勝沼悠さんの映画レビュー・感想・評価 - 73ページ目

メン&チキン(2015年製作の映画)

2.5

 冴えない大学教授と無職の兄。父の遺言で生物学的な父が別にいることを知った二人はその父の家に向かうが、そこには三人の異母兄弟がいて。。。

 これはかなりのブラック・コメディな映画。笑える映画ではない
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ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)

3.0

 ヒトラー暗殺未遂事件を起こした男の人生を描く。

 ナチスが台頭し始めた時代から描くことによって、時代の移り変わりと普通の男がなぜヒトラー暗殺を計画するようになったかを描いていく。
 色々と事情を知
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ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年製作の映画)

1.5

 あのフリーザ様が生き返って修行をして悟空に復讐する為に地球にやってくる。

 うーん。。。人気悪役のフリーザ様を出す。強さのインフレは修行でカバー。そこまではいいのだが、後はもう何も見どころがない。
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幸せのちから(2006年製作の映画)

4.0

 売れないセールスマンだったクリスガードナー。貧乏のどん底で妻に逃げられ住む家まで追われ、所持金21$まで追い込まれる。そんな中で半年間無給の研修生から証券会社の正社員になるまでのストーリー。
 実
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.0

 麻薬密輸船らしき船で銃撃戦があり、多数の死体と一人の男がいた。警察は男から事情を聞くが、実行犯の4人の男の背景には正体を誰も知らない伝説的ギャング「カイザー・ソゼ」がいた。。。

 カイザー・ソゼの
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

 ある女子高生が関係を持った男から衝撃の告白を受ける。性交渉したことでそれをうつした。それは誰かの姿で歩いて君を襲ってくる。誰かと性交渉すればそれをうつせる。

 性病のメタファー?ともいわれる不思議
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

5.0

 家族とは薄い付き合いの独身貴族で解雇通告人としてアメリカ中を出張で飛び回るビンカム。しかしそこにネットで解雇を通知すれば出張費を節約できると主張する新人ナタリーが現れる。ナタリーはビンカムに同行し、>>続きを読む

シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(2018年製作の映画)

5.0

 シャークネード最終作!
 前作で全てを失ったフィンは未来から来た息子に導かれ、シャークネードを防ぎに過去へと向かう。
 
 あらゆる時代にシャークネードが発生し、おバカな展開満載。脚本としてはかなり
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FAKE ディレクターズ・カット版(2016年製作の映画)

5.0

 ゴーストライター騒動後の佐村河内守氏にジャーナリストの森達也が密着。

 佐村河内守、なぜ謝罪後に元の長髪サングラスに戻した。彼単体ではなく、手話通訳を兼ねる奥さんと猫のワンセットとして撮ることによ
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シャークネード(2013年製作の映画)

2.5

 ロサンゼンルスをトルネードが襲う。しかもそのトルネードは2万匹のサメも巻き上げていた! 空からサメが襲いかかる。

 つくりから設定から何もかも雑。あまりにひどく、それをツッコミながら見る映画。
 
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ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

4.0

 小さな街の幼稚園教諭が友人の娘の少女の嘘から性的虐待犯にされてしまう。彼はコミニティから完全に敵対視されてしまい。。。。

 相当に気持ちの悪い映画である。もちろんそれを意図してやっているのだから、
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イン・ザ・ヒーロー(2014年製作の映画)

5.0

 スーツアクターをしながらアクション俳優のチームを組み、後輩の指導を続ける夢を追い続ける男。そこに売り出し中のアイドルがアクションを学びに来るが。。。

 元スーツアクターだった唐沢寿明を主演に熱い男
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愛、アムール(2012年製作の映画)

5.0

 二人きりで暮らす老夫婦。妻が発作に襲われ、夫が妻を介護する生活が始まるが。。。

 ハネケ作品にしては極めて普通でありながらその不快感は他の作品に劣らないことの重み。
 ほぼ全編を二人の家のみにし、
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デッド・フレンド・リクエスト(2016年製作の映画)

2.5


 幸せな大学生活でFBの友達もたくさんな女の子が友達のいない子とFB上で友達になったことを機に恐怖に襲われる。

 いわゆるリア充死ね的な話。悪霊と化した人にFBアカを乗っ取られる話。友人が死んだ動
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

5.0

 CIAに内勤する中年女性が現場で活動することになるコメディ。
 
 太っちょおばさんがある日突然スパイに! この年代の女性が抱えてそうな主役じゃない、イケてないという思いをうまく描いた上で、その彼女
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プレデター(1987年製作の映画)

5.0

 中央アメリカのジャングルで極秘任務をこなす特殊部隊が正体不明の何かの襲撃を受ける。

 記念すべきプレデターシリーズの最初の一作。
 改めて見ると非常にクオリティが高いつくり。プレデターの驚異やかっ
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

5.0

 アクションスター同窓会第三弾!

 今までの中で一番ちゃんとストーリーがあります。でもお祭り感もちゃんと維持。
  新規参入者は今回も豪華。ウェズリー・スナイプスなんて出所あけですよ。なんか友情感じ
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.0

 アメリカ在住のオーストリア出身者が母国オーストリアに対して、第二次大戦中に奪われた名画『黄金のアデーレ』の所有を主張し裁判を起こした実話を映画化。

 一見すると大好きな叔母の描かれた絵を取り戻す話
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キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)

3.0

 十字軍の大将となった男を描く。

 十字軍といっても終わりの頃の話。戦闘は派手なスペクタルながら、いったい何の為に争ってるのかよく分かんないままイスラムとヒリヒリ小競り合いしてる不思議な映画。もはや
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 酒に溺れた航空保安官の勤務中に「20分後に乗員の誰かが死ぬ」とメールが。飛行機の中にいる犯人は誰だ?

