マ帆さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.5

今年のハロウィンに観ようと決めてた3回唱えると出てくるヤツ🎃

目の前でひたすら炸裂するティム・バートンに身を委ねる映画。ただでさえ個性的なゴースト達に付く日本語字幕のネーミングセンスがまた強烈で、唐
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

4.0

弱者を殺さない、のではなく強者も弱者も平等に全キルしていく真のポリコレ。戦争映画並みの死者数、、、、、、。

「一夜の出来事を3部作で描く」なら「2作目はド派手でないといけない」なら今回はこの方向性で
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バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

久しぶりに観たら「口パクはやめて生歌にしよう」からの1番の見どころが口パクという所で萎えてしまった。曲も声も画も良いから尚更。。。力強い歌声をあっさり出すよりも掠れても外しても全力で歌われる方が推せま>>続きを読む

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

第三者目線だと悪役、当事者目線だと映画自体がホラーかスリラーになりがちな統合失調症が見ている世界。「第三者目線だと〜」は最近だとOLDを観たときに感じたことで、だいぶ偏った描き方だったのでもし自分が当>>続きを読む

ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.8

同意書あるある:誰も読まない
が悲劇を招くホラー🙃

約80分という尺もメッセージの薄さも機種変動機づけの雑さも全てがちょうど良い。めちゃくちゃ笑った。登場シーンの起床1秒から面白いアダム・ディヴァイ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

初IMAXレーザーGTの感動と固有名詞の嵐でそれどころではなかったストーリーの分かりやすさに気付いた今も正直面白かったとは言えないんだけど、世界観が刺さりすぎてあと8万回は観たいという矛盾を抱えてる。>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.9

久しぶりにグランドブダペストホテルとダージリン急行、そして初めてこの映画を観て、ウェス・アンダーソン映画って可愛さ以上に温かさだな〜と感じた。美しく完璧に作り込まれた世界の中で実は弱く汚く孤独に生きて>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.0

"もっと自分を表現したら?
言葉を使わずに" からの
" 親父のカバンはダメだ" からの
映画にしかできない非言語タイム、
良すぎる...。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.1

機内で睡魔と闘いながら観た4年前以来。時代が変わるごとに画角も画質もレトロからモダンへ。1シーン1シーンが色と可愛さに満ちてて飛び出す絵本みたい。。。

好きなシーンはたくさんあるけど、グスタヴとゼロ
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.8

セリフの少ない映画が観たくて。
素晴らしすぎて終わった後しばらく呆然とした......たまにまだ何も起きていない2人にこれから起こる何かを見て泣いてしまう映画があるのだけど、燃ゆる女の肖像以来にそれが
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ラッカ(2017年製作の映画)

4.2

『Zygote』が起承転結の転だけを切り取った22分ならこちらは起承転結の承だけを切り取った21分って感じ。面白かった!ちょっとというかかなり第9地区っぽい。

人間を害虫扱いしながらも利用できる所は
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融合体(2017年製作の映画)

4.0

今まで観た中で1番ヤバいクリーチャーだったと断言できる。わ〜いニール・ブロムガンプの短編だ〜🙌🏼のノリで観て死ぬまで頭から離れないトラウマをしっかり得た。集合体恐怖症を殺す見た目もだけど叫び声が最悪す>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

" 時間ならいくらでもある "

😭😭😭😭😭😭😭😭😭

1本の映画としてあまりにも良すぎたスカイフォールとどうしても比べてしまいしっくり来なかった自分と、鑑賞から時間が経てば経つほどもう一度観たくなっ
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.2

ティーン映画あるあるな拗らせや勘違いの描写がイタすぎて観てられなかったけど、だから原題 " How to " ビルドアガールなんだ!となるラストのあるセリフで納得。

作っている途中で壊れたら落ち込む
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.9

死霊館「ユニバース」はヨローナと死霊博物館を映画館で観てるけど死霊館「シリーズ」は映画館で観るのが初めてだったので1,2作目とは怖さが段で違かった(そしてシリーズとしてはまだ3作目ということに驚く 9>>続きを読む

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.3

観た人がもれなく高評価する印象のマレーシア映画🇲🇾 辛い場面もあるのに終始優しくて瑞々しい空気が流れていて、満を辞してのタレンタイムシーンは二胡とギターの音に心洗われながら号泣。これ映画館で観たかった>>続きを読む

ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.2

オースティンパワーズに続いて真っ正面からパクる007風テーマソング、ギャグ的解釈をしたら大変なことになってしまったスパイガジェットの数々が楽しい( 笑 )でも恋愛にいかずもっとバディ感あったら最高だっ>>続きを読む

ライフ・オブ・ザ・パーティ(2018年製作の映画)

4.3

夫に離婚を言い渡された女性が人生をやり直すために娘が通う大学に復学。
久しぶりに映画で声出して笑った。笑わなかったシーン書き出す方が早いくらい笑った。離婚協議のシーンと乾杯の合図は特に笑った。本当何故
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ウェインズ・ワールド(1992年製作の映画)

