こんな風にサバイバルを描いた話だとは思っていなかった。「ソウル・サーファー」みたいな話かと思っていたのが、同じ鮫とサーファーの話だけれども、こちらの方がサバイバル。しかし、こんなに鮫って、しつこいのだ>>続きを読む
2010年に、チリのサンホセ鉱山で、大規模な崩落事故が起こり、33名の鉱山作業員が閉じ込められ、事故から69日後に、全員が救出されたという、実際に起きた奇跡の救出劇を映画化。
この事故のことは、よく>>続きを読む
ホロコーストに関与し、数多くのユダヤ人を強制収容所に送り込んだ元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマンの裁判が行われることになり、その裁判の模様をテレビで放映しようと奔走するテレビプロデューサーと、撮影>>続きを読む
素晴らしい映画だった。これが実話だなんて。主人公のサルー自身が書いた自伝を元に作られた映画である。
現在、年間8万人の人が行方不明になっているというインド。そこで、迷子になった少年の話。少年サルーの>>続きを読む
世界を闇で支配しようとする冥王サウロンを滅ぼすために、サウロンが作った指輪を葬る過酷な旅も、いよいよ終盤へ。
この話は、指輪を巡るフロドの過酷な旅を描いているのみならず、登場人物達の各々の人生を賭け>>続きを読む
旅の仲間が3つに分かれるが、それぞれがそれぞれの役目を果たそうと努力している姿に胸を打たれる。登場人物それぞれに個性があり、それをとても巧く表現している素晴らしい作品だ。指輪を巡る冒険ファンタジーだが>>続きを読む
公開当時、3部作とも劇場で観たし、その後にも何度か見ているほど好きな映画なのだが、レビューを書いていなかったため、久しぶりに鑑賞し直した。
それにしても、レビューを書くのが難しい。また書き直したり、>>続きを読む
先日、「ボビー・フィッシャーを探して」を観た。その作品は、ボビー・フィッシャーを描いた映画ではなく、ボビー・フィッシャーの再来と言われる天才少年チェスプレイヤー、ジョシュ・ウェイツキンの半生を描いたも>>続きを読む
ヴィゴ・モーテンセン目当てに観に行ったが、話の内容を知らなかったので、こんな話だったのかと驚いた。そして、深く考えさせられた。
森の中でサバイバル生活を送る父親と6人の子供を見て、最初は、現代に暮ら>>続きを読む
超能力は嫌いじゃないけど、こと心霊に関しては、恐ろしく苦手なので、以前、この映画を最初の5分くらいで見るのを止めたことがあった。しかし、心霊が出てくるオカルトではなく、そのペテンを暴く物理学者の話だと>>続きを読む
1970年代のカンボジアで、狂気に満ちた大虐殺を繰り返した反政府勢力“クメール・ルージュ”に拉致され、奇跡的に一命を取り留めたフランス人の話。実話である。
カンボジアのクメール・ルージュと言えば、映>>続きを読む
いい映画だった。これは、イギリスの貧困層のみが抱えている問題ではなく、現代の文明社会に暮らす人々、誰にとっても直面する問題を取り上げていると言っていいだろう。お金に困ることがない裕福な状況であっても、>>続きを読む
景色や色遣いがとても綺麗。前作に引き続いて、登場人物達それぞれの個性が面白い。ただ、前作の方が良かったと思う。
ソニー(デヴ・パテル)が一生懸命なのは分かるけど、もうちょっと賢く立ち回って欲しいなぁ>>続きを読む
こんな破茶滅茶なことなんて、現実にあり得ない、ふざけ過ぎな話だと途中、憤慨しながら見ていたのにもかかわらず、訃報で泣くフィリップ(ユアン・マクレガー)に、こちらまで、もらい泣きしそうなった。こんなに可>>続きを読む
「シンドラーのリスト」が公開された時に、シンドラーと同じような行動をした人が日本にもいたと話題になり、それ以降、時々取り上げられるようになった杉原千畝だが、未だ、日本の中では知名度が低いようなので、こ>>続きを読む
前作より好きかも。同窓会気分になる。ヤク中になった経験はないけれども、この4人も同じように歳を重ねてきたんだなと感じて、嬉しい。
レントンが、20年前と同じ笑顔を見せるところが、とてもいい。スコットラ>>続きを読む
かつてアカデミー脚本賞を受賞しながらも、その後、鳴かず飛ばずで、落ちぶれ、生活のために大学で講師を始めた脚本家の話。ヒュー・グラントが、はまり役。モテるけどダメなヤツを演じるのが、ほんと巧い。脇を固め>>続きを読む
アカデミー撮影賞を受賞しているだけあって、映像がとても綺麗。音楽は、大好きなエンニオ・モリコーネ。壮大な自然をバックに流れる音楽が素晴らしい。
