ヴレアさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

べー。(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

趣味で人を殺しまくるカップルの話。
あまりにサイコパスだし、身近な人ばかり狙うのはリスクが高すぎるように思えた。
最強の殺し屋国岡に成敗されるのはスカッとしたな。
と思いきや国岡死んでるじゃん!
ああ
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8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

3.3

コロナ禍故の撮影風景。
リモートで出演者が語り合うというスタイル。
物語の軸としてはカプセル怪獣を手に入れた斎藤工が樋口真嗣に聞いたりしながら育てて行くというもの。
一方でのんは宇宙人と交流を持ったと
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

2.8

中身スカスカ。
あまりに単純な内容。
クズ達がただ殺し合うだけ。
そこに何らサスペンスやスリルといったものが感じられる訳でもなく、ひたすらスタイリッシュに人を殺す所を見せられる。
タイトルのフォントと
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百花(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

半分の花火って実際にあるの?
打ち上げない花火ってなんか斬新。
でも本当に観たかった半分の花火は違うものだった。
その真実にはとても感動させられた。

原田美枝子の演技がまず凄くて引き込まれた。
どん
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作との比較等も交えて書きたいので、原作のネタバレを知りたくない方は注意して下さい。と言っても細かな違いですが。

まず、ストーリーの根幹と目的は同じなので、観たあとの感想は全く同じだった。

大きな
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.8

【雑談】
「恋する惑星4Kレストア版」と続けて鑑賞。
ウォン・カーウァイ作品は「花様年華」以降の作品と「欲望の翼」(リマスター)は映画館で観ているのですが、本作は初めて劇場で観るのでとてもテンションが
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.8

【雑談】
学生時代にはまったウォン・カーウァイ作品。最初に観たのがこれだった。
ビデオやDVDで何十回と観てるのに、劇場で観られるというだけで何ヶ月も前からワクワクが止まらなかった。
しかも4Kだし、
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.9

「プロの殺し屋になって毎週2万5千円の寿司を食べ、ジャガーに乗って通勤し、毎日ウーバーイーツを頼み、U-NEXTに入会するんだ!」

殺し屋になるのは大変。
でも、なれれば↑のように大金持ちの生活が待
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

近場で公開されなかったので遠征(車で2時間半)して鑑賞。ウォン・カーウァイ4Kを見るついでだけど…。せっかくなのでIMAXで鑑賞。映像的にはそこまで綺麗とは思わなかったけど、音響は凄いので満足だった。>>続きを読む

激怒(2022年製作の映画)

3.0

とにかく登場人物皆が激怒している。
社会に対する怒り、町に蔓延る悪に対する怒り。
町を安心安全な町にするにはどうすれば良いのか?というのをとことん突き止めたらこうなりました的な世界観はディストピア感溢
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.7

殺し屋に密着取材。
銃撃戦の最中、殺し屋達は物陰に隠れながら撃ってるのに、カメラはお構いなしに銃を撃ってくる敵の方も真正面から捉えるし、隠れる事を知らない。無敵なのか?カメラマン最強伝説?
全編に渡り
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

家族の穏やかな日常を描きつつも、どこか不穏さを感じさせるジワジワとした怖さ。抑揚の効いた演出によってじっくり見せてくれるので先が気になるしとても引き込まれた。

ところが後半はかなり力技で捻じ伏せに来
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

原作既読。
原作はめちゃくちゃ面白かっただけに、どうしても比べてしまって低評価になってしまった。
あんまり事細かに原作との違いを挙げて行っても意味がないので、大まかに残念だった点を述べたい。

①原作
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.6

さかなクンを題材にした映画なのに主演がのん?面白そうだけどどうなるんだろう?と誰しもがモヤモヤを抱えたに違いない。しかし、見てみると冒頭提示される一言、
「男か女かはどっちでもいい」
という文言を示し
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ツンドラ(2021年製作の映画)

2.0

あまりに抽象的過ぎて何が起こっているのか不明!
登場人物の台詞も何言ってるかさっぱり理解出来ない。
謎の巨大生物は一体何だったのか?
薄暗いバーの雰囲気は怪しげでとても良かったけど。

あいつのブラジャーとぼくのパンツ(2022年製作の映画)

3.2

たかが下着でも人と違ったりすると恥ずかしく感じる年頃の子供達。
友達からもからかわれてブリーフが嫌になった少年は大人パンツを買ってもらおうと訴える。
子供の素直で真っ直ぐな気持ちが大人に敷かれたルール
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ヒプノシス(2021年製作の映画)

3.0

催眠術強ぇ!
催眠術があればどんな犯罪を犯しても、人を殺しても捕まる事はない。
とにかく無敵の人なのよ。
ただ、ネックとしては催眠術をかける相手に腕時計を見せなければならない事くらいか?
主人公はかな
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#ピリオド打ったらカタルシス(2022年製作の映画)

2.8

再生数欲しさに迷惑系NEWQUBERが過激な動画を撮り、どんどんエスカレートしていって犯罪を犯すというよくありがちな設定。
そこまで斬新には映らないが、現代社会における闇をうまく表現していたと思う。

