kuraさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

淵に立つ(2016年製作の映画)

3.0

あの男が現れるまでは…。

全編に漂う嫌な空気と狂気
(はっきりとした描写が無いのが、より不気味さを増している)

メトロノーム、オルガンの機械音
真っ白なつなぎに真っ赤なTシャツ

壊れてしまった家
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.5

「お帰りなさいませ、お客様」

大晦日の夜22時から年明けまでの2時間に、ホテル・アバンティで起こる群集劇。
(アバンティはイタリア語で前進)

23人の豪華キャスト
皆さんキャラが強いが、お互いに個
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.7

メッセージ(魔法の意味)は嫌いじゃないです。

ただ、印象に残るキャラクターがいませんでした。

大空港2013(2013年製作の映画)

4.0

「100分丸々ワンカット」

監督・脚本:三谷幸喜

・計算されたカメラワーク
・ミス出来ない緊張感
・豪華俳優陣(技術者も含め)の阿吽の呼吸

職人芸ですね。
終わった後、拍手したくなる。
お疲れ様
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

2.0

思っていたよりは観れました。
(なるべくジブリ版と比べないようにしました)

ただ、残念なのはCGのチープさ。
そこに目がいって入り込めなかったです。
(飛行シーン、大事なキャラクターであるジジには力
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ロボジー(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

結構無茶な話だし、ツッコミ所も大いにある。

でも、やっぱり矢口監督。
クスクス笑えて、温かい。

ラストの表情には大切な事が詰まっていたと自分は感じました。

その為だけに生きてる訳ではないけれど、
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テイク8(2015年製作の映画)

3.2

“幸せの定義”は人それぞれ
その人が決めるもの

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

"至極のエンターテイメント”ここに在り

オマージュ、クロスオーバー
この映画には夢が詰まっている。

スピルバーグ監督、本当にありがとうございます。

これは映画館で観ておくべきだったと、そこだけ後
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.5

またTVでトトロやってるよとか言いつつ、絶対観てしまう。

・傘さしたままバスに乗っちゃうトトロ
・ネコバスのドアの音
・サツキが大泣きするシーン

大人になった今でも全く色褪せない。
きっと、これか
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

奥手な助監督の青年と、お姫様のラブストーリー。しかし、彼女にはある秘密があった…。

坂口健太郎×綾瀬はるか
この2人だからこそファンタジー要素も受け入れられたし、成立したのだと思います。

(北村一
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ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

1.5

「食べ物たちの怒り、人間よ学べ」

テーマは悪くないと思います。

だがしかし、下ネタ、Fワード、グロ、風刺。度が過ぎる。

下ネタがとにかくしつこい😑

さすがにこれはないわというシーンがあったので
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眠りの森~新参者・加賀恭一郎~(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「嘘は魔法の呪文」

あるものを成立させる為、守る為の嘘

石原さとみさんの情熱と切なさの詰まった魂のバレエを見た。

“無駄足をどれだけ踏んだかで捜査の結果が変わる”

加賀さんはNYでも様になりま
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赤い指(2010年製作の映画)

3.2

「親と子、母親と息子」
真実から目を背けた代償

間違った愛情表現、間違った選択をしてしまった家族の話。

“赤い指”に込められた大切な意味とは?
その人の目の奥に真実はある。

今作の加賀さんは終始
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.5

閉塞感、生きている実感、幸せの感じ方

画面をスタンダード・サイズにした意味は何だったのでしょうか?
そして、二階堂ふみはこの作品で脱ぐ必要があったのだろうか…?

キテレツが頭から離れない。

犬猿(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭シーン見て借りた作品を間違えたかと思った。さすが吉田恵輔監督。

羨望、愛憎、嫉妬

好きではない、でも嫌いとも違う。

・どんなに歪みあっても、兄弟、姉妹
・自分がとやかく言うのは良いけど、やは
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「親って死ぬんだなって。いや、わかってたんだけどさ。」

沖田監督らしいキャストの魅力全開。
(柄本明さんは別格の存在感)

「親父がガンなんですよ〜」
ピザのくだり好きです。

海辺の二人の背中。
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羊の木(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

“あなたは元殺人犯と一緒に暮らせますか?”

物語は静かに淡々と進んでいくが、そこには不穏な空気が常につきまとう

・人は何を基準に判断するのか
・見た目?所作?

