ヴレアさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

明日を夢見て(1995年製作の映画)

3.7

明日を夢見て、苦しい生活から抜け出す為、映画スターを夢見る人達。
そんな人々の希望に付け込んで映画のオーディションを行う詐欺師ジョー。
カメラの前で演技をさせ、それを有名監督に届けると言いながら、手数
>>続きを読む

シチリア!シチリア!(2009年製作の映画)

3.3

シチリアで育った男の人生を描いた一大叙事記という点においては「ニュー・シネマ・パラダイス」と共通する所だろうが、あの作品では分かりやすくトトとアルフレードの交流をメインに据えられていたのに対し、本作は>>続きを読む

題名のない子守唄(2006年製作の映画)

3.5

最初、この主人公は一体何が狙いなのか全然読めなくて、その行動の不可思議さに全く付いて行けなくて、でも何かとてつもなく恐ろしい事をやろうとしているんだなというのは画面の端々からひしひしと感じられるので、>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.0

「私たち」「俺たち」
「入れ替わってるーー?」
まさかの男女入れ替わりが「コワすぎ」で発生するとは思いもよらなかったのでこれは不覚にも笑ってしまった。

「劇場版」の続き、そして遂にシリーズの終焉を迎
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.0

もはや訳わからん。
終始、どういうことなの?
の連続だった。

工藤Dが巨大化して進撃の巨人みたいなのと戦います(笑)
あと、例の異世界ワープも多用してて、とにかく集大成みたいな感じなんだけど、また新
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.5

冒頭、前回の「file4」のDVDを皆で見直すシーンからして笑った。例の異次元にワープして皆ペラペラになって漂ってるチープなCGのシーンを観て、皆真剣に驚いたり語り合ったりしている。まあ、嘘でしたとは>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ観てきて今回は私的にはいまいちだったんだけど、
あれ?平均点高い?

まさかのタイムリープを繰り返すという展開にはびっくりだったけど、返せばモキュメンタリーの線を完全に捨ててしまっているので、
>>続きを読む

ジェレミー(1973年製作の映画)

3.5

恋する事の素晴らしさと、美しさと、儚さと。
思春期の甘酸っぱい恋に対するひたむきさがじっくりと描かれている。
見ているこっちが恥ずかしくなってしまうクサイ台詞や行動も盛り沢山だが、微笑ましくもある。
>>続きを読む

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.7

王族達の王位争いというのは「バーフバリ」に通じるテーマだが、本作の凄い所は主役達がそこから400年後に転生し、現代でもまた因縁の闘いを繰り広げるという展開だ。まさに荒唐無稽さの極み。
過去パートはかな
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.3

工藤Dが入院してる為、今回は出番無しかぁとがっかりしていた所で工藤Dが病院を抜け出したという一報が入るのだった。

キターー!

と大歓喜してしまった。
いやぁ、観客が求めているものを分かりすぎてて最
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.0

今回はかなり笑い要素強め。
工藤Dのキャラクター性も確立されて来て、かなりのパワハラや暴力行為がエスカレートしていた。
FILE1で手に入れた謎の御守り(髪の毛)を心霊現場になんとなくで投げ入れてたの
>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.3

コワすぎ!ってほどじゃあないが結構インパクトのある画が多くて面白かった。
ディレクター役の人が「グロテスク」に出ていた異常者役の人だったのでそのイメージに引っ張られてちょっと怖かった。
とにかくディレ
>>続きを読む

グロテスク(2008年製作の映画)

1.8

まあ確かにグロいには違いないんだけど、そこまでのリアルさは無いし、痛そうだなぁとは思うけど、如何せん役者の演技もそこまで真に迫っていないので、全体的に嘘臭さが勝ってしまっていてチープに感じられる。
>>続きを読む

ノロイ(2005年製作の映画)

3.4

今年話題になった「女神の継承」は、絶対この映画を参考にしてるでしょう!

何気ないドキュメンタリー風のインタビューと取材を軸に、超常現象を追って行く。
怪異や霊体の存在。
お祓いの儀式。
胡散臭い霊能
>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

今泉監督らしさが満載なので、ファンとしては歓迎出来る作品なのだが…。
(3.4点という数字は私の中では普通に面白いレベルだが、今泉力哉作品としては少々物足りない数字)

先に良かった点を述べるなら、主
>>続きを読む

テリファー(2016年製作の映画)

3.2

ハロウィーンなので本作を鑑賞。
頭のおかしいピエロが人を殺しまくる。ただそれだけの内容です。
殺し方がとにかくハードなんだ。
ノコでギコギコやるシーンとかあまりにも痛そうだし、生きたまま頭部を切断する
>>続きを読む

貞子DX(2022年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

今年のワーストは「それがいる森」だろうと思っていたが、まさかそれを超える作品が出てくるとは。
それが「貞子DX」だ。
【※結末に触れていますのでご注意下さい。】

現代の文明に合わせて貞子ウイルスが進
>>続きを読む

天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

3.0

予告編があまりに抽象的で、どういう内容なのか全く想像出来ない感じだったので、これは怪しいかなと思ったけど、のんちゃん主演なので観に行った。

観終わると、予告編が抽象的だった理由もなんとなく分かる。実
>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.5

そこまで面白かったかと言われると微妙だけど、キャスト豪華だし、いかにもアカデミー賞向けな上質な演出とか会話劇としての面白さは感じました。
当時のアメリカの社会情勢についてある程度知っていた方が楽しめる
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

