かめのさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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妻の心(1956年製作の映画)

5.0


台詞全てが意味を持っていて、他愛ない会話からでさえ、その奥に潜む各々の感情が溢れでてくる。これぞ、成瀬映画の醍醐味だ。

ゆっくりと傾き掛けてゆく生活、夫婦関係が非常に丁寧に描かれていて、妻の方に焦
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誘惑(1948年製作の映画)

4.5


やっぱり吉村作品、好き。

病弱な奥さん役が杉村春子……?まぁそういうこともあるのかと思っていたら、やはりいつもの杉村春子で安心した。また、無邪気に子どもたちと大縄跳びをする孝子(原節子)とその姿を
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木村家の人びと(1988年製作の映画)

5.0


人生をかけて夢中になっていることを、子どものためにやめることは決して容易なことではないし、そのことは本作品が証明してもいる。

だけど、太郎を福島まで送り届けるシーン。泣けるじゃあないですか!理想の
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

4.5


数年前友人に勧められたものの、あらすじを読んでなんとなく合わない気がして観ていなかったが、意外や意外、とても良かった。

母アンナは常識でははかりようもないし、彼女の行動は現在でいう虐待に相当する。
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

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居酒屋のシーンとかリアルだけど、本当恋愛ってつまんない。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.5


これ共感するタイプの映画なの?わからんと思いつつ、主人公が20代後半あたりってのが恐ろしい(年代近いだけに)。

そして個人的には、思ったこと平気でさらけ出して、自分も他人も傷つけて、それでも普通に
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.8


沖田監督作品が好きで新作を追いかけていたのだけれど、前々作前作があまりハマらなくて今回は恐る恐る観た。

いやはや、心配ご無用。最高だった。

原作を読んだことのある方からは賛否両論あるかもしれない
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誘拐(1997年製作の映画)

3.3


悲しみや憎しみは、どれだけの年月を経ても消えてなくなりはしない……。思いを託す人々の眼差しが辛かった。

永瀬さん演じる若手刑事が思い上がった言動や行動を繰り返すものだから恥ずかしくて見ていられなか
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

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平気で嘘をつくし、自己評価ばかり高いような主人公が周りの意見を聞いて脚本を書いていくうち、段々自身のアイデアを取り入れられるようになっていく……あたりまでは、彼の身を案じる反面、とても面白かった。元
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警視庁物語 逃亡五分前(1956年製作の映画)

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とびきりのドラマはないが、硬派な刑事ものという印象で、割と好き。

スタッフの島津昇一さんって、東宝だし、島津保次郎監督のご子息なのかしらん?気になる。

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.3


どれみちゃんはリアタイと何度かの再放送、そして昨年も観た。幼稚園の頃、どれみちゃんごっこをして、ほぼ皆「おんぷちゃんになりたい!」と言い張って譲らなかったのを思い出す……。

子供の頃、おジャ魔女ど
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2


感情を抑えられない人間。三上のような人は、現実にもあふれるほど存在している。しかし、彼らはどう生きていけばいいのだろう?

何故、感情を抑えられないのか。暴力的になってしまうのか。その原因を、図書館
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.9


「雨」なんだけど、ハッピーエンドで楽しく終わるのがやっぱりアメリカ映画!

銀座の恋の物語(1962年製作の映画)

3.5


同じ記憶喪失物でも、『ひまわり』のような時代背景を取り込んだ作品とは異なり、娯楽的要素が強い。
それはそれで面白いけれど、裕次郎の良さはあのスタイルだけでなく、台詞にあると思う。今回の作品はストーリ
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