特集
"追悼・黒澤満 70年代以降、日本映画の新しい地平を拓き多くの才能を輩出させた名プロデューサー"
新文芸坐
根岸吉太郎監督トークショー付き。
何十年ぶりかの鑑賞。
オープニング、エンディング>>続きを読む
多くを語るのは野暮に思える。
メール、いやとりあえずのCC、携帯、LINE、強制グループLINE、WECHAT、カカオトーク、承認申請アラート…
便利になるどころか、目にしなくてもいい情報の山で疲れ>>続きを読む
手書きアニメ、わずか6分。
疾走感も浮遊感も併せ持ち、ユーモアも文明批判も併せ持つ。
久しぶりにGrand Theft Autoをプレイしたくなった。
大手劇場はポップコーンのCMなど流してないで>>続きを読む
牧瀬里穂の当時の輝きにはその後誰一人追いついてないんじゃないかと思う。
当時日本映画を劇場で観ることは殆ど無かった。
同年の邦画公開作品を調べてみると、
「バタアシ金魚」
「あげまん」
「櫻の園」>>続きを読む
98年とは思えない昭和の面影が残る街並み。
道行く人々の物語を抱えたような表情。
市川準が切り取る風景は何故こんなにも感情を擽られるのだろう。
間違いなく恐ろしい撮影量の中から選りすぐった映像だと思う>>続きを読む
市川準デビュー作。
内館牧子脚本。
本来は富田靖子と「さびしんぼう」でコンビを組んだ大林宣彦が撮る予定だったらしいが、未だにDVD化されていない「漂流教室」の撮影が長引いて不可能になったらしい。
デ>>続きを読む
「アリータ」を観て、ロバート・ロドリゲスの過去作に「シン・シテイ」があったな〜と、
そこからの連想で、ふとこの曲が脳内再生。
Artists United Against Apartheid - S>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作未読。
予告編の静謐さに新しいSF表現を期待していた。
始まって5分でこれは面白くならないなと、これからの長丁場に深い溜息。
ガジェットはターミネーターやロボコップの頃から進歩無し。
2500年>>続きを読む
特集
"追悼・黒澤満 70年代以降、日本映画の新しい地平を拓き多くの才能を輩出させた名プロデューサー"
新文芸坐
松田優作と数々の作品でコンビを組んだ村川透監督が舘ひろしを主演に据え横浜を舞台とし>>続きを読む
"日活ロマンポルノ時代を疾走した、性愛のアナキスト
曽根中生 異端がいく"特集/ラピュタ阿佐ヶ谷
先週から11週連続レイトショーがスタートし、本作が第1週を飾った。
前から観たかった本作は残念ながら>>続きを読む
イギリス北部ヨークシャーの畜産農家の長い冬。
映画的な暗喩よりも、この環境で必要とされるものが何かを訥々と捉えていく。
強調されるスパイスは、好意とか尊敬とか連帯とか、そんな言葉に置き換えたい。>>続きを読む
今泉力哉監督作品、続けます。
こ、こ、これは苦手なやつ…σ(^_^;)
いやや、良く出来た映画です。
片思いな群像劇が時系列を前後する。
絶妙な間と何気ない言葉が生む笑いも上質。
脇をくすぐられる>>続きを読む
今年新作が二本控えている今泉監督。
先日見た深川麻衣主演作が期せずして良かったので、過去作を。
内容ゼロの童貞ムービーとしては満点でハートフル。
ただ、今泉監督が全く観客を信用していないのか、全て>>続きを読む
新宿で用があり、丁度時間が合い、ポイントも貯まってたので。
うーん。
髪型、ファッション、バブル感、現代に全く合ってない。
新宿の街並み再現も楽しいのだが、どうせなら80年代の在りし日の姿をアニメで>>続きを読む
オープニング。
荒涼とした丘陵地帯をランクルがノロノロ走る。
「桜桃」風味で、キアロスタミの指がパチンと鳴るのが聞こえると、123で催眠状態に。
ふんわりとミステリーが提示されるも、先は急がない。>>続きを読む
美術、撮影、役者、どれを取っても才気溢れる超一流の映像芸術。
思わせぶりなチャプタータイトルが、実はサザエさん程度のまんまではあるが、ほんのりメタファーを含んでいる。
主人公アビゲイルはさながらト>>続きを読む
閉じこもったり、閉じ込めたりすりゃ、そりゃ扉は蹴破られる事になるわね。
あまりに陳腐な内容に辟易とさせられたが、不思議と見入ってしまうのは何故だろう。
どの人物も心ここにあらずな不安定な表情が映し出>>続きを読む
ドーナツ盤、フロア、センスの噛み合うツレ。
ヒップでアーシーな狂騒。
ブリティッシュ好き必見のちょいと生乾きな元祖ケミカルブラザーズの青春。
〜〜
15年前くらいに行ったロンドンで飛び込んだクラ>>続きを読む
ー最も印象に残ったシーンー
マイケルペーニャの婆ちゃんの店のジュークボックスは全部モリッシー。
一時停止ボタン押して確認したけど、スミスは一曲も入ってない。
全部モリッシー。
全くなってない。
ちな>>続きを読む
奇才ヨルゴス・ランティモスの新作 、
「女王陛下のピチカートファイブ」、
もとい、ムビチケも買ったのにタイトルが覚えられない。何度確認しても忘れる。
なんでも様々な賞を取ってるらしいが、裸で臨んだほう>>続きを読む
巨匠エイゼンシュタインのプロパガンダに洗脳され、にわか赤化したカープファンの私。
敬愛するスターリン書記長とフルシチョフ同士を筆頭に偉大なる共産党の先人達を低俗な英語喜劇に貶めるなぞ厳罰に値する!>>続きを読む
評判の「サッド・ティー」がどうにもハマらなかった記憶が拭えず、その後一作も見ていない今泉力哉監督作品。
元乃木坂の深川麻衣主演の本作。
こんなん乃木ヲタ以外誰が見んねん、と思いながら手にとってみれ>>続きを読む
中盤からの呪術要素で興味を繋ぎなんとか完走。
当然怖くもないし、編集テンポが非常に悪い。
物語の核からして音響効果でゾクリとさせられるポイントがないといけないと思うのだが、なんの工夫も無い。
昨今の>>続きを読む
BANG!BANG!
