ブレードグーナーさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ブレードグーナー

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

今更ながらというかようやく観た。コメディタッチでありながら貧富の差をはじめ人間世界を痛烈に風刺した作品で最後は胸を抉られてしまった。
緑いっぱいの美しい庭や薄暗くじめじめした半地下の家や雨の中帰宅する
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運命の女(2002年製作の映画)

3.1

エイドリアン・ラインの不倫ものといえば「危険な情事」が有名だけど、こちらも不倫もの。「危険な情事」はサイコなサスペンススリラーといった感じだったが、こちらは心理サスペンスミステリーといった趣きでネット>>続きを読む

任侠学園(2019年製作の映画)

3.0

ストーリーはわりとベタなコメディだけど西田敏行、西島秀俊がうますぎて最高だった。あと白竜、光石研も良かったし、キャストが豪華。サクッと楽しめた。

激突!殺人拳(1974年製作の映画)

4.3

この時代の千葉ちゃんの最高傑作はこれかな、やはり。地獄拳シリーズも良いけど、あまりにギャグセンスが突き抜けすぎててね。。殺人拳シリーズの方が好みかな。まあ笑えるんだけど。関根勤の「はぁー」っていうのが>>続きを読む

直撃地獄拳 大逆転(1974年製作の映画)

3.6

この頃の千葉ちゃんの映画はどれも好きだなー。石井輝男のエログロ、コメディ、アクションセンスが中学生並みで最高。
千葉ちゃんの脇を固める役者たちも素晴らしい。
丹羽哲郎、池部良の貫禄のカッコ良さ、志穂美
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.7

ストーリーや登場人物のキャラクターは無茶苦茶だけど、怪獣たちの決闘シーンを見ているだけで幸せになれる奇跡的な映画。全ての怪獣が愛おしくなる。続編が楽しみすぎる!

テリファイド(2017年製作の映画)

3.5

想像以上に怖くて面白かった。なんだかよくわからない恐怖をうまく描いていたと思う。「呪怨」「インシディアス」「ヘルハウス」など好きな人におすすめかもしれません。自分はこの手の映画好きなので楽しめました!

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーで放映していたので久しぶり何度目かの鑑賞。
10代のときリアルタイムでも見て、そのときは同じくらいの世代での視点で冒険的に楽しくみれたけど、大人になり年を重ねて、今度は少年時代の大事な
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十九歳の地図(1979年製作の映画)

4.0

結構古い作品だから今見ても面白いかどうか不安だったが、かなり面白かった。人間の生き辛さを普遍的にリアルに描いている作品ということか。
蟹江敬三のダメ人間演技も素晴らしいのだけど、本間優二の素人っぽいと
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.3

スパイダーマンの敵役ヴェノムが主人公のダークヒーローもの。主人公エディとヴェノムのやりとりが80年代のバディものチックで軽妙で面白い。レストランで水槽に入るところとかうまいね。CGアクションもダイナミ>>続きを読む

けんか空手 極真拳(1975年製作の映画)

3.1

極真空手創始者大山倍達を千葉ちゃんが演じる実録空手ムービー!実録とはいえ無茶苦茶なんですが笑。空手バカ一代をこの前全巻所有している極真空手、大山倍達ファンなので、この映画は嬉しいね。見どころはやはりラ>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

シリーズ第三弾もやはり面白い。ウィックだけでなく、彼を助けた人たちも主席連合に追い詰められていく。ウィックは傷つきながらも生き延びて新たな戦いへと。ウィックはやはり最強だな。
ハル・ベリーと犬たちが最
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.7

想定以上に面白かった!!AIが主人公とも言える「エクスマキナ」のような近未来SFスリラーだった。アクションシーンもなかなかソリッドかつグロくて良かった。ラストのオチも素晴らしい。村上春樹の「世界の終わ>>続きを読む

武闘拳 猛虎激殺!(1976年製作の映画)

3.4

このころの東映アクション映画好きだなー。ブルース・リー映画のテイストをがっつり取り入れた倉田保昭主演の空手アクション。クライマックスは虎とのリアルファイトで迫力あり!ストーリーは中学生が好きそうな漫画>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

ジョーカー誕生までの軌跡。「タクシー・ドライバー」「キング・オブ・コメディ」「ネットワーク」「ファイトクラブ」などの名作を想起させるダークでスリリングなストーリーにゾクゾクした。ホアキン・フェニックス>>続きを読む

男組(1975年製作の映画)

2.7

漫画チックで70年代の東映らしい映画。過激でコミカルでグロい。
主役の方は知らなかったけどかっこいいね。ラストがあっけなかったのが残念。

プレデター(1987年製作の映画)

4.0

宇宙からの捕食者、狩猟者プレデターと人類最強の男シュワさんがジャングルでガチンコ勝負するSFアクション!シュワさんの代表作の1つ。
久々に見たけどやっぱり面白い!後半サシの勝負になってからほぼ台詞ない
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ショック療法(1972年製作の映画)

3.0

モンドな感じのサスペンススリラーだった。終盤ちょっとハラハラするけど、あまりハラハラドキドキとまではいかず。アラン・ドロンがちょっとくずれた感じでいかがわしくて良し。最大の見どころはワカメのサウナとそ>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.0

