チャウさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

チャウ

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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.0

前作からだいぶ時間が経ってみた。意図してたわけではないけれど、それがよかったような気がする。

ビフォアシリーズで一番好き!

2人とも歳をとってハリも艶もときめきも無くなって、ロマンスは喪失。
子ど
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

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面白かった!松田優作かっけぇ!龍平と重なる。

前に文献で読んだ、"家族の虚構化"の表象の例でこの映画が扱われてたから、気になって見た。ら、本当にその通りというか、表層的で空虚な家族の"ゲーム"があっ
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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久々の長編。家での長編はなかなかキツいものがあるなぁ。

アイデンティティの脆さからくるエゴイズムがあの最後か。
いろいろ詰まっていて、なかなか一言では表せない。いつ崩れ落ちてもおかしくない脆さと、鬱
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独裁者(1940年製作の映画)

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この映画が作られたこと自体が強いメッセージを持っている。屈せず、良心とともに自分たちの手で自由を守らねば
最後のスピーチは重い。それも、あの当時の発言だと思うと尚更だ。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

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動物化の話をするたびにこの映画が思い出される。あの療法は「悪」を犯さないニンゲンを簡単につくることができる。暴力も振るわない(振るえない)し、女も犯さない(犯せない)。しかし、理性も規律も道徳も意志も>>続きを読む

街の灯(1931年製作の映画)

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天才って簡単に使いたくないけど、天才すぎない?めちゃめちゃ声出して笑ったわ!こころもあったか

オアシス(2002年製作の映画)

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どうにも言葉にならない。けど、ジョンドゥが洗濯をゴシゴシやってる側でコンジュが壁に寄り添って、お互いに質問し合うあのシーンが本当に素晴らしく美しかった(言葉にするとすごい陳腐だが…)。ラストシーンもそ>>続きを読む

恋人たち(2015年製作の映画)

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「それでも人は、生きていく」が重くのしかかる。
痛みも怒りも、やるせなさも、救われる時なんて来ないかもしれないけど、それでもどうにか生きてゆくのである。「希望はある」なんて軽々しく言えないけど、叫んだ
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

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ウォンカーウァイだ〜〜〜

恋愛もだけど、人生とか人間関係を肯定できるなーって、
そんでほんとスローモーションと音楽の使い方いいよね〜キスシーンの構図もすんごい好きだわ

卒業(1967年製作の映画)

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アメリカンニューシネマ第三弾

動くレールの上に乗っては、いろんな人に追い抜かれながら受動的に運ばれてた冒頭からの、自分で車を運転して、フルスピードでジャンジャン追い抜いて進んでいくラスト部。エレイン
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

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"陽"の狂気感が怖かった…(ミッドサマー的な)。狂気じみてるなんて思っちゃったけど「正しさ」なんて普遍的なものじゃなくって、あくまで作られて刷り込まれたものなんだよなぁ。あの楽園ではあれが「正しい」ん>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

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私たちが今手にしている、自由と、何も考えずとも生きていける当たり前のような暮らしが、過去の何百万、何千万人の犠牲の上に成り立っていることを忘れてはいけないし、それは私たちが努力を怠ったら崩れ去ってしま>>続きを読む

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.7

Fuuuuuuuuuuuu
ホームアローン的な爽快感と高揚感!大学の自由で自己責任な環境でサボったってなんら楽しくないしワクワクもしない、中学・高校でサボるからいいんだよね〜!化学の授業受けながら逃げ
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.7

ジュノがとにかくとっても魅力的。
変なジョークも、笑った顔も、大胆で豪快なとこも、でも繊細なとこも、ハンバーガーフォーン使ってるとこも、ブルーのドリンク壺に吐いちゃうところも、観ててめちゃくちゃ愛おし
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.1

なんと、凛として強く、瑞々しい映画だろうか。あの美しい横顔が忘れられない。

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.9

『俺たちに明日はない』に続き、ニューシネマを味わう。

雄大な自然と、イケてるチョッパー、ツーリングの爽快感・開放感に、最高なロックミュージック。イケてやがるぜ。
その開放感、自由とは裏腹の現実・不自
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.7

止まったら、みんなで押せばいいんだ!そしたら、ちょっとずつ、ゆっくり進んでいく。

ニヒリストなポールダノ好きだなぁ。そんで、じいちゃんのオリーヴへの優しい言葉が、自分にも降ってきてじんわりきた。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

「俺たちに明日はない」ー邦題が最高すぎやしないか?

