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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さんのkuraのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作ブログ:『一撃確殺SS日記』
原作者:マイディー

ずっとすれ違ってきた父子が、オンラインゲームの世界を共に旅する。しかし父は、それが息子であることを知らない― 。

親子としてではなく、フレンドになったことで見えた本音、知らなかった一面。

顔を合わせて直接会話をした方が一番良いのは頭では分かっているけれど、これがなかなか難しい場面ってあります。きっとゲームというクッションを挟んだことが二人にはベストだったんですね。

ゲーム画面と現実世界のバランス。アンサンブル。

もれなくキャスト全員素晴らしかったですが、父親役の吉田鋼太郎さんの演技が秀逸。

あたたかくて、優しくて、笑えて、泣ける
実に良い映画でした。こういう作品にこそ光が当たって欲しいなと切に願います。

たかがゲーム、されどゲーム。


《追記》
2020/12/6
原作者・マイディーさんが逝去されました。闘病されていたこと知らなかったのでニュースで知った時は本当に驚きましたが、素晴らしい作品を残してくださってありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。

映画『光のお父さん』たくさんの人に届け。
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