チャウさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

mellow(2020年製作の映画)

3.4

ともさかりえの出ているパートだけならずっと観ていられそうって思えるくらいに面白かった。田中圭の突っ込みととぼけた夫婦の会話劇。この映画はコメディだったのかと思った。残念なことにそこが一番のピークでコメ>>続きを読む

ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

3.8

たった1日でも自分を変えられる、自分の行動を変えることで周りも変えられる、そう思える映画だった。なかなかそう上手くはいかないだろうって感じる部分もあるけど、主人公サマンサも経験を積み重ねているからか、>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

ロッド頑張れー!て思いながら観てたら、フリーガイでもいい仕事してた人だった。
ホラーあるあるもあるにはあったけど、直接的なグロい描写は抑えめで、昼間のシーンも多かったので割と観やすかったような。短いの
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

僕は幻の東京しか知らない側の人で、貴族の生活をそりゃ羨ましく思う気持ちもあるけど、だいぶ窮屈そうだった。だけど人と関わりながら生きている以上は誰だって窮屈さを感じてるよなとも思う。貴族の生活も田舎の生>>続きを読む

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.4

ベルモールって実在してて驚いた。しかも栃木。スタバが潰れたってゆうのは本当かな。
ホットプレート一面に広げて焼いてるお好み焼き初めて見たけど、あれはどうやってひっくり返すんだろうか。とゆうかああいう焼
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

3.6

旅行気分に浸りたくて鑑賞。
秘密を守るってところをやけにクローズアップするから他のホテルはどうなの?特に今のご時世守られるのが普通じゃないの?とは思ったけど、なんとも贅沢で優雅な気分に浸れた。
割と皆
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.2

公開が1年延期になった本作。
主人公が何をしようとしてるのか分からなくなることもたびたびあったけど、CG満載の映像世界を観ているだけでワクワクしたしなんとも爽快。
次から次へと色んなキャラクターが出て
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

70年代とゆう時代背景とお国柄もあるのかも知れないけどそんなに簡単に盗みが出来るのかとちょっと半信半疑。
何の計画性もなくただ衝動的に勢いだけで犯罪に走るカルリートスが何をしたいのかよく分からない部分
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7月22日(2018年製作の映画)

3.8

息つく間もなく観ていて苦しくなるような内容だったけど事件をよく覚えていない自分にとっては観ておいてよかった。その後の被害者、家族らの苦悩が痛いほどに伝わった。何度も目頭が熱くなった。
10年が経ってし
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

1秒たりとも目を離させない程に集中して見ることができた。もう一回観たら新しい発見がたくさんありそう。
ホラー的な怖さはもちろんあったけど、何より盲信的に突き動かされてる人が一番怖いと思った。あと役者陣
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

どこまで正確に映像化されてるかは分からんけど実話とゆうだけで見応えあるし勉強にもなった。しかし映画としてはインパクトに欠けるかな。
スノーデンの告発で法整備は進んだにしてもプライバシーは本当に守られる
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神様の思し召し(2015年製作の映画)

3.8

序盤からそれぞれのキャラが際立っててテンポも凄く良くて、そしてもちろん笑える。笑いの間みたいなものも話の展開もイタリアっぽくて好き。
終盤は事が上手く運び過ぎかなとも思えたけど、笑わせるだけでは終わら
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先に愛した人(2018年製作の映画)

3.4

アニメーションや雰囲気とか色使いとか良かったんだけど、それ以外はあまり印象に残らなかったなあ。愛人の演技がちょっとキザだったり、お母さんの演技が大袈裟に思えたり、子供は棒読みだったりと役者さんの演技に>>続きを読む

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.4

眠くなりそうだけど短いし何とかなるかなと思ったらやっぱり眠くなった。
セリフが少ない上に動きも少ない映像。同じ人が忘れかけた頃にひょっこり現れてはいたけど、物語の繋がりもほとんど感じられず。絵画のよう
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

河瀬直美監督作品は初鑑賞。
光の撮り方に定評があるとゆうのを何処かで聞いたか見たような。
実際、光を映すシーンがとても多くて、その度に目を奪われました。でも考えたら真っ暗闇でもない限り必ずどこかに光は
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.6

なんだろうこの独特な空気感。以前観て不思議な感覚に陥った「過去のない男」を思い出してたら同じ監督。
青年とレストランオーナーが出会うまでがやたらと長いが、出会ってからがテンポよく話が進む。
シリア内戦
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天空の結婚式(2018年製作の映画)

3.6

話が進むに連れてますます皆んな何考えてるのか分からなくなるような所はあったけど、イタリアの美しい風景を見れたからオッケーみたいな気分に。
ラストはインド映画みたいな展開。逆に上手くまとめようとしてたら
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

