KEiGOさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

バスキア、10代最後のとき(2017年製作の映画)

3.2

まさにバスキアのような疾走感のドキュメンタリー。
彼の生き様、人となりが分かる。
N.Y.の文化を考えるにはこういう時代背景からアプローチしていかないと真の理解はできないんだなあ。

『バスキアのすべ
>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

5.0

ずっと格好良い。
‘カッコイイ’じゃなくて”格好良い”なんだ。

ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが絵になり過ぎる。『スティング』を観るとやっぱり70年代の作品が好きだってなるし、1900
>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ギラギラしているアル・パチーノ
まだパチーノ歴が浅い俺には新鮮で意外だった。

「最近、俺の中でロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが熱いんだよね〜」と言ったら親友が勧めてくれた。ありがとう。
流石、
>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます



これはシャマランからシャマラニストへのご褒美だ。


町山さんがややネタバレになってしまったあのツイートをした気持ちもわかる。
『アンブレイカブル』も『スプリット』も観てから本作を観て欲しいもんね
>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます



普段この手の作品は選ばないのでシャマランの世界に連れてきてくれたブルース・ウィリスに感謝です。

『アンブレイカブル』→『スプリット』→『ミスター・ガラス』
の三部作と思っていただけに真ん中でこん
>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

これがシャマランか、たまらんね(ダダ滑り)

『シックスセンス』以来のシャマラン。その『シックスセンス』を観たのは遠い昔なので実質初シャマランです。いやあこれはこれでシビれますね。
僕なんかのレビュー
>>続きを読む

セルピコ(1973年製作の映画)

4.0


僕が僕であるために


正直者が馬鹿を見る。
社会的強者による一方的な搾取。
この構図はいつまでも変わらないのかもしれない。

セルピコは死ぬまで自分の正義を貫いた。どうしたらそんなに強い信念を抱き
>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.3

(再鑑賞)

スパイダーマンのrebootに成功!


トビー、アンドリュー、トムと3世代に渡って見届けて来ていますが、各シリーズとも立ち上げが上手いよねぇ。
まぁサム・ライミスパイディが一番好きなん
>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

(再鑑賞)

人間の苦悩を描くのがDCなら、MARVELが描くのはヒーローの苦悩。サム・ライミ版スパイディからMARVELに一貫する
“With great power comes great res
>>続きを読む

バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

2.3


笑いに緩急がないんだよな。
ずっとボケが続くから笑えへんのよ。
緊張と緩和で言うところのずっと緩みっぱなし状態。ゆるゆる。

そもそも妹が拐われてからの展開だけでよかったのでは…?


娘のボーイフ
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.8

孤独

最高という言葉がこの作品にふさわしいかどうかは分からない。ただ、大好きだった。

まずざっくりと全体の印象から話させてもらおう。ここ数年の私のトレンドは「音楽との親和性」の高い作品だ。(俺的「
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

胸がすっとするような映画でした。
日曜の午後にさっぱりしたコーヒーを飲みながらまったり観たい、そんな作品。
今を頑張るすべての女性に捧ぐ映画です。


この手の作品普段はあまり観ないんですけど、身近な
>>続きを読む

バッドボーイズ(1995年製作の映画)

2.7

マイケル・ベイなんだよな…?
本当にマイケル・ベイなんだよな?

前半30分までのテンポと空気感は好きだった。
が、正直後半はテンポが悪い。
バディの入れ替わりももう少し序盤でバレて良かったのでは?
>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.3

前作ほどのキレはなくなった。


キャスティングが一新されているので初めは続編なのかどうか分からなかった…
ダニエル・クレイグもルーニー・マーラもかなりハマっていたと感じるだけにすごく残念。

この作
>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.3



なんて詩的な終わり方なんだ…!


