りめんばーみーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

りめんばーみー

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ベニスに死す(1971年製作の映画)

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【どなたか解説してください】
今回で午前10時の映画祭が最後ということで、未見の名作は必ず見ている。
どれも名作と言われる作品ばかりで、映画の歴史に浸ることができることに大満足。

しかし!!
今回の
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

4.6

超絶好き!!
いや、人によってはダメな人もいると思う。
でも、このブラックすぎるユーモア満載で自分にとっては傑作です!

おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

4.5

『おしえて! ドクター・ルース』鑑賞。

なんだ今年は? 『RBG 最強の85歳』に続き、
さらに90歳のセックスセラピストだと?
と思い鑑賞。

【その言葉の秘密】
90歳のルース・K・ウエストハ
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

4.1

これは力作。
この作品はもっと話題になるべきだ。
テーマとしても映画的表現としても本当にカッコいい。

【差別される側の肌感覚】
今年は『グリーンブック』『ブラック・クランズマン』などの人種差別をテ
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

『ラッカは静かに虐殺されている』と同監督。『ラッカは〜』は昨年のドキュメント作品群の中では圧倒的な力を持った作品である。
その監督が劇場用フィクションを撮るとどうなるのか?

結論から言うと、素晴らし
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

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午前10時の映画祭『ニューシネマパラダイス』

全ての映画好きの魂の系譜

私たちは多分、トトやアルフレードの心と記憶を皆、受け継いでいる。
今は映画の黄金時代ではないけど、同じように驚き、笑い、興奮
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感染家族(2018年製作の映画)

4.0

ヒャホーー! ドB級!!
点数あげすぎなのは分かってるんだけど、名作ゾンビへのリスペクトを忘れずに、しっかりとドB級を貫いているので花マルです!
『アナと世界の終わり』につづき、今年のB級ゾンビは楽
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KESARI ケサリ 21人の勇者たち(2019年製作の映画)

4.0

結論から書くと、こんなに鼓舞されるとは思わなかった。
画像的にはハリウッド作品で見たような映画だし、アクションも目新しいものはない。
ストーリーも単純明解な英雄たちの物語なのだが、熱量が物凄い!
アメ
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

『存在のない子供たち』再掲

一度書いたが、2回観に行ったため、削除して改めて書く。

【是枝監督はどう思うのだろう?】
この作品を観て誰もが思うのが、是枝監督の『誰も知らない』や『万引き家族』だろう
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

言葉は乱暴ですけど、メジャーが好きな人はメジャーを見てろ。
資金も人も少ないなかで、どう輝く作品を作るかがインディーズの醍醐味だ。
話が破綻してる箇所、明らかに足りない表現もあっても、それでも輝きのあ
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.2

まず、はじめに言っておきたい。
この作品は
【真実のおっさんずラブ】
である。

日本のBL好きどもをキャーキャー言わせてるのか知らんが、日本のおっさんずラブなどは(観たことないけど)クソである
と思
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天気の子(2019年製作の映画)

4.3

『君の名は。』はエンターテイメントに徹して、だし汁としての新海誠は薄まっていた。その分、広くウケる。

『天気の子』は新海誠だし汁がかなり濃い目の作品。だから、広くはウケないが刺さると深い。

だから
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.5

『僕たちは希望という名の列車に乗った』鑑賞。実は二回目。

今年最大の悪役と出会った。
まじ怖え。
あの教育庁?のあの女検査官が
「静かに!」と言ったとき、ドイツ語の語感も相まって、無自覚にも体がビク
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

5.0

『RBG 最強の85歳』
まーーーたく、予告も内容も知らないがドキュメント好きな友人からオススメされ、時間がちょうど空いたので鑑賞しました。

映画館にぎりぎり着くと、20代後半〜70代くらいの女性ば
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

『新聞記者』 フィルマークス試写会にて

結論から言うと、思っていたよりも数段上。
ポレポレ東中野でかかるような骨太な内容であり、邦画は不得意とする分野をよくぞ作った!と見た後に思う。

でも観る前は
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

4.0

ドB級で、超楽しいんですけど!?
間も悪いし、思った通りの展開で驚きもない、曲もしょうもないし、雑なんだけど、
めっちゃ惹かれるのは俺だけではないはず!?
サントラも欲しい!

