くうさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

くう

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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.9

スマホを忘れて映画を観に行き帰ってきてスマホを開いたら、FBアカウントが乗っ取られかけているという通知が来ていた…それが今日一番驚いたことです。(えっと、映画と無関係?爆)

120分間ツッコみ続けら
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

上手いキャスティングだよね…。大佐にゴールした時、おお私もあなたにお逢いしたかったです!!と思った(出演していることは知っていたはずだけれど顔を見るまで忘れてた…)。

恐怖と緊張の連続。落ちている黒
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.1

試写会。
あの311後の福島第一原子力発電所に残った人々を描いた実話ベース作品。

戦争でもない時代、命を掛けて仕事しなきゃならなくなった現場の人たちには本当に頭が下がる。一本の映画としては見ごたえあ
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影裏(2020年製作の映画)

3.0

綾野剛がまるで少女のようだった。透明感があって可憐で孤独で純粋で。そんな綾野くんと一緒にいるからか、龍平がものすごく男くさく見える。松田龍平がこんなに松田優作に似て見えたのは初めて。

何の情報もなく
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.1

呪怨だよね?村ごと呪怨だよね?ぅわぁぁ!!っと思うシーンと、この存在が怖くなさすぎる…なんなの…テセウス?(分かる人だけ分かるやつ…)との混濁。

もっと怖くなれるはずなのに!!という残念感はあれど、
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.0

やだわぁ、うち、選別されちゃう(笑)

人間の仕事のほとんどがいずれAIに取って替わられるだろうという話は現代でも取り上げられていることで、また、AI任せで生きていると思考が退化するだろうという問題も
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.8

「設定」~~!!これぞ設定にこだわるオタク物造り最高作。

え、これこそが日本人が作るべき伝えるべき見るべき邦画じゃないですか。日本が世界に誇れるものってこれじゃんねーー!!

「マジンガーZ」の「じ
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トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.1

FOX Moviesにて視聴。なんとっ、初見。

原作付きなれど、イーストウッド監督作品らしい人種差別問題が描かれる。

白人が目撃者なら犯人は黒人。
死刑執行ギリギリで真実は暴かれるのか…というハラ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.1

犯人はクズだよ!(ネタバレだよ!←大丈夫、たぶん(笑))

怖いミステリーというよりもクズな家族物語。遺言って、本当にロクなことにならないよね!

ジェームズ・ボンドじゃないダニエル・クレイグさんは面
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シグナル100(2020年製作の映画)

3.0

「人狼ゲーム」「×ゲーム」系の閉鎖空間で起こるパニックムービー。

今さらもの珍しさはないが、ツッコむ間もなく展開していくのであれよあれよと時間が過ぎる。88分で正解。

若手俳優たちが頑張っている。
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

今年一番泣いた……(まだ20日くらいしか経ってないん…この冬、一番泣いた)

ポップな子供の世界、親しげに寄り添う洗脳、誰も「何人」ではないと10歳の子供が目覚めるまでのファンタジー、そして現実。
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.7

博士と彼女ではなく学者と飛行士の話。

天気予報のない時代、飛行船で気象データを集めるために空へ上がる。ストーリーのほとんどは飛行船の中で構成される…と言ったら舞台劇のようだけれども、高所恐怖症の身に
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.1

1996年、オリンピック開催中のアトランタで起きた爆破テロ事件の犯人に纏わるストーリー。

この事件を知らなかったのでジクジクしながら成り行きを見守った。犯人を作るのは権力とメディア。今も昔もどの国も
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.7

個人的には、竜也が好きだしファイナルだから祭りだしと思って楽しく観たけれども、世の中の評が辛いのは充分理解できる…。

ゲームは少ない、展開が単調、ツッコみ所だらけの設定…それでも魅せる藤原竜也と吉田
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.2

公開2週目?なのに近隣の過疎った劇場がほぼ満席。すごいなぁ寅さんパワー。

ストーリーは本編を総集編に組み込みましたみたいな作りだけれども、まぁいいじゃないか。長年のファンにとってはきっと祭り。個人的
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

えーー…あり得ないでしょう?…の先にある物語が凄い。

韓国版万引き家族である半地下家族。カンヌの審査員は恐らくあっちの家の人たちばかりのはずなのに、この家族の気持ちは理解できるの?格差の壁を見つめる
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

これで終わりだと思うと感慨深い……

結局これって、あるストーカーが思いを叶…おっと、誰か来たようだ。

あのシーンで「バルス!」って言っちゃったのは私だけかな。

でも〇〇を言えないあの人がラストに
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グレムリン(1984年製作の映画)

4.3

ムービープラスでクリスマス前に放映されていたのを久しぶりに見た。公開当時のクリスマス時期に劇場で観たことを覚えている。懐かしい!