「重そうだなぁ」と敬遠し続けていたものの、素敵な友人の紹介と推しもあってようやく重い腰を上げることに。
結果的に当初の予想は裏切られなかったけど笑


今まで観
>>続きを読む

マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

3.0

(再鑑賞)

みんな思う、
『シックス・センス』が強すぎると。
俺も思う。


1998年の作品なのでブルースは43歳。
(頭は結構来てる)
いやいやそんなことを書きたいんじゃない。
まだ動きが軽い!
>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.2

知能指数も低く、脚には矯正器具を付けなければ歩けない少年が成長していくサクセスストーリー

と、受け取れるほど優しくなくなってしまった。

かなりプロパガンダを含んだ映画だと思う。「僕の先祖はKKK」
>>続きを読む

キラー・エリート(2011年製作の映画)

4.3

(再鑑賞)

構えども
油断するなよ
椅子テイサム

(字余り)


今までずっと字幕で観ていたけど、山路さんに癒されるべく初めて吹替で鑑賞。
ロバート・デ・ニーロを樋浦勉さんが担当されていたとは思わ
>>続きを読む

コン・エアー(1997年製作の映画)

3.2

(再鑑賞)
ペニー・ワイズもポーに手を突っ込まれたらたまったもんじゃないだろう。その時は排水口から引っ張り出すのはうさぎのぬいぐるみじゃなくて、赤い風船になるんだろうが笑

今観ると結構キャストが豪華
>>続きを読む

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

一般的にPartⅠ,Ⅱと比べて評価が低いPartⅢ
出だしこそスロースタートだったが、始まってしまえばこちらのもの。そのストーリーに心奪われる。



幕引きまで素敵じゃあないか。
憧れる。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.8

鑑賞後、自分が今まで信じてきたものはすべて偽善だったのかと消えぬ不安に苛まれた。

人は誰しも「この一線を超えてしまえば楽なんだろう…」と感じながらその狂気を理性で押さえつけて生きているのだろう。
>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

4.1

サメ避けクリームなし
ステイサムダイブあり

俺のステイサム補正を抜きにしても上手くできた映画だと思う。

海を舞台にした作品はどうしても"スピード"を表現するのが難しい。
演出によって観客を心理的に
>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

恥ずかしながら実は初鑑賞。

男の物語。
一流の生き様を語ってくれる。

学って大事。

ザ・ミスト(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

例に漏れず某有名SFホラー作品と勘違いして鑑賞(笑)
初めは「こんな感じなんかなぁ…」と思いつつも、見ていくうちに「そもそもアレってフランス映画じゃなくね?」と薄々気付きながら最後まで。

理由なく訪
>>続きを読む

いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

乃木坂が好きな理由がここにある。

従来のアイドルとは異なる、全く新しいアイドル像を作り上げた乃木坂46。
彼女たちが様々なジャンルへ乃木坂の輪を広げていく理由がこの映画で垣間見える。

------
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.8

(再鑑賞)
3回目かな。
2011,2015頃に見た記憶があるけど、その時の自分じゃ飲み込めてなかったね。
やっと分かった達成感に溢れてる。

クオリティの暴力。
ただただ完成度が高い。

作品が飽和
>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

正直言うともう一回観ないと分からない…汗
ストーリーは追えたけど全く味わえてない感じ。

なのでもう一度観たら間違いなくスコアは上がると思う。

これめちゃくちゃ凝ったスパイ映画だから是非スルメ作品に
>>続きを読む

クローズZERO II(2009年製作の映画)

4.0

ダセェんだよ演出が。そこがめちゃくちゃいいんだよ!俺はこんな生き方してこなかったしできないけどやっぱかっけぇよ。ダサくても泥臭くても漢であるってすげぇよ。かっけぇ。

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

(再鑑賞)
観れば観るほど味が出てくる。

個人的に邦題の『ダークナイト ライジング』より原題の『DARK KNIGHT RISES』がやはり適切だと思う。
まずメインであるDARK KNIGHTを主
>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

(再鑑賞)

Welcome to a world without rules.


息が詰まるとはこのことか。


月並みだがヒース・レジャーの怪演が凄まじい。何度も観ているはずなのにビクリとさせら
>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.3

(再鑑賞)
久しぶりに観直した。

2005年のクオリティとは思えない。

DCの再始動はここから始まったし、それに呼応してMARVELも動き出した。全てはここから始まったと言っても過言ではないだろう
>>続きを読む