しめて、見ていると内容に厚みを感じられる構成になっている。ラストバトルあたりはSAOの鬼畜さ加減から考えれば「まぁそんなもんだろう」となってしまう感じのチート具合>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

ホラーは「観るぞ」って意気込んでから観ないときつい。(ミステリーだと思っていたので…) ホラーとしては良質なんだと思うけど、そうと知らずに観て勝手に裏切られた気になった。

超常的で、彦摩呂的に表現す
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

2.8

冒頭から可愛い女の子が「う◯こ」とか言う映画だった。残念ながら名前が分からなかった。(黒澤はるか?)

漫画的な表現を実写化することの面白さとシュールさ。ヨシヒコや銀魂とスタッフがかなり被ってるから「
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.2

原作を読んだことあるひと用なのかなと思った。どう考えても尺が足りないから、どうしても描ききれない部分は出ると思っていたんだけど、映画だと、金木がいかに特異かがイマイチ伝わらなかった気がした。喰種にとっ>>続きを読む

グスコーブドリの伝記(2012年製作の映画)

2.9

うーん。。。
夢を見ているような映画だった。
悲しい場面のはずなのに悲しさがなかったり、つらい場面のはずなのにつらさがなかったりした。やっぱり夢だからかな。不思議な作品。(これに特大の悲哀を足したのが
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