ブレードグーナーさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ブレードグーナー

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アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

3.8

想定以上に面白かった!
こういうヨーロッパを舞台にしたスパイアクションは良いね。二転三転するストーリーもよくできている。シリアスで非情な展開はボーンシリーズや往年の傑作「コンドル」やパーマーシリーズと
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CUBE2(2002年製作の映画)

2.6

続編は初めて見た。いまの時代にこのCGは微妙ですね。話が複雑で謎が意味不明でラストもよくわからない、、さすがに失敗作ですね、これは。

CUBE(1997年製作の映画)

3.5

確か「ソウ」の一作目と同じ時期に話題になって見た。久しぶりに再見したがいま見ても面白い。いろんな人の力で謎が解き明かされていくところはワクワクする。そして人間こそ一番怖いっての普遍的テーマですね。ラス>>続きを読む

ファイティング・ダディ 怒りの除雪車(2014年製作の映画)

3.5

子供を殺された実直なオヤジによる復讐劇。二つの犯罪組織と三つ巴の展開になるのだけどいずれも息子が絡んでいるところも面白い。
何だかオフビートな感覚でブラックな笑いをちょいちょい入れ込んでいて少しタラン
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SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

3.9

映画的娯楽から離れたところにある作品。もし核戦争が起こったらどうなるという設定だけど、徹底的に救いがない。まあ現実は映画のように都合良くいかないよね、という感じ。とことん暗く絶望的な未来をリアルに描い>>続きを読む

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

4.0

さすがに荒唐無稽な設定だけど圧倒的なバイオレンスとサスペンスに魅了された。韓国映画はホントすごいね。「アシュラ」もそうだったけど壮絶すぎる。
いかにサイコパス野郎を追い詰めるかなんだけど一筋縄でいかな
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パペット・マスター(2018年製作の映画)

3.3

想像以上に面白かった!
そんなバカなっていうパペットたちの暴れっぷり。マイケル・パレ出てるの後で気づいた。懐かしいね。ウド・キアも出てた。チャイルドプレイ以上にド派手なところ良いな。ラストもホラー定番
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

ようやく観た!
どうしてもあの伝説のカルト映画「ウィッカーマン」を思い出してしまうが、こちらのほうがアート色が強いかな。独特の映像美はなかなか良い。異様な怖さは「ウィッカーマン」のほうが感じた。もっと
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デンジャー・ポイント(1970年製作の映画)

3.2

ボートでのチェイスシーンがなかなか良かった。最後のオチも意外で楽しめた。
主役はイケメン。

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.4

アクションは申し分ないんだが、プロット、ストーリー展開はちょっと…だけど楽しめたから良し!
気楽に楽しみましょう

スリーデイズ(2010年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃスリリングな脱獄もの。ラストにかけては、まさにハラハラの連続。少々都合良いところもあるけど、面白かったから良し。
リーアム・ニーソンはちょい役だけどおいしい役どころ。そして何よりブライアン
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.2

言葉の力、言霊というものを久しぶりに感じた。今の世の中ではほぼ絶滅しているかのようにも思えるけど。。
三島由紀夫って誠実でピュアな人物だったんだな。だからこそ市ヶ谷に立てこもることにもなるんだと思う。
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

伝説的ホラー「シャイニング」の続編だが、ホラー要素よりアクション要素が強めにして結果的に良かったと思う。ちょっとロストボーイ的な感じもあるかな。そしてあのホテルでの最終対決は単純に面白かった。

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

4.0

何度目かの鑑賞。何回観ても面白い。
子供のころはよくわからなかったけど市川崑のスタイリッシュかつショッキングな映像美はドキッとする。これが市川崑の金田一ものだと最高傑作なのかな。
しかし若山冨三郎の朴
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.4

シニカルでグロかった。ブラックなサスペンスアクションですね。人間狩りの映画なんだけど動機が面白いな。あといろいろな仕掛けもすごいね。想像以上だった。最初主人公がなかなかわからないのも予定調和を外してい>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5

正直最初はストーリー展開よくわからなかったけど何回か繰り返しみて、ああなるほどと思った。思ったよりはシンプルなストーリーでした。
人類とエイリアンの出生の秘密、謎を明かそうとする話。さすがリドリー・ス
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.5

ラスト・アクション・ヒーローと13日の金曜日を足したようなホラーコメディ。ベタだけどホロリとさせられるヒューマンドラマ的な部分も良い。この映画でも使われてた、あの独特の効果音って考えた人すごいなって改>>続きを読む

女必殺拳(1974年製作の映画)

3.4

志穂美悦子主演、70年代東映カンフー映画!キレキレです。もちろん千葉ちゃんも出てます。
ストーリー展開はまあベタベタでGメンの香港特集のような感じ。
仮面ライダーV3の宮内洋も出てたり、真珠郎こと早川
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エイリアン4(1997年製作の映画)

