すぽんてぃにあすさんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

すぽんてぃにあす

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17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.9

舞台は1961年のロンドン。
成績優秀な16歳のジェニーは、厳しい父親の方針でオックスフォード大学進学を目指していた。
父親に反感を抱きながら。
そんなある日、傘を忘れて雨の中歩くジェニーの前にひとり
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.2

アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンを描いた伝記映画。

黒人差別が根強く残っている時代にスカウトされたジャッキー。
60年間に渡り培われた白人だけのメジャーリーグと
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私の男(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的には好き好んで観ようとはしない作品。
家族が借りてきたので鑑賞してみました。

演技力で語るのならば、やはり二階堂ふみは凄いのだなと感心してしまいます。
毎回様々な驚き、そして作品を通して翻弄さ
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ショコラ 君がいて、僕がいる(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

奴隷の子として生まれながらフランス史上初の黒人芸人となったショコラと、彼を支えた相方の白人芸人フティット。
伝説の芸人コンビ「フティット&ショコラ」の半生を描いた実話の物語。

「最強のふたり」のオマ
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.7

新感覚SFアクションといって間違いないでしょう。
全編通して主人公視点で描かれる物語。

本当にゲームをプレイしているような感覚ですね。
実況者の声があればもう、PS4あたりのゲーム実況を観ているよう
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繕い裁つ人(2015年製作の映画)

3.7

漫画を原作とした実写化映画。
祖母が始めた小さな洋裁店を継いだ2代目店主を主人公に、洋裁を通してとりまく人々との交流を描いた物語。
漫画ランキング本「このマンガがすごい!」の2012年版のオンナ編では
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運命のボタン(2009年製作の映画)

2.7

ミステリースリラー短編小説「死を招くボタン・ゲーム」を映画化した作品。

主演がキャメロン・ディアスだろうと、どうにもできないレベルでした。
面白そうではあったんですけど、雰囲気も悪くはないし。
ただ
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素敵な相棒〜フランクじいさんとロボットヘルパー〜(2012年製作の映画)

4.1

老人と介護用ロボットの不思議な交流を描く、名優フランク・ランジェラ主演の人間ドラマ。

世の中に介護用ロボットが一般的になった、近未来が舞台。
とはいえそれ以外は全くの現実的な日常なので違和感は全くな
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

3.1

東京オリンピックを3日後控えた2020年の夏。
岡山県倉敷市にて、父親と二人で暮らしている一日中眠くて眠くてしょうがない女子高生・森川ココネを主人公としたSFファンタジー。

アニメーションレベルは最
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続・赤毛のアン/アンの青春(1988年製作の映画)

4.2

赤毛のアンの続編。
前作に続き、やっと観ることができました!

物語はアンが教師になってからの人生を描く。
成長して大人びたミーガン・フォローズ演じるアンですが、相変わらず想像力豊かで不思議な魅力で溢
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

はじめに、「ハリー・ポッター」シリーズはほとんど知らないのですが、エディ・レッドメイン目当てで手を出してみました。

本音評価は3.0

この映画を好きな方には申し訳ないです。
やはりCGがメインの作
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.1

ビートたけしが「北野武」名義で監督した4作目の作品。

「アウトレイジ」シリーズと比べると淡々としていて、もの悲しくなる雰囲気。
かと思いきやギャップの効いた和やかなムードとは面白い。
特に綺麗な海に
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ルーキー・ハウス・ガール(2011年製作の映画)

3.7

フェリシティ・ジョーンズ主演によるラブ&コメディ。
母を亡くし、父の代わりに家計を支えるキム。
パッとしない毎日が続くキムに、高級別荘で家政婦として働くチャンスが舞い込む。

適度なコミカルなドタバ
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シネマの天使(2015年製作の映画)

3.5

1892年に芝居小屋としてスタートしてから多くの名作を上映してきた、広島県福山市の老舗映画館・シネフク大黒座の閉館にまつわるストーリー。

広島県生まれの時川英之監督の手で描かれる、作品にして伝えたい
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.2

新三部作、エピソードⅠをやっと鑑賞しました。

リーアム・ニーソンやユアン・マクレガーにナタリー・ポートマン…こんなに豪華キャストの揃いぶりとは知らなんだ(^^;
役者も良いけどシナリオも面白い。
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BECK(2010年製作の映画)

3.6

ハロルド作石の漫画を原作とした青春映画。
キャッチコピーは「奇跡の出会いによって生まれたバンド、ベック。青春のすべてが、ここにある」

漫画もアニメも好きな作品だったので、どう仕上げてくれるのか興味が
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.4

実在する人物の伝記映画。

こんな医者が本当にいるのだろうかと思うほどの内容でしたが、本人が初来日した際の綺麗な御御足をさらけ出した写真を拝見し、ほぼ実話なのだなと納得しました。
もう本人が演じたらい
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レッド・リーコン1942 ナチス侵攻阻止作戦(2015年製作の映画)

3.6

第二次大戦下のロシア戦線。
ウラル山脈麓の深い森林地帯、ここの守備隊を率いるヴァスコフ曹長のもとに新たな兵士たちが配属する。
酒も女もやらない真面目な兵士というヴァスコフの希望で、女性砲兵部隊の兵士た
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アイ・アム・デビッド(2004年製作の映画)