「ピラニア」がめちゃくちゃ面白かったアジャ監督ということで期待してみたモンスターパニックものだけど、これはまあまあでした。ちょっと単調すぎたかな。あとヒロインがタフすぎる気も。
映画館で観てたら、ワニ
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レッドブル(1988年製作の映画)

3.4

超久しぶりに再見。
ウォルター・ヒルとシュワさんのアクション界の大物コンビだけど特大ホームラン的傑作にはならず、二塁打くらいの傑作かな笑。
シュワさんのターミネーター的要素をソ連(懐かしい)の警察官と
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ヒッチハイク(1976年製作の映画)

3.7

フランコ・ネロのイカれて血走った目、デヴィッド・ヘスの残忍でニヤけた笑み、そしてコリンヌ・クレリーのエロティックかつクールな美貌が印象的。ゲスな人物がやたら出てくる70年代らしいサスペンススリラーの傑>>続きを読む

目撃(1997年製作の映画)

3.5

なんだかんだでイーストウッドの作品はどれも面白い。この作品も非現実的な設定だけどサスペンスアクションとして王道的な展開で飽きさせない。カメラワークが良いね。カフェでの狙撃シーンとか最高だな。
ジーン・
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反逆のメロディー(1970年製作の映画)

3.7

原田芳雄がひたすらワイルドでカッコよく、梶芽衣子が美しく、佐藤蛾次郎が自由奔放、地井武男が男の友情を熱く見せ、藤竜也がクールにキメる、そんな映画だった。任侠ものをニューシネマ風にアレンジしたような印象>>続きを読む

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.7

生きることとは?何て久しぶりに考えさせられた。美しい風景の中で描かれるヒューマンドラマ。ミッキー・ロークの「レスラー」思い出した。ラストの余韻も深い作品だった。

ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983年製作の映画)

2.8

正統的007ではないジェームズ・ボンドもの。
元祖007ショーン・コネリーが主演だけど全体に漂う緩さが残念。マックス・フォン・シドーが無駄遣い。バーバラ・カレラのぶっ飛んだキャラクターは好きだけど。ミ
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その壁を砕け(1959年製作の映画)

3.8

アマプラをザッピングしていて何気なく見始めたら引き込まれて最後まで見てしまった。これは知らなかったけど傑作ですね。中平康すごいわ。
最初の東京から新潟までの車による移動、新潟駅を俯瞰したカットなどスタ
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.5

なるほどそうきたか!と唸らされるタイムトラベルもの。トニー・スコットさすがだな。特にカーチェイスのシーンはアイデア含め素晴らしい。ビーチボーイズの曲の使い方も良かった。
ヴァル・キルマーがアイスマンの
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ザ・レイプ(1982年製作の映画)

3.4

田中裕子の魅力につきる。井上陽水の曲で踊るシーンやラスト裁判所をキリッと退出するシーンや電話に怯えるシーンなど可憐さと強さと儚さなどどれも良かった。特に踊るシーンの可愛さは言葉にできない魅力があった。>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.3

あらすじ読んで期待していたが、今ひとつ怖くなかった。部分部分でゾクっとするシーンはあったが、展開ももたついて残念な感じだった。
犬神の悪霊のような破壊力期待していたんだけどな、、ちょっと残念だった。

ドアロック(2018年製作の映画)

3.1

韓国産サスペンススリラー。展開良くハラハラドキドキして楽しめた。主人公の幸薄そうなところ良いね。怪しい奴らが蠢いているけど犯人は割と早くわかったけど犯人探しよりスリルとグロさが見所なので気にならない。>>続きを読む

U・ボート(1981年製作の映画)

4.0

潜水艦映画には好きな作品が多いが、中でもこれは圧倒的に好き。戦争をリアルに描いていて閉塞感、焦燥感がじりじりと伝わってくる。駆逐艦との息詰まる死闘と沈没の恐怖をリアルに描いて、乗組員たちが運命に打ち克>>続きを読む

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.5

「ゆれる」に続いて西川美和作品鑑賞。個人的には「ゆれる」の方が好みだけど、こちらも面白かった。鶴瓶師匠の懐の深さは異常だな。ハマり役。資格があっても役に立ってくれない医者と無資格でも役に立ってくれる医>>続きを読む

ペリカン文書(1993年製作の映画)

2.8

ジュリア・ロバーツが若い!そして美人!デンゼル・ワシントンも若い!そしてハンサム!判事殺しをめぐるポリティカル・サスペンスでまあまあ楽しめた。ちょっとご都合主義な展開だけど気にしないでよいと思う。しか>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

自分も男兄弟で地方の田舎から東京に出て、他の兄弟は地元に残ったので、この映画の感情部分のシチュエーションは何となく理解できる。ここまで明確にキャラクターは違ってないけど。
タイトル通りさまざまなものが
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UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班(2012年製作の映画)

2.7

92年の万博前後の時代を舞台にしたスペインの麻薬捜査官たち4人によるポリスアクション。人物描写がいま一つで乗り切れず。題材は面白そうなんだけどね。

48時間PART2 帰って来たふたり(1990年製作の映画)

3.3

第二作も安定の面白さ!ウォルター・ヒルも後に迷走するけど、本作では西部劇らしさとポリスアクションをうまくミックスさせて痛快なアクションムービーに仕上げてる。大体二作目はつまらなくなるけどこれは当たりで>>続きを読む