もちさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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天使の恍惚(1972年製作の映画)

3.6

昔のこのような団体の内ゲバもこんな感じだったのだろうか。

“止められるか、俺たちを”をみた後だったからあの人のモデルがこの人か!とか発見があった。

国会議事堂に突っ込むシーンのカメラワークが妙にス
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

4.0

下ネタとアメコミ作品オマージュの弾幕が張り巡らされている。

アクションシーンがちゃんとしてるのでメリハリがついている。

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.6

主題の統一性においては、
若松孝二は”反権力と暴力、性”
武は”死と暴力”
タランティーノは”映画愛”
などと捉えられるだろう。

若松孝二が大好きなので、好きな映画だった。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.5

短いカットがパパパッと続くOP最高。
こういうOPを作れるようになりたいのである。

さまざまな登場人物がそれぞれの思惑を持ち、噛み合う展開が良かった。

空撮→電車の繋ぎがすごかった。

新・仁義なき戦い。(2000年製作の映画)

3.6

OP、10回観た。
私的映画のOPかっこよさベスト3に入った。

OP、フィックスかと思ったら、微妙にパンしてた。

トヨエツの色気が尋常じゃない、

反撃/真夜中の処刑ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

パージ×ホーム・アローン!

しっかりハラハラできるし、ラストの終わり方も巧妙。(“ここは俺の担当地区だ”)というラストへの伏線もしっかりある。

サイレンサーがついたサブマシンガンの”ぴゃぁぉん!ぴ
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黄金の七人(1965年製作の映画)

4.3

肩の力を抜いてクールでお茶目な登場人物たち。

“奇人たちの晩餐会”を観た時も思ったけど、こういう二転三転するような脚本好き〜

血も出ないし、テンポ良くポップに進んでいく感じ!(ルパン三世の元ネタ)
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カラビニエ(1963年製作の映画)

3.7

“無教養”で”純朴”な市民をいいように煽て、徴兵するカラビニエ。

4人の会話のシーンのカメラワークが良かった。

映画の観客が眼の前のスクリーンに参入したいという潜在的欲望を”カラビニエ•コンプレッ
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ジャバーウォッキー 4Kレストア版(1977年製作の映画)

4.0

まともな人間が誰一人出てこないのがもう最高。
唐突なバイオレンス。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

OPでデンジャーゾーンが流れた時になんか泣きそうになってしまった、、
欲を言えばイントロをまるまる入れて欲しかったけど。

セルフパロディーたくさんで胸熱なシーンがテンポ良く出てきて大満足!

もう、
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

片方しかレンズが入ってないサングラスは気狂いピエロへのオマージュ??

後部座席にカメラを配置し、車内からトランクにたたきつけられるフランク(デンヴァー•パイル)を映すショットが良かった。

月光仮面(1958年製作の映画)

3.0

子供が火炙りにされてその中に突っ込まれそうなシーンめちゃくちゃ怖い。

月光仮面は祝なのか?!!

アラジン(2019年製作の映画)

3.5

現代に合わせ変えるところは変えていたのが秀逸。

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.7

前半後半でガラリと変わる。

ちょいちょいチープな部分もあるけど、それも味!

河内カルメン(1966年製作の映画)

4.2

男性女性で区別するのもナンセンスなのだが、、
女性版スカーフェイスなのではないか?
男を変え、住まいを変え、職を変え、
手を替え、品を替えて成り上がって行く露子(野川由美子)が最高。

ある種のフェチ
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サイコマニア(1973年製作の映画)

3.6

バイカーギャング”Living dead”のリーダーである、トム(ニッキー•ヘンソン)が自殺後、愛車と共に埋葬される。
そこから蘇ったトムのカットといったら、、、僕の今年のベスト3の好きなカットに入る
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すべてが狂ってる(1960年製作の映画)

4.3

タイトでクールで流れるようにスタイリッシュなショットの連続。

新宿に葉山に昭和のスノッブな学生の匂いがぷんぷんする。

次郎は指をしゃぶるのが癖→おしゃぶり代わり→マザーコンプレックス。

吉永小百
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

ジャパニーズロックオペラ。
一昔前のロックスターみたいなファッションだった。

平家物語を読んでいたらより楽しめたかも。

羅生門(1950年製作の映画)

3.8

杣売り(志村喬)が真砂(京マチ子)の帽子を発見するが、そのまま森を歩いていくカットが普通は割ると思うのに1カットになっていて、自分に都合が悪そうなことは見て見ぬふりをする。人間のエゴイズムという羅生門>>続きを読む

性犯罪(1967年製作の映画)

3.5

カラッと乾いてジトっと湿って。

いかにも”ヌーヴェルバーグ”っぽい台詞回し。

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.2

鍵は何だったんだ。

思ってたよりゴア描写が丁寧で、かつ笑えた。

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.0

何か世の中を斜めで見るというより、真正面からバチバチにエネルギー全開でぶつかっていくような衝動で作られた映画。

何が先かとかは置いといて、
マッドマックス×凶気の桜×AKIRAみたい。

ある種の開
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

幼少期の頃の和賀(加藤剛)が実父である千代吉(加藤嘉)と別れる際に、和賀が必死で走っていくシーンで泣いてしまった。僕は人が何か強い意志を持って走っているのを見るのが好きだ。

“逃げないと!”という意
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.8

ラストの絶望感溢れる鏡越しのカットがジャック•ベッケルの”穴”を思い出させる。

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

4.0

会話→列車が駅を通過→会話→列車が通過→列車が終点に着くので時の流れを表してる。

急なアニメーションがいかにもフランス的というか、、良い。

構図で力関係が分かる。

一つ歯車が狂ったら全部が狂い出
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.8

“あんまり死ぬのを怖がると、死にたくなっちゃうんだよ。”

ソナチネが1993年、たけしのバイク事故が1994年。

たけしは、現場の血を見て「”自殺したんだな”と思った。下手したらもう1回するような
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モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

4.6

“この短い会話の間中引き留める手だけを考えていた”

お金を受け渡す手元のショットも時計ひとつで絵面が閉まる。

ある女の人は自分の中で偶像となり崇拝対象になり得るのである。