4.1

デンマークのベストセラー小説を映画化。
舞台は第二次世界大戦後、共産主義政権が誕生した1950年代のブルガリア。
最愛の家族と引き裂かれて送還された強制収容所で、過酷な労働の日々を過ごしている12歳の
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

後編鑑賞、やっとリサーチしつつレビューできます。

原作を忠実に再現するよりも、オリジナルのストーリーで締めくくったほうが良いはずだ。
この考えには基本的に否定派です。
原作者が練りに練り上げた大作を
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サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

3.7

スタジオ六花の吉浦康裕が、「イヴの時間」に続いて、原作・監督・脚本を務めて制作するサイエンス・ファンタジー作品。

なんとも世界観が素晴らしくも寂寥感が漂う。
そのバランスが絶妙で、ファーストインパク
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ミッシング 〜消された記憶〜(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ニューヨーク、セントラルパーク。3歳の少女が突如として失踪する。
そして月日は流れ16年後、失意にまま孤独な人生を送っている母親ジュリアの元へ、ルイーズと名乗る若い女性が現れるのであった。

「アバタ
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

3.8

豪華キャストで描かれる、推理小説の映画化。
前編のみを鑑賞した状態でのレビューとなります。

腕利きの役者を贅沢に揃えた作品、つまらないわけがありませんでした。
若手からベテランまで、彩り溢れる様々な
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.0

詐欺師の男と、母親を交通事故で亡くした9歳の少女との、互いの絆を深めていく物語を描いたロード・ムービー。

実の親子による共演というのが面白い。
モーゼよりも、子供のアディのほうが一枚上手で、何度もア
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.1

余命6ヶ月を宣告されたふたりの男が、死ぬ前にやり残したことを実現するために二人で冒険に出るハートフル・ストーリー。
キャッチコピーは「人は生き、人は死ぬ、世の中はその繰り返しだ」

ジャック・ニコルソ
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ドント・ノック・トワイス(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

都市伝説スリラーらしいです。

導入はこんなものかなという印象でしたが、中盤からホラーであり真犯人は誰よというスタイルに変化していくのはちょっと好き。
ただ、いかんせん登場人物が少ないが故にミスリード
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.9

予算に80億円以上かけたコメディ映画。
大人気作品「007」シリーズのパロディとして、60年代に作られたテレビシリーズ「それ行けスマート」の映画化。
当時の小ネタがちりばめられ、テレビシリーズを知る人
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

遅れに遅ればせながら、やっと鑑賞。
社会現象となるだけのことはある、凄い作品でした。

完全に出遅れたこと、そして公開当時の「面白いから観ないとダメ」という周りの圧が鬱陶しくて、ここまで先延ばしにして
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マネーボール(2011年製作の映画)

4.1

メジャーリーグの貧乏球団・オークランド・アスレチックスのビリー・ビーンGMが、独自の手法を用いて、プレーオフ常連の強豪チームを作り上げていく様子を描いた作品。

まず冒頭からの掴みがうまい。
運営、マ
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

旧三部作最終章。
マスクを付ける悪役は純粋の悪ではない。
見たいものを全部見せてくれました。

もともとSWシリーズの知識は無く、初めて見たのはバラエティ番組に使われたダース・ベイダーのネタでした。
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

4.2

予期せぬ妊娠をしてしまった16歳の女子高生ジュノの9ヶ月間の成長を描いたハートフル・コメディ。

テーマと雰囲気のギャップがとにかく心地よい。
こういったを内容を邦画でやろうものなら、ここまでコミカル
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飛べないコトリとメリーゴーランド(2015年製作の映画)

3.5

ソニー・ミュージックアーティスツ創立40周年記念作品で、同社所属女優である岡野真也主演。
同じく同社所属アーティストのチャラン・ポ・ランタンが主題歌・音楽を担当し、劇中でも主人公の同僚と想像上の存在と
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ホーンテッド・サイト(2016年製作の映画)

2.7

借りた経緯が思い出せないパターンの作品。またしてもホラーでした。

正直なところ、冒頭の掴みはかなりジャストフィットしました。
わくわくさせられたんです。
ところが中盤から一気にテンポが悪くなり、見る
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フェノミナン(1996年製作の映画)

3.9

キャッチコピーは「人生には、説明できない不思議がある」。
SFファンタジー要素のある、心温まる感動ドラマでした。

ジョン・トラヴォルタのイメージがかなり変わりました。
こういった役でもとても魅力的な
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.5

予告で設定に興味を持ち鑑賞。

ここまで風変わりだと登場人物に感情移入できないものですね。
元々想像もできないストーリーなので、思考パターンの解釈に手間取りましたが、好きな役者陣の演技力のおかげで楽し
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選挙の勝ち方教えます(2015年製作の映画)

3.6

舞台は2002年の南米ボリビア。
大統領選挙戦の熾烈な舞台裏を扱った作品である。

サンドラ・ブロック演じるジェーンの役回りは選挙戦略をプロとするコンサルタント。
国によって違いはあるのかもしれないが
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