閉塞した日々から抜け出したくて、「明日」を夢見て、歩み出した道。が、いつのまにか逃げることしかできなくて、その道から逃げ出すことができなくなってい
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

久しぶりに観た。

前に観た時は、高校生だった。母と一緒に観て、余韻に浸ったまま、サントラ聴きながら甲佐方面をドライブした記憶がある。

本当に、曲たちがめちゃくちゃ良いよね。
そんで登場人物たちの内
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.1

ドランがドランでドランだ!

「唯一の真実は愛の衝動だけ」

まさに、やめられない、止まらない、衝動。途中途中に挟まるインタビューが、物語を深めてた。
好意を自覚するシーンとか、相手を想って顔が緩んじ
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.6

陽のエネルギー!パワフル!

ザックエフロン、バカカッコイイ!トラヴォルタもいいキャラだったな(笑)個人的にお父さんも好き!なんか見たことあると思ったら、「キャッチミー〜…」のパパやん

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.7

クゥ〜〜〜!!

ギャルたちがみんな魅力的で最高だし、終盤は「一口目のビール」飲んだあとのあの爽快感(笑)ビール飲みた〜い🍻

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

美味しい!幸!

ニューオリンズ行って「ベニエ」食べたい!あと「メディアノーチェ・サンドイッチ」もね!

それにしても贅沢なキャストだこと〜イネズの佇まいが素敵だった!

あとは、何よりも劇中で流れる
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

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非常に良かった。運命だった。

クイズで問題が出るごとに、ジャマールの過去が立ち現れてくる物語構成が良いなと。お金ではなく愛に生きるジャマールが眩しかった。

犯罪や悪事がどれも貧困に起因してて、その
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.6

フゥ〜⤴️⤴️⤴️デビュー作でこれ作っちゃうのか〜〜〜

オープニングのカフェでの会話好きなんだわ、そっからの男たちのスローモーションもかっけぇすぎるだろ。見惚れるわ。

群像でキャラもいろいろ出てく
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

熱!衝動!
めちゃめちゃリアル(特に性描写)で繊細。んで、喧嘩のシーンは凄かったな…

アデルの髪ボサボサで雑な感じも良かったし、何よりエマ!レアセドゥ!の魅力ったらありゃしない!ドランの「たかが〜」
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.8

ジュラシックワールド行きテェ
モササウルスの迫力はエグかった。カッコいいけど、それ以上に怖いのよ。そしてグッドボーイズラプトル!!
クレア最初うざすぎた、クリスプラットかっこいい!

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.9

「正義」を纏った人の怖さね、最後英雄扱いする彼の生きる社会も同様

青い春(2001年製作の映画)

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気怠くて閉塞感が漂う。何をしたいのか、何をどう悩んだらいいのか、世界が少しずつ変わっていって、先が見えなくて、自分が、周りがわかんなくなって、その中で何を選ぶのか。抜け出したくてもがいた先が望んだこと>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.5

素晴らしい…。この作品に携わったすべての人に敬意を表する。
最後フレンチトーストを作るシーンをまた持ってくるのはずるいですやん、

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.6

パニックパニック〜
グラント博士推しだからそこは嬉しい
賢ぇラプトル、逞しいエリック
衛生電話とか共鳴腔のレプリカの使い方面白かった

GO(2001年製作の映画)

4.3

よかった、かっこよかった。
ラベリングすることで安堵を得る、ただそのラベリングが人を傷つけて、どれだけ人を「個」として見えなくさせるか。「在日」だけに限らず。

シリアスな問題も描きつつ、さすがはクド
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.6

前作と比べるとねぇ…ストーリーもキャラクターも。プリズンブレイクのジョンアブルッチ出てて、おぉってなった食いちぎられたけど
崖からトレーラーが落ちるところはスリリングだった

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.2

やっぱおもれぇや!
劇場でみんなとワーキャーしながら観たい…コロナ自粛で、1人で家に篭って観るもんじゃない…