むぎたそさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

むぎたそ

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14歳の栞(2021年製作の映画)

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これは今の時代成立させて上映まで持ってたのが奇跡みたいなことなのかな。実在人物にSNSの誹謗中傷はやめてください、との注釈が入るが、ソフト化もないし、途中で私映りたくないとか言い出す生徒が出てきたらダ>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

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映画サービスデー。今日公開の「TOVE/トーベ」を観てきたよ。ヘルシンキで美術展も見たし、割といろいろ背景知ってる状態で見たんだが、そこ切り取るのね〜、という感想。伝記映画としては「リンドグレーン」と>>続きを読む

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

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たぶん10年以上ぶりに再見。以前よりSF映画やSF小説に親しんでいるので、より深く味わえた気がする。「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」や「私を離さないで」とかもそうなんだけど、自己の揺らぎ(どこから>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

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しんちゃんの映画の中でかなり良かった気がする。謎解きも面白かったし、ギャグがよかった〜〜〜。トイレから水でブシャーって上がってピタゴラスイッチみたいに屋根をビュルンボヨンって感じで飛んでく装置面白かっ>>続きを読む

スペース・プレイヤーズ(2021年製作の映画)

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バスケって、制約があるから面白いんだなあ、って思いました。何でもありになるとねえ・・・。ナイキの穴とカサブランカ(意外!)はよかったです。もっとハリポタとか出してくれればいいのに・・・許可おりなかった>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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トニー・レオンが好きなので見た。親子が会うまでに犠牲が大きすぎるぅう。。ほとんど「ユイに会いたい」じゃねえか。。エヴァと二本立てしよう。面白かったー!実はマーベル初体験だよ。ケイティがよかったなあ。三>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

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こっちは好きな感じだった。(ミナリと二本立て)
自由は必ず孤独の裏側にあるんだなと思った。
過酷なはずなのにやたら楽しそうに見えるのなんでだろう。
まあ全然楽しくない老人ホームや家族に疎まれて死を迎え
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ミナリ(2020年製作の映画)

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一回も面白くならないまま終わったな…。おばあちゃんの野蛮さとかユーモアとかが若干面白かったかな?おばあちゃん役の女優がアカデミー賞でいかにも賞とるのはわかる。「チャンシルさんには福が多いよ」の大家さん>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あんまりすぐ言葉でまとめないで余韻に浸りたい感じなんだけど、すごくよかった。流れるような時間。ずっと見てられる。この時間と空間、私は好きだな。濱口作品は言葉で(文学で)できてる。会話が面白いとストーリ>>続きを読む

PASSION(2008年製作の映画)

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暴力。
夜明け歩いてるとこ撮るの好きなのかな。
やっぱり会話が面白い。

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

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カメラが動きすぎなのがやだな…。
トーンは好きだった。
アメコミのゴッサムシティ的な感じで始まるの勢いがあるね。
メキシコが舞台なの面白い!マフィアとか麻薬とか教会とか違和感なく使えるね…。
いいねえ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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音楽に浸りたくて見た。いや、やっぱり文学だあ…好きだ。原作かなり好きだもん。(文庫だと同じ本に収められてる「クリスマスの思い出」のほうが好きだけど。笑)

だいぶ原作とは違う終わり方だけど、まあこれは
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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え、そこで終わるの…?
いや、でも一貫してる。
時間と空間の切り取り方が、まさにそこに在る感じ。
劇的な音楽もない。画面も暗い。
観てる間、自分も開拓団の中にいる気がしたもん。
土埃が、空気が、目の前
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街の上で(2019年製作の映画)

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シモキタっぽさが充満してた。。
10年以上前に「男はそれを我慢できない」っていうご当地映画を観た記憶があるんだけど、その時よりは今の若者ーって感じだけど、ある意味いつまでも変わんないな…という。(「ざ
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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「ロードムービー」の解体ってやつか…。
本当はどこにもいけないのかな?私たちは…。
ものすごい緊張感で、観客を片時も「気持ちよくさせない」のが徹底してる。だって現実はそうだから。
これでもかと「痛み」
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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何も起こらない!そしてキラキラハリウッド映画には出てこないようなイケてない冴えないふつうのひとたち。それがいい〜!
なんか車で近場一泊旅行の感じがアメリカ映画とは思えないくらい親近感かんじる。山梨行っ
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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華やかじゃないアメリカ〜。乾いてた〜。いいね。小説っぽい味だね。銃という小道具から小気味よく転がっていくあれやこれやの展開。うまいね。
あ〜スマホあったらなんか展開変わっちゃいそう。逃避にはスマホなし
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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よかった〜〜〜。
分断を煽る感じじゃないのがよかったわ。
誰のことも否定しないで肯定しているよね。
(二人が対立しないことはもちろん、コウイチロウもそんなに悪く描かないのが衝撃)
終盤、ミキがハナコに
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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かっこいいす。
音楽の力が社会を変革することについて考えておりました。まあでもそんな、意味から考えるんじゃなくって、体で共鳴するってかね。
初めて聴く歌ばかりだけど詩的だったなあ。しごくアナログなパフ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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「ヤクザと憲法」で諸問題を断片的に知ってはいた。映画として途中まであまりいいとは思えなくて、これなら「ヤクザと憲法」でいいんじゃないか、とか思っていたけど、後半からじわじわよくなってきて、フィクショ
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