カクタス・ジャックこと、デュード・ラブこと、マンカイドことミック・フォーリー主演のハードコアムービーではなかった。
ユルユルのタランティーノ崩れでB級でしかないオープニング。
こ>>続きを読む
強い意志を携えて目的に近づこうとする。
いくら願いを込めても消えてしまう対象もある。
その姿をフィルムに映したい。
チャゼルの作家性は至極純粋なテーマに尽きるのではないか。
いやはや、どうにも筆が乗>>続きを読む
コバルトブルーを基調とした男のシークエンス。
ウォーム感のあるイエローを基調とした女のシークエンス。
やがて色味が逆転し、繋がりの無かった男と女が交錯する。
レッドが目に痛いシークエンスで物語は大きく>>続きを読む
ニューヨークの街を行き交う女たち。
一体何処から何処へ足早に向かってるのだろう。
飾らない、いや飾れない。
雑踏の中でピントが定まらない中、不安そうな眼差しを抱えてカメラに近づく女性が一人。
どうやら>>続きを読む
こわいはおもしろい特集。
こわくなくて、おもしろくない。
セットリストはよーく考えよう。
小人の純愛。
小人が流す清らかな涙に、思わずこちらも瞼が熱くなる…
わけない。
ゆるゆるの脚本というか原>>続きを読む
エイゼンシュテインが何故にメキシコなのか?
ハリウッドに招かれたものの紆余曲折あり南下。
トロツキーが暗殺されるまで晩年を過ごしたメキシコには彼をサポートする人々がいたのだろう。
メキシコにはエミリ>>続きを読む
初代ゴジラの数年前、1951年作品。
オリジナルにして完成されたプロットに驚く。
調べてみたら、脚本のチャールズ・レデラーは後にマリリン・モンロー作品に、オーシャンズ11のオリジナル作品まで手掛けてい>>続きを読む
先日"THE THING"とスクリーンで再会、デジタルリマスターでそりゃまあピカピカでしゅー!
まさか前日譚だとはつゆ知らず、てっきり半端なリメイク作だと勘違いしていた。
監督はフィルマで見る限り>>続きを読む
「冬の光」にグッタリ。
ベルイマン特集の2本目は「野いちご」。
ベルイマン評なるものを読んだことはないけど、なるほど、後の様々な作品に影響を与えた所以が分かった。
キューブリック、アレン、ハネケ…>>続きを読む
作品を見ながら、どんなレビューを書こうかなどと、思索を巡らせ、良いキーワードを思いついたら頭で反芻してみたり。
流石にメモを取る事はしないけど、悪い癖がついてしまった。
人生初ベルイマン。
イップ>>続きを読む
ガッバガバの脚本。
ドニー・イェンお得意の半笑いは凍りつかなかったのだろうか。
カタルシスもクソもない不思議エンディング。
映画人たる者、作品に何らかの意図やメッセージを忍ばせないわけない。
そう信>>続きを読む
続編がひっそり公開中。
たまには積極的に地雷踏みに行くのもイイ。
その前に一作目を。
本音を言うと
"ウォン・カーウァイよりマイケル・ホイの方が好き"
そんな方には強くお勧めしたい。
葉師父好きな方>>続きを読む
中村れい子は内田裕也作品に3作も出てるので、すっかり顔馴染み。
喋り方が「あなた車売る?」でお馴染みハナテン中古車センターのCMぽい。
ジョニー大倉は顔のデカさしか特筆すべき事がない。
時代劇向きだ>>続きを読む