ブレグナさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ブレグナ

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海峡(1982年製作の映画)

3.0

青函トンネル開通を舞台に描かれるドラマ。この時期ならではだと思うがパニック映画的要素もあり。高倉健はひたすら渋く、吉永小百合は純で可憐。ただ今ひとつ乗り切れなかった。。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

地下鉄のシーンが熱い!傑作だわ。
史実を元にした伝記ものだけどチャーチルは映画にしやすい人物だな。
ノーランのダンケルクを再見したくなった。

ダウト 〜偽りの代償〜(2009年製作の映画)

3.0

フリッツ・ラングのリメイク作品とのことだが、テンポ良く意表をつく展開で楽しめた。さすがに無理ありすぎの展開な気もするけど。オチはなんとなくは予想できたけど。マイケル・ダグラスがはまり役で良かった。

座頭市千両首(1964年製作の映画)

3.9

マカロニウエスタン調の第6作。悪代官が悪代官らしく憎々しくて良い。暗闇での決闘シーンもかっこいいが、何と言ってもラストの若山富三郎との対決!痺れる格好良さ。シリーズ屈指の名作ですね。

座頭市喧嘩旅(1963年製作の映画)

3.2

今回はケチでゲスな悪党なのがちょっと残念。律儀な市が邪な陰謀に立ち向かう。殺陣はさすがにカッコイイ。

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.2

気にはなっていたのですが長いのでつい先送りしていた作品。これぞ映画と心を揺さぶられた傑作でした。うまく言葉にはできませんが、人間の再生を心の奥深くに静かに、そして丁寧に描いた作品でした。最後の宮崎あお>>続きを読む

パレード(2010年製作の映画)

3.2

原作を読んでから鑑賞。概ね原作通りでしたが、原作にあった細かい心情の機微を描くのは難しいですね。どうしても説明的になってしまうし。
とはいえラストシーンの異様な雰囲気はなかなかさむけを感じさせて良かっ
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.0

アクションシーンがさらにパワーアップした4作目。やはり見どころは高層ビルのシーンかな。圧巻すぎるよな。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.0

トム・クルーズのアクションがひたすらすごいのと、レベッカ・ファーガソンが綺麗で良かった。水中のシーンが特に良かった。サイモン・ペッグのコメディ的な存在は大きいですね。悪役の魅力が今ひとつかな。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

バルト9で鑑賞。舞台挨拶も見ました!
浜辺さん、顔小さかったなー。
庵野さんがやりたいようにやりつつも、かつての東映のいかがわしさもあり、現代らしさもありで好き。仮面ライダーってウルトラマンと違うのは
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ラストムービー(1971年製作の映画)

3.5

デニス・ホッパーが「イージー・ライダー」に続いてとった作品。ペルーの村を舞台にしたメタ・ウエスタンというか不思議な映画だけど当時のカウンターカルチャーそのものとも言えるドラッギーな怪作。
とにかく破天
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座頭市兇状旅(1963年製作の映画)

4.0

シリーズ4作目。今回の敵は市の刀を真っ二つに折るほどの剛の使い手。だが市はそれを上回る秘策が。。。集団戦も籠城から一気にスピード感を持って展開。面白い!1作目からの恋人たねとの恋も今作で悲しい結末に。>>続きを読む

ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.5

家族を殺された女性の復讐もののサスペンスアクション。
「狼の死刑宣告」のような展開で、シンプルなストーリー展開だがアクションシーンが良くて面白かった。ラストの手錠のシーンでニヤリとしてしまった。余韻の
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.0

映画と舞台劇が重なる構成はアイデアとして面白いが、うまく展開できてなかったかな。薬師丸ひろ子、三田佳子、三田村邦彦など上手かったが、世良公則はちょっと浮いている印象だった。ラストも今一つかなー。ユーミ>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.6

往年の怪獣映画×地獄の黙示録な快作!映画館で観たかった。主演女優とゴングの絡みもちゃんとマナーに則ってる!この絶妙な70年代、80年代な感じがたまらん。豪快かつ夢のある傑作です。理屈でなく体で感じるこ>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.3

ストーリー、脚本はわけわからん感じでしたが、ゴジラ、コング、そしてアイツの決闘シーンだけで元が取れる面白さ!
映画館で観たかった!
「サプライズ」の監督でした。あの映画も割と好き。

でんきくらげ(1970年製作の映画)

3.0

増村作品としては普通な感じでした。タイトル負けしてますね。
とはいえ、ある女の悲哀としたたかさを描いていて面白かった。
渥美マリが胸を隠しすぎるのが不自然でした。

黒い家(1999年製作の映画)

3.6

原作も面白かったですが、映画も面白い。大竹しのぶのおかげですかね。狂気というかサイコな感じがリアルすぎて怖い。
森田芳光の監督作品はもともと不穏な感じがして、サスペンス向きだと思うのでうまくハマったの
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.6

