YHさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

恋愛ものが大の苦手で、純愛ものを見ない私だが、好きな俳優が何人も出ていることで鑑賞を決めた。

心配(?)してたような純愛ものでもなく、誰にでもありそうな、ありふれた恋愛の姿をすごく淡々と描いた作品で
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キング・オブ・シーヴズ(2018年製作の映画)

3.5

中盤までの流れは大凡予想通りの愉快な雰囲気だったが、作品が終盤に入るにつれドンドン緊迫感ある騙し合いに変貌する。

派手なアクションシーンのない、年寄り達の犯罪映画でも演技力一つでここまで緊迫感を感じ
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.1

歴史を知っているからこそより楽しめたと思う。
モデルになったキム・ジェギュについては色々と評価が分かれるけど、同期はどうあれあの人の行動で命を救われた人が多いのは事実。

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

3.7

実話基盤の、感動物語、しかもナショナリズムを刺激するプロパガンダ映画にはもの凄い拒否感を感じる私でも軽く、面白くみられる作品だった。

個人的には歌あり踊りありの所謂オーソドックスなインド映画が趣味だ
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

4.1

作画は少し残念だったけどそれ以外は本当によかった。
始まって何分間は本当にこいつら頭おかしいw状態だったけど、それはそれで銀魂らしくていい。
大団円を飾る一作として遜色ない良作だった気がする。
この展
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

4.3

主人公チャンシルが、そして(恐らく)監督本人のが「尊敬している」と劇中に公言している小津安二郎監督の作品のように淡々と日常を写すような作品。

今まで全てを度外視して全てを注いで来たものがいきなりなく
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.9

今年は1月からいい感じの作品と出会えた。
ガスライディング、洗脳、トラウマなどが人をどのようにダメにしていくのか、そしてそういうのを克服していく過程が淡々と絵が枯れている作品だった。

劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

4.2

子供向けの作品って、時には下手な大人向け映画より深かったりする。

言いまわさず、飾らずストレートで言いたいこと、伝えたいメッセージを言ってくるからだ。

特典目当てで行ったけどすごく心打たれた作品だ
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天外者(2020年製作の映画)

2.3

三浦春馬が見たくて行った。それだけ。

韓国出身の僕からするとこの時代を描いた作品はすごく高い確率で地雷になるし、(伊藤博文が出てきて「皆んなが笑える時代を作る」ってボヤいた時は失笑が…)実際もそうだ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

1.8

そもそもあまり期待はしてなかったので、がっかりしたというのは語弊があるかもしれないけど…それでも想像以上にゴミだった。

豚の王や愛はタンパク質(こっちはそもそも原作からがいい作品だったけど)で自身の
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.8

考えさせる作品
日本や韓国みたいに銃器所持が禁じられている国の人からしたら危機感が少し薄いかもしれないけど、不意の事故って銃器事故だけじゃないから。死とはいつも我々の隣で待っている存在だから。

死と
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.5

ストーリー自体は今の世の中ありふれたLGBTQの話で、人物像も平面的。
映画としては限りなく凡作に近い。

…が、ミュージカルファン(若しくはミュージカル映画のファン)ならドキドキが止まらない一作に変
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.9

捨てるとは。
切り捨てるとは。
忘れるとは。
手放すとは。

主人公は最初感情移入し辛い、身勝手で自己中心的な人で、自分の見栄?イズムのため他の人を傷付けるだったが、少しずつ成長してい人物だった。
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.7

ロアルド・ダールの作品らしいどこか捻くれている作品。

"チョコレート工場"の時もそうだったけど、"童話"とカテゴライズするにはどこか大人向けで、本格的に大人のための童話というには何かあどけなさが残っ
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

1.4

福田監督の作品は嫌いじゃない。
寧ろそのくだらなさが結構好きだったりする。
全ての映画が作品性を持たないといけないわけでもないし、たまにはB級の映画も必要だと思う。

福田監督はパロディや奇抜な演出で
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

美しい。
なにが美しいかって、絵も、物語も美しい。
ある意味ミザンセーヌを大事にするオーソドックスなフランス映画とも言えるだろう。
いつのまにか自然に近づいてきては我が身を巻き込むもの、それこそ愛であ
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.9

