YuukiImazuさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

YuukiImazu

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デアデビル(2003年製作の映画)

2.8

久々に鑑賞。
昼は法を重んじる弁護士、夜は法を逸脱した世の仕置き人として活躍する、矛盾した盲目のマーベルヒーロー。
ヴィジュアルは、パッとしないピチピチのコスチューム姿で、目を見張る必殺技はナッシング
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.5

久々に鑑賞。
もちろん再現ドラマだけども、観る者を本物の戦場に放り込む、そんなリアリティが本作にはありますね。それはまるでドキュメンタリーを見てるようで、迫り来る戦争の悲惨さは『プライベート・ライアン
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地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.8

冷戦時代の国家対立を風刺しつつ、人類と異星人のファースト・コンタクトを描く。51年作品ながら、UFOがワシントンに降り立つ場面なんかの映像が非常にナチュラルで、古臭さを感じさせないのが驚きやね。

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フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

3.8

久々に鑑賞。
タイトル通り、フレディとジェイソンのバトルシーンは問答無用に興奮する。ホラー映画界の二大巨頭が同じフレーム内で何度も拝めるだけでも大満足。ほんでまた、スムーズな話運びも◎。

主人公は巨
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リバティーン(2004年製作の映画)

3.4

「初めに断っておく。諸君は私を好きになるまい。」と、前口上を述べる天才詩人のロチェスター伯爵。女と酒に溺れる、奔放な色男や。ジョニデのナルシズムが全開でっせ。

へそ曲がりな彼は、国王が見物する大事な
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ジーパーズ・クリーパーズ(2001年製作の映画)

3.4

久々に鑑賞。
23年のうち数日間、行方不明者が続出するという都市伝説。『よせば良いのに‥』、という突っ込みを入れたくなる、ホラーに付き物の行動が災いを招き、若者が恐ろしい出来事に遭遇する作品。

不気
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.7

久々に鑑賞。
悪党のベンを3時10分発ユマ行きの列車に乗せるまでの護送劇。男としてのプライドをかけた、男気溢れる内容やね。

無法者達の駅馬車襲撃や銃撃戦は、西部劇ならでは。娯楽作品としても十分に楽し
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(1990年製作の映画)

3.8

今観ると、食人シーンがほぼ無いに等しいのでびっくり。まぁ元が良いから面白い。リメイク作品。

監督にトム・サヴィーニ、製作総指揮・脚本はジョージ・A・ロメロ。オリジナルと同じ流れながら、主人公が女性の
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.9

久々に鑑賞。
黒く、メタリックで無機質なヴィジュアルの突き詰めたカッチョ良さ。そのクールな悪夢的クレジットは、いつもアホみたいに爆音を轟かす京都の映画館で初めて観た時、鳥肌立つくらいに痺れましたね。カ
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ランド・オブ・ザ・デッド(2005年製作の映画)

3.6

けっこう好きな作品。
舞台は未来で、川に囲まれ、ゾンビの襲撃からも安全かと思われるコミュニティ。富裕層と貧困層がはっきりと区別され、金を持つ人らは能天気にショッピング♪人々はゾンビを賭け事のネタに使っ
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.8

前から見たかった映画。
マイケル・ダグラスの超クローズアップから引きの画になると、そこはストレスフルな大渋滞の真っ只中。冒頭から、イライラ最高潮の短気なおっさんが、フラストレーションを爆発させて暴走す
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欲望(1966年製作の映画)

3.4

湿っぽいイギリスの空気感に60年代ポップカルチャー、そして劇中でヤードバーズが歌う。ストーリーは、カメラマンの主人公が逢い引きをする男女を撮影したことで奇妙な経験をするといったもの。

主人公が一貫性
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乱暴者(あばれもの)(1953年製作の映画)

3.6

大好きなアメリカのロックバンド・Black Rebel Motorcycle Clubのバンド名は、本作のマーロン・ブランド率いる不良ライダー集団が由来なそうな。

背面にBRMCの文字とドクロマーク
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.0

ブラピ若いわ。もっと若いのが子役のゴードン・レヴィット。今と顔一緒やん。
厳格な家庭で育った兄弟の兄が人生を振り返る、モノローグ調のドラマ。

兄弟の故郷・モンタナの雄大な自然、それは人間への神の恩恵
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.0

やっと観たぜ。
父親がおらず、信仰心の強い家庭がゆえ、どこか寂しく不自由な少年。彼を人質にした脱獄犯ブッチとの逃避行を描く。

擬似親子の関係をしっかりと丁寧に描写。2人の心温まるやり取りがあるかと思
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ホーカス ポーカス(1993年製作の映画)

3.6

これ小さい頃に見たわぁ、懐かしい。ダークファンタジー。

遥か昔、魔女3姉妹が村人たちの手によって処刑されたんやけど、300年の時を経て現代に蘇る。生前からかなり時間が経っちゃってるから、車や電化製品
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.7

久々に鑑賞。
街中を歩けばそこかしこで網膜をスキャンされるプライバシーのない未来の管理社会。ある意味ディストピア的な青みがかった冷たい映像世界で、犯罪者を追う側のトム・クルーズの立場が逆転し、追われる
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トゥームレイダー(2001年製作の映画)

2.8

久々に鑑賞。
人気アドベンチャーゲームの映画化作品。ダイナマイトボディの女冒険家ララ・クロフトにアンジェリーナ・ジョリー、ピッタリやね。

謎解きやら罠にかかってアッサリ死んじゃったりと、ゲームは難易
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テキサス・チェーンソー ビギニング(2006年製作の映画)

