koyamaxさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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よくわからんけど、観てる間は面白い。
そういうところがいいならいい笑



以下、核心には触れない感想ですが、
ネタバレっぽくなってしまいます。





宮崎駿監督作品の特徴は、
そもそも「わけわか
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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飛行機内で少し早めに鑑賞。

戦える空間と、理由が何かあればOKなシリーズ笑

あらすじは
ジョンウィックが世界中の殺し屋と戦う。
他そんなに覚えていません笑

4作目にして今更気づくのですが、

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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

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ボロボロで汚くなって、一人で可哀想な感じ。がいい笑

外からはわからない業界のルール、
抵触すると恐ろしい目に遭いますね^^;
理由も説明されず、急に、契約解除とかね。。。
怖い。。

ということで、
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

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飛行機内で最新作まで一挙に鑑賞してしまったので、
どこからどこまでが2かうろ覚えですが^^;

悪とされる裏の世界にもちゃんとしたルールはある。
ちゃんとそれを守らなければ許さん。という設定。好きです
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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時をかけても心が奇妙な冒険。

正直「マルチバース」という単語に食傷気味ではあるのですが、、
心に宿る「歪さや澱のような」ポイントをところどころに残していて、

エンタメ大作というよりも、心の表現を最
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

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ボウイは、アートを超えて哲学に触れる感じなんですよね。
ミュージシャンというよりも表現者と言った方がしっくりきますね。

元からボウイさんに興味持っている方には、内容は割と知っていることが多いので、ド
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盲獣(1969年製作の映画)

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女体を触感で味わいたーい。
殿方が抱く普遍的な正直な心境を「変態」の心に代弁させて完全映像化!

エロとグロの両方をお取り揃え。


変態だからこそ「執着」するのか?
「執着」することが変態か?
とい
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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凄い。
アートとエンタメが渾然一体となって、頭がバグりそうでした。
様々なアプローチ。過剰とも言える情報量。
その全ては「葛藤する心を語る」為の一点に集約しているからこそ凄い。

人間機械(2016年製作の映画)

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ブラック工場の極みは美しい、、、?

インド北西部グジャラード州の繊維工場。
劣悪な環境で働く(幼な子含む)労働者たちの姿をただひたすらに描くドキュメンタリー。

正直にいうと、
とっかかりはまさにデ
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奇談 キダン(2005年製作の映画)

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東北のキリスト渡来伝説のさらなる新解釈の真相へ辿り着く
諸星大二郎原作「妖怪ハンター/生命の木」の映画化。(だいぶ後年で気づいた)


なぜ、この強力ワードを全面に出さなかったのか割と不思議です。
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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約束された明るい未来を奪われた主人公が
性被害事件関係者に復讐する姿を描く!


弱みに漬け込んで
人の尊厳を踏み躙る「行為」は良くない絶対に!

「若気の至り」の1ワードで免罪できない!


異論な
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黒い家(1999年製作の映画)

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形容し難い感情。というのが恐ろしい。

「普段ある光景の中にも、想像を超えた世界観、人格がある。
それに出会うこと自体が、、面白い。」と言ったかどうかわかりませんが、いつもそんな印象がある森田映画。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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ほんと、それは
「ドブネズミみたいに美しい」ですよ
©︎ブルーハーツ^ ^;

ジェームズガンがいつも届けてくれる謎現象。
「美しくないものが美しく見える」
「不謹慎な表現で何故か泣ける」

逆説的な
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八つ墓村(1996年製作の映画)

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よく考えたら愛と平成の金田一。

愛憎劇というか愛。ですね。

同じ原作ですが、祟りと憎悪を強調した野村芳太郎版と描くポイントが違いました。

市川崑演出自体は

いい意味で割り切った棒読み
いい意味
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八つ墓村(1977年製作の映画)

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怨霊、祟りがどうこうとかじゃなく、
目の前のものがとにかく怖い笑

文芸作をことごとくホラーにする鬼才野村芳太郎による金田一。

今作も濃いメンバー、エピソードが多すぎて事件の謎解きが一番の関心ごとで
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

庵野監督っぽさを堪能する映画。

庵野秀明の味を味わいたくて庵野秀明の店に入って
庵野秀明仮面ライダー味を満喫しました。

それなりのそれっぽい感想もあるのですが、、
また機会あれば更新します。

RRR(2022年製作の映画)

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二人のファイト1発!
どころか3000発×179分!ぐらいの大テンション笑

萌え燃えポイントは、二人の「愛」ゆえに!

