Octoberskyさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Octobersky

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クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち(2015年製作の映画)

3.2

特撮のドキュメンタリーで映画好きなら一度は損はない
この映画もCasting byと同じで、やはり90年代半ばからの時代の変化に苦言を呈するクリエイターが多い
昔は特撮技師は、オタクからスターのような
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キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画好きなら一度は見た方がいい
キャスティングは撮影や編集などと違って、映画をいくら注意深くみててもその仕事をみることが難しいので、こういうドキュメンタリーは大事
1990年代後半に、創造性から利益が
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ルーム(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

世界に復帰したあとの話としては、キャストアウェイに似てる
やっぱ苦労するよね
脚本はいいと思うけど、映画としてはもうちょっとダイナミックに撮れたんじゃないか
若干テレビドラマみたいな画で飽きる

ブリ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

確かにこれは変わってたなあ
2001年っぽさもあるし、パプリカっぽさもある
色々影響を受け、与えた作品なんだろう
衛星兵器のSOLはエスコン5のSOLGとそっくり

やはりこういう作品は原作まで読まな
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

さすがイーストウッドだなあ
こういうタイプの脚本で映画取るのほんとうまい
しかも、暗いシーンや暴力シーンなどの撮り方もうまい

主人公が酒飲みだしたときの、あ、もう完全に流れ変わっちゃった感は異常

紅の豚(1992年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり絵はうまいし音楽もいい
聞いたことのあるセリフが何回も出てきて楽しい
声優もド素人起用とかしてなくて、すごいみんないい声

ダブルヒロインでそれぞれ可愛いのでお得

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ロッセリーニのイタリア旅行に影響を受けて作ったらしいが、個人的にはイタリア旅行のほうが好きかも
ジャンプカットの起源の映画として余りにも有名だが至るところでジャンプカット入ってて面白かった
今でこそ見
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オペラ座の怪人(1925年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

オペラ座のセットはすごく豪華で綺麗
現代のリメイクと違い、ロマンス色は薄い
アドバイスを謎に序盤受け入れてるクリスティーヌはなかなか変
そして、顔が醜いだけであんな扱いをされる怪人も可愛そう
怪人の最
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生きる(1952年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これはとんでもない名作
志村喬の演技は抜群
脚本も抜群
ここまで効果的に神の視点や時系列を入れ替えた脚本はなかなかない
そしてショットは派手でないので気づきにくいが、ほんとにこの時代の日本映画は、奥行
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キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

3.7

これはすごい
やっぱりキートンの作品はかなり好きかも
トリックショットが多くて面白いし、夢の中のシーンはもうこち亀そっくり
100年も前にこんな映画があったことに本当に驚き
上映時間も短めだしかなりお
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アマゾンで配信されてるのに気付かずDVD借りてきたのに、1chだし画質も良くないので結局プライムでレンタルした

三つ巴の三人がストーリーが進みにつれて徐々に収束していくよく出来たプロット

イースト
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.6

最後ダスティン・ホフマンが子供に裁判のことを伝えて、肩車で帰るシークエンスがあるけど、休憩所の柱を利用した面白いトラックショットになってる
その瞬間まで映画はずっとかなりベーシックなショットと編集で構
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

3.2

列車で追跡するときに、さまざまな仕掛けで追手を阻もうとするのでそのギミックが結構面白い
キートンの冴えない感じがいい味出してる
典型的なアクションコメディの型が既に見られる

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

3.3

完全な喜劇とロマンス
ナレーションはほとんどわからなかったけど、それでもストーリーは理解できる
ヒロインの女優美人すぎ
ときたま、漫画のようなアイコニックなシーンが出てきておもしろい

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ウディ・アレンの実物始めてみたけど、こんなムカつく感じのおじさんだったんだ笑
ぶっ通しの会話で構成されてる作品
ウディ・アレンのキャラクタだけあって、なかなか物好きでないと会話の内容にはついてけないの
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

単にスラムの世界を映しただけのただの映画ではない
プロット、脚本、撮影手法すべて映画としてレベルが高い
特にプロットはかなり良く出来てるのでは

最後リトルゼが殺されて子どもたちが悪事を企てているシー
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キッド(1921年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