3.8

久々に鑑賞。これけっこう好き。
(アホな)若者たちが殺人鬼にぶちかまされる映画には、不謹慎だけど一種の高揚感みたいなものを孕んでいると思う。
ただこの作品に関しては、特に初見は、なめてたのもあって、ひ
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.3

大富豪ギャツビーの実態の掴めない存在に謎が尾を引く展開。それに加え、序盤は素早いカット割りにスピード感があり、単純なドラマもダレないっすね。

衣装に美術、クラシックカーなどの豪華絢爛な華やかさ、ダン
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マジェスティック(2001年製作の映画)

3.2

いま見るとイマイチやなぁ。

事故で記憶喪失となった脚本家ピーターが、戦争で多くの若者を失った町にたどり着く。彼を演じるのはジム・キャリー。コミカルで過剰な演技は本作にはなく、抑えた演技は好印象。ピー
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ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男(2014年製作の映画)

3.7

ロバート・アルトマン監督に迫るドキュメンタリー。山あり谷ありの映画人生に胸アツ。

貴重なオフショットやメイキング映像を交え、監督としての遍歴を描き、アルトマンという人間を丸裸にしていく。特に印象的な
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軽蔑(1963年製作の映画)

3.8

久々に鑑賞。前触れもなく訪れた愛の終焉、と映画の終焉。

女優の女は男を軽蔑し、別の男へ心変わりをする。映画は男女の行き違う様を描き、女が愛情を喪失した明確な理由は語らず、今ある2人の関係の上っ面の部
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.7

好きな作品。ラブ・ストーリーごり押しのジャケットながら、主人公のロードムービー的側面が濃厚な作品。とは言え、男女の恋愛要素はある。

ノラ・ジョーンズ演じる失恋の痛手を負った女性がジュード・ロウと絡ん
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

2.9

久々に鑑賞。
タイトル通りに骨を収集する連続猟奇殺人犯を、全身麻痺のデンゼルと彼の手足となるジョリーが追うんやけど、尻尾を捕まえられず残忍な犯行が続く、続く。2人のやり取りは悪くないっす。

ただ、謎
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S.W.A.T.(2003年製作の映画)

2.4

久々に鑑賞。消化不良が残る作品。

前半から警察の特殊部隊SWATを丹念に描くんやけど、それに時間を割きすぎ。この手の映画に関しては、『銃撃戦と卓越したチームワークによるアクション』、それを目一杯見た
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.3

好きなサメ映画。
人間が自然(サメ)に手を加えたことで高知能を得た巨大ザメが、人間を血祭りに上げていくB級パニック。

予想通りな部分もありつつ、この手の映画のお約束を破るサプライズ要素が最大の見どこ
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怒りの葡萄(1940年製作の映画)

4.3

不況の嵐で農場から追い出された貧しい一家が、楽園の地カリフォルニアに向かう様を描く名作ヒューマンドラマ。

家族の期待をまんまと裏切る出来事や不幸の数々が、ゆったりとしたドラマをダレさせないですね。そ
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.8

興味本位のセックスで妊娠してしまった10代の女の子のお話。

「最悪な状況だけど、誰かの祝福になる」というプラス思考な台詞のように、軽やかに、爽やかに、最後は切なくも微笑ましい展開で、深刻になりがちな
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.4

マフィアのボスのドラ息子が、暗殺稼業から足を洗った元・殺し屋の愛車を奪い、愛犬を殺しちゃう。暗殺スキルを封印していた眠れる獅子=ジョン・ウィックが目を覚ます。

飾りっ気のない単純な復讐劇で、終始同じ
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レック3 ジェネシス(2012年製作の映画)

3.0

久々に鑑賞。
窮屈なアパートというシチュエーションも手伝って圧倒的な絶望感に押しつぶされそうだった前作、前々作やったけど、今回はオープンスペース。そして、このシリーズと言えばPOV方式で一徹してたとこ
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ボビー(2006年製作の映画)

2.5

ロバート・F・ケネディが暗殺されたアンバサダーホテルに居合わせた人々を描く作品。

何気に豪華な俳優陣が揃っていてびっくり‼︎ただ、群像劇なんやろけど何か残念。ホテルには、人種や社会的ヒエラルキーにお
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マーダー・ライド・ショー(2003年製作の映画)

3.3

ぼちぼち好きな作品。パート2は個人的には傑作。

『悪魔のいけにえ』あたりが色濃く出てるけど、『ファンハウス/惨劇の館』あたりも垣間見え、ホラー映画のパロディを随所に盛り込んでいる。4人の若者がキチガ
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キャリー(2013年製作の映画)

3.1

久々に鑑賞。オリジナルにほぼ忠実。

自我を失い、禁断の力が暴走してしまうことへのわだかまりがオリジナルにはあった。けれど、リメイク版は恐ろしいパワーを心置きなく爆発させて使いこなしちゃう。

その点
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

3.4

個人的にゴジラに思い入れがないから、案外好きな作品。

ゴジラという名の超巨大イグアナが、荒れ狂う海で日本漁船を襲ってからNYに上陸するまでの流れは最高。スケールのデカさを持って、不安感を引き立てる演
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.5

平凡な男女2人が何者かの指示に従わざるを得なくなり、無茶な指令に振り回されるアクションサスペンス。

激しいカークラッシュや攻撃機が街中を飛び主人公を襲撃したりと、インパクト大のアクション、スピード感
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