よって4点!
(点数あ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

大号泣、ただただ大号泣。

各ヒーローたちに言いたい感謝は山ほどあるが、
キャップ、おめでとう!
そして、一番好きな社長、
ほんとうにありがとう。

シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

シャザーーーーム!
観た後になーーーんにも残らないけど
約2時間ずっと笑ってられる。


【こてこての大王道】
なめてました。
すいません。
めっちゃ、面白かったです。
エンドゲームに向けて復習するか
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

5.0

最期のシーンに満員の劇場が静まり返ったあの静寂、皆が息をのんで微動だにしなかったあの静寂。
このことを自分は一生忘れないだろう。


【アンチ・グリーンブック】
『グリーン・ブック』と作品賞を争った本
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

2.9

アカデミー賞に残念賞があるなら、確実に受賞できる迷作。

では、時間を追ってネタバレしないように感情を追ってみる、

【オープニング】
なんじゃこりゃ! すげえ!
都市が都市を喰ってる!!
これは上
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チャンブラにて(2017年製作の映画)

4.0

家族のために早く大人になりたい
ならざるを得ない
たとえ、そこが掃き溜めでも

【観る前の予備知識+評価点】
ロマ族(ジプシー)の少年が主人公。
イタリア南部のラブリア州レッジョ・カラブリア県にある
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.9

私と同じく何も知らずに観てほしいので、多くは書かない。

年末の最後に凄いものを観てしまった。
こんなに美しい鎮魂歌は見たことがない。
人を選ぶストーリーだし、決して軽い話ではない。
過酷だけど、美し
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.9

『ヘリディタリー 継承』鑑賞。

【一言でいえば“邪悪”な映画】
これ褒め言葉です。
怖いという体感よりも、禍々しさ、邪悪さを画面から感じます。
ホラーのジャンルを沢山みているわけではないので、他の作
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僕の帰る場所(2017年製作の映画)

4.3

あまり話題になってない本作。
しかし、これは観ないともったいない。
17日から、ポレポレ東中野で上映が再開するので是非、おススメしたい。

ほかの方のレビューではミャンマー家族への問題提起のことを書い
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

有名曲を知ってるだけで、彼らのメンバー構成も全く知らない。
クイーンに詳しい人から見ると“わかってねえ!”と思われると思う。
※ネタバレ(史実だからネタバレもないのだが)もあるので、ネタバレのカバーか
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華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

濃い。とにかく濃い。
3、4時間分の情報量と濃さ。
だいたい5つの視点で描かれる。
①ヒラリーはなぜ落ちたか?
②トランプはなぜ当選したか?
③オバマは正しいのか?
④アメリカの真の今
⑤新しい動き
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.0

【はじめに言っておきたい】
きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
っくらい、デンゼルワシントンがカッコよすぎる!! 彼になら撃たれた上で、説教されてもいい!(殺される
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愛と法(2017年製作の映画)

4.2

『愛と法』鑑賞。
すげえ、よかった。
ゲイの弁護士カップルの南さんと吉田さんを中心に描かれる日常。
ゲイであれば体験する家族との葛藤、ゲイであるからこそできることが、軽いタッチで描かれる。
が、日常と
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.3

見る前に、これだけ知っとけ。
【補聴器とその問題点】
補聴器は集音機能とその集めた音を倍増させる機能を持ってる。
この補聴器。普通のマイクと同じくハウリングを起こすことがある。
集音器が集めた音をスピ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.3

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』

これは力作! 確実にもう一度見に行く。
はじめは王道カンニングものでワクワクする。はじめの靴のシーンは個人的には爆笑もん。
話は次第に危険な方向に進んでいく
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

酷評します。
申し訳ないが、ストーリー、演出ともに何かいやらしさがとても鼻につく映画でしかない。

【なにか勘違いしてないか?】
クラブのシーン、卓球シーン、部屋のシーン、ベットシーンなど、基本的に長
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沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

5.0

観た方がいいです。
この作品を観ると、現代のISの少年兵、ルワンダの虐殺などと、沖縄で起こったこととなんら変わらないことに気づく。
というか、震えた。
ドキュメントものはなかなか人が入らないのだが、平
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.5

評価そこそこだけど、めっちゃ良くない!?
予告だけだと、男女差別との戦いだけど、そういう単純な話じゃない。
先駆者として闘う者の苦悩と情熱の話。
自分に正直であろうとする者の苦悩と情熱の話。
変えたい
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

4.0

舞台向き、長回しが多いとかの評はあるけれども、最近の有名俳優が演じた映画の中では、俳優陣の熱量はズバ抜けてる。

【主人公はアボジとオモニ】
真木よう子さん、大泉洋さん、井上真央さんなど、日本人俳優の
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

4.0

PBNJ!! PPBMJ!!
最後のラップのシーンのために観る価値あり!!
涙しながら、観てしまった。

それ以外の部分は平均点なのだが、最後はとてつもなくカッコいい!!

また、アメリカって貧困層
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ALONE アローン(2016年製作の映画)

3.7

評価が低いので、期待しなかったが、思ってたよりも、かなり良かった。
ドンパチものを期待すると、ベクトルが違うのでそこに不満が残る人もいると思うが、自分はそっちの映画だったのか!とおもしろく感じた。
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