「電気を消すと、それはやってくる」
"それ”は一体何なのか
予告編にもある、電気をカチカチ切り替える冒頭のシーン。あ、やばい、と思わせる掴みが非常に上手い。
同じ括りにしていいのか分かりませんが>>続きを読む
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「好きだけでは どうしようもない」
井川迅(宮沢氷魚)×日比野渚(藤原季節)
LGBTQを扱った作品ですが、それだけでなくそれに付随する様々な問題も描いています。
裁判、親権、心ない言葉、現実>>続きを読む
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原作:宮下奈都『静かな雨』
中川龍太郎監督らしい映像、カット割、長回し。本作は特に劇伴、音の使い方にこだわりを感じました。
行助(仲野太賀)×こよみ(衛藤美彩)
(相手のことを大切に思うから)>>続きを読む
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監督・脚本:水谷豊
なんとなくタイトルから想像していたものとは違ったものが出てきて、正直あまり入り込めず、最後までそのズレを埋められなかったです。
グッと期待させる冒頭シーンや、前半パート(加害者>>続きを読む
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「壊れた家族は、つながれますか」
母:稲村こはる(田中裕子)
長男:大樹(鈴木亮平)
次男:雄二(佐藤健)
長女で末っ子:園子(松岡茉優)
家族の運命をかえてしまった夜。
解放されたのか?
背>>続きを読む
Skin=肌
人種主義、人種差別
銃、アメリカの暗部、闇、恐怖、怒り
子供たちの目には何が映ったのか
どんな感情が生まれたのか
内容の濃い21分になっています。
※第91回アカデミー賞、短編実>>続きを読む
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キャッチコピー
『"愛“よりも昔、"孤悲“のものがたり』
※孤悲(こい)=孤(ひと)り悲しむ
梅雨、雨の新宿御苑、東屋
缶ビールとチョコレート、お弁当、靴
恋に年の差は関係ないと思いますが、15>>続きを読む
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「これが現実」
ジョン・グリーンのベストセラー小説『さよならを待つふたりのために』を原作とした映画。
ヘイゼル×オーガスタス
スマホを気にする仕草。
ふたりのメッセージのやり取りに笑みがこぼれる>>続きを読む
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「ねぇ、今から晴れるよ」
帆高と陽菜。雨、晴れ、選び選ばれる。
正直な気持ちとしてストーリー全てを受け入れられたとは言い切れず、ピンとこなかった部分もありました。
【良かった点】
・ずば抜けた映>>続きを読む
【新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー】
途中から、序盤からは想像もできない世界が広がっていくので、正直ストーリーについていくのがやっとな感じでした。
(観賞後に解説を読み、なんとか理解)>>続きを読む
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「事情を抱えてない人間なんていないからね」
原作『閉鎖病棟』帚木蓬生(小説家・精神科医)
梶木秀丸(笑福亭鶴瓶)
塚本中弥、チュウさん(綾野剛)
島崎由紀(小松菜奈)
・精神的にくるシーン
・肯>>続きを読む
苦手というか、普段なら避けているジャンルですが、特徴的なタイトルや口コミ等々を目にして気になっていた作品。
正直、世界観や各々のキャラクター設定を掴むまでに時間がかかり、なんだこれは状態が中盤まで続>>続きを読む
「人を呪わば穴二つ」
アニメ版のファンなので、キャスティングに不安はありながらも期待していました。
蓋を開けてみれば…
・監督のオリジナル要素
・タイトルバックのフォント
・藁人形のビジュアル>>続きを読む
「これもひとつの可能性」
※スタッフキャスト全員、一度も会わずに作ります。
真魚さんの言ったセリフが全てだと思います。
ネガティブな情報に溢れ、心から笑うことが困難になってしまった今の世界。>>続きを読む
※フォロワー様情報より
動く絵本のような優しいタッチの絵に、あたたかさと切なさを感じます。
・主人公のピッグ少年とフォックスという名の女の子の意味
・「くらやみ」、風車、ダム・キーパーとは?
想>>続きを読む
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「描いた人生になってる?」
※半世界=人生の折り返し
主人公、幼馴染、妻、息子
誰の目線で、誰に感情移入するかで観た人それぞれの感じ方があると思います。
素直に面白かったと言える内容では無かった>>続きを読む
監督:原恵一 演出:水島努
懐古、ひろしの回想シーン、匂い
時々思います。あらゆる物が便利になった現代は進化しているのか、退化しているのか。
「俺の人生はつまらなくなんかない」
劇中曲:吉田拓>>続きを読む
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行定勲監督がback numberの楽曲である「世田谷ラブストーリー」を題材にして監督、脚本を担当し制作された短編映画
千次(浅香航大)×一子(清野菜名)
「じゃあ、今からウチに来る?」
「え?」>>続きを読む
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「ジジ、ラジオつけて。今、手がふさがってるの、早く!」
ジブリ作品で一番好きなのはどれですか?と聞かれたら自分はこれです。
もう何度観たかも分からない。ストーリーもセリフも全部分かっているのに、見>>続きを読む
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《出会い。繋がり。日々の積み重ね》
原作:伊坂幸太郎
追体験というか、あの頃の自分を重ねてみたり
鑑賞しながら色々な事を思い出しました。
恋人、友人、家族、大切な人etc.