「それは友達として聞いてる?」
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.5

ヒーローだって楽ばかりじゃない。

・キャラクター達の魅力満載
・多才なアクション、カメラワーク
・スゲーって声に出てしまう感じ

ママ強い。

あん(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

『どら春』の雇われ店長・千太郎(永瀬正敏)

初めて徳江さん(樹木希林)の作ったあんを食べた時の店長の顏。

ぜんざいと塩昆布を食べて込み上げてくるものが抑えきれなくなる店長。

遺されたテープを聞い
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

奇跡の歌 忘れない歌

“Remember me, thought I have to say good bye”

ピクサー作品は、いつだって期待以上のモノを見せてくれる。

“時を越えて、私たち
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「嘘は真実の影」

嘘にも色々な嘘がある。
大切な誰かを守るための嘘。

阿部寛さんの加賀の安定感。
小日向文世さん、松嶋菜々子さん素晴らしい演技でした。

“嘘がうつすのは人の心そのものだから”
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ゆらり(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「あの時、こうしていれば…」

現在、未来、過去

“繋がり”の物語(三部構成)

過去は変えられないけど、未来は変えられる

SURVIVE STYLE5+ /サバイブ スタイル5+(2004年製作の映画)

2.5

CMディレクターとプランナーによる初長編映画

1.何度もよみがえる妻とその妻を殺した男

2.自信過剰なCMプランナーと人気催眠術師

3.鳥になってしまった父親とその家族

4.空き巣をして暮らす
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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2006年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

“効くねぇ”

良い意味で“B級感”満載映画。

ラストの“君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You)”が最高に合ってます。

こんな時代憧れますね。

火花(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「彼等の歩んだ、もがき倒した10年」

光と影、表と裏
舞台袖での表情が物語る

人を本気で笑わせる、お笑い、芸人というものに対する思いをひしひしと感じました。監督の板尾さん、原作者の又吉さんが芸人だ
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

2.5

「ダウンサイズどこ行った?🤔」

前半30分まではかなり楽しめましたが、中盤以降の展開には正直困惑。コメディではないと思うし、地味に長い。

クリストフ・ヴァルツを見れたのは満足。

不能犯(2018年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

「愚かだね、人間は。」って言いたいだけ?

サスペンスなのかホラーなのか中途半端感は否めない。

(安田顕の扱いが雑過ぎる…)

松坂桃李のダークな演技とED曲は良かったです。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

魚喃キリコ(なななん キリコ)漫画原作の実写化作品

・共依存恋愛
・好きな人と忘れられない人の間

光石研さんの演技の振り幅には毎回驚かされる。ツチダ(臼田あさ美)には共感できないし、ハギオ(オダギ
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.6

世の常 人の常
※いつの時代でも、世の中はそういうものだということ

岸井ゆきのさん◎

いくら煩わしくても、(皆が集まった時くらいは)写真は撮っておいた方が良いかもしれません。

I LOVE YOU(2013年製作の映画)

3.4

【3つのラブストーリー】

男性作家陣が恋愛をテーマに執筆した同名短編小説が原作。

・伊坂幸太郎「透明ポーラーベア」
戸田恵梨香×濱田岳

・石田衣良「魔法のボタン」
多部未華子×池松壮亮

・本多
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.5

原作『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』
中原尚志・麻衣の共著によるノンフィクション書籍

佐藤健(中原尚志)×土屋太鳳(麻衣)
主演2人の丁寧な役作りと、北村一輝さんが素敵でした。

“壊れたら
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

偶然か、必然か、それとも運命か。

2015年8月21日に高速列車タリス内で起きたテロ事件

アレク・スカラトス
スペンサー・ストーン
アンソニー・サドラー

・当事者を起用した事で生まれる説得力の強
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僕の彼女を紹介します(2004年製作の映画)

3.4

相変わらずチョン・ジヒョンの魅力満載。

X JAPANの使い方など、少し狙い過ぎな場面もあったような気はしますが、なんだかんだで好きです。

同監督『猟奇的な彼女』を先に観ておくと、より楽しめます。

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

2.4

可もなく不可もなくという内容。

1人を除き、過去作のキャラ無しで一新されているので、入り込めるまで時間がかかりました。
またシリーズ化するなら今後に期待。