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「大切なものが終わる時あなたはどう向き合いますか?」
主人公・宮川澪、20歳。
故郷を離れ、東京に出てきた。
静かで淡々としていて、セリフも最小限。詩人でもある中川龍太郎監督のらしさ、よさが存分に>>続きを読む
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原作:重松清
『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」
小渕隆、赤鬼先生(堤真一)
斎藤智之、ゴルゴ(柳楽優弥)
高校時代のゴルゴ(堀家一希)
その時には気づけなかった思い、過ち。
大人になったから、今だ>>続きを読む
元ヤクザで探偵の矢能(遠藤憲一)
最近はコミカルな役が多い印象の遠藤さんですが、久々にこちら側に振り切った時の凄さを見ました。
主役としての存在感、圧が半端ない。
遠藤憲一さん好きなら観ておいて>>続きを読む
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「皆の願い」
こつこつと順を追って、ようやくエンドゲームに辿り着きました。全てをレビューするのは大変なので、シリーズ総評になりますが、
“ありがとう” これに尽きます。
全部見せ場。全てのキャラク>>続きを読む
どうせダメなんだろうなと思いながらも新作レンタルしてしまう自分。案の定、今回もダメでした。
不気味なオープニングから始まり、和真(清水尋也)が団地に忍び込むくだりまでは、悪くないと思いましたが…。>>続きを読む
園芸家としてデイリリーに全てを注いできたアール(クリント・イーストウッド)
デイリリーは1日でしぼんでしまう美しい花
※花言葉
宣言、心を開く、苦しみからの解放、一夜の恋、憂いを忘れる
88歳の>>続きを読む
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子供の頃に飼っていた犬との思い出が蘇る。
イーサンに救ってもらった命。
生きる喜びを知ったベイリー。
だからベイリーの周りには幸せが訪れる。
“起こってしまった事は、くよくよ悲しまず、こうすれば>>続きを読む
主役の中井貴一さんが最高。
三谷コメディ(コメディ+α)はやはりいいですね。
本作は三谷作品の中でもかなりシンプルなストーリーだったと思います。
(だからこそ監督のメッセージもしっかり入ってきました>>続きを読む
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・広瀬奈々子監督
※是枝裕和、西川美和監督らが設立した製作者集団「分福」出身。
両監督の監督助手を経て、自ら書き上げたオリジナル脚本でのデビュー作。
しんどい映画だろうなとある程度の覚悟はしていまし>>続きを読む
おはよう、ただいま、おかえり、にゃあ
水澤紳吾さん、大島葉子さん
二人が作る夫婦の空気感が心地良かったです。
何で今日に限って…なんて日
嫌なニュースを目にした日
ちょっと気分が良い日
そういう>>続きを読む
「誰かの後悔は、誰かの希望になる」
元理学療法士の経歴をもつ榊原監督が、自身の経験をもとに紡いだ映画
一つ一つの会話、描写の重み、リアリティが凄い。
キャスト全員が素晴らしかったですが、特に三浦>>続きを読む
深夜に見ると丁度良さげな作品。
とにかく演出、長回しシーンのクセがすごい。
(前半は正直きつい、後半じわじわ尻上がり系)
良かった点は、松本穂香さんのポテンシャルの高さを見れ、良さを再認識できたこ>>続きを読む
※validation=承認
16分のモノクロショートムービー
(YouTubeにて鑑賞)
simple is best.
音楽、テンポ、笑顔、笑顔…
笑顔は連鎖する。
この16分間で感じたこ>>続きを読む
テーマ自体は重いですが、重くなり過ぎず、軽くもない。池脇千鶴さんの演技が上手くバランスを保っていたと思います。
“自分の人生を愛せないと嘆くなら、愛せるように生きるしかない。他に何ができる?”
物>>続きを読む
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「この夏が、いつまでも続くような気がした」
僕(柄本佑)×静雄(染谷将太)×佐知子(石橋静河)
同じトーンで淡々と進んでいくストーリー。でも確かに変わっていく3人の心模様。
その微妙な移り変わり>>続きを読む
主人公・寧子を演じた趣里さん
(趣里さんのプロフィールより)
4歳からクラシックバレエを習い始め、バレリーナを目指していた彼女。
しかし、度重なる怪我(アキレス腱断裂、足首の剥離骨折)に遭遇し、夢を>>続きを読む
「何をもって人の死とするのか」
人が越えてはいけない領域
“その先には何があるんでしょうか?”