3.7

第4の壁を2人で奪い合い、TV局の偉い人と契約を交わす場面では視聴者に内緒話をするためにわざわざペンを落として机の下へ誘導する。極め付けはご本人登場まである映画ネタ。何でもアリのウェインズワールド。>>続きを読む

メリー・コルヴィンの瞳(2018年製作の映画)

3.5

" 1人1人の物語を伝えたい
数字じゃなくてね"

プライベート・ウォーから。
メリーの命がけなジャーナリズムや信念が関係者の話と実際の映像から伝わってくるドキュメンタリー。

子供の遺体までも
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

実在した隻眼の戦場ジャーナリスト、メリー・コルヴィンが殉職するまでの半生。

片手にタバコ、片手に筆。"私が見るからあなたは見なくていい"。でも完全にPTSDなのにもはや "この目で見ずにはいられな"
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つぐない(2007年製作の映画)

3.9

タイプライターの音が掻き立てる好奇心と悲劇の予感。そして透き通った水色の瞳でしっかり目撃してしまう幼シアーシャ・ローナン。
ダンケルク撤退の5分間ワンカットは圧巻だった。セリフ通り聖書みたいな美しさ。
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.8

可愛い〜!初っ端ピンク至上主義曲から最高に可愛い〜!の割にカラフルでレトロなファッション誌編集部員たちの洋服たちも可愛い〜!!

地味な書店員がひょんなことからパリでモデルに、なストーリーをオードリー
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アルプス(2011年製作の映画)

3.4

大切な人を亡くした喪失感を癒すため、故人を演じる謎の集団 "アルプス" のシュールとカオス。ヨルゴス・ランティモス監督作。

この前観たゴーンガールに続いて人が生きる上で強いられる "演じること" に
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

"あなたでよかった ずっとそう願ってた" にはめちゃくちゃときめいたしSomewhere Over the Rainbowが流れるのも泣けるんだけど、ジョーだけが秘密を握ってる時間が長すぎてあの流れだ>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.7

" あの時ほかのことは消え失せて
音楽だけがあった 最高の瞬間だ "

最後にそれ持ってくるのズルすぎて泣いちゃった

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

ベストオブ結婚願望減退ムービー。
信頼できない語り手が残した日記と宝探しのヒントに導かれ戦慄のラストへ。
途中あんなに痛快だったのに最後はこちらが痛かった。ここで終わりませんようにと願った所で終わった
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.9

自閉症のこだわりの強さを「一度始めた仕事は必ず完遂する殺し屋」な設定にリンクさせるとは!
ありのままで生きることを許されなかったクリスチャンの姿は痛ましいしオチのズルさにも思う所はあるけど、それが全部
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

4.1

最初ナレーターが妙に高いテンションでマザファカ連発するのでまさかと思ったらサミュエル・L・ジャクソン出てきたやつあったんだけど、泣き腫らした目で最後に思うのはあれ本当に何だったんだろうという。

第9地区(2009年製作の映画)

4.5

やばいめっちゃ面白い。。。
うわーー面白ーーーー!!(すぐこれ)

巨大な宇宙船で現れたエイリアンを難民として受け入れ、隔離しながら共生する荒廃した世界。ドキュメンタリータッチで描かれる前半もジャンル
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ハロウィン(1978年製作の映画)

3.5

10月公開のKILLSに向けて🔪🔪

順番が逆になってしまったけど2018年版が80年代ホラー&スラッシャーへオマージュを捧げつつスタイリッシュなアレンジもした神の創造物ということが改めて分かり改めて
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glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー(2011年製作の映画)

3.9

最近またglee観てて色々調べた流れで辿り着いた。どんだけスパン短い。

gleeに救われた人々へのインタビューがコンサート映像に挟まれる。「世界変えてる......」となる。舞台袖のキャストのコメ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.7

何度予告観ても面白そうと思えなかったのに前半で既に「うわーーーめちゃ好きーーーーー!!!シム・リウ大好きデスティン・ダニエル・クレットン一生着いてくせーの、シャンチー、最高ーーーーーーー!!」になって>>続きを読む

シンデレラ(2015年製作の映画)

4.4

これこれー!!リリー・ジェームズの仕草や行動がいちいち可愛くて、お顔は水彩画のように美しい。。。そしてヘレナゴッドマザーが正解すぎる。シンデレラより華奢なのがツボ。中身もザ・正統派シンデレラなんだけど>>続きを読む

シンデレラ(1950年製作の映画)

3.6

アマプラ版、勝手に1950年版の曲は当たり前にあるものだと思っていたら無く、聴きたくなって久しぶりに。シンデレラの変身シーンが完璧すぎてちょっと涙出てきた。。。あとトムジェリくらいネズミと猫のシーンあ>>続きを読む

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.8

超・ミュージカルシンデレラ by ピッチパーフェクト脚本家。楽しい〜元気が出る!Queenやマドンナのアレンジに目が行きがちだけどオリジナルソングも良くて、特に歌詞が好き。"今の私が間違ってるなら正し>>続きを読む