この超人的すぎる最初の幕開けから、一体なんなの??
からの、、
キングオブ葛藤
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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面白かった映画、話題の映画が全部
「制作総指揮スピルバーグ」だった時代のころから
この人の子供時代はどうだったのだろう。とは思っていました。

スピルバーグ自ら語る自伝が、、
まさに、「スピルバーグ演
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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キーホイクァンを観たくて鑑賞。。
だから満足。話はともかく^ ^;

他の方の感想自体がとても面白いし、興味深く色々考えさせられました。

映画の方は、、
とっぴな描写にする必要性がわからないというと
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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伏線に気づいた時には、すでに終わっていた(色々)。

ホラーは、

何が起こるかわからない。
何かが迫っているのに何が来るのかわからない。

「なぜ」怖いのか
呪いだったり、怨念だったり、グロだったり
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影の車(1970年製作の映画)

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6歳の子供に殺意はあるのか?と言うことで、、

不倫相手の息子が自分に殺意を抱く。と言う妄想に取り憑かれる男の話。

ザ不倫の末路サスペンス映画。
子供に容赦ない野村芳太郎監督。
大人にも容赦ありませ
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生きものの記録(1955年製作の映画)

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タイトルが大仰すぎる、ある種クロサワイズム真骨頂映画。

笑えるならいいんですけどね。
笑えるならば。


あらすじ知らないまま、ざっくり印象から鑑賞しちゃう派なので、
水爆原爆についての激しい議論の
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震える舌(1980年製作の映画)

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演出が子供にひたすら容赦ないw

子供にもしものことがあったらどうしよう、、、。
こうなるのさ!!!
を、120%全力で見せられます。


破傷風に侵された少女と、看病する両親の物語ですがね。。
最初
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一番美しく(1944年製作の映画)

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タイトルのつけ方が恰好いい。

二番目に美しいんじゃだめなんですか?なんて聞ける雰囲気ではないことは想像に難くない、戦時中に製作された、

プロパガンダ映画。ということらしいです。

美しさとは何だろ
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内海の輪(1971年製作の映画)

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ないかいのわと読むらしい。。

いろんな意味で結論ばかり求めちゃだめな映画。

原作 松本清張

わくわく不倫旅行(©︎平野さん)しちゃうわけですが、

エロ旅行中でも論文書かなきゃ。
とか言って焦る
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ビルマの竪琴(1985年製作の映画)

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乾いた大地を歩く僧侶を見たくて鑑賞。

戦争で死んでいった人々に対して、
ちゃんと弔えずどうすることもできなかった人々への罪滅ぼし、鎮魂を込めた、やりきれない(あくまでこちら側の)魂みたいなもののビジ
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

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ヘドロ スモッグ、サイケデリック。
ザ公害問題。

ゴジラは、、
怪獣アクションを愛してやまない派と
ゴジラに翻弄されても立ち向かう崇高な人間たちの賛歌派で
支持、不支持が分かれる気がしますが(主観;
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野火(2014年製作の映画)

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再鑑賞。

前回見た時は市川版を観ていなかったのですが、改めて見比べると構造が根本的に変わることはないですね。
原作にある「ある要素」がどちらもなく、そこに変わる何か、あと「良心の呵責」の向き合い方を
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マルサの女2(1988年製作の映画)

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再鑑賞。

描かれる脱税者の描写比重が油っこすぎて、まさに露悪的ではあるのですが、その理を明確に描くという「覚悟」が感じられて魅力的だったように思います。
1に比べるとマルサの描写が少なく、バランスは
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お葬式(1984年製作の映画)

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再鑑賞。

お葬式という「行事」の最中のどこか他人事のような祭りの雰囲気と「別れの心情」が同居する空間が描き出されて、今風でいう「お葬式あるある」な話ではあるのですが、死者との別れの儀式を詳細を丁寧に
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悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

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よく眠るにはどれほど悪い事をすればいいのか?
知りたくて鑑賞。。


腐った社会の象徴を討つ。
汚職摘発、復讐もの。


悪の限りを尽くす動向を一緒に見ていくような
ピカレスクロマンみたいなのをイメー
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バーバレラ(1967年製作の映画)

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9割エロかわシチュエーションと衣装を楽しむジェーンフォンダを愛でる映画。

ですのでSFというのは方便に近く、、
ジェーンフォンダがエロければよしです笑
エロさの度合いは各自確認で^ ^;

細かい設
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野火(1959年製作の映画)

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戦場の中。原作既読。

スタイリッシュな市川崑を観たい的に思っていたので敬遠していた俄かファンでしたが、、


間違っていました。。


とうぜん暑くるしい映画のテイストではありますが、その描写のバラ
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天国と地獄(1963年製作の映画)

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誘拐もの現代劇。
有名すぎるのであらすじ割愛(私が雑なだけ。。)

黒澤映画のすごいところは、情景描写の凄まじさ
そしていきなり核心から始まるところですね。

こう言うこと書いちゃうと映画の教科書みた
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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そこにいる感じ。
というのが凄いです。
あとは、安定のキャメロン節笑

レイトショー鑑賞して、また寝たやつなので
本当に偉そうなことは言えないのですが、、
1時間近くうっすらとした意識で寝て目覚めても
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

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母子家庭のやるせなさ。

恐怖と愛と悲しみが同じタイミングでやってくるのですけどね、

この「同じタイミング」というのがいいんですね。
多分それが狙いでもあるかもしれません。


極端に言ってしまえば
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