開き直ってやりたい放題するあたりは面白かったんだけど、ちょっと分かりにくいなあと思うところもあったりしてモヤモヤもした。同じ日をタイムループするなら「明日への地図を探して」の方がスカッとしてた。
楽園
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.0

まさに夏!な映画
楽しいだけじゃ終わらないほろ苦くもある夏休み。だけど振り返ってみれば楽しかった記憶だけが残るんだろうな。
ものの10分位だけで未遂に終わった家出?や泊まりでキャンプした時のこととか思
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

爽やかな青春ラブストーリーをイメージしてたから物凄いダメージ。
邦題からもジャケットポスターからも想像してたのとは180度違ってた。原題「all the bright places」の方がなるほどって
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.6

手紙の代筆だけかと思ったらメールまで…
会った時に相手を失望させるのは明らかなのに…と思いきやそうでもなかったり。登場人物ことごとく謎めいててこりゃこのまま眠くなるかと思ってたら目が覚めてきたり。
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.8

ショートムービーでアカデミー賞作品。それだけの情報だけで鑑賞。タイトルから家族の話かな、明るい話ではないなとは想像していたけども。
住宅地を俯瞰している描写からみんな何か抱えて生きてるんだろうなと思わ
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.6

エマが出てきた時、ドリュー・バリモアか?と混乱しそうになった。
そのエマが物語の中心人物ではあるけども彼女役のアリッサの方が魅力的。
テーマもストーリーもシンプルで分かりやすかったので油断したせいか眠
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.8

映像がずっといい感じで特にオープニングなんかはフランス映画っぽくなくて新鮮。パリの街並みは日常を映し出しているような雰囲気。時折挟んでくるモンマルトル?の夕景が圧倒的に美しかった。
この手の映画では二
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劇場(2020年製作の映画)

4.5

「いつまでもつのだろう」が全編通してまとわりついているような感じがした。誰でも考えるけど口にはしない。だからナレーションとして語られたことが余計に響いた。
恋人との関係に限らず、家族だったり、友達だっ
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.6

ここでも佐々木(細川岳)が大暴れ。
思った以上になまはげの話だった。
僕にはこの映画から救いとか希望とかを見いだせなくて残念。ラストが良かっただけになあ。
なまはげ事件?の一件は一緒に飲んでた連中らも
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

途中寝落ちしそうになったのも忘れるほどにいい話だった。家族はことごとく皆んなつれないのに旅先で出会う人たち、特に看護師が本当の天使に見えたくらいにいい人過ぎた。あれは天使?神様?だったのではと半分本気>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.5

特に奇をてらったような演出とか展開があるわけではなくなんとも生々しい青春だった。青春を美談にし過ぎていないところがリアル。
いちいち共感したり、にんまりしたり、懐かしくなったり、胸が詰まりそうだったり
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私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

4.0

これはラブストーリー?ドラマ?サスペンス?
そのどれでもあって、どれでもないような。
静かに話は進むが中盤以降は一気にテンポ良くなって、二度三度と驚きの展開。思ったよりも見応えあった。僕はストーリーを
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.6

いつバレるのかとハラハラがら続く割にはわりとあっさり。このまま終わりかと思うシーンが何度かあったけどラストまで結構引っ張るなーと思った。
平和ボケしてる日本のように(今はそうとも言えないか)傍観してる
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.4

過去に戻って自分の人生やり直しの話かと思ったら自分だけじゃなくいまの家族のために奔走する話だった。
設定は好きだけど絵に描いたように出来すぎたハッピーエンド。進行が予定調和過ぎて眠くもなった。17歳じ
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最初はただの青春映画かと思ったら中盤からはドロドロし始めたりして目が離せなくなった。結局は青春だったけど予期しない展開がたくさんあるように思った。
大学時代の懐かしいも沢山あったし、こうゆう奴実際にい
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.4

誰もiPhone 持ってないところに大人の事情を見た。
イタリアだったらありそうな設定がどんな風にリメイクされてるのか気になって鑑賞。集まりの理由がちょっと重かったけど、内容は意外にも?オリジナルをな
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はちどり(2018年製作の映画)

4.4

ソンス大橋崩落事故が実際にあった出来事だとは知らなかった。当時は大して気にも留めなかっただけなのかも知れない。
生きていれば世の中理不尽なことだらけ。ヨンジ先生が投げかけた殴られても立ち向かえって言葉
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(2020年製作の映画)

3.6

ファイトのカラオケシーンがよかった。子ども食堂もよかった。平成で全てを完結させる演出も時の移ろいを感じられてよかった。
でもなんだろうな、中学生の時の想いを抱えたまま再会した二人。実は互いのことよく知
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

やっと観た。
冒頭含めて今何が起きてるのか分かるシーンがほとんどない。分かりそうになってやっぱり分からないの繰り返し。
途中から分からなくていいやと理解することを放棄したらどんどん楽しくなった。これは
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