しかし、ストーリーの進み具合が遅くて、間延びしながらダラ>>続きを読む
実在の天才チェスプレイヤーのジョシュ・ウェイツキンの父親フレッドが、ジョシュの生活を綴った本の映画化(出典Wikipedia)
チェスの話だが、チェスのことを知らなくても楽しめる。
天才少年ジョシ>>続きを読む
なかなか良かった。見終わった時に爽やかな気持ちになる。中高年になってから、人生に変化が起きるのを受け入れることは、難しいし、新しいことを始めるのにも勇気が要るものだが、悲しみを乗り越え、新しいことに向>>続きを読む
昔、今作を見た後に、NYに行ったことがあり、この映画で、重要な鍵となる、実在する本屋さん「リゾーリ (Rizzoli)」に足を運んで、本を買って、とても嬉しかった思い出がある。が、しかし、今や、この映>>続きを読む
ゼメキスが監督。美しくいたいとライバル視する女友達2人が、それぞれ、永遠に美しくいられるという不老不死の薬を飲む。実に、破茶滅茶なブラックコメディ。公開当時に見たら、笑えて楽しかったかもしれないが、今>>続きを読む
デニーロ演じる映画プロデューサーが、映画製作中に、映画会社や俳優達に振り回され、映画がコケないように奮闘する姿を描いている話なのだが、この映画自体がコケてしまって興行成績が非常に悪かったのは、実に皮肉>>続きを読む
最近、注目しているマティアス・スーナールツが出演。マリオン・コティアールが主人公かと思っていたら、マティアスの方が主人公だった。普段だったら、この主人公のダメ男ぶりに嫌気がさしそうなものだけれども、マ>>続きを読む
ようやく観た。
デニーロとショーン・ペン、この2大ベテラン俳優が、こんなにコミカルな役を一緒に演じていたという、もうそれだけで、高得点。
喜劇だと聞いていたのに、非常に暗い牢獄のシーンから始まるの>>続きを読む
NYブルックリンの、景色の良い5階建てマンションの最上階に住む結婚40年の老夫婦が、年老いてきて、階段が辛くなってきたため、部屋を売って、新しい部屋に住み替えようとする数日を描く。
モーガン・フリー>>続きを読む
街並みや、様々な小道具がクラシカルで、1950年代のニューヨークの雰囲気を表していて、とても素敵だった。
同性愛物が、割と苦手なのだが、今作は、単に同性愛を描いているだけではなく、男性優位の時代に生>>続きを読む
狂気という言葉に尽きる。
昔見て、あまりに怖くてトラウマになっていた。今見てみると、一度見たことがあって、心構えができていたからか、私が、年齢的に、もう驚かなくなったのか、昔、見た時ほどの恐怖を感じ>>続きを読む
けっこう面白かった。賛否両論あるようだが、なかなか良く考えた作りで、斬新だった。映画というより、芝居を見ているような感じもした。
何と言っても、トム・ハーディ1人しか出てこない。しかも、運転する車の>>続きを読む
とても良かった‼︎
とにかく、ラストがいい。こんなに切ない話なんだとは思っていなかった。
この映画のために、ライアン・ゴズリングは、ピアノを1から練習して、プロ並みの腕前になり、映画内の演奏は、全>>続きを読む
先日、2作目の方を先に観たので、今回は、1作目のこちらを観た。
2作目では、すでに一緒に住んでいるセバスチャンと愛犬ベルだったが、ベルがセバスチャンに飼われるようになる経緯が、こちらには描かれていた。>>続きを読む
観た人のほとんどが絶賛していて、評価がとても高いので、ずっと気になっていたのだが、ようやく観に行けた。
第二次世界大戦中の、広島県呉市が舞台。非日常な、恐ろしい戦争の最中にも、人々には、日常の生活が>>続きを読む
荒廃した世界が舞台だが、絵になる撮り方をしていて、かっこいいシーンが多い。
主役のデンゼル・ワシントン、悪役をやらせたらピカイチのゲイリー・オールドマン、ちょっと出るだけでも存在感あるトム・ウェイツ>>続きを読む
ブラッド・シルバーリング監督の実体験を基に作られた話らしい。婚約中の女性が事件に巻き込まれて死亡し、残された父母と婚約者の、その後を描く。
愛する者を亡くした辛さは、半端ないものだと思うし、さらに驚>>続きを読む
黒人と白人の差別問題を乗り越えた、実在するアメリカの高校のアメフトチームの話。スポ根物だが、アメフトのことをよく知らなくても、理解でき、人種問題に疎い日本人にも、訴えかけてくる物がある。
1970年>>続きを読む
この映画を絶賛する人達は、美しい映画だと口を揃えて言うが、美しいとは感じなかった。主人公が、もっと可憐な感じだったら、感情移入できたかもしれないが、意思の強さが顔に出ていて、どうも好きになれなかった。>>続きを読む