教科書のような脚本
現代の映画と既に本質は全く遜色ない
ちょっと特殊効果的な編集も入ってて面白かった
ただdream worldの章はその位置づけになかなか解釈が分かれそう

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

https://youtu.be/AyBaMzBjr0c
これで見た、音楽も字幕も豊富でおすすめ

かの有名なオデッサの階段のシーンがあることなどすっかり忘れて、単に題名が有名なので見てたらむちゃくち
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いい意味でなかなか地味な映画
特に中盤から差別の背景も顔を出してくる

カリガリ博士(1920年製作の映画)

2.5

ストーリーがそこまで複雑ってわけじゃないんだけど、画質の粗さやサイレントなのもあって話を追うのが非常に難しかった
ウィキペディアであらすじを頭に入れてから見たほうがいいかも
主人公が信頼できない語り手
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

今まで見たガイ・リッチーの中で一番好きかも
キャスティングがハマってるし、ガイ・リッチーらしい編集やテンポの早さは相変わらずあるが、過去作はポップで軽快すぎるのが好みではなかったが、今作は程よいテンポ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

ニューシネマらしいニューシネマ映画
画面を見てるだけで抑圧が流れ込んでくる

あの異質な編集好きだなあ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

いきなりマテーラが舞台で最高
ボンドカーのギミックはやっぱりテンションあがる
ポスター通りアナデアルマスむちゃくちゃ美人だった
あのドレス綺麗すぎ
ガンバレルショットがガンバレルではなく建造物を利用し
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

全編ミュージカル
ストーリーは王道だが、パルムドールをとってるだけあって、こだわりのショットは多い
色使いと構図はなかなか面白いのでは
同じようなストーリーの映画としてはひまわりのほうが、とっつきやす
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の超ロングテイクすごいね
やっぱりこのシリーズはミッションインポッシブルより全体的に撮り方に拘ってるって感じることが多い

終盤の夜間のショットも結構綺麗でした

今までのヴィランや最初のヒロイン
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

プロットは無茶苦茶もいいとこだが、スパイ映画とは思えないような美しいショットがたまにある
終盤のシーン炎があるからか知らないが、色温度がかなり芸術的に味付けされていた

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

これが全てのサメ映画の原点だと思うと熱い
こういうストーリーだったのね
さすがにスピルバーグなだけあってサメ映画ではあるが安っぽさはあまりない

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

全然期待してなかったが思ったより好きだった
オペラハウスのシークエンスの、インカムにあえて喋りかけて立たせてあぶり出す頭脳プレイはボーンみたいで好き
オイルのシーンは結構いい

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.1

007最高傑作との声が多いので見てみたが、自分には普通だった
確かに最近の007と違って渋さはあるが、この領域はこの年代の他の映画のほうがもっと得意
それなら現代の大量消費エンターテイメント的ではある
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

無防備都市に並ぶイタリアンネオリアリズムの代表作、無防備都市もとても良かったがこちらも同じくらいよい

さすがの名作、映画中の映画
無駄を削ぎ落とした中に、映画としてのエッセンスが詰まってる
問題解決
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アメリ(2001年製作の映画)

2.8

ヌーヴェルヴァーグらしさが随所に見られる、超フランス映画
ただ一本筋のまとまったアメリの恋模様が描かれているので、フランス映画に慣れていない人でも楽しみやすいかも

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

戦闘機のかっこいいショットが多すぎる
ツッコミどころは多いけどそんなことどうでもいいくらいかっこいい
ミッションの内容はエースコンバットの名物
てっきり最後はトンネルくぐるかと思った

現代の撮影技術
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.0

ジョン・カーニー映画みたいな爽やかさがある
手話で映画が構成されるのは面白いけど、それ以外は極めて凡庸
ドライブ・マイ・カーのほうがずっとか良かった
アカデミー賞こっちに取られたの悔しいね
もうただの
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

やはりガーフィールドとマグワイアが出るか

アメイジングスパイダーマンのメロディが好きなので、たまに流れるフレーズが最高だった

ガーフィールドがダイブして今度はヒロインを救えるなど過去作とのコントラ
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