予告編の感じや冒頭のの流れから軽いタッチの家族コメディかな?と思ったけど、いい意味で見事に裏切られた。
所詮人間って自分の都合のいいこと、自分のみたいことしか見ないもんだな。という簡単な真実を効果的に
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.9

自分の今の状況ともリンクするところが多く、なんか癒された気がする作品。
特別な出来事があるわけでも、スペクタクルなストーリーでもないけど、こういうのが人生だろう。

ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

4.1

近年稀に見る「観てて幸せになる」映画。

ただ、何故わざわざタイトルを変えたのか理解に困る。

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(2007年製作の映画)

4.2

久しぶりに観たオーソドックスな王道インド映画。
一般的にインド映画と言ったら思い浮かびがちな歌あり、踊りありの作品だった。
ミュージカル好きからしたら音楽のレベルも高く、所々オペラ座の怪人を連想させる
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銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

4.4

人生と宇宙の真理を教えてくれる名作。
ただ、原作のファンからしたら続編が作られなくて残念すぎる。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

1.7

ノロイを初めてみた時は白石監督に期待が持てた。
オカルト…結末が残念だったけどまだなんとか耐えられるレベルだった。

そしてこれ…

ノロイの時の、才能はどこに行ってしまったのか。

オカルト(2008年製作の映画)

2.9

白石監督といえば、この作品とノロイだけはいい作品だった。
特に宇野さんのクズっぷりは本当にすごかった。
結末が残念だったが、結末部分と繋がるこわスギ劇場版の悲惨な完成度を考えるとまあ、仕方ないか。

ノロイ(2005年製作の映画)

3.5

日本のモキュメンタリーホラー作品といえばこの作品。
この時代の日本製ホラーは斬新で独特なアイデアで満ちていた。
この時代まではね…

シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!(2018年製作の映画)

4.8

原作と言えるかどうかわからないけど、元になっている演劇(シラノ・ド・ベルジュラック)はもともと好きで期待していた作品。

今年は期待を裏切る作品が多かった印象が強かったけど、この作品は期待を裏切ること
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.0

ホラーだと聞いて行ったけど、普通に笑えるブラックコメディだった。

こんなくだらなさ、嫌じゃない。

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

4.1

子供の時、ああいうカッコいい漢になりたかった。
今考えると危うく犯罪人になるところだったが。
男達のロマンが詰まっている映画。

朝が来る(2020年製作の映画)

4.5

予告編を見てすごく気になったので即鑑賞。
上映開始日に観たかったけど残業だけはどうすることもできなかった。

予告編はよくて本編はガッカリだったり色々裏切られた作品が多かった今年の秋、多分最も良かった
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望み(2020年製作の映画)

2.6

期待が大きすぎたのかな…
余りにも内容が薄っぺらくてがっかり。
素材も良かったし俳優の(お母さん役の人以外)良かったけど…

個人的に期待していたこの作品と星の子が両方微妙だったので凄く残念だった。

星の子(2020年製作の映画)

2.0

起承承承で終わってしまった作品。
俳優たちの演技は良かったけど…
何が言いたかったのかな?

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.1

漫画は全部読んで、アニメは三話くらいでリタイヤした状態で観に行った。

演出も、声優の演技も良かった気がする。

浅田家!(2020年製作の映画)

3.6

多分何年か前の、今よりもっと刺々しくて人間嫌いだった頃の僕だったら2点もあげなかったかもしれない。いや、そもそも観てもなかっただろう。

家族から離れ海外での一人暮らしが10年を超え、然もコロナだなん
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.3

賛否両論あるみたいだけど、個人的には凄く刺さる部類の作品だった。

ただ、訳者がなんの目的を持ってタイトルを「異端」の鳥にしたのかその経緯については是非聞きたい。
いつも事前情報無しに映画館に行くタイ
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

3.7

とにかく愉快。
頭を空っぽにして何も考えずに無意味な時間を過ごしたい人にはピッタリな作品。
鬼才…(というか単純に才能がない割に夢だけでかい人の典型だと思うが…)エド・ウッドのいわゆる3代名作の一角と
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映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)

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まあ…ファンだから見た。それだけ。
映画としての評価は…あえて控える。