3.4

3より4の方が面白かった。キャラクターが個性的でブラックなコメディ要素もあり。
ウィノナが可愛い。エイリアンの脱出シーン、水中戦。ラストのニューボーンとの戦い。クローンのグロさ。などなど印象に残るシー
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引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

3.4

ヒッチコック後期の作品の中で一番好き。二転三転するスパイサスペンス。半世紀以上前の作品だから多少テンポが遅いようにも感じるけど骨格がしっかりしているから面白い。最初と最後のバレリーナや毛布の使い方もう>>続きを読む

ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー(1981年製作の映画)

4.5

マイケル・マン監督のデビュー作。後の「ヒート」にもつながるような骨太なクライムアクション!ニューシネマの香りもある研ぎ澄まされてソリッドな感触の作品。当時のアメリカの夜景、街並みの風景も良い。一匹狼の>>続きを読む

ずべ公番長 夢は夜ひらく(1970年製作の映画)

3.0

大信田礼子がカラッとして魅力的。髪の毛のある金子信雄が不思議な感じ。金歯すごい。。
ストーリーは当時の東映っぽさ全開、途中のゴールデンハーフのシーンやドラッグでトリップするところは新鮮だった。
藤圭子
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コラテラル・ダメージ(2001年製作の映画)

3.0

シュワさんが妻子を殺されて復讐する消防士を演じるアクションスリラー。国を越えてスケールはデカいがある意味大味な大作。シュワさんが銃をぶっ放すことがなく戦うところが新鮮。
最後のところはまさかの展開で面
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.5

デヴィッド・フィンチャーによる3作目は普通に面白いけど1、2と比較すると厳しいよね。。
アクション、ホラー、サスペンステイストが中途半端で脚本も弱い。独特の映像センスが光るところも随所にあるが全体的に
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.5

ジェームズ・キャメロンによる2作目も1作目と並ぶ面白さ!今度はSFホラーというよりSFアクションテイストに。軍隊とエイリアンたちの戦いというシチュエーションにワクワクする。ランス・ヘンリクセンがキーマ>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

4.5

エイリアンシリーズ再見。
まずはリドリー・スコットの一作目は多くの方が言うようにSFホラーとしての頂点と言える作品。物体Xと並ぶ面白さ。最高すぎる。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった!ダニエル・クレイグがスパイでなく名探偵を好演!「ドラゴンタトゥーの女」とは違う良さがあり。アガサ・クリスティや横溝正史もののような趣きもある傑作だった。
ラストのローリング・ス
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リング(1998年製作の映画)

3.5

久しぶりに見たけどやっぱり面白かった。最初に観たのは映画館で確か「らせん」と同時上映だったと思う。竹内結子さん出てたの忘れてた。若い!無駄なく、テンポ良く、こわい。原作もだけど構想、ストーリーがよくで>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.0

あまりにペラペラな内容で驚いた。演出や特撮も微妙。うまい役者たくさん使ってるのに勿体無い。残念だったなー。。

白と黒のナイフ(1985年製作の映画)

2.8

冒頭の殺人シーンはスリリングですがラストのオチが弱い。あれが証拠というのは弱すぎないか疑問。役者はいずれも秀逸だったけど脚本がイマイチだった。
デ・パルマが撮っていたら変わってたかな。

地獄のシスター(1987年製作の映画)

2.8

この手のB級サスペンス映画、昔よく深夜のテレビでやってたな。この時代特有のモッサリしたサスペンスものでダラダラ観るのが気持ち良かったりする。ジェニファー・ジェイソン・リーの裸が一番の見どころかな。
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.2

不快指数100%!
悪夢を映像化することに成功した稀有な作品。
グロくて奇怪な赤ん坊、全編を覆う耳障りなノイズサウンド、突然動くチキン、謎の醜い女性歌手など暗黒のイマジネーションが炸裂した怪作。リンチ
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

この作品はやはりエドワード・ノートンの演技が一番の見どころ。この若さでの演技力はディカプリオと双璧かな。
あとローラ・リニーとフランシス・マクドーマンドの演技も秀逸。
そして策士的でありながらどこか緩
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真田風雲録(1963年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ楽しめた!加藤泰監督作品の中でも、とりわけ不入りだった作品らしいけど面白い!ミュージカルコメディであり、SF活劇でもある痛快娯楽作!時代を超越する面白さがある。真田幸村の描き方も最高!
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

この前みた「search」やヒッチコックの「ロープ」やノーランの「メメント」のようにアイデアが面白くて挑戦的な映画だと思ったまさかの後半から面白くなってきたが、カタルシスまでは至らずだった。やはり絵の>>続きを読む

殺人狂時代(1967年製作の映画)

3.5

昔の邦画らしからぬ乾いた感覚のサスペンスコメディ!さすが岡本喜八監督ですね。とぼけた感じのユーモアとどんでん返しの続くストーリーをうまく転がしている。モノクロながら病院や酒場の描写や脇からのショットな>>続きを読む