乾燥機さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

4.5

ヴァレリアンという映画を観た。

本当は公開しているうちに映画館で観たかったのだが、なんやかんやDVDでの鑑賞になってしまった。

しかし、これほど壮大で楽しくて綺麗な映画なら、やはり映画館で観るべき
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

4.6

「ここは退屈迎えに来て」という映画を観た。

この映画は高校時代の人気者(椎名)との思い出を巡る群像劇。

この映画の様に、大人になってからあまり会えなくなった友達や好きだった人を思い返して、どんな大
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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

3.1

Fifty Shades of Greyという映画を観た。

この映画は普通の恋愛映画とは違う。


人がどのように人を愛すのかさえ人それぞれ違うが、趣向が障壁になることもあるのだと本作を観て再認識し
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

愛がなんだという映画を観た。


僕が住んでる地域ではこの映画が公開してなかった。

けど観たすぎて、高速バスに乗って他県に行って観てきた。

映画を観るためだけに県を超えたのは初めてだったが、充分そ
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紙の月(2014年製作の映画)

3.9

紙の月という映画を観た。

銀行に勤める主婦が些細なことをきっかけに横領に手を染め、次第に歯止めが効かなくなっていく様がこの映画では描かれている。

劇中で主人公(宮沢りえ)は不倫相手である大学生(池
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.7

「勝手にふるえてろ」という映画を観た。

本作では、生まれてから一度も彼氏ができたことのないヨシカ(松岡茉優)が10年間の片想いと目の前にある恋との間で揺れ動く姿が描かれている。

この映画を観て、ど
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.9

スマホを落としただけなのにという映画を観た。

この映画は、スマホを落としたことから主人公達が最悪な事件に巻き込まれていくというストーリー。

現代社会で実際に起こり得る事件を描いている作品なので、そ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

レディバードという映画を観た。

この映画の主人公は、レディバードを自称するクリスティンという女の子だ。

そして本作では、都会の大学に入学することを夢見るクリスティンが高校最後の一年間で悩んだり恋を
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凶気の桜(2002年製作の映画)

3.4

凶気の桜という映画を観た。

日本の俳優で一番好きな窪塚洋介の出演作ということで以前から興味があった映画にも関わらず、先程初めて観た。

やっぱり窪塚洋介は格好いい。

彼自身もそうだが、思想を持った
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ザ・タンク(2017年製作の映画)

2.5

The Tankという映画を観た。

この映画は火星探査訓練のため密室空間で共同生活をする男女6人の姿を映している。

いわゆるシュチュエーションスリラー。

密室空間に長いこと居るせいで頭がおかしく
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.6

ギルバート・グレイプという映画を観た。


この映画は言わずも知れた名作で、ジョニーデップとレオナルドディカプリオの二人が主演を務めたことでも有名だ。

本作の内容は日常的で、田舎町でギルバート・グレ
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.3

ビューティー・インサイドという映画を観た。

この映画の主人公(ウジン)は、朝目覚める度に姿が変わってしまう。

好きな人にさえ、一度眠ってしまうと同じ姿では会えない。

それでも彼は、好きな人と一緒
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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.4

レイヤーケーキという映画を観た。


ドラッグディーラーを主人公にした映画は僕の肌には合わないらしい。


映像はめちゃくちゃかっこいいし演出もスタイリッシュなので観ていて飽きないが話が複雑すぎる印象
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

ジョン・ウィックという映画を観た。


この映画は、最愛の人が最期にプレゼントしてくれた家族(愛犬デイジー)を殺されたジョン・ウィックの報復の物語。


冒頭の犬が殺されてしまうシーンは本当にキツイ、
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

4.2

移動都市/モータルエンジンという映画を観た。


本作は、人類の多くが滅亡した数千年後の世界を舞台に描かれている。

かの有名なアルベルト・アインシュタインは「第三次世界大戦がどのように行われるかは私
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人間失格(2009年製作の映画)

3.4

人間失格という映画を観た。


この映画の原作は、皆様ご存知の通り太宰治の自叙伝的小説だ。

僕はこの人間失格という作品が好きで、高校生の頃に何度も読んだ。

人間失格は、主人公の心が激しく揺れては不
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

2.7

バーンアフターリーディングという映画を観た。

元CIAの男のくだらない落とし物を国家機密のデータだと勘違いした二人が男から金をゆすり取ろうとするのだが、勘違いが連鎖して事態は思いもよらぬ方向へと向か
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シン・シティ(2005年製作の映画)