SF青春モンスターホラー?って感じて楽しいB級映画でした。監督はロバート・ロドリゲス。さすがです。
配役も絶妙でイライジャ・ウッド、ジョシュ・ハートネット、クレア・デュバル、ファムケ・ヤンセンなど。特
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

4.0

サイケデリック!
ゴジラが何と飛ぶ!
住民たちの目が怖すぎる。
ヘドラ強すぎ!
という最高のゴジラ映画でした。
異端的ではありますが、ロックを感じました。

ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

3.2

飲酒運転による過失致死でエリートが重犯罪刑務所に入ることになり人生が過酷なものに。刑務所のシーンがリアルで恐ろしい。特に刺すシーンは北野映画といたリアルな痛さを感じる。
時系列の入れ替えが激しく、登場
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必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974年製作の映画)

3.6

シリーズ第3作。緒形拳、林与一と元締の山村聰が引き続き登場。冒頭から惨殺シーンがえげつなく、監督が交代したためか前作よりシリアスな雰囲気。メインの悪役は岩下志麻、夏八木勲でかなり手強い相手で梅安も危機>>続きを読む

必殺仕掛人 梅安蟻地獄(1973年製作の映画)

3.5

必殺仕掛人シリーズ第2作。
梅安が田宮二郎から緒形拳に変わってました。山村聰は変わらず。
冒頭のメインテーマからかっこいい。平尾昌晃の曲なのかな?西部劇の趣き。
悪役が佐藤慶と小池朝雄だから面白くない
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

冒頭の長回しから一気に引き込まれた!
「ゲットアウト」「アス」、シャラマン好きならオススメの社会派スリラー。
ネタバレ厳禁の本作ですが構成が想定を超えていました。文字通りまさかの展開でした。繰り返し見
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.5

超久しぶりに再鑑賞。邦画の一つの場流れを作った傑作。
ずっと三谷幸喜が監督だと思っていたら脚本で監督は中原俊でした。
シドニー・ルメットの「12人の怒れる男」をもとに日本人らしさをうまく笑いに転換した
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狂った野獣(1976年製作の映画)

3.6

東映70年代カーアクション映画の最高峰!ストーリーは普通ではあるが、現在の日本では不可能と思われるロケでのカーアクションが半端なくすごい!!!
「マッドマックス2」や「ダーティーハリー」そして「スピー
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必殺仕掛人(1973年製作の映画)

3.4

池波正太郎原作、田宮二郎が藤枝梅安で主演の「必殺仕掛人」。
梅安といえば渡辺謙のバージョンが印象深いですが、田宮二郎も良いですね。室田日出男演じる悪同心もイイ感じ。話の展開も目まぐるしく面白かった。な
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透明人間(1992年製作の映画)

3.3

大好きなジョン・カーペンターのB級娯楽作品。得意の不穏なホラーテイストでなく、王道SFコメディともいえる作品。素直に楽しめます。
独特な映像センスも垣間見えて、特に頭だけで走るシーンとか最高でした。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

これがやっぱり一番面白い!スパイものとしてサスペンス、謀略性とエンタメアクション性が絶妙にブレンドされた傑作!さすがデ・パルマです。
特に水槽爆破やCIAへの潜入シーンなど痺れます。ラストもにやりです
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.8

アクションシーンは1より派手になっているけど正直微妙でした・・・

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.4

デ・パルマの1が最高に面白かったけどジョン・ウーの2が期待外れでそれから観てなかったミッション・インポッシブルシリーズ。3は面白かった!スパイアクションの傑作でした。JJやるな。橋の上の戦闘シーンとバ>>続きを読む

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.2

アメリカのリーマンショック時を描いた作品。アメリカ版「金融腐蝕列島」とも言える経済・企業映画でした。リアルに経済破綻前日を描いていましたが、リアルな分盛り上がりはイマイチでした。
最後の穴掘りシーンの
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キンダガートン・コップ(1990年製作の映画)

2.7

シュワさんのコメディ路線もの。刑事が捜査の過程でひょっこり幼稚園の先生にというベタな展開。軽いタッチで楽しめるが、意外とアクションシーンは激しくもある。
でもやっぱりシュワさんを使うのもったいない気す
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望み(2020年製作の映画)

2.9

原作未読。犯罪者が身内に出ると大変だなと思わされる作品。サスペンスミステリーであり、親子の人間ドラマでもあり。カタルシスはあまり感じ無かったです。

影武者(1980年製作の映画)

4.0

「乱」と並ぶ黒澤明監督の大作時代劇!やはりこんなスペクタクルな映画は今の日本では作るのは不可能ですよね。
仲代達矢が武田信玄とその影武者を演じています。大仰ですがさすがに上手いです。
山崎努もさすがの
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

2023年の最初の一本は気になっていた本作から鑑賞。前情報をあまり仕入れず見たので勝手にサスペンスミステリーと思ったら考えさせられる人間ドラマだった。
「怒り」と「赦し」がテーマでしょうか。三人の主要
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