keittyさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

 相手のために無理をすることは自分の人生の決定権を失うことだと感じた。
 自分を必要としてくれる誰かに縋りたくなるけど、助けを求めて伸ばした手を繋いでくれた相手のもう一つの手は誰と繋がっているかわから
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.8

遠距離の友達とビデオ通話しながらプロジェクターで鑑賞。
二人して見終わった後に「もう一回みたい、観れてすごくよかった」と言っていた。

時代背景とこれまでの積み重ねの描写に惹かれた。
「普通」の幸せも
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

2.9

死体を探しにいくなんて悪趣味だけど、非日常を味わいたい子供たちにとってはスリル満点の冒険であり、幼いゆえの好奇心があってこそ体験できた自分たちだけの記憶だったんだろう。
線路の上を歩くのってなんか見て
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.0

オアシスを求めてたどり着いた場所が、狂気じみた場所だったという、現代でもありそうなギャップを体感できる作品だった。

レオ様かっこいい!
冒険感とヒューマンホラーとビーチの美しさが印象的だった。

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「ハロウィンの花嫁」にちなんで、死者を登場させていたり、花嫁に脚光を浴びせていたり、タイトルの伏線を回収するストーリーだった。
個人的な犯人の予測が当たっていたので、スッキリと見ることができた。
「焦
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

4.0

「さよならくちびる」の楽曲は知っていたが、本作を観たのは初めて。

ハルレオ美しい!歌声素敵!
その間を取り持つシマも、音楽に生きるダメな男風のいい男感が出ててよかった。

悲しいほど綺麗な三角関係だ
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでいて、オチを知っているからこそ、どのタイミングでどんでん返しがくるのかそわそわしながら鑑賞。

よくある大学生・新社会人の恋愛かと思いきや…想いあっている二人のどうしようもない関係性がリア
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.8

人工知能であることが証明されたのも束の間、自分の意思を持って行動し始めたところに、じわじわと恐怖を感じた。
淡々と話が進んでいき、見やすかった。
自分が信じたい相手の意見を信じてしまったり、自分を過大
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ラブライブ!The School Idol Movie(2015年製作の映画)

3.6

友達の付き添いで過去に鑑賞。
アニメ・歌は齧った程度だったが、アニメ・アイドル特有の夢や希望が溢れていて可愛かった。
推しのえりちのセンターを観れてよかった。

MAMA(2013年製作の映画)

3.3

過去に鑑賞。
母性も時に恐怖となる。
ラストシーンはとても切なかった。

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.3

映像が綺麗で可愛い。
「星があると信じている」その気持ちを持ち続けるのは並大抵のことではないし、周りから否定されてもひたすらに上を見続ける姿勢を見習おうと思った。
煙に覆われていて星があることを信じら
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.1

「カオス×シュール×グロ可愛い」

冒頭に世界線の説明が入り、そこから得体の知れない生物が立て続けに出てくる。誰が敵で誰が味方がわからない状況でストーリーが展開するにつれて、秘密が紐解かれていく。見返
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桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

3.0

プロカメラマンの夢を諦めた主人公と、美容師の夢を叶えたヒロインが出逢い、二人で過ごした短い時間の中で、病気の発症をきっかけにすれ違い、最後は互いに出逢えて良かったと思い合う。

3ヶ月間の日々が、春の
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.0

アイネクライネナハトムジークとは「小さな夜の音楽」という意味らしい。
日常にドラマチックな出会いや劇的な変化がなくても、生活してる中に小さな音楽やいつもより少し特別な夜があったら、それを大切にしていこ
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バービーのラプンツェル 魔法の絵ふでの物語(2002年製作の映画)

4.0

子供の頃に観てうろ覚えの記憶だけど、何の絵を描くか迷っている女の子に、バービーがラプンツェルのお話を読み聞かせて、最後は女の子が自分で絵を描き始めるっていうオチがなんかよかった。
ラプンツェルのストー
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タイタニック 3D(2012年製作の映画)

5.0

不朽の名作と言われる意味がわかった。
実話とロマンスを織り交ぜ、どこかリアルでどこか幻想的な魅力に、次の展開への想像が掻き立てられた。
パニックシーンの描写は、格差社会や窮地に立たされた時の人の言動が
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.0

娘が母を助ける展開が素敵だった。
「こうあるべき」という価値観に縛られている人は多いんじゃないかなと感じた。
レッサーパンダに変身するという一見ファンタジーなのに、現実でもレッサーパンダに豹変する、も
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

2.5

30年。人生を左右する出来事がたくさんあって、想像したとおりの人生にはならないもどかしさを感じた。
「もうすぐ暖かい季節がくるのを信じて待つ」というラストの言葉と、作中のストーリーが矛盾していて違和感
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余命10年(2022年製作の映画)

3.3

生きたいと言う気持ちは愛する人がいて、愛してくれる人がいて成り立つ感情だなぁと感じた。
家族、友達、恋人との関係が続く中で自分の余命は10年と宣告されていて。周りの人たちの生活が続いていく中で自分の人
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静かな雨(2020年製作の映画)

3.5

"静かな"雨という表現がストーリーにマッチしていた。

劇場(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人情味で溢れていた。
寂しいのに笑ったり、哀しくて怒ったり、日常が劇場になっているラストシーンを観て思った。日々を主人公として生きることができたのは誰のおかげか?今、この感情を物語として伝えることがで
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告白(2010年製作の映画)

3.3

暗めのストーリーだったが、緩急のある展開でわかりやすく観れた。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

お父さんがストーリーの重要人物だと感じた。
時間を行き来するワクワク要素と、人生の決断や出会い別れを繰り返していく日常要素を兼ね備えていて、見終わった時に「こういう映画を観たかった」とあったかい気持ち
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

ナチュラルに観ることができた
日常を映画にしたような、映画みたいな日常を味わったような、心地いい感覚
ちょっと思い出しただけの日々が、映画のストーリーのワンシーンとして蘇る。素敵な体験ができた作品だっ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.3

文化の違いなのか、誰にも感情移入できないストーリーだった。
でも、展開がコロコロ変わるので飽きずに観れた。