 謎解きに的にはちょっと物足りない感じがするが、雰囲気はなかなか。

 以下ネタバレ。
 謎解
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プレデターズ(2010年製作の映画)

4.5

 「カリノキセツダ」
 あの「プレデター」が大胆にリメイク。傭兵や犯罪者などの世界中の猛者が拉致されプレデターの惑星へ。プレデターズの人間狩りが始まる。。。

 ストーリーは違えどリメイク的な位置づけ
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.1

 江戸時代の縁切り寺(駆け込み寺)東慶寺に駆け込んできた女達と出入りする医師見習いの男を描く。

 駆け込み寺とはこういう感じだったのかというのがよく分かる。今でいうシェルター兼家庭裁判所って感じか。
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あん(2015年製作の映画)

3.5

 男が一人でやってるどら焼き屋にあんをつくれるから雇ってくれと老婆がやってくる。彼女のつくるあんは確かに絶品だったが彼女には秘密があった。

 ハンセン病をテーマにしながら、そこに社会からドロップアウ
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9.11~N.Y.同時多発テロ衝撃の真実(2002年製作の映画)

4.0

 なぜ9.11は防げなかったのか。93年のビル爆破テロから01年の同時多発テロまでの水面下でのアメリカのテロとの戦いを描く。

 これ見ると本当にアメリカの対テロ政策がダメダメだったか分かる。ほとん
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

5.0

 突然ほぼ全身麻痺になってしまった敏腕編集者。見聞きと考えが正常な彼は瞬きだけで他者とコミュニケーションをとることを学んでいき、やがて本を出す。
 実際に彼が出した本を元に映画化。

 この映画は
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 シビル・ウォー後、自宅軟禁を受け入れたアントマンことスコットは不思議な夢を体験したことをきっかけにピム博士やワスプと再会する。

 IWで重苦しくなったMCUの雰囲気を一変。この作品はコメディ要素の
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

2.5

 女子高生が助けた猫は猫の国の王子様だった。しかし猫の恩返しは的外ればかりで。。。

 アニメーション映画としては可もなく不可もなく普通。
 しかし、この映画って誰をターゲットにしてるんでしょうねぇ。
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銀魂(2017年製作の映画)

2.5

 あの銀魂が映画化。

 キャストは合ってるし、独自のテイストも入れている。確かにところどころ面白い。
 ただ、全てが中途半端。コスプレしてるみたいにしか見えない。中途半端にやるよりも思いっきり自分の
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劔岳 点の記(2008年製作の映画)

3.0

 明治末期、劔岳初登頂に挑む陸軍測量部を描く小説の映画化。

 地味なストーリーだが、豪華な俳優陣としっかりしたストーリーで魅せる。縄でつるされた一部のシーンが安っぽいのがたまにキズ。
 日本にもこん
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寝ずの番(2006年製作の映画)

3.5

 落語家の通夜で朝まで飲み明かす寝ずの番。

 この映画を黒澤明の「まあだだよ」と勘違いしておりました。
 エイの女性器が人間の女性器に似てるということで中井貴一がエイとセックスするというとんでもない
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

5.0

 もうスーパーヒーローはいらないとされた現代。ヒーロー達は一般人としての生活を余儀なくされる。かつての栄光が忘れらず社会に適応できないボブ(Mrインクレディブル)。子供たちも自分の能力が発揮できないこ>>続きを読む

完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.5

 1972年に米ソの威信をかけてソ連の世界チャンピオンと戦ったチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの人生を映画化。

 この映画に描かれていることが事実なら、フィッシャーは分裂病とまではいかないもの
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トリプルヘッド・ジョーズ(2015年製作の映画)

5.0

 今度は三つ首だ。

 いいホラー映画続編の条件は頑張るとこをある部分では間違え、ある部分では間違えないことだが、この映画は見事にその条件を満たしている。
 まず、ダブルヘッドからトリプルヘッド
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バケモノの子(2015年製作の映画)

2.3

 母を亡くし、離婚した父はどこにいるか分からない少年は、バケモノの世界に迷い込む。そこいいた熊徹は少年を弟子にしようとする。

 うーん。映像や役者さん達の演技はいいのだが、なんか話に乗れなかったなぁ
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12 ラウンド(2009年製作の映画)

2.0

 1年前捕まえた大物犯罪者が脱獄し、警官に12ラウンドのテロゲームを仕掛ける。

 WWEのスーパースター、ジョン・シナ主演作。だけどアクションというよりは予想外のし掛けを楽しむ映画。やや緻密さにかけ
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アナコンダvs. 殺人クロコダイル(2015年製作の映画)

2.0

 巨大ワニと巨大アナコンダが戦う!

 これレイク・プラシッド シリーズみたいですね。あの女性保安官は好き。
 なのですが、やはりB級の誹りは免れない。ワニ映画は鬼門ですなぁ。。。
 あと、人工的につ
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