観る人それぞれの当て>>続きを読む
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「ジョン・ウィック」シリーズ第三弾
前作の終わり方からして、ハードル上げ過ぎて大丈夫か?なんて心配していましたが、何の問題もなく楽しめました。
刃物の使い方、馬、犬、バイク、銃のリロード
唯一無>>続きを読む
正々堂々。出されたものは残さず食う!
普通のヤクザとは一味違う阿岐本組
「社会奉仕」がモットー。
『TRICKシリーズ』『民王』などに携わった木村ひさし監督らしさに溢れ、あのノリが好きであれば安心>>続きを読む
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将棋棋士、瀬川晶司さんによる自伝を映像化した作品。
瀬川晶司、しょったん(松田龍平)
実話ということで物語自体は淡々と進んでいきますが、夢、様々な出会い、勝負、挫折、決意。
瀬川晶司さんの半生をな>>続きを読む
ある日、一人の男性が高層ビルから転落死した。
ちょうどその頃、5人の男女がそのビルのエレベーターに偶然に乗り合わせていた…。
原案・製作:M・ナイト・シャマラン
監督していなくてもシャマラン節全開>>続きを読む
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"俺は、どうしようもないろくでなしです"
※凪=風が止み波が穏やかになること
さすがの白石和彌監督作品、質が違う。
表面をなぞっただけのような生易しい作品ではなかったです。
依存、傾、綻び、奈>>続きを読む
設定や予告編を見た印象ではコメディ強めなのかなと思っていましたが、そうでもなかったです。
序盤から中盤にかけて入り込みづらさ(演出、意図の分からないシーン、説明不足)を感じてしまいました。
終盤、>>続きを読む
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「Be careful」
前作『ゲット・アウト』同様、冒頭から違和感。嫌な予感しかしないタイトルバック。
ずっと誰かに見られている様な不安感に苛まれる。
兎、メガネ、ハサミ、火傷
エレミア書11>>続きを読む
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「そばに居なくても、気持ちは寄り添える」
貫田先生(柄本明)、進藤先生(藤原竜也)
2つのエピソードを通じて、家族、夫婦、医師(仕事)とは何かを説く。
豪華キャスト皆さん良いですが、特に藤原竜也さ>>続きを読む
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「僕は存在するのかなって」
タバコを燻らせ笑う姿。泣いているようにも、怒っているようにも見える空笑い。
格差、分岐点、境界線、ラインを超えた日、階段、底なし沼
・妄想、現実、冗談
・本当の悪とは>>続きを読む
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原作ブログ:『一撃確殺SS日記』
原作者:マイディー
ずっとすれ違ってきた父子が、オンラインゲームの世界を共に旅する。しかし父は、それが息子であることを知らない― 。
親子としてではなく、フレンド>>続きを読む
"普通に”暮らし生きること
岡田准一は言わずもがな。
脇を固める安田顕、柳楽優弥の演技が光る。
大体、邦画のアクションは微妙だなと思う事が多いですが、この作品はかなりの出来だと思います。
シュー>>続きを読む
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「もう一度名前を呼ばれたい」
タイトル、ジャケットからして只者ではないと思っていましたが、予想していたよりもきつかったです。
語りを上手く使った構成の妙。
ここまで見せるか(DV、性描写)という数>>続きを読む
確かに観る人によって、意見がわかれる内容だとは思います。
(それを踏まえた上で)
私は、その決断を尊重し、応援したいという気持ちになりました。
ウッディ、ボー・ピープ、バズ
フォーキー、ギャビー・>>続きを読む
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アメリカでは認知症の事を「Long Goodbye」と呼ぶそうです。
帰る、返る、還る。かえるの意味って沢山あります。
漢字、実家からの帰路、メリーゴーランド
三本の傘、三角帽子
シリアスなテー>>続きを読む
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《五感を使って、全身で、その瞬間を味わう》
似たような日はあれど、同じ日というのはない。
雨、雪、日差し、風、出会い、別れ
四季の移り変わり、一期一会
『日日是好日』
言葉の意味は何となく知って>>続きを読む
中島哲也ワールド炸裂
胸くそ悪さ、不快感
監督の思う壺なんでしょうね。
個人的MVPは松たか子さん。
次点で黒木華さん。
(玄関に置かれた盛り塩の器を踏み潰すシーン、半笑い)
もう二度と観たくは>>続きを読む