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試写会にて。(カサブランカ行ったので応募した)
モロッコ人(しかも女性)の監督により撮られた映画、日本初公開だそう。
真顔で女二人が交歓する。
えらくハードボイルドだなあーと思った。
でもそれが現実な
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親密さ(2012年製作の映画)

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めっっっちゃよかった。
自分が知らなかった心のいろいろな部分をツボ押しされた感じ。
4時間15分だけど全然飽きなかった。
一部のいろいろもいいけど(特に終盤の二人が夜明けに話しながら橋の上を歩くとこ)
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シャイニング(1980年製作の映画)

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キングが自分で指揮したドラマ版はもう20年近く前に見たことがある。しかしこっちはなぜか手が伸びず。(スクリーンで見たかったこともある。)ようやく見た!こっちの方が映像としては好き。めっちゃ美しい。とい>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

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世にも奇妙な物語&週刊ストーリーランド(古)臭がしたので、鑑賞。いや〜まあそういう意味では予想通りでした。こういう不条理ものは小説というジャンルなら普通にあるけど、映画でここまでやりきってるのはあまり>>続きを読む

喜劇 逆転旅行(1969年製作の映画)

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フランキー堺がモテモテなのが意味わからない…。全然振り向いてもらえないのに5歳から30近くまで愛し続ける倍賞千恵子がすごい。
思った以上に国鉄映画!国鉄愛。スポンサーなのかな?
ちょっと旅行した感出る
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キングコングの逆襲(1967年製作の映画)

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コングもメカニ・コングもデザインがかわいい。だから街が壊れてても悲壮感とか全くないのさ。
むしろより哀れみを誘うデザインなんだろうね、かわいいことで。人間の身勝手さに巻き込まれる感が増す。
今まであま
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君も出世ができる(1964年製作の映画)

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思った以上に本格的にミュージカルしてる!監督はブロードウェイに勉強に行ってたっぽいね。
谷川俊太郎が歌詞を手掛けてる。受注仕事なんでもバリバリやってたんだろうなという見事な職人仕事ぶり。
歌と踊り自体
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クルエラ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エマ・ストーンがけっこう好きだから見ようかなあ、と。彼女同い年くらいだからなんか勝手に応援したい気持ちなのよね。

なんか全然前知識を入れないでみたのだけど、テーマ的に刺さりすぎてびっくり…まあでも映
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トップをねらえ!(1989年製作の映画)

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不必要に乳が出る
予想以上に壮大(けっこう好きなテイスト)
庵野氏のやりたいことには一貫性があるのだとよくわかる

ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

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三島は、なんかすごい純粋な人だったんだなと思った。史実とどれくらい合ってるかわからないが、少なくともこの映画を見る限りは、生き方にも作品にも一貫性がある。
石岡瑛子展がきっかけで今作を観たくなり、よう
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愛について語るときにイケダの語ること(2020年製作の映画)

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余命わずかと宣告された障害者(いわゆるコビト)の青年が死ぬ間際にできるだけ多くの女性とセックスしたいと思いその行動を友人と映画にするというドキュメンタリー。
ぶっちゃけイケダはめっちゃイケメン。自立し
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

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・本業として映画の仕事をしたことはないのですが、大学では映画学科的な場所に在籍し、CMの仕事を経験してきた身としては、少しは知ってる世界であり(就職を考えたこともないわけではない)非常に楽しめた。なお>>続きを読む

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

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「らしさ」からの解放なのかなあ、と。
日本軍人らしさ。集団らしさ。男らしさ。
などなど。

前見た時はセリアズのヨノイへのキスが意味わからなすぎたけど、今回は少しわかる気がした。ヨノイは完全にセリア
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愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

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早々におっぱじまって四六時中してます…。
最初はうっわエロ…っていちいちなるけど、すぐにふつうのものを見てるモードに。日常になったからかもしれないよね。。でも不思議と飽きないのがすごいなと。台詞とかち
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