アトムの欠片(2021年製作の映画)

2.5

科学サスペンス的な内容。なんだけど、なかなか核心に迫らないというか全体的にぼやっとした印象を受ける。
少年が時折両親の過去の映像を目撃するのはそういう特殊能力があるという事なのか?
人は死んでも原子は
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DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない(2022年製作の映画)

3.0

まさにタイトル通り。
ゾンビが発生したからと言って自己評価は変わらないし、家族は家族なのだ。
ゾンビ映画なのにあまり怖くなく、家族愛とホラーをかけ合わせた感動作品だった。

ボーダレス アイランド(2021年製作の映画)

3.5

台湾で暮らすロロは失踪した父を探す為に沖縄へ向かう。
沖縄の雄大な景色にとても癒やされましたし、温かい人間ドラマが展開されるのでまったり楽しめました。ところが一転、後半はいきなりのホラーテイストにびっ
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ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

3.5

破天荒な叔父さん2人と甥っ子の少年との交流が描かれる。
叔父さんは実は只者では無く、何故か大金を持っていて、実はその大金を狙った甥っ子の母親によってその甥っ子は送り込まれていたのだ。
また大金を持って
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チョウ・ユンファのマカオ極道ブルース(1987年製作の映画)

2.7

「男たちの挽歌」っぽい内容で、極道達の抗争を描いている。しかし、極道もののドラマとしては盛り上がりに欠けており、ユンファ扮する組員が恋に落ちたことでカタギになろうとし、ラブストーリーがメインになって行>>続きを読む

レッド・ブロンクス(1995年製作の映画)

3.0

ホバークラフト映画。
ホバークラフトが街中を疾走する。
CGの無い時代だからこその迫力。
ホバークラフトの存在感が半端ない。

記念すべきジャッキー・チェンのアメリカ初進出作品ですが、ジャッキー映画と
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傷だらけのメロディー(1986年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

パッケージ画からしてふざけてるが、これは真面目に観たら駄目なやつだった。
刑事2人のバディものを期待させる導入だったが、何故か万引きしていた女が密入国者で記憶喪失を装っていて、ユンファ演じる刑事と疑似
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.6

ウォン・カーウァイがプロデュースしているというのが関係あるかはわからないが、ラブストーリーがメインであり、また男同士の友情、男女の友情等を軸として描いている。映像はなかなか綺麗だし、音楽の使い方とかち>>続きを読む

火星の女 /夢野久作の少女地獄(1977年製作の映画)

2.3

原作は3編からなる探偵小説であり怪奇小説であり少女の青春物語でもあるが、この映画はその内の1編だけを映像化したものであるからして、やはり連作小説として通して見る事でヤットその全貌が見えてくる作品である>>続きを読む

夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

2.6

原作小説は好きだったがこれはかなり微妙だった。
まず、ズッコケ3人組の演技が酷すぎる…。
特にメガネ。泣く演技とかあまりに芝居がかってる。
とにかく演技のわざとらしさが気になっちゃって、全然物語にスッ
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

トトロが可愛いというのはアニメだから受け入れられている部分があると思う。
もし実写でリアルなトトロが出てきたら子供はもれなく泣きだしてしまうのではないか。ネコバスに至っては恐怖でしかない。
でも実際に
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.8

物書きになった主人公が過去を振り返る形式で、子供の頃の夏の思い出を語っていくという「スタンド・バイ・ミー」のような展開。
昭和の風景がとてもノスタルジックさを感じさせるし、主人公と同級生の少年が夏休み
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バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

2.4

「バイオレンス・アクション」というタイトル負けしてしまっている。全然バイオレンスさを感じないおままごと映画。
公開3日目にして早くも貸切り状態だった。

評価が低いので身構えましたが、確かにこれはつま
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ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

3.5

公開初日なのに観客5人。
親子連れ1組と、意外だったのはJK 2人組。ソニックなんて子供かゲームリアルタイム世代のおっさんが見に行くもんだと思ってた(偏見)
きっと、予告編で出てきたテイルスの可愛さに
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永遠の0(2013年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

第二次大戦における特攻隊というものがどういうものだったのかを知ろうとする時、この映画を見て理解しようとするのはちょっとオススメ出来ないように思えた。

あまりに美化し過ぎているというか一方的な面しか描
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ひめゆりの塔(1953年製作の映画)

4.3

戦争の悲惨さ恐ろしさを克明に描いている。
洞窟をそのまま利用しただけの簡単な野戦病院で、負傷した兵士たちを懸命に看護する女学生達の奮闘ぶりにはただただ感心させられる。
限られた物資と少ない食料の状況の
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.7

「天空の城ラピュタ」を観て   
           5年○組 ヴレア

とても壮大な冒険の連続でとにかく面白い映画でした。
まず、心奪われたのは空から女の子が落ちて来るシーンでした。
とても神秘的
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虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜(2012年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

今日までYouTubeで無料公開されていたので鑑賞。原作既読。

最初に一番駄目だった点を言います。
この物語で一番重要なのはホタルで、特に虹色ホタルというのは特別なものである。なのにその言い伝えやど
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