3.4

SIN SITYという映画を観た。

本作はタイトルの通り、犯罪がはびこる「罪の街」が舞台となっている。

内容としては、街で起こった幾つかの事件がオムニバス形式で描かれている。


ハードボイルドと
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.8

SPIDER-MAN : SPIDER-VERSEを観てきた。

映画化されたスパイダーマンシリーズは全て観ているがシリーズ史上最高傑作と謳われているのも納得できる内容だった。

117分間ずっとワク
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バッドガイズ!!(2016年製作の映画)

3.3

バッドガイズ!!(原題:War on everyone)という映画を観た。

まず、この映画を観た人の多くがナイスガイズ!と比較しているが、それは仕方ないことだと思う。

というのも邦題を寄せ過ぎてい
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神様なんかくそくらえ(2014年製作の映画)

3.8

神様なんかクソくらえ(原題:Heaven knows what)という映画を観た。

この映画はストリートガールの破滅的な恋愛を描いた作品なのだがバックボーンが興味深い。

実はこの映画、主演を務めた
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Z Inc. ゼット・インク(2017年製作の映画)

4.6

Z Inc.という映画を観た。

この映画を一言で表すなら

社畜爽快バトルアクション!

疾走感が半端じゃない!

気付いたら観終わってるw

本作の舞台はID7というウイルスが蔓延した高層オフィス
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.3

radiusという映画を観た。

この映画のタイトル「radius」は半径を意味する。

本作の主人公の半径15メートル以内に入った生物は全て絶命する。

そんな不可解な能力を得てしまった男は、その能
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ビザンチウム(2012年製作の映画)

4.7

ビザンチウムという映画を観た。

本作の主人公であるエレノアはヴァンパイアである。

彼女は素性を誰にも明かすことなく、同じくヴァンパイアの姉と共に静かに暮らしていた。

しかし、エレノアは白血病の青
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普通じゃない(1997年製作の映画)

3.5

普通じゃないという映画を観た。

ダニーボイル監督とユアンマクレガー、トレインスポッティングやshallow graveで馴染みのあるタッグが手掛けた作品。

やはり、ダニーボイル監督の映画は映像と音
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.9

パーティで女の子に話しかけるにはという映画を観た。


正直、今まで観た恋愛映画の中で最も不思議な作品だった。

荒唐無稽な世界観の物語であったとしても、理解できるような身に覚えのある感情や気持ちがあ
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ヒミズ(2011年製作の映画)

4.4

ヒミズという映画について綴る。

この映画の原作であるコミックも読んだことがあるが、映画の方が少し重苦しさが緩和されていたように思う。

本作の主人公は、ただ普通に生きることを望んでいる少年だ。
しか
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.9

フォルトゥナの瞳という映画を観てきた。

フォルトゥナの瞳を持った者は、人の死の運命を見ることができる。

本作は、そんな瞳を持った主人公のラブストーリー。

この映画を観て、誰もがフォルトゥナの瞳を
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

4.2

青天の霹靂という映画について綴る。

本作は、この映画に出演もしている劇団ひとりが書いた小説が原作になっている。

この映画では、劇団ひとりの演技力や文才、監督しての能力など、彼の多才ぶりが発揮されて
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.3

「夜空はいつでも最高密度の青色だ」という映画を観た。

不思議な空気感だった。

この映画に関しては、どんな感想を述べても蛇足になる様な気がする。

それでも強いて何か言うなら、

この映画を観終わっ
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.9

ヘルタースケルターという映画を観た。

この作品は岡崎京子さんのコミックで最初に実写映画化された。

にも関わらず、岡崎京子原作の映画でまだ観てなかったのは本作だけだった。

意を決して観てみたが、か
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青い車(2004年製作の映画)

3.4

青い車という映画について綴る。

本作はトラウマを抱えた青年を主人公に描かれた物語だ。

あらすじが、短くまとまってしまうほどに具体的な展開をあまり感じない作品ではあるが空気感は素敵だった印象。

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アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件(2017年製作の映画)

3.7

アリバイドットコムという映画について綴る。

本作は、浮気や不倫などのアリバイを作る会社の社長を務めている男の物語で露骨にコメディ映画だ。

主演を務めたフィリップ・ラショーという俳優は、この作品の他
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裏切りの街(2016年製作の映画)

3.8

裏切りの街という映画について綴る。

この映画のタイトルほど簡潔に本編の内容を言い表してる作品は稀有だと思うほどに秀逸なタイトルだと感じた。

本作では、出会い系サイトで知り合った男女の不倫の様子が描
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裏窓(1954年製作の映画)

3.8

裏窓という映画について綴る。

本作は、殺人事件の現場とは別の空間に目撃者が居る。
そして目撃者こそが主人公である。

作中では、窓から殺人を目撃した主人公がどの様に事件に関与して解決していくかが描か
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