CGじゃなくてパペットで撮影されているギズモのお人形感が今から見ても
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あゝひめゆりの塔(1968年製作の映画)

-

NHK、 #BSシネマ で。ストーリーは、もう悲惨でしかないのが分っている中で、モノクロ映像の迫力と23歳の吉永小百合さまがひたすら美しい。

物語は分かりやすく、明るいシーンをフラグに、反転する悲劇
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.8

世の中がSW初日に沸く中、2人のじいさんを観てきた。

コンクラーベ作品は『ローマ法王の休日』の描き方が面白かったけれども、こちらは思っていたよりずっと真面目で人間模様が痛々しくて美しくて泣けた。
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.2

時代は大正時代、映画は活動写真と呼ばれ、弁士が声をあて、解説しながら上映されていた……という話は知っている人が多かれど、こんな風に撮られ、こんな風に舞台であてているんだ!という描写はトリビア的に楽しい>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

えっ!倫也くん目当てで行ったのにマジかっ!ってなるよね……

でも浜辺美波ちゃんがめっちゃ魅力的なのだった。探偵バディものだと思ってたのにという意外性。犯人は特に意外じゃない(笑)

原作知らずなので
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THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.4

ショウゲート試写会。

超有名な仏版のハリウッドリメイク。実話原作があるので大まかな内容はほとんど変わらない。

いい加減に生きてきた黒人と、生をあきらめた富豪の障がい者が出会うことによってお互いの人
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.2

恐くない。ホラーじゃない。でも、面白い!

キューブリックの『シャイニング』はクライマックスから箱庭のように使われる。予告の心霊ホラーっぽさを期待するとガッカリするかも。

キューブリック版とは色が違
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.2

あの赤穂浪士討入り事件を経済面から描く変わった切り口の時代劇。えーーここでこんなにお金がかかるの?というトリビア的楽しさ。

キャストもバッチリ合っていて、堤んの内蔵助もすごく良かった。岡村さんも上手
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

1970年代に失踪したアメリカの労働組合指導者ジミー・ホッファの事件に至るマフィア抗争を描く4時間の大作。

4時間、ダレることなく、ジミーの右腕だったフランク・シーランの半生を追っていく。ブーメラン
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恐怖人形(2019年製作の映画)

2.1

ジャンルとしてはゴアホラーを目指したものだと思われるけれど、アイドル映画だからか惨酷シーンにメッチャ配慮されているので全く恐くなくなっている(笑)

変な所で挿入歌を入れたり、ゾッともしない…つらい(
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ゴーストマスター(2018年製作の映画)

2.9

がちホラーに期待する人はお断りだよ!コアな特撮オタクにお薦めするよ。コミック実写の壁ドンいい加減にしろよ、一回殴りたい!って人にもお薦めしとく。

ゴアホラーの体はあるけれども、割と笑っちゃう感じのB
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

2.9

予告以外の前情報は無く観て、全然恐くなくてどうしよう(笑)無法じゃん!それ無法じゃん!

親の手に負えなくなる思春期の子供のメタファだと考えると……まぁ…とにかく、ホラーではないよね(笑)

htt
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.4

実在するアメリカの最高裁女性判事、ルース・ギンズバーグによる男女平等裁判を描いた伝記的ストーリー。

実話ベースだし、ストーリー的には不満も何もない。個人的見どころはスーパーパパで弁護士の最高ダンナを
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影踏み(2019年製作の映画)

2.9

観たのは3月、スニークプレビューで。レビュー解禁の時期を待っている内に公開前日になってしまった(笑)「観た」記録程度の感想。

兄弟、家族のストーリーとして響く部分もあるのだが、基本的な設定にあまり納
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

2.9

原作を知らないのでこんな話なのかよく分からないのですが、あまりにもあまりにもセキュリティ酷すぎね??!という不満が最後までモヤモヤになって残ってしまったよ。全部全部セキュリティのせいだ!!

ネタバ
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.3

壮年期から先のゴッホの歴史をほぼほぼ心象風景で描く興味深い芸術調作品。

ゴッホや歴史や絵画に興味のない人は寝るしかない。(ガチで周りにイビキかいてる人が多くてビックリしたわ…)

ストーリー的には特
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.3

ホラーとしてはもの凄く恐いわけではないよね。(前作と同じくラストの方なんかむしろ…)。

前作は見なくても分かるように作ってあるけれども、時間があったらおさらいしておいた方が友情物語に深みが出る。
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.6

第二次世界大戦末期、ドイツの脱走兵を巡る物語。…という情報以外は何も前情報は無く、劇場で観そびれたのでレンタルして来た。

タガが外れた人間の想定以上のエゲつなさ。でも、あまりの無法っぷりに現実味なさ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

めっちゃ泣いた!「あの人」が出てきた時、劇場で変な泣き声が漏れそうになったわ。卑怯すぎる。

その世界、もっと他にも無いものがありそう。でも名曲は残る。なるほど、偽物だと怒るより、こっちが正解だ。
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