何度観ても面白い!
2回目を観てきたのでレビュー書き直し。
今度はネタバレ有りです。
(※R5.4.2 3回目の鑑賞)

もうとにかくね、2回目だというのに画面に集中しっ放しで、3時間全く緊張感が途切
>>続きを読む

ぼくらのよあけ(2022年製作の映画)

3.5

2049年が舞台なので当然ハイテクなロボットなどが家庭にあったりするが、何処か昭和な懐かしさを感じるような風景もあったりして(この時代でも缶蹴りで遊んでたりとか)、未来と現代が同居するような不思議な世>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

2.9

まあ普通でした。
ただ登場人物が水墨画を描くシーンは何回も描かれますけど、そこにあまり感動は無いというか、こういうもんなんだなぁというのが伝わって来るだけで。
もっと、登場人物の内面を描いて欲しかった
>>続きを読む

ファンファーレが鳴り響く(2020年製作の映画)

1.5

とにかく極端な話。
最初はいじめられてる吃音症の少年の話だったのに、いつの間にかクラスメイトの女子が殺人鬼で2人で人を殺しながら逃避行する話になっている。
終始何を見せられているのか理解不能。
祷 キ
>>続きを読む

市川崑物語(2006年製作の映画)

2.5

岩井俊二が最も影響を受けたという市川崑について語る(但し字幕で)形式。
市川崑の生まれから晩年に至るまでをほぼ写真と字幕のみで振り返っていく内容。
一言で言うと浅い内容。
せっかく映画という媒体を使い
>>続きを読む

サムサッカー(2005年製作の映画)

3.7

思春期における悩みや不安やイライラした気持ち。誰しもが経験した事のあるような部分を描いているのでとても共感しやすい内容だと思う。
その上で、少年に対してああしろこうしろと型にはめるんでは無くて、色んな
>>続きを読む

哀しみの街かど(1971年製作の映画)

3.6

ヘロイン中毒者で溢れ返るストリート。
クスリに依存し抜けられない者達の哀しみ。
とにかくクスリの恐ろしさが伝わって来る。
アル・パチーノ演じるボビーが主人公だが、カメラはひたすら彼の恋人ヘレンの目線で
>>続きを読む

素粒子(2006年製作の映画)

3.1

う〜ん、言いたい事は分かるんだけど、そこまで入り込めなかった。
あまりに誇張し過ぎな所が多く、目まぐるしく場面が転換して行くので飽きさせはしませんが、あまりに主人公の兄の行動が馬鹿っぽくていまいち付い
>>続きを読む

カラダ探し(2022年製作の映画)

2.4

「ハッピーデスデイ」に日本のホラー要素加えてパクりましたー!ってのが溢れ出ていた。
とにかく、何がどうなってあのような状況になっているのか、一応説明はあるものの到底納得出来ない。
怖いのも最初だけで、
>>続きを読む

耳をすませば(2022年製作の映画)

2.5

ジブリのアニメとは別物として楽しめるのかな?と思ったけど、思いっきりジブリのまんまで、アニメで描かれていた物語を実写で丁寧に再現してくれています。その上で10年後を描いているので、これは完全にジブリア>>続きを読む

翼のない天使(1998年製作の映画)

3.8

主人公の少年がカトリック系の学校に入り、授業で洗礼を受けていない者は地獄へ行くという事を言われる。先生に叔母は洗礼を受けていないので地獄へ行くのか?と質問すると、先生の答えも曖昧で歯切れが悪かった為、>>続きを読む

ドリーム・ホーム(2010年製作の映画)

3.0

実話に基づいてるって、どこまでなんだろう?
実際に殺人とかしてたらヤバ過ぎる。
この物語の主人公の女性は仕事を2つ掛け持ちするほどの働き者で一見普通の人だが、その裏では平然と人を殺しまくっている。別に
>>続きを読む

REX 恐竜物語(1993年製作の映画)

1.2

産まれたばかりのREXを植物園みたいな所に入れて、「なんで何も食べないんだろう?」って…肉食だからじゃないですかね?あなた達恐竜の専門家なのにそんな事も分からないんですか?とツッコんでしまった。
さら
>>続きを読む

うる星やつら いつだってマイ・ダーリン(1991年製作の映画)

2.7

劇場版作品の中では一番地味。テレビアニメに近い感じ。内容はいつものドタバタコメディで、特に映画にするほどの内容には感じられなかった。作画がいつもと違うのでちょっと違和感も。

うる星やつら 完結篇(1988年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作終了前にテレビアニメが放映終了した為、映画で原作の最終エピソードを描いている。
原作もアニメも全部観てる方にとってはかなり思い入れの深い作品なのではないか。
私はあんまり見てないのですが、それでも
>>続きを読む

ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ツタヤの宅配レンタルで。かなり競争率が高く、やっと借りる事が出来たものの、期待していたほどでは無く、続編としては微妙だった。
相変わらずのゆるい展開は面白いし、ビルとテッドが未来からやって来たターミネ
>>続きを読む

秘密(1999年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

原作も読んだけど、ここまでツッコミ所満載な話だったけ?世間的には感動的な話という位置付けかもしれないが、これはそんな感動要素は全くない。ホラー或いはコメディだ。

①事故で2人とも命が危ないってなった
>>続きを読む