脳死判定、臓器提供、人工呼吸、動く心臓
色々と考えさせられます。
今日は人の身、明日は我が身
「自分の思い描いた通りの人生を歩んでいる人なんて、ほんの一握り」
大根仁(監督)×小室哲哉(音楽)
ノストラダムスの大予言、伊東家の食卓、写ルンです、小沢健二、安室奈美恵
90年代の匂い。
ツ>>続きを読む
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「弱虫侍の仇討ち物語」
時は元禄15年、徳川綱吉の時代。赤穂浪士の吉良邸討ち入り前。
父の仇討ちのため、江戸に出てきた青木宗左衛門。しかし、宗左は剣術の腕がからきしダメであった…。
ストーリーは>>続きを読む
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原作:伊坂幸太郎
韓国版「ゴールデンスランバー」
原作、オリジナルの日本版が大好きな自分としては、正直物足りなさを感じました。
(伏線、伊坂作品らしさは薄め)
リメイクものを比べるのは良くないのは>>続きを読む
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トライと失敗。妻の恥を尊敬に変える。
※インドで生理用品の普及に人生を懸けた男の実話
「"普通の”その言葉が聞きたかったんだ。」
間違った事は何もしていない彼に降りかかる苦難の道(風習、しきたり、>>続きを読む
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「シュガーラッシュの危機を救うため、インターネットの世界へ」
・インターネット、YouTubeあるある
・ディズニー屈指のキャラクター達の共演
・プリンセス達の私服姿
シュガーラッシュにしか出来な>>続きを読む
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【三部作の完結編】
ダン×ケヴィン×イライジャ
アンブレイカブル=壊れない、割れない
スプリット=分割する、割る
ミスター・ガラス=
だからシャマラン作品はやめられない。
ジェームズ・マカ>>続きを読む
やけに犯人がわかり易いなと思いましたが…なるほど。
ツッコミどころもかなりありますが、それなりに楽しめました。
(続編があるみたいなので、スコアはそれを見てから改めてつけたいと思います)
原作:歌川たいじ
『母さんがどんなに僕を嫌いでも』
※拒絶され続けてきた母親の愛を掴み取ろうとした息子の実話(歌川たいじさんの人生)
先ず、この話が実話ということに驚く。
自分自身がこの立場にな>>続きを読む
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「家族って何ですか?」
本当の家族、嘘の家族
普通の家族、普通じゃない家族
“捨てたんじゃないです。誰かが捨てたのを拾ったんです。捨てた人っていうのは、他にいるんじゃないですか?”
目を背けたく>>続きを読む
食欲=恋愛=性欲
豪華女優陣の共演ということで期待し過ぎたかもしれません。
料理パートと恋愛パートのバランスが、どっちも中途半端。
(料理は美味しそうに撮れているのに、もったいないなと感じる)>>続きを読む
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「この世は全て縁で出来ている。生かされているのも縁、人と人が出会うのも縁」
営業マン朝倉(堤真一)は、営業車で赤信号が変わるのを待っていた。そんな時、その車に3人の男(大杉漣、寺島進、安藤政信)が乗>>続きを読む
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【見た目と中身。本当に大切なのは?本当の愛とは?】
「僕は毎日、違う顔で生きていく」
目が覚める度に外見が変わるようになってしまった家具デザイナーのウジン。
(1役を123人が演じる)
「今日の>>続きを読む
内田慈さん。
どの作品でも、いい仕事をされ、しっかり爪痕を残すオールラウンドプレイヤー。
内田さんの良さが満載で、やっぱりいいなと再認識できた作品になりました。
若い頃には気付かなかった、歳を取っ>>続きを読む
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「見せてあげる、偽物が本物を超える瞬間を。」
土屋太鳳×芳根京子
丹沢ニナ(土屋太鳳)↔︎累(芳根京子)
累(土屋太鳳)↔︎丹沢ニナ(芳根京子)
本物↔︎偽物
優越感↔︎劣等感
外見↔︎内面
美>>続きを読む
高坂希太郎監督
※数多くのスタジオジブリ映画の制作に作画監督や原画として参加
この作品の持つ意味が分かった時、泣きました。
(自分の気持ち、心が動いたのをはっきりと感じた)
正直言うと、ジャケット>>続きを読む
「笑顔は笑顔を呼ぶ」
自分も過去に、こういう人になりたい、この人の為なら多少きつくても頑張れる、と思えた上司がいた事を思い出しながら鑑賞しました。
ストーリーはかなりシンプルですが、こういう真っ直>>続きを読む
ちょっと不思議なワンシチュエーションムービー(世にも奇妙な物語風)
死にたいという気持ちは、生きる事に向き合っている証。
そのベクトルが変わる時、負のパワーというのはプラスに転じるのかもしれない。>>続きを読む
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「酒造りは命を育む仕事」
日本三大銘醸地の1つとして知られる広島県東広島市、西条が舞台。
農大で醸造学を学びワインソムリエを目指す橘詩織(川栄李奈)
日本酒が苦手だった詩織だが、(本来ならやりた>>続きを読む
教誨師(きょうかいし)
※受刑者などに対して徳性教育をし、改心するように導く人
全編に渡って重く暗いトーン、BGM無し。
劇中のほとんどが教誨師(大杉漣)と6人の死刑囚との会話